スポーツ
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スポーツ 2014年08月21日 15時30分
スタメン出場激減で立場苦しくなったイチロー
8月上旬、米ニューヨークの現地メディアが、ヤンキースがイチロー外野手(40)をウエーバー公示にかけたと報じた。 通常のトレード期限は7月31日で終了したが、ウエーバー公示を経た選手は、8月以降でも他球団との移籍交渉が可能となる。それだけに、がぜんイチローの去就に注目が集まっている。 そんななか、ヤンキース内でのイチローの扱いに変化が生じている。ウエーバー公示されたと報じられた当初は、移籍交渉を意識してか、スタメンで起用されることが多かったが、ここに来て、ベンチを温める機会が極端に多くなった。 8月11日(日本時間12日)のインディアンス戦以降、イチローは5戦連続でベンチスタートとなり、出場機会は守備固めのみで、1打席も与えてもらえなかった。 その間、本来、イチローが守る右翼には、ふだん指名打者を務めているカルロス・ベルトラン外野手(37)や、ダイヤモンドバックスから移籍のマーティン・プラード内野手(30)が入った。ここ最近では、プラードを本職の二塁に入れ、ベルトランが右翼、デレク・ジータ−内野手(40)を指名打者に回す布陣も試している。 右翼のレギュラー候補として獲得したプラードは、20日(同21日)現在、打率.224と低調で、ヤンキースの期待に応えられていない。 19日(同20日)のアストロズ戦で、6試合ぶりにスタメン出場したイチローは4打数1安打の成績。2戦連続スタメンとなった20日(同21日)のアストロズ戦では4打数2安打で、13日ぶりのマルチ安打を放ち、打席に立った試合では6試合連続安打となった。 7月は月間打率.224と不振だったイチローだが、8月はここまで、27打数10安打、打率.370と絶好調。シーズン打率は.280で、決して他の外野手に劣るものではない。 トレード先が見つからないとなると、40歳のイチローが干されてしまうのは目に見えて分かっている。このまま、ベンチウォーマーで埋もれてしまうのは、なんとももどかしいことだが…。(落合一郎)
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スポーツ 2014年08月21日 15時00分
ヤ軍がイチローを構想外に? 来季はオリックスで選手兼任監督か
イチロー(40=ニューヨークヤンキース)がウェーバー公示された。『ウェーバー公示』とは、平たく言えば、「この選手をトレードに出します。興味のある球団はご連絡ください」と告知したようなもの。加えて、地元のニューヨークポスト紙はチーム残留の可能性が低いとも伝えていた(8日付け/現地時間)。しかし、この一報にもっとも敏感に反応にしたのは、古巣のオリックスバファローズだ。 「イチローとオリックスはいまも良好な関係にあります。少なくとも、オリックスはそう思っていますし、イチローも否定しないでしょう。というのも、シーズンオフの間、12球団は所有の練習施設を無償開放しますが、それはNPB選手に対してであって、日本人メジャーリーガーが使用する場合は色々な手続きが必要なんです。オリックスはこの難しい手続きもサポートしていますので」(ベテラン記者) メジャーリーグにおいて、移籍後のワールドシリーズ出場など制限を受けないトレード期限は7月末まで。それ以降も移籍はできるし、イチロー獲得に名乗りを上げる米球団がなければ、ヤンキースでプレーすることも可能だ。しかし、忘れてはならないのは契約期間のことだ。イチローとヤンキースの2年契約は今季で切れる。今回のウェーバー公示は、「年俸約650万ドル(約6億5000万円)のベテランと再契約しない」というメッセージとも解釈されている。 「俊足の外野手を欲している米球団は少なくありません」(現地特派記者) 今回のウェーバーに乗じれば、イチローを獲得する米球団は高額年俸の残りシーズン分を引き継ぐことになる。その金銭面が足枷となり、シーズン終了まではヤンキースでプレーする、というのが大方の見方だが来季は違う…。 「イチローに対しては、巨人も強い関心を持っています。日本に帰還する可能性は決して高くありませんが、オリックスが『話をしたい』と言えば、無下にはしないでしょう」(プロ野球解説者) オリックスの宮内義彦オーナーはメジャーリーグ志向も強い。外国人監督の招聘に強い関心を持っていた時期もあり、今季はペナントレースでソフトバンクとの一騎討ちを展開している。来季以降も確実にAクラスに食い込むチーム力を維持するため、さらなる補強に乗り出すという。森脇浩司監督(54)の手腕も高く評価しているが、野茂英雄、田口壮両氏など、OBでもある元日本人メジャーリーガーとの接触もあり得ない話ではないとされている。 ここに“イチロー帰還”の一報が加われば、オリックスは球界における強い影響力を誇示することにもなる。 「イチローを口説く材料として、兼任監督も面白いかもしれません。イチローはWBCで強いリーダーシップを見せてきましたし、現役選手にプラスアルファーの条件があれば、日本球界に帰還してもプライドは傷つきません。むしろ、ステータスは上がります」(前出関係者) マネーゲームならともかく、兼任監督の条件はオリックスにはしか出せない。いずれにせよ、今オフの野球ニュースはイチローの去就問題に占拠されそうである。
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スポーツ 2014年08月18日 16時00分
猫ひろし カンボジアのマラソン大会で優勝も、リオ五輪出場への道は険し!
