スポーツ
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スポーツ 2015年03月16日 15時00分
スクープ入手! 巨乳・浅田真央「スケート現役引退」肉声
休養中のフィギュアスケート女子・浅田真央(24)が、ついに現役引退決意を一部周囲に明かしているという。スケート指導やプロ活動の一方、タレントとしても活動する意向だ。 「真央は昨年3月の世界選手権で優勝。その後休養に入り、現役続行か引退かについて『ハーフハーフ』と言い続けている。昨年12月には『来年('15年)は決断の年になる』と話していた」(スケート関係者) 真央が休養している間、メディアに露出してブレイクしたのが姉の舞(26)だ。 「舞は選手としては真央に劣ったが、微乳の真央に比べ、87センチEカップとされる巨乳とモデル系ルックスが武器。優等生キャラの真央に対し、舞はぶっ飛んだ遊び人系でありタレント向き。メディアに引っ張りだこです」(スポーツ紙記者) 舞は昨年11月ごろからテレビのバラエティー番組に出始め、20歳のころに毎晩クラブ遊びをしていたり、金髪にして家出してマンガ喫茶で寝泊まりするなどのすさんだ過去をカミングアウト。さらにはトップ選手として活躍する真央に嫉妬し、長年口も聞かないほど仲が悪かったことまで明かしたのだ。 「最近2人は和解して仲良し姉妹に戻りましたが、根底部分では永遠のライバルでもある。負けず嫌いで実は目立ちたがり屋な真央が、この状況に我慢できるわけがありません」(同) そんな状況の中、本誌は真央が一部周囲に「ある決断」を明かしていたとの情報をキャッチした。 「真央は年明け以降、親しい友人らに『アタシもお姉ちゃんのように、素を出してテレビでエッチな発言とかもしてみたい。選手として、もうメダルを争うのはいいかな』という趣旨の考えを打ち明けているようです。3年後の'18年韓国・平昌冬季五輪までモチベーションが持たないのでしょう。事実上の引退決意&タレント転身宣言と考えていい」(スケート連盟関係者) 引退後は、フィギュアの指導や解説、プロとしてのショー出演なども行うとみられるが、タレント活動を本格化させるのは確定的だ。その決意をうかがわせる動きもある。真央は3月2日から、初のラジオ冠番組となる『浅田真央のにっぽんスマイル』(TBSラジオ)を始めたのだ。 「真面目な真央がラジオ番組を持つだけで驚きなのですが、第1回ではいきなり、ぶっちゃけトークが炸裂。現在、中京大4年生として大学に通う日々ですが、浜崎あゆみのファンと明かし、ライブで『叫びまくっています』と衝撃告白した。また、料理教室通いも報告。明らかに選手生活よりも、彼氏作りを視野に入れた恋愛活動への意気込みがうかがえます」(芸能ライター) 真央は恋愛未経験を公言。処女といわれている。 「真央も24歳。最近、周囲に『あたしだって本気になれば、彼氏なんかすぐ作れるからね』と宣言しているそうです」(同) 本誌が複数の関係者に取材したところによると、真央が昨春以来悩んでいる「現役続行か引退か」という選択は、実は「現役続行か、彼氏作り→処女喪失か」というのが本質のようだ。 「真央の肢体も女っぽくなる一方と評判です。乳房もきれいなお椀型に盛り上がり、Cカップ美乳です」(グラビア誌編集者) 極秘サプライズ計画も進んでいるという。 「一部出版関係者が、舞と真央の姉妹ビキニ写真集を狙っており、双方に交渉を開始しています。舞は基本的にOK。負けず嫌いの真央も、もう少し巨乳になったあたりで了承しそうな雰囲気。実現すれば、ビキニ姿だけでも部数20万部ギャラ1億円が最低線」(同) “淫体”真央が見たい。
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スポーツ 2015年03月15日 12時00分
落合GMの不気味な“オレ竜改革”進行中? 造反者大島潰しの刺客とサプライズ開幕投手を用意
