公式Xでは、「本日のゴジュウジャーをご覧頂いた皆様にたくさん反応を頂け、嬉しい限りです!」と感謝の言葉を述べ、「キャストの皆様の直筆サインと公式ポスターを掲示しております」と出演者のサインを飾ったショットを掲載。さらに、諸般の事情で出演シーンがなかったお笑い芸人・コウメ太夫、俳優・千綿勇平のサインも飾られており、展示は当初予定していた期間を延長し、来月14日までとしている。
同日、Xでは「ロックハート城」がトレンド入りする事態となり、同番組の人気の高さがうかがえた。また、ユーザーはコウメ太夫のサインに反応。同地で撮影されていたとみられたが、ワケあって出演シーンがカットされたという。この対応にネットユーザーは、「出演しているかと思ったら~、カットされてました~。チクショー!」「出演シーンのカットは残念でならない」「不倫騒動の余波か」といったコメントが見られた。
「投稿には展示している色紙の写真が添付されており、俳優・遠野吠/ゴジュウウルフ役の冬野心央、百夜陸王/ゴジュウレオン役の鈴木秀脩、暴神竜儀/ゴジュウティラノ役の神田聖司、猛原禽次郎/ゴジュウイーグル役の松本仁、熊手真白/ゴジュウポーラー役の木村魁希、クオン役のカルマのサインが勢ぞろいしています。来場した日付として『2025.8.5』と明記された色紙もあることから、撮影は今年8月5日に行われたのでしょう。コウメ太夫のサインには自身のテッパンギャグである『チクショー!』が書かれ、X上ではコウメ太夫に同情する投稿が集まるなど、大喜利と化しました」(芸能ライター)
そもそも、なぜコウメ太夫の出演シーンはカットされたのか。その理由は、女優・今森茉耶の不倫騒動が関係しているという。同回は、今森を中心的役割に据えていたもので当初は放送されるはずだったものが“お蔵入り”したという背景があるようだ。
今年9月、「ゴジュウジャー」でレッド・ゴジュウウルフの“中の人”を務めるスーツアクター・浅井宏輔と、ブラックポジションのゴジュウユニコーンに変身する一河角乃役・今森の不倫疑惑が週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたのだ。記事によれば、2人の親密な関係は浅井の妻に知られ、事務所に報告されたとされている。
不倫騒動の影響なのか、スーパー戦隊シリーズは来年放送終了することが一部により報道された。さらに今月8日、同番組は公式サイトで今森の降板を発表。また同日に所属事務所は今森との契約を解除した。今森の降板が決定した後の「ゴジュウジャー」第37話では、次回予告は放送されなかったのだが、CS放送「チャンネル1」視聴者からは予告映像を視聴したとの目撃談が相次ぎ、今後の展開を懸念する投稿が相次いでいた。予告映像には、コウメ太夫らしき人物が映る場面もあったことから、ゲスト出演の予定だったと見られる。
30日放送の第40話から今森の代役として女優・志田こはくが出演することが15日、同局が発表している。同番組は、子ども向け番組という背景もある番組だけに“オトナの事情”で出演者が入れ替わる事態を子どもに説明する親が気の毒でならない。
コウメ太夫と千綿もとんだとばっちりにあったものだ。まったくもって「チクショー!」である。

