スポーツ
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スポーツ 2013年10月01日 11時45分
9・27統一球問題で指摘されたコミッショナーの勤務態度
NPBが臨時理事会を開いたのは、9月27日。統一球の隠蔽疑惑に関する第三者調査・検証委員会による報告を受けるためだが、加藤良三コミッショナー(72)の退任の是非が改めて問われ始めた。 「加藤氏の任期は10月25日まで。日本シリーズの前日ですよ…。NPB事務局が代役を立てて優勝チームの表彰等を行う段取りになっていますが、『何故、この時期に?』という疑問が残ります」(関係者) 取材陣が目を疑ったのは、同理事会後に設けられていた記者会見場でのことだった。壇上には、当初、『7つの席』が設けられていた。第三者委員の3人の弁護士と、その特別アドバイザーを務めた桑田真澄氏、セ、パの理事長と加藤氏が揃って出席すると伝えられていたのだが、会見開始の約20分前、椅子が1つ片づけられた…。 加藤氏は会見には出席しないというのだ。加藤氏は「私から付け加える内容はない」と言い残してクルマに乗り込んだが、席が用意されていたということは、NPBは『コミッショナーが同席しなければならない』と判断し、加藤氏が拒んだと見るべきだろう。 「氏は球宴で12球団選手、関係者から冷たい目線を向けられ、一部から無視されたそうです。この時点で辞任の意志を固めたとも聞いていますので、そのタイミングを見計らっていたのでしょう」(前出・同) その通りだとすれば、外務審議官、駐米大使も歴任した外務官僚とは思えない行動である。加藤氏は一連の統一球問題について、「騒ぎを起こした。いろいろ経過はあるが、すべて私の責任だ。(ボールの反発力を変えていたことを)私が報告を受けていなかったのは、本当に事実。報告を受けていなかったのは私の罪だ」(辞任表明より)と語っていた。騒動を巻き起こしたのも『罪』だが、会見に出て事態を説明しようとしないこと、プロ野球ペナントレースのハイライトとも言うべく日本シリーズに立ち会おうともしない行動も、理解できないものである。 加藤氏がドタキャンした会見後、桑田真澄氏がこう語っていた。 「加藤氏のこれまでどれだけ野球界に貢献したか、野球界の仲間は忘れちゃいけない」 第三者委員会は現コミッショナーの非常勤という勤務体制も批判したという。桑田氏の言葉は正論だが、NPB関係者も複雑な表情を浮かべていた。
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スポーツ 2013年10月01日 11時00分
巨人・楽天「Vの悲劇」 巨人・原監督が予告する冷徹大改革の全容(2)
来季の阿部は打力優先で一塁兼任が予想されるが、ここでも摩訶不思議なコンバート案が検討されているという。正遊撃手・坂本の一塁兼任案だ。 巨人ファンをあっと驚かせたのが、9月6日の阪神戦(甲子園)だった。スタメンを伝える場内アナウンスで「6番・一塁・坂本」と流れると、スタンドばかりか、阪神ベンチも首をひねった。正一塁手のロペスを二塁に回し、遊撃には寺内崇幸。いかなる事情であれ、坂本を今まで一度も守らせたことのない一塁で起用したからである。 「WBCの疲労が原因なのでしょうが、8月中盤以降の坂本は絶不調。ラストスパートの9月は打率1割台に低迷とさらにひどく、目を覆いたくなるほどでした。そんなスランプ真っただ中の坂本がアドバイスを求めているのが、監督でも打撃コーチでもなく、主将の阿部です。原監督の迷采配もこのことと無縁ではないでしょう。人気選手の坂本といえども、容赦しないという宣戦布告だったのではないか」(巨人関係者) 坂本の後釜となる正遊撃手には、思わぬ現役メジャーリーガーの名前が囁かれている。ブルージェイズの川崎宗則内野手(32)だ。イチローに師事する川崎は、もはや米国では一緒のプレーはかなわぬと判断したのか、将来の“イチロー巨人入り”を先取りする形で、巨人移籍をソフトバンク会長の王貞治氏に相談しているという。 巨人入りすれば、正遊撃手は確実。阿部派の坂本の失速は避けられず、そうなれば阿部の求心力低下も必至。同じく阿部一派、中央大学の後輩でもある澤村も、9敗目を喫した9月6日の阪神戦を最後に先発をはじき出され、中継ぎに身を置いている。