2015年プロ野球ペナントレース開幕戦が目前に迫ったが、中日ドラゴンズに対する評価はあまり高くない。中日の補強は落合博満GM(61)の主導で行われており昨年のドラフトでは高校生選手の指名ゼロという異例の戦略が採られた。そして、さらに“オレ流チーム改革”が進んでいる。 「3月1日のオープン戦前、新人内野手の遠藤一星(ドラフト7位=前東京ガス)が外野ノックに加わりました。プロのユニフォームを着て1カ月でのコンバートですから、ちょっと驚きました」(スポーツ紙記者) 遠藤は中央大学、東京ガスを経て中日入りした25歳。20代半ばでドラフトも下位指名ながら「こんなに打撃が良い選手だとは思わなかった」と、偵察に訪れた他球団スコアラーから一目置かれる存在になっている。「二遊間でレギュラーを勝ち取るのではないか?」の声もあっただけに、突然の外野コンバートに驚いた報道陣も少なくなかった。 辻発彦野手総合コーチはコンバートの目的を「アイツを活かすため」と説明していた。その言葉の通りなら、俊足好打の遠藤は外野手として勝負することになる。 「遠藤は一年目から勝負しなければならない年齢です。本人も安定した社会人生活を捨ててのプロ入りですから、試合に出るためなら、ポシションにこだわりはないはず」(同) 落合GMは昨年、大島洋平との契約更改の席で「あの守備なら、オレなら使わない」とまで言い切った。選手会長でもあり不動のレギュラーとして球団タイ記録となる年間186安打を達成した大島だが、落合GMの査定した評価を元にした契約更改でこじれた経緯がある。大島は今年で30歳。まだ衰える年齢ではないが、一年目からがむしゃらにプレーするであろう遠藤が、結果的に“大島潰し”の刺客になる可能性は大いにある。 一方で開幕投手に関しても、訝しがる声が挙がっている 「他球団がシーズン中の予告先発のように次々と開幕投手を発表しているのに、中日はまだ公表されていません(3月10日時点)。順調に行けば、昨季セ・リーグ最多勝を挙げたの山井大介か、大野雄大(昨季10勝)だと思いますが…。エースの吉見一起は右肘の軽い張りを訴え、登板を回避しています」(同) 開幕投手候補の一角と目される大野は、3月8日の楽天戦で4回無失点と好投。同日2番手で投げた山井は3回3失点で、開幕投手候補同士は対照的な結果が出た。大野が開幕投手最有力と見るべきだが、ドラフト1位の野村亮介(21=前三菱日立パワーシステムズ)がいきなり開幕投手の大役をいきなり務めるのではないか、という噂がある。 「野村はどこも怪我をしていません。なのに、スロー調整でキャンプを送りました。いくら社会人出身とはいえ、新人投手に自己流調整を許すなんて…」(球界関係者) 落合GMは、自身の監督初陣でもある2004年の開幕投手に、故障で3年間全く登板のなかった川崎憲次郎(現解説者)を抜てきし、ファンを驚かせた。後年にこれもオレ流采配であったことが明かされている。再起を目指す川崎氏に対し、最も調整しやすい方法として、「開幕に投げろ」というスケジュールを与えたのだ。このときの、川崎氏が自己調整をしっかり行って開幕投手を務めたという流れは、今年の野村の調整法とだぶって見える。 中日は社会人ルーキーたちが抜擢されそうな下地が固まりつつある。シーズン中にはさらに“オレ流チーム改革”が進んでいきそうだ。
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スポーツ 2015年03月15日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(26)第五部・ゴルフシーズン突入「久々のゴルフ編」
早いもので3月も中旬。卒業式シーズンになりました。4月から新しい世界へ飛び込む方々には「初心を忘れずに」とメッセージを送りたいです。「初心」といえば、毎年12月から2月までの3か月はほぼクラブを持ちません。よって3月から始めるゴルフは正直、スコアがメタメタ。「初心」に立ち返るには良い機会となりますね。 先日、今年初めてコースを回りました。案の定、感覚が鈍ってしまいスコアはボロボロ。特に、アプローチ・パターが最悪でした。感覚が全然取り戻せなくて、スリーパットのオンパレード。イヤになりました。何とかその日は、ホールの終わりくらい…15番ホール辺りで徐々に(感覚を)掴み始め、最後は満足のいくゴルフが出来ました。 最後の最後に立て直したものの前半から後半の途中までは惨憺たるゴルフだった為、スコアは102。この数字はマズイです。必ず次回までには、90台に戻さないと…ズルズル尾を引きそうな感じです。