タレントでマラソンランナーの猫ひろし(37)が8月17日、カンボジアで初めて開催された公式フルマラソン大会「第1回アンコールエンパイアマラソン」に出場し、同国でのライバルであるヘム・ブンティン(28)を破り優勝した。2時間45分28秒と平凡なタイムだった。 9月19日に韓国・仁川で開幕する「2014 アジア大会」に、カンボジア代表として出場する猫は、所属事務所を通じ、「カンボジアで初めてのフルマラソンの大会で、1位優勝できて本当にうれしいです。3カ月間、カンボジアでしっかり練習してきました。今後は、アジア大会の本番当日に最高の走りを見せます。そのために練習頑張ります!」とコメントしている。 猫は同国で毎年6月に開催されている「プノンペン国際ハーフマラソン」で、11、13、14年と3度、ブンティンと直接対決し、いずれも敗れており、やっとライバルに勝利した。 カンボジア国籍を11年秋に取得した猫は、12年2月5日の「別府大分毎日マラソン」で、2時間30分26秒の自己最高タイムを記録。ブンティンの11年の最高タイムである2時間31分58秒を上回ったことで、同国陸連は猫をロンドン五輪代表に選出した。 ところが、国際陸連が「過去に国際競技会での代表経験がない」「国籍取得から1年未満かつ連続1年以上の居住実績がない」などの理由で、参加資格を満たしていないと判断し、特例も認めないことを通達。同国陸連はこの決定を受け入れ、猫の五輪出場を取り消した経緯がある。 一方、ライバルのブンティンは五輪選考レースではなかったが、12年4月のパリ・マラソンで、猫の自己最高タイムを7分近く上回る2時間23分29秒の国内最高記録を出して、猫より速いことをアピールした。ただ、ブンティンは同国陸連、五輪委員会と確執があるため、猫の代わりに、五輪代表に選ばれることはなかった。 その後、猫は12年10月21日の「ちばアクアマリンマラソン」(タイムは2時間35分52秒)、13年12月16日の「第27回東南アジア競技大会」(タイムは2時間32分54秒)などでフルマラソンを走ったが、自己記録の更新はできていない。 今回の「アンコールエンパイアマラソン」は暑い真夏のレースとあって、冬場のレースと一様に比較はできないが、あまりにもタイムが悪すぎる。12年2月に自己最高記録を更新して以降、全くタイムが良くならない猫。 16年リオ五輪を目指すことについては明言していないが、視野に入れているのは確か。もっとタイムを良くして、ブンティンの国内最高記録を更新するくらいの結果を出さなければ、周囲を納得させての五輪出場はかなわないだろう。(落合一郎)
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スポーツ 2014年08月18日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第34R そこに“プロレス愛”はあったのか!? 〈アントニオ猪木〉
8月30、31日に北朝鮮でのプロレス大会を開催、世界に向けネット配信することを発表しているアントニオ猪木。対北朝鮮の行動としては賛否両論あるものの、1994年の引退から20年がたつ今もなお、こうして話題になるというのは、やはりスーパースターなのである。 「ただ、猪木さん自身は、さほど過去の栄光にこだわっていないんじゃないでしょうか。引退後“永久機関”の開発等々のビジネスに精出していたころには『元プロレスラーの肩書が邪魔になる』なんて言っていたこともあります。自分は本気で事業に取り組んでいるのに相手は元プロレスラーの道楽と見る。それが悔しいし歯がゆいというんですね」(プロレスライター) 猪木と他のレスラーの大きな違いの一つに、入門前にプロレス知識が乏しかったことが挙げられる。一族で移住したブラジルの地で砲丸投げにいそしんでいた少年が、力道山のスカウトを受け、訳もわからず日本にやってきた。そこにはプロレスラーという職業に対する憧れなどは一切なかっただろう。 自著などではたびたび「乞食になっても世界一の乞食になれ」という祖父からの言葉を紹介しているが、猪木にとってのプロレスは乞食同然とは言わないまでも、決して望んで入った道ではなかったことには違いあるまい。 