およそ3カ月、白星がないのだから仕方がない。今後のポストシーズンはさらに厳しく、先発は内海、杉内、菅野の先発トリオで、マシソン、山口、西村の最強リリーフ陣。阿部側近の澤村は負け試合の中継ぎしか出番がない。 追い打ちをかけるように、今オフには西武の涌井秀章投手(27)がFA宣言する手はずになっており、巨人入りが濃厚だという。'07年に17勝、'09年に16勝を挙げた元エースが不振なのは球団との折り合いが悪いだけで、新天地の巨人なら先発3本柱入りも可能。澤村はトレードの可能性すらある。 問題はこれだけ側近たちが疎んじられている現実に、阿部がどう出るかだ。シーズン前に山本浩二氏担ぎ出しの噂が原因とはいえ、監督とチームリーダーの関係がぎくしゃくしていては、今後のポストシーズンが心配になるからだ。 「問題はないだろう。阿部が子飼いの選手たちにゴーサインを出し、ギアをトップに入れさえすれば、坂本も澤村も一気に走りだすはず。終盤での阿部派の低迷は、原監督へのサボタージュとCS、日本シリーズに備えたリフレッシュが目的。主将の阿部を中心にフルスロットルにすることで、あらためて慎之助の存在感を見せつけるのではないか。そうなれば、またぞろ原監督の勇退説が浮上する」(巨人OBの野球解説者) 原監督がサバイバル戦を制するのか、阿部派が巻き返すのか。巨人の敵は他球団ではなく自陣にいる。 原監督が予告する「これまで経験したことがない内戦」が見ものだ。
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スポーツ 2013年09月30日 15時30分
またも白鵬が独走で4連覇! 情けない横綱・日馬富士と大関陣
またもという言葉しかみつからない! 大相撲秋場所(9月15日〜29日=東京・両国国技館)は横綱・白鵬(28=宮城野)が、14勝1敗で2度目の4連覇を達成し、通算27度目の優勝を飾った。歴代3位の優勝回数を更新した白鵬は、歴代2位の千代の富士(九重親方)の31回に、あと4回と迫った。 秋場所も名古屋場所(7月)と同様の独走状態。ライバルの横綱・日馬富士(29=伊勢ヶ濱)は4日目で早々に2敗、協会が次期横綱候補として期待する稀勢の里(27=鳴戸)は9日目に2敗を喫し、優勝戦線から脱落。白鵬は10日目に関脇・豪栄道に不覚を喫したが、14日目にわずかな可能性を残していた稀勢の里との直接対決を制し、優勝を決めた。 名古屋場所は13日目に、白鵬の優勝が決まっており、2場所連続で千秋楽より前に優勝が決まるドッチラケの場所となった。 その責任が日馬富士、大関陣にあるのはいうまでもない。本来なら、毎場所優勝争いに加わるべき日馬富士は、2場所連続で辛うじて2ケタの10勝を挙げるのがやっと。春場所(3月・大阪)は9勝、夏場所(5月・両国)は11勝に終わっており、4場所連続で不本意な成績となった。 綱獲りが期待される稀勢の里は2場所連続の11勝。これで、9場所連続で2ケタ勝利を挙げており、他の大関陣に比べれば、頑張ってはいるが、協会やファンの期待の大きさを思うと、“ここ一番”の勝負弱さが際立っている。 他の大関陣は琴奨菊(29=佐渡ヶ嶽)が、なんとか10勝。鶴竜(28=井筒)に至っては9勝止まり。琴欧洲(30=佐渡ヶ嶽)は4連勝で好スタートを切ったものの、左大腿二頭筋挫傷のため、7日目から休場。九州場所(11月・福岡)では7度目のカド番となる。 日馬富士が初場所(1月・両国)を全勝で制した頃は、白鵬にかげりも見え、新旧交代の予感もあったが、当の日馬富士が、その後低迷。稀勢の里もなかなか壁を破れないとあっては、当分、白鵬の天下が続きそうな気配だ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月30日 11時00分
巨人・楽天「Vの悲劇」 巨人・原監督が予告する冷徹大改革の全容(1)