そう思った時は吉日−−プレー後、危機感を抱いた私は早速、打ちっ放し練習場で反省をしてきました。 では、何が悪かったのか−−。(1)スリーパットが多かった(2)1打目に「あああ! やっちゃった!」が多かった この2点に尽きます。スリーパットは感覚的な問題なので、実践を積めば改善されるでしょう。問題なのは、(2)です。「あああ! やっちゃった!」というのは大体、ヘッドアップして、右にボールが飛んだ時に思わず口にするセリフです。 本連載でも、「ヘッドアップはしない様に!」と何回も何回も綴っていた私自身、この結果。友達3人もこの連載を読んでいるので、「ヘッドアップしてどうするの!」と突っ込まれました。そればかりか、この連載の「ヘッドアップ編」を音読される有り様。これは苦笑ものです。 連載では、「絶対、やってはいけない」と書いた「1打目は遠くに飛ばしたい」という“禁じ手”を著者自らが使ってしまった格好です。これは情けないですね。コースマネジメントの重要性が身を持って確認出来ました。 言い訳ですが、この女子4人の中では私がダントツ。圧倒的にスコアが上なのです。だから、「いいところを見せたい」というどうでもいい気持ちが、ヘッドアップを生む結果になったという事です。失敗! 尚、この日はマリガンを採用していました。 皆さん、マリガン(プレイベートルール)をご存じですか? 1打目が気に入らなければ「マリガン」と言えば、打ち直しが出来るのです。これはノーペナ。要するに第一打が抹消され、実質2打目(打ち直しの1打目)が第一打として採用されるというルールです。因みにマリガンの場合、実質2打目が第一打より悪い結果になろうとも、これが1打目となります。万が一、OBだとしても、これを受け入れなければいけません。 今回に関して言えば、マリガンであろうがあるまいが、ヘッドアップのオンパレードで結果は一緒でした。情けないのは、マリガンして打ち直しの第一打がバンカーに直行! というのがありました。弱い! 本当に心が弱い証拠です。「バンカーに入れたくない、入れたくない…」と気負い過ぎたばかりに却って力み、そのまま…。 そんな惨めったらしい私に対し、3人の女子は声を揃えて私の連載「バンカー編」を読み上げてくれました。恥ずかしい〜! 春が本格化して、視野が広がってきました。木が青々して、どこのゴルフ場も気持ちいいですね。小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/
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スポーツ 2015年03月14日 16時00分
理事長へ布石か 貴乃花親方「一門後援会」発足の裏事情
大相撲春場所(大阪ボディメーカーコロシアム)の注目は、やはり史上最多優勝記録更新を目指す横綱・白鵬だが、一方、土俵外で動向が注目されているのが貴乃花親方だ。 昨年5月、貴乃花親方をリーダーとする貴乃花グループが“貴乃花一門”に昇格し、1月29日に行われた新職務分担の発表(人事異動)では初めて貴乃花部屋付きの音羽山親方(元大関貴ノ浪)が一門から審判委員に就任した。いよいよ6つ目の一門として本格的に動き始めたのだ。 3月3日、これを祝って大阪市内のホテルで貴乃花一門後援会の設立激励会が華々しく催された。大相撲界の後援会は通常、個人や部屋単位で設立されるもの。このように一門全体をサポートするかたちの後援会は非常に珍しい。それだけリーダーの貴乃花親方に寄せる関係者や後援者の思いが熱い証拠で、集まった人数は、これまたこの種の会では異例の1600人。会場内はまさに熱気ムンムンといった状態だった。 「貴乃花部屋は数年前から従来のタニマチではなく、子供からお年寄りまで幅広く応援してもらおうとサポーター制を導入していますが、組織としては弱い。かといって、今更『サポーター制をやめる』とは言えない。だからこそ一門の後援会なのでしょう。それと、参加者はほとんどが“貴乃花理事長待望論者”です。理事長になるには部屋の枠を超えた幅広い支持が必要になる。貴乃花親方を中心に、大相撲界の頂点を目指そうとさまざまな思惑を秘めた人たちが駆け付けたというわけです。その中には、何と一門外の時津風(元幕内時津海)、錣山(元関脇寺尾)、湊(元幕内湊富士)の3親方の姿も。錣山親方は『オレたちの志は一緒だ』と熱っぽく話しており、そんな姿を見ると、貴乃花一門の勢力は日を追って大相撲界に広がっている感じを強くしました」(担当記者) 貴乃花理事長の誕生は北の湖理事長の次の次、という見方が有力。あいさつに立った貴乃花親方は満面に笑みを浮かべていた。果たして大望に向かって着々となるか、目が離せない。
