CLOSE
トップ > 社会 > 「やさしい先生のひみつ」のタイトルに非難の声 生徒盗撮教師を扱ったドキュメンタリー

「やさしい先生のひみつ」のタイトルに非難の声 生徒盗撮教師を扱ったドキュメンタリー

pic pic

NNN ドキュメントのフェイスブックより

11月30日深夜に放送予定の日本テレビ系のドキュメンタリー番組「NNNドキュメント」のタイトルが物議を醸している。

放送予定は「やさしい先生のひみつ なぜ学校は盗撮現場になったのか」という、今年全国で摘発された現役教員による盗撮写真の共有事件をテーマにした番組。この回の予告編は、24日に「NNNドキュメント」の公式X(旧Twitter)にも投稿されているが、本作のタイトルに対しては公開当初からネットでは非難の声が相次いでいた。

今回取り上げている現役教員による盗撮事件は、数年前、ある現役教師がSNS上に生徒の盗撮写真をアップロードするグループを結成したところから始まる。メンバーは7人いて、グループ開設者の現役教師をはじめ現在までに7人全員が逮捕された。

その後、上記グループ以外も複数摘発され、「教師による生徒盗撮」は社会問題になりつつある。

本件は、被害に遭った生徒たちの精神的ケアを含めて、いまだ解決には至っていない。それだけに「やさしい先生のひみつ」というタイトルに対しては「ひみつって普通に犯罪じゃないか」「やさしい先生はこんなことしないだろ」「まだ解決してないのにエンタメ化するのはひどい」といった声が目立つ。

また、タイトルに使用されたフォントに関しても、子どもが手書きしたような書体が使われており、これについてもネットでは「感動ドキュメンタリーっぽい印象を与える」「生徒への配慮がなさ過ぎる」といった厳しい指摘があった。

「やさしい先生のひみつ」というタイトルが本当にふさわしい内容なのかは、放送内容を確認するしかない。しかし、視聴者の一部にとっては違和感を覚えるタイトルであったようだ。

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグいま話題のキーワードはこちら!