開幕前−−。今季で契約が満了することもあって「勇退」が予想されていた原辰徳監督(55)。采配能力は申し分ないものの、例の女性スキャンダルがネックとなり、読売新聞グループ内に長嶋茂雄終身名誉監督(77)とともに国民栄誉賞を授与された松井秀喜氏(39=前ヤンキース)を推す声が強まっていた。 ところが、眼下の敵ともいえる松井氏が巨人の入閣要請を断り、ヤンキースでのコーチ留学が濃厚となったことで“再々延長”の流れができた。今回は、2年契約になる可能性が高いという。 「続投が決まったのは、優勝した手前、クビにしたらファンが納得しないからです。長嶋さんの優勝回数を上回ったばかりか、平成では5連覇した西武・森祇晶(まさあき)監督を抜き、文字通り平成の名将に躍り出た。しかし、この先も盤石とはいかない。後ろ盾となってスキャンダルを不問に付してくれた加藤良三コミッショナーの辞任が決まり、また係争中の裁判で新たな展開ともなれば、次期コミッショナーが看過するとは思えないからです。その意味でも、来季の原監督はこれまで以上に強固な体制を築き、圧倒的な常勝軍団を作り上げる必要があるのです」(スポーツ紙記者) 本誌が入手した情報でも、この先、原監督は「これまで経験したことのない大改革」を打ち出し、日本シリーズ明けから早速実行に移す考えだという。 現在の巨人ナインを牛耳っているのは、4番で正捕手で主将の阿部慎之助(34)。渡邉恒雄球団会長の信頼も厚く、読売新聞社の役員人事に例えて「原監督を人事担当の専務取締役にすれば読売の部数はもっと伸びる。が、阿部は社長にしても成り立つ」と、この人一流の表現で両者の能力を比べている。 その阿部は“番長”清原和博氏がチームを去った後、唯一最大の派閥を築き上げ、原監督をしのぐ影響力と存在感を見せつけている。今年もグアムで自主トレを主宰し、長野久義、坂本勇人、内海哲也、山口鉄也、澤村拓一らが参加。この5人のメンバーはそのままWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の山本ジャパンに入り、開幕直前まで原巨人とは別個のスケジュールをこなした。 このとき、原監督と阿部との間で決定的な亀裂が生じたという。チーム本体を離れた阿部が日本代表の山本浩二監督と親密になり、ポスト原監督の政権作りについて意見を交わしていた、と。読売本社内には松井政権までの布石として、山本監督-松井助監督という構想もあり、阿部も一枚かんでいたというのだ。 将来の巨人監督をうかがう阿部としては年齢的に“松井の次”を狙っており、原監督のこれ以上の続投は望んでいない。 一方の原監督は、阿部派の若頭的存在の坂本と澤村が今季そろって不振を極めたことで、阿部に対する猜疑心が一層深まっているのだという。 そこで早速、阿部へ刺客を向けることで反撃に出た。巨人は今秋のドラフトで桐光学園の左腕・松井裕樹投手を1位指名する準備を整えていたが、原監督の「慎之助の後の捕手を真剣に考えないといけない時期に来ている」という一言で方向転換が決まったという。藤浪晋太郎投手(阪神)と大阪桐蔭でバッテリーを組んでいた森友哉捕手である。 巨人は、実力に加えスターの要素も兼ね備える“ドクターK”松井指名を最優先させる方針だったのだが、今夏の神奈川県予選敗退で一段評価を落とした。森は二番手評価だったが、甲子園初戦(日本文理戦)の2打席連続本塁打で急上昇。阿部への布石もあり、森の1位指名に切り替えたのだ。 阿部への刺客はさらに続く。今オフのFA市場にも手を伸ばし、国内FAを取得した日本ハムの鶴岡慎也捕手(32)の獲得準備を進めているのだ。レンジャーズで活躍するダルビッシュの日本ハム時代の正妻で、昨年はチームをリーグ優勝に導き、ベストナインにも選ばれた。今季もチーム主将を務め、打率3割を維持している。 日本ハムには二番手捕手の大野奨太(26)が急成長しているのに加え、高卒2年目の近藤健介という好素材もおり、鶴岡が日ハムを出るのは確実だ。 「鶴岡に対しては、藤井彰人、日高剛、清水誉の3捕手で何とかやりくりしている阪神も名乗りを上げるでしょうが、原監督と栗山監督は兄弟のように結び付きが強い。巨人入りで決まりでしょう。鶴岡こそが有事の阿部に対する最大の備えでしょうから」(セ某球団の編成担当)
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スポーツ 2013年09月27日 15時00分
東京五輪に鼻息荒い相撲界
