大谷は4月13日のオリックス戦(ほっともっと神戸)での守備で、打球を負った際に右足首を捻挫し、翌14日に出場選手登録を抹消された。
治療とリハビリに努めていた大谷は、28日のイースタン・DeNA戦(鎌ヶ谷)で打者として、戦列に戻った。
5月3日にはイースタン非公式戦、フューチャーズ戦(鎌ヶ谷)で途中出場。左中間へのタイムリー二塁打を放つなど、試運転を完了。また、試合前には、故障後最多となる91球のブルペン投球を行った。
満を持して、1軍に復帰した大谷は、4日の西武戦(西武ドーム)で、7番右翼でいきなり、スタメン出場した。
打者として、1軍に戻った大谷だが、二刀流挑戦へも再始動。故障後、初の投手としての実戦登板が7日のイースタン・巨人戦(ジャイアンツ球場)に予定されており、先発で2回を投げる計画になっている。
前回の登板は、4月11日のロッテ戦(QVCマリン)で、先発で4回を投げて、5安打3失点と散々の内容だっただけに、次回の登板で投手としての力量が図られることになる。
今回もホームの鎌ヶ谷ではなく、ビジターのジャイアンツ球場。大谷効果での集客が見込まれるだけに、対戦相手の巨人にとっては、ニンマリに違いない。
(落合一郎)