後に「人生のホームレス」を名乗ったのは、たまたまなのか、それとも「世界一の乞食」が頭にあってのことだったのか…。 入門当初は“ドンカン(鈍クサい猪木寛至の意)”が通り名だったほど無垢だったというが、デビューしてからは祖父の教えに従うように、ひたすら“世界一”に向けてまい進することになる。 「このままでは馬場の上には行けない」と豊登に口説かれて東京プロレスに参加したのは弱冠23歳。新日本プロレス旗揚げも'72年、29歳のときのことであった。 新日の旗揚げ当初は、外国人選手招聘などに苦労しながらも、徐々に人気を獲得していったが、それだけでは飽き足りない。'76年には「プロレスこそが最強の格闘技」と高らかに宣言し、モハメド・アリとの格闘技世界一決定戦を実現させるに至った。 しかしその一方で、プロレス内においては「NWAを超える権威」を求めてIWGP構想を立ち上げながらも、最後の最後で投げ出してしまう。'83年6月2日、ハルク・ホーガンとの決勝戦での“自作自演”失神劇である。当時を知る関係者は語る。 「あの騒動を“会場に来ていた借金取りから逃れるため”なんて言う輩がいるけどそれは違う。そのホンネは世間の耳目が一番集まる決勝戦という大舞台で、自ら失神してみせることにより、プロレスの過激さを伝えたということじゃなかったかな」 アリと闘ってみせたところで、NHK『ニュースセンター9時』では、当時の磯村尚徳キャスターに「世紀の茶番」と斬り捨てられる。一方、プロレスの世界に戻っても、力道山時代から変わらず“八百長”の色眼鏡が外されることはない。 「藤波のドラゴンスリーパーを見て『あんな技、効くわけないだろう』なんて吐き捨てたそうで、プロレスを格闘技として認めさせたいという思いは人一倍でした。引退後、周囲の要請がありながら本格復帰しないのも、やはり格闘技のリアリズムへのこだわりからでしょう」(スポーツ紙記者) しかし、それでも世間の目は一向に変わらない。 そんなプロレス界においてのトップを目指すよりも、まず世間のプロレスを見る目そのものを変えなければならないというのが猪木の偽らざる本心であり、そのためにあの失神騒動を起こした、というわけだ。 「そうしたもくろみは必ずしも成功したとは言えませんが、これによって逆にプロレスファンの心をしっかりつかんだのだから、やっぱり猪木さんはすごいですよ」(同・記者) その後、タイガーマスクの引退騒動や維新軍の離脱など、さまざまな激震に見舞われながらも新日が人気を保ち続けたのは、一にも二にも猪木のカリスマ性があってのこと。事業失敗の負債や前妻・倍賞美津子との離婚という己の閉塞状況を打破しようと、ヤケクソ気味に実現させたマサ斎藤との巌流島決戦さえ、今も伝説として語られる。 やはり猪木は不世出の大スターなのである。〈アントニオ猪木〉 1943年、横浜市出身。本名・猪木寛至。'60年、移住先のブラジルで力道山のスカウトを受け、日本プロレス入団。'72年に新日本プロレスを設立。モハメド・アリとの世紀の一戦など、'80年代プロレス黄金期の立役者。
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スポーツ 2014年08月15日 15時30分
万年BクラスのDeNA まさかのCS進出に現実味
セ・リーグ5位の横浜DeNAベイスターズが、8月12日〜14日に敵地ナゴヤドームで行われた“眼下の敵”4位・中日ドラゴンズとの3連戦で2勝1敗と勝ち越し、中日とのゲーム差を1ゲームとして肉薄。3位・広島東洋カープとも3.5ゲーム差となり、初のCS(クライマックス・シリーズ)進出が現実味を帯びてきた。 DeNAは05年(牛島和彦監督)の3位を最後に、Bクラスに低迷。しかも、06年以降の8シーズンで6度最下位に沈んでおり、この8年間、Aクラスにかすりもしなかった。 しかし、今季は状況が変わってきた。打撃は良くても、投手陣の弱さがDeNAのネックだったのだが、ここまで、先発の井納翔一投手(28)、阪神から移籍の久保康友投手(34)がすでに10勝を挙げ、まさかのハーラーダービートップタイ。 