2020年東京五輪決定の影響は大相撲界にも及んでいる。両国国技館をボクシング会場にすることがすでに決まっていることもあって、八角広報部長(元横綱北勝海)は、「外国人が手近に触れることのできる日本文化が大相撲と歌舞伎。だからこそ、東京五輪の成功に向けて全面的に協力させていただく」と、早くも気持ちを高ぶらせている。 大相撲とオリンピックの因縁は深い。 「平成10年の長野冬季五輪のときも、開会式に大相撲界が全面協力しました。曙が横綱土俵入りを披露したほか、入場行進では、曙がオリンピック発祥の地のギリシャ、武蔵丸が母国のアメリカ、若乃花が日本のプラカードを持って先導しています。日本文化のアピール役として大好評でした。今回も何らかの形でアピール役を担う可能性は大きい」(協会関係者) この東京五輪招致を最も喜んでいるのが横綱・白鵬だ。父、ムンフバトさんはレスリングのモンゴル代表として前回の東京五輪をはじめ計5回出場し、メキシコ五輪ではモンゴル初となる銀メダルを獲得している大英雄。東京開催が決まると、「第一報を聞いて鳥肌が立ったよ。オヤジが出場したオリンピックまで引退せずに土俵入りをするという新しい夢ができた。日本とモンゴル両国の架け橋になるようにがんばる」と、胸を膨らませた。 白鵬は7年後35歳で、千代の富士が引退した年齢。不可能ではないが、今以上の精進努力が必要だろう。それよりも、大相撲は人気の回復が急務だ。 「秋場所前に行われた新弟子検査では、受検したのがたったの1人と相変わらず超売り手市場。こちらを何とかしなければ、五輪開会式土俵入りどころではありません」(スポーツ紙記者) 時間はあまりない。
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スポーツ 2013年09月26日 17時30分
加藤コミッショナー後任選びで紛糾必至 オーナー会議で始まる12球団“空中分解”
加藤良三コミッショナー(72)が9月19日、辞意を表明した。統一球問題でも他人事のような釈明しかできず、「辞めて当然」の声も多く聞かれたが、来年7月までの任期は残っていた。突然の「や〜めた!」宣言に球界は大混乱である。 「統一球問題が発覚した直後、加藤氏は事務局に日参していました。それまでは1週間に1度しか来なかったのに。でも、しばらくたったら、また来なくなりました」(事務局関係者) そうはいっても、外務審議官や駐米大使を歴任したインテリである。1週間に1度の出勤で“月収200万円、ハイヤー付き”はムカツク話だが、大人の振る舞いとして後任選びにメドが立ったからこそ、辞意を表明したと見るべきだろう。 「次のコミッショナーも畑違いの知識人を迎えることになると思います。ただ、相手も予定があるので早期着任はない。ペナントレース優勝のセレモニー、クライマックスシリーズ、日本シリーズは“コミッショナー不在”となりそうです」(ベテラン記者) こうした諸々のコミッショナー職務は、今年のオーナー会議議長の宮内義彦・オリックスオーナーが代行するというが、近く第三者委員会が発表する統一球問題の調査内容について、同委員会メンバーの弁護士が、12球団実行委員会でも尽力しているオリックスのM氏(宮内氏とは別)の知人だったことが判明。発表後の労組・選手会との衝突は避けられそうもない。 「知人だからといって調査が甘くなることはないでしょうが、内容にかかわらず、選手会はかみついてくるとの見方が支配的です。それを足掛かりに、コミッショナー事務局の人事や運営にまで口を挟まれたら収拾がつきません」(同) CS、日本シリーズで、選手会が“実力行使”に出る…。その可能性は捨てきれず、表向き“内定”といわれる次期コミッショナーについても、12球団各経営陣の思惑が噴出すれば“空中分解”さえあり得る。 やりたくもない加藤氏の擁護までさせられる宮内オーナーが、爆発しない保証はない。
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スポーツ 2013年09月21日 17時59分
西武・涌井がFA権行使なら争奪戦必至も、気になる“下半身事情”
