この日、「格闘家夫婦の生活告白」として結婚19年目となる魔裟斗夫妻と今年7月に結婚を発表したK-1元3階級制覇王者の格闘家・武尊とタレントの川口葵の新婚夫婦が出演した。
「夫婦の出会いは魔裟斗が21歳で矢沢が19歳の時。矢沢が運転する車が止まってしまった際に駆け付けてくれた友人とJAFを待っていたところ偶然、魔裟斗が通りかかったそうです。友人が魔裟斗の知り合いだったことに加えて、現場が魔裟斗の自宅のすぐ裏だったことからJAFを待つ間、東京・西麻布のバーで過ごしたと言います。矢沢は、紳士的な魔裟斗の振る舞いに引かれ、やがて交際へと発展しました。6年の交際のなかで5年間の同棲を経て2007年2月にゴールイン。不妊治療を経て2012年6月に長女、2014年9月に次女、そして2019年1月に長男が誕生し、芸能界屈指のおしどり夫婦として話題を集めています」(芸能ライター)
夫妻はそれぞれのインスタグラムに家族の日常をアップするなど、幸せな家庭を築いているが、番組での魔裟斗の独特な価値観に視聴者からは疑問の声が数多く上がっている。
矢沢は、現役時代の魔裟斗の食生活について「食事を出すタイミングが大事なんですよ、タイミングが」と繰り返し強調し、「ジムから家に帰ったときはおなかがペコペコ。帰った瞬間に食べられないとダメなんですよ。しかもそれがアツアツじゃなきゃダメ」と明かしたのだ。矢沢は魔裟斗がジムを出るときに連絡をもらって帰宅時間を逆算していたといい、さらに帰宅と同時にアツアツの食事を出せるよう玄関で耳をすませていたことも語りつくした。
一方、理想の夫婦関係について魔裟斗は「スポーツ選手の奥さんって、ちょっと後ろに一歩引くくらいの人のほうがいいと思っている」と語り、「前に出るような強い女性だと、強い者同士で絶対ぶつかってしまう」と説明。また、自分たちの関係性について「すごくいいバランス」と得意げに話す一方で、結婚後の女性遊びを一切絶ったという魔裟斗は「できるだけ奥さんにはきれいでいてくれないと、遊びを終わらせた俺がかわいそうじゃないですか」と思いを述べた。
だが、この発言にネット上ではバッシングを集め、「理想の夫婦像が壊れた!ただのモラハラ夫」「妻を家政婦扱いしてる」「亭主関白以上」といった具合だ。
そもそも、魔裟斗のモラハラぶりはこれが初めてではない。
「魔裟斗は現役引退後も毎朝140キログラムのベンチプレスを上げるそうですが、テンションを上げる為に朝から大音量でヒップホップを流すんだとか。そのため、矢沢に話しかけても聞き取れず、これに苛立った魔裟斗が『耳鼻科に行って来たら』と吐き捨てたんだとか。また、20時に就寝するという魔裟斗は、夜中に目が覚めて寝付けないと子どもや矢沢を起こすこともあるといいます。他にも、毎日決まったパン屋のパンを買いに行ったり、酒のさかなは5品と決まっていたりと、かつて矢沢がテレビでぼやいていたようです」(テレビ関係者)
だが、矢沢はこれらを“モラハラ”とは感じていないのか、2021年12月には「好きの気持ちはどんどん更新中」と、語っている。
現役時代、ギラギラしていた魔裟斗をそばで支えたのは紛れもなく矢沢である。交際時期には魔裟斗の女性関係で矢沢が涙したこともあったというが、それでも“更新”し続ける思いは本物に違いないだろう。夫妻の行く末にも目が離せない。