元メジャーのギジェルモ・モスコーソ投手(30)が7勝をマーク。夏場に来て、ベテランの三浦大輔投手(40)が4連勝で4勝目を挙げ、リリーフから転向した山口俊投手(27)も4勝しており、先発陣が整備されてきたのが大きい。 中継ぎに不安はあるものの、クローザーの三上朋也投手(25)は47試合に登板し、0勝1敗16セーブ、防御率1.46と安定している。 交流戦で13勝11敗と勝ち越したDeNAは、後半戦になってから、11勝6敗1分け。8月に限ると、7勝3敗と好調で、シーズンを通して、46勝50敗2分けで、借金は4まで減った。 上昇機運に乗ったDeNAだけに、Aクラスは十分射程圏に入った。この調子で投手陣が踏ん張れば、9年ぶりのAクラス、そして初のCS進出も夢ではなくなった。戦力は整ってきただけに、あとは中畑清監督の手腕次第か?※成績はすべて8月14日現在(落合一郎)
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スポーツ 2014年08月14日 15時00分
稀勢の里に見切りをつけた 協会も認める大関昇進・豪栄道の実力
「豪栄道の大関昇進? 名古屋場所の終盤、急遽決まったことですが、背景にはいつまでたってもチャンスをものにできない稀勢の里を協会幹部が見限ったとも言える。北の湖理事長は、常々優勝しなくてもいい、準ずる成績なら上げると言っていたのに、それを生かせなかったんですからね」 こう語るのは、角界通の元力士だ。 稀勢の里は名古屋場所で9勝止まり。綱取りの期待を完全に裏切った。 「先代の故・鳴戸親方の猛稽古の反動もあってか、そもそも稽古量が足りない。当然の結果ですよ。周囲の反応が冷めてきたことを感じたのか『一からやり直す』と語っていましたが、時すでに遅しです」(スポーツ紙記者) 一方、関脇連続在位が14場所連続だったものの、3場所通算の成績が32勝。大関に昇進するための基準とされる33勝には届かないだけにやや物足りないが、豪栄道(28=境川部屋)が晴れて大関に昇進した。 「持ち味は豪胆な性格。絶対負けられない対戦では、星を落とさない勝負強さがある。どうしても日本人横綱を作りたい北の湖理事長は、チャンスに強い豪栄道に悲願を託したんですよ」(元力士) 豪栄道の強心臓の片鱗は幼い頃からあったという。 ベテラン相撲記者が言う。 「母親が『子供の頃から泣いているのを見たことがない』と語っていたのが印象的でした。体も大きかったため、喧嘩するなら年上としろと諭されて育った。ヤンキーではなかったようですが、怖い物知らずだったそうです」 中学卒業後、埼玉栄高校では相撲部を引っ張り、卒業後、境川部屋に入門。師匠の境川親方(元小結両国)が当初用意していた四股名は富士山(ふじのやま)だった。 「ただ、山には男山と女山がありますが、富士山は女山。そのため流れた経緯があるのですが、文字通り日本一の力士になってくれという期待の表れですよ」(前出・元力士) 横綱まで上り詰められるか。
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スポーツ 2014年08月13日 15時00分
巨人の今秋ドラフト戦略迷走中 ドラフト1位は夏の甲子園の話題次第
巨人スカウトは“祈るような心境”で、夏の甲子園大会(第96回全国高校野球選手権大会)を視察することになりそうだ。 今夏の注目投手は“2代目二刀流”こと松本裕樹(盛岡大付/右投左打)。最速154キロ、通算本塁打数54の怪物ぶりはすでに伝えられているが、一部では大谷翔平以上とも評されている。 「いい意味でふてぶてしい投手です。大谷は全力投球で剛のイメージもありますが、松本は柔の投手。70%の力で140キロ台半ばの直球を投げ、内外角ギリギリのところに変化球をコントロールできる。そして、得点圏に走者を背負ってからトップギアにスイッチしてきます。長打力は甲乙付けがたいが、松本は駿足です」(在京球団スカウト) だが、大会開幕前の報道はあまり盛り上がっていない。