西武のエース、涌井秀章投手(27)が今オフに国内FA権を行使する意向を固めたという。涌井は6月14日に、国内FAの資格取得条件を満たしている。 涌井は昨オフ、球団から2年総額2億5000万円の複数年契約を提示されたが、これを拒否して、単年2億2000万円プラス出来高(金額は推定)で契約した。この時点で、今季終了後にFA権を行使する意思があったともいわれている。 04年ドラフト1位で名門・横浜高校から西武入りした涌井は、2年目の06年から5年連続で2ケタ勝利をマーク。07、09年には最多勝、09年には沢村賞を獲得するなど、まさに西武の不動のエースとして活躍。 ところが、歯車が狂ったのは10年オフの契約更改から。球団は5年連続2ケタ勝っているエースに、現状維持の2億2000万円を提示、これに不満の涌井は年俸調停にまでもつれ込んだ。その結果、NPB(日本野球機構)は球団の主張を却下し、涌井が15%アップの2億5300万円の年俸を勝ち取った。この際、涌井と球団の間には深い溝ができたとされる。 11年は右ヒジの故障もあり、9勝止まり。昨季は開幕からの不振に、女性スキャンダルが加わり、1カ月間、2軍に幽閉された末、リリーフに降格。それでも、30セーブを挙げ、守護神として活躍した。 今季は先発に戻ったが、背信投球が続き、2軍降格も経験。先発失格のらく印を押され、再びリリーフに回された。9月20日までの成績は、33試合登板、77回2/3を投げ、5勝7敗1セーブ、防御率は4.40と低調。 涌井は9年間在籍したチームに愛着はあるものの、「環境を変えて、新しい場所でやってみたい」との意思が強いとみられている。 西武のエースがFA権を行使するとなると、争奪戦となるのは必至。某スポーツ紙記者のA氏は「地元(千葉)であり、西武監督時代に涌井を重用した伊東勤監督が率いるロッテ、先発がコマ不足で横浜高出身選手が多いDeNA、資金力が豊富な巨人などが獲得に乗り出すことが有力とみられます。年齢もまだ27歳と若く、これら以外にも、涌井をほしい球団はあると思います」と語る。 ただ、涌井を獲得するとなると、気になるのは、その“下半身事情”だ。涌井といえば、某写真週刊誌で、昨年5月に福岡・中洲のクラブホステスとの女性問題を報じられた。さらに、今年3月の宮崎でのWBC合宿中には、タクシーで女性を“お持ち帰り”する写真が掲載されるなど、女性関係に奔放な選手。涌井は独身であるため、女性と遊ぶのは自由だが、遊び方が“ヘタ”というのが、もっぱらの評判だ。 また、いつなんどき、写真誌に女性問題を報じられるか分からない涌井を獲得するとなると、爆弾を抱えるようなもの。涌井を獲りに行く球団は、その女癖の悪さを覚悟の上で臨まなければならないだろうし、二の足を踏む球団もありそう。特に「巨人軍は紳士たれ」とうたっている巨人が獲得するとなれば、涌井に十分クギを差す必要も出てきそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月20日 11時00分
相撲人気復活がかかる遠藤の実力
「輪島は上手さもあったがパワーがあった。遠藤は相撲の上手さはある。幕内で戦うパワーをつければ、輪島と同じようになれる。“蔵前の星”と呼ばれた輪島のように、遠藤もニックネームがつくように頑張ってほしい」 報道陣を前に日大相撲部の田中英寿総監督がこう語った。田中氏は日大相撲部時代、輪島の1年先輩で、タイトルを競い合った仲。それだけに、幕下付け出しからわずか3場所で新入幕を果たした遠藤(追手風部屋)について語る言葉には重みがあり、その期待の強さが窺える。 「秋場所前に行われた稽古総見では、白鵬が遠藤を稽古相手に指名した。これは極めて異例のことです。白鵬がこの新鋭力士を将来、自分を脅かす強豪力士に成長すると見て取ったからこそ、指名したのでしょう」(相撲ジャーナリスト・中澤潔氏) 結果は6番取って1勝5敗。当然ともいえるが、その1勝は力強い突き押しでの一番だった。 「輪島が横綱になった時代には上位に強豪がゴロゴロいましたが、今の相撲界で遠藤の前に立ちはだかるのは白鵬以外にいません。遠藤は駆け引きも上手いし、勝負強さがある。近い将来、横綱が見えてくるはずです」(同) すでに、新入幕で横綱白鵬と対戦した豪栄道のように、白星を重ねて白鵬と対戦すると予想する向きもある。イケメンで思い切りがよく、人気が出る要素を兼ね備えた逸材。そんな遠藤に、相撲界も大きな期待を寄せる。 「横綱に一番近いはずの稀勢の里は、確かに大関の務めは果たしているが、いまだに優勝経験がない。このままウロウロしていると、遠藤に置いていかれるかもしれません」(同) 待望の“強い日本人力士”誕生となるのか。
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スポーツ 2013年09月19日 11時45分
ソチ五輪から“美しすぎるカーリング娘”市川美余もマリリンも消えた!