豪腕投手の安楽智大(済美)、昨夏V投手の高橋光成(前橋育英)が予選で散ったせいだが、スター不在は巨人のドラフト1位にも大きく影響しそうだ。 「原監督は即戦力投手を1位指名してほしいと伝えています。内海、杉内の衰えが激しいからですが、巨人のスカウト陣は将来性を踏まえ、高校生投手を1位候補に推しています。安楽の右肘が完治しているのなら、原監督も納得すると思いますが…」(球界関係者) 今年は早大の有原航平、法大の左腕石田健大、新日鐵住金かずさマジックの左投手加藤貴之など、社会人と大学に即戦力投手の逸材も多い。現場を預かる原辰徳監督(56)の気持ちも分からなくはないが、スカウト陣が高校生を推す理由は他にもある。“人気”だ。 近年、パ・リーグは甲子園のスターを指名し、観客動員数を増やしてきた。松坂大輔に始まり、ダルビッシュ有、田中将大、松井裕樹らが該当する。昨季の阪神も藤浪晋太郎の獲得でグッズ売上げを大幅に伸ばしている。 「松坂、田中、藤浪、大谷は1年目から一軍で活躍しています。2、3年掛けてジックリ育てた方がいい逸材もいますが、プロに近いレベルに到達している高校球児もいないわけではない」(前出スカウト) しかし、今夏は状況が少し異なる。先の松本がそうだが、『即戦力系の高校球児』は全国的には無名に近い。安楽は知名度もバツグンだが、右肘の回復具合は不透明だ。大学、社会人の投手を1位指名する原監督の意見に傾きつつあるようだが…。 「松本や富山商の左腕森田駿哉、日本文理の飯塚悟史らが順調に勝ち進み、その実力にスター性が加われば、巨人スカウトは原監督を説得できると見ています。有原のようなエースの風格を秘めた投手も欲しいが、人気面を考えれば、大学生よりも甲子園スターなんです」(前出関係者) 野手にも通算73本塁打の岡本和真(智弁学園)、脇本直人(健大高崎)など、将来性豊かな球児がいる。いずれにせよ、甲子園の結果次第で巨人の1位候補は大きく変わりそうだ。
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スポーツ 2014年08月12日 16時30分
マリナーズ・岩隈がノルマ達成で残留決定! 年俸は楽天時代の2.4倍
マリナーズ・岩隈久志投手(33)が8月8日(日本時間9日)のホワイトソックス戦に先発し、7回を投げ5安打1失点の好投で、今季10勝目(6敗)を挙げた。岩隈は昨季(14勝)に続き、2年連続2ケタ勝利となった。 区切りの10勝目をマークしたのもさることながら、岩隈にとって大きかったのは、“ノルマ”を達成したことだ。 岩隈は12年オフに年俸650万ドル(金額は以下、すべて推定=現在のレートで約6億6500万円)の2年契約を結び、マリナーズに残留した。3年目は球団が選択権をもっていたが、2年で合計350投球回を投げれば、契約は自動更新され、年俸は700万ドル(約7億1600万円)にアップする条項を盛り込んでいた。ノルマを達成した岩隈は、早くも来季の残留が決まった。 11年オフ、楽天から海外FA権を行使して、マリナーズに移籍した岩隈のメジャー初年度の年俸は150万ドル(当時のレートで約1億2500万円)。最大340万ドル(同約2億5500万円)の出来高も付いていたが、ノルマが達成できず獲得できなかった。 楽天時代の09〜11年、岩隈の年俸は3億円であったため、12年はその半減以下となってしまったが、3シーズン、メジャーで実績をつくったことで、来季年俸は7億円超。楽天時代の約2.4倍となる。 岩隈は田中将大投手(ヤンキース)やダルビッシュ有投手のような速球こそないものの、抜群のコントロールの良さが身上。今季、11日(同12日)現在、132回1/3を投げ、与四球はわずかに11、与死球は0。1試合あたり(9イニングで計算)の与四球率は0.75で、両リーグでトップだ。 早々に契約延長を決めた岩隈には、ぜひとも、昨季の14勝を上回る成績を残してほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年08月12日 15時00分
巨人とマリナーズが画策する“落日イチロー”の引退の花道