女子カーリングといえば、06年トリノ、10年バンクーバー両五輪代表で、ロコ・ソラーレ(LS)北見のマリリンこと本橋麻里(27)、進境著しい中部電力の市川美余(24)ら、美人選手が多いことで、今やすっかり人気のウインタースポーツ。 14年ソチ五輪に誰が出場するのか、大いに注目を集めていたが、ソチ五輪最終予選への出場権を懸けた日本代表決定戦「全農カーリング」が9月11日〜17日に、北海道・どうぎんカーリングスタジアムで開催された。 同大会には中部電力、LS北見、北海道銀行、札幌国際大学の4チームが出場。予選で、マリリンを擁するLS北見と札幌国際大学が脱落。中部電力と北海道銀行が決勝を争ったが、北海道銀行が勝利し、市川も涙を飲んだ。 北海道銀行は02年ソルトレイクシティ、06年トリノ両五輪を経験し、ママさん選手となった小笠原(旧姓・小野寺)歩(34)、そして同じく、両五輪に出場した船山(旧姓・林)弓枝(35)が所属するチーム。 この結果により、北海道銀行は12月にドイツで開催される世界最終予選に進出。ソチ五輪への女子の参加10カ国中、8カ国はすでに決まっており、残り2枠を懸けて、7カ国で五輪出場権を争う。 “美しすぎるカーリング娘”として、話題を振り巻いてきたマリリンも、“新・美しすぎるカーリング娘”の市川も、ソチ五輪で見ることができないのは寂しい限り。特に中部電力には、市川の他にも、松村千秋、藤澤五月といった“カワイイ系”の選手も所属しており、五輪での活躍を期待していたファンも多いだけに残念だ。 五輪出場が消滅したマリリンは昨年5月に結婚しており、「お母さんになりたいなという夢もある」と子作り宣言。今後は競技を休養する可能性もありそうだ。 かたや、独身の市川は今後について、「(10月の)カナダ合宿で考えたいと思っています」と明言は避けた。 こうなったら、“元祖カーリング娘”の小笠原らには、ぜひとも世界最終予選を突破して、五輪への切符を勝ち取ってほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月19日 11時00分
古傷に追い打ち 横綱候補だった把瑠都が引退に追い込まれた部屋事情
身長198センチ、体重189キロ−−。“エストニアの怪人”こと元大関把瑠都(28)が、あっさり引退してしまった。 「大型力士に両差しを許し頭をつけられても、肩越しに取った上手でクレーン車のように相手力士を土俵の外に運んだ。恐るべき力士でした」(相撲担当記者) 初土俵から9年。最高位まで上り詰められなかった理由について把瑠都本人は、「チャンスはたくさんあった。全て私のせい。もっと厳しくやればよかった」と振り返ったが、申し分のない素質に本人が胡坐をかいたことに加え、師匠に恵まれなかったのも悲劇だった。 相撲ジャーナリストの中澤潔氏が言う。 「浮世絵から飛び出してきたような見事な体格。あんな力士はもう現れないでしょう。大相撲は本当に惜しいことをした。昔は弟子が師匠を慕って何事にも従ったんですが、今は師匠が弟子に気を使って言いたいことも言えない。左膝などの度重なるけがは稽古不足にも起因するものでしょうが、厳しく指導できる人がいなかったということです」 把瑠都が所属する尾上部屋は競い合う力士が6人と少なく、把瑠都自身、場所中でも稽古場に姿を見せないことがあったという。 「尾上親方(元小結・濱ノ嶋)は、日大出身の典型的な学生上がり。部屋には山本山、十両・境沢、幕下・白乃波などの有望力士がいましたが、八百長疑惑によって引退させられた。さらに'11年には尾上親方自身が道交法違反容疑(酒気帯び運転)で書類送検され、本来なら部屋閉鎖もありうる状況だったのですが、それが謹慎という大甘の処分で済まされてしまった」(相撲関係者) こうなると、管理能力に疑問を持たざるを得ない。 「加えて今度は把瑠都の引退。協会の財産とも言うべき力士を、ろくすっぽ指導もせず引退に追い込んだとすれば、その責任は重い。相撲人気を再び取り戻さなければならないこの時期、カネの計算しかできない親方にいてもらっても仕方ありませんからね」(同) 尾上部屋は今後、どう盛り返すのか。
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