イチローに代打が送られた。8月1日(現地時間)の対レッドソックス戦、1点を追う最終回だった。トレード期限ギリギリの前日7月31日にダイヤモンドバックスから入団したばかりのプラードが、イチローの代わりとしてコールされたのである。 プラードは内野手だが、ジラルディ監督は「主に右翼手として使っていく」と語った。これでイチローの出場機会は激減しそうだ。 「減るくらいなら、まだマシですよ。イチローとの契約は今季終了まで(2年契約最終年)。こういう扱われ方を見ていると、ヤンキースがイチローと再契約するとはとても思えません」(現地特派記者) もっとも「起動力の使える外野手を探している米球団はある」という。今オフは新天地を探すことになりそうだが、こんな情報も交錯している。 「今のイチローに救いの手を差し伸べようとしているのは、古巣のマリナーズと巨人です」(球界関係者) 巨人が以前よりイチロー獲得に強い興味を示しているのは既報通り。人気低迷で『ゴジラ松井の監督案』まで編み出すくらいだから、フリーになる今オフ、接近を企てたとしても不自然ではない。しかし、イチローのプライドを考えれば、日本復帰よりも「米球界で引退」を選択するだろう。巨人もそのことをわかっているとされ「可能ならば“最大級のオモテナシ”で獲得する」というわけだ。 一方のマリナーズは事情が違う。 「心配しているのはマリナーズの筆頭オーナーである任天堂アメリカです。故・山内溥氏のイチローへの愛情は周囲もわかっており、故人への手向けの意味も込めて、困っているのなら助けようと考えています」(前出・現地特派記者) イチローの直近7月の成績は打率2割2分4厘。外野手が欲しい米球団はあるものの、他に“本命”はいるだろう。となれば、マリナーズ再入団の可能性が最も高そうだ。 近づくイチロー最後の晴れ舞台。多くのファンは、最初と同じ“神戸”を望んでいるかもしれないが。
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スポーツ 2014年08月11日 15時30分
イチローのトレード話が再燃! 目が離せなくなったその去就
ヤンキースが昨オフに外野手を補強したことで、“5番手外野手”として今季の開幕を迎えたイチロー外野手(40)。昨オフから、余剰戦力として、トレード要員とされていたが、移籍先が見つからず、7月31日のトレード期限を終えた。 これにより、イチローの今季残留が決まったかと思いきや、またぞろ、その周辺が慌ただしくなってきた。米ニューヨークの現地メディアが、ヤンキースがイチローをウエーバー公示にかけたと報じたのだ。MLBでは原則、ウエーバー公示は非公開とされている。 公示された選手は、獲得を希望した球団に譲渡し契約を引き継いでもらうことになる。また、通常のトレード期限は終了しているが、公示を経た選手は他球団とのトレードが8月以降でも可能。話がまとまらなかった場合は、残留してプレーを続ける。 ヤンキースはトレード期限ギリギリで、ダイヤモンドバックスからマーティン・プラード内野手(30)を獲得。プラードの本来のポジションは二塁、三塁だが、ヤンキースでは右翼で起用されることが多く、あおりを受けたイチローが控えに回らざるを得ない状況。 ただ、球団はトレード交渉を意識してか、8月7日(日本時間)以降、4戦連続でプラードが本職の三塁、右翼がイチローの布陣をしいている。 9日(同10日)のインディアンス戦では、MLB通算2811安打目を記録し、通算安打数でジョージ・シスラーを抜いて、歴代単独48位となったイチロー。オールスター戦後は絶不調に陥り、7月の打率は.224と低調だったが、8月は19打数7安打、打率.368(10日=同11日現在)と好調を維持している。 残留して、ベンチを温める機会が多くなるよりは、出場機会を与えてくれる球団に移籍した方が、イチローにとっては得策だろう。ただ、獲得を希望する球団が現れるかどうか、しばらくはイチローの去就から目が離せなくなった。(落合一郎)
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