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スポーツ 2015年03月14日 12時00分
松坂大輔は日本で復活できるか? かつての姿は見る影も無し
かつて“平成の怪物”と呼ばれ、今季から日本へ戻り、鳴り物入りで福岡ソフトバンクホークスへ入団した松坂大輔(34)がついにベールを脱いだ。 工藤公康監督(51)は「何も心配していない」と、松坂評を聞く報道陣に笑顔を返していたが、4日の阪神戦に続き、10日の巨人戦でも変化球を多投。かつての速球とスライダーで三振の山を築いた姿はどこへやらといった投球スタイルだった。対戦した側の阪神と巨人も違和感を感じたようだ。 「毎回のように走者を背負い、勝負球は変化球ばかり。カーブ、スライダー、チェンジアップ…。対戦打者の打ち気を外す投球しかできなかった」(関係者) 阪神戦のネット裏にはパ・リーグ5球団のスコアラーも陣取っていたが、松坂に「平成の怪物と呼ばれていたころの輝きはない」と判断したという。 「ソフトバンクの選手、首脳陣、スタッフも『昔の松坂ではない』と感じています。味方なので彼らは口に出さないだけ。松坂に教えを乞う若手は一人もいませんし」(同) 同じメジャーリーグ帰還者でも、黒田博樹(40)との大違いだ。広島カープの若手や中堅選手は黒田の周りに集まり、配球術や変化球などの技術面から、コンディション作り、登板前の精神面といったところまでもアドバイスを求めて止まない。「練習中の様子を見るだけでも勉強になる」との賛辞もあり、広島は“黒田効果”による開幕ダッシュも夢ではない。 「ソフトバンクの首脳陣もそんな松坂に配慮し、松坂と同じ練習をする組に若手を入れるなどし、コミュニケーションが取りやすい環境作りを務めています。松坂は性格も明るく、いい先輩かもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもありません」(ベテラン記者) 王貞治会長は常に前向きの発言をし、松坂が結果を出すことに期待しているが、工藤監督や投手陣を預かる佐藤義則コーチ(60)は、ある意味で残酷だ。松坂はマイペース調整を許されているが、結果を出せなかったときに松坂には言い訳の余地がない。 「開幕1カ月は先発ローテーションに入れ、そこでたとえ勝ったとしても、投球内容が悪ければ二軍落ちでしょう。松坂の猶予は交流戦が始まるまで」(同) 松坂はメジャーリーグ特有の固いマウンドや、投球練習にも球数制限があるアメリカ式に適応できず、投球フォームを崩してしまった。本人もそれを分かっていて、修正しようとしているものの、投球フォームはぎくしゃくしたままだ。また松坂は、本来は速球派投手だった。変化球のレパートリーは豊富だが、「スライダー以外は平均点」というのがプロ野球解説者の評価で、技術的に伝えられるものも多くない。若手投手からすれば、いまの松坂から学ぶものは何もないということになる。 「バント処理、牽制の速さなどの守備は天下一品。もっとも、いまはそれを発揮する場面がないが」(プロ野球解説者) 松坂から若手に話し掛けることも多々ある。関係は良好だが、黒田のように尊敬の眼差しを得られる存在ではない。公式戦初登板は開幕後2節目のオリックス戦が予想されているが、相手は超の付く大型補強に成功した強力打線だ。 ファンとマスコミの関心は確かに高い。だが、変化球頼みの苦しい投球しか出来ない松坂にとって、その関心の高さは辛いものになりそうだ。
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スポーツ 2015年03月13日 15時30分
地上波から見離された侍ジャパン ノルマ達成に厳しい現実
3月10日、11日、東京ドームで野球日本代表「侍ジャパン」と欧州代表の強化試合が開催されたが、果たして、どれほどの人が知っていただろうか? 「侍ジャパン」のメンバーは若手中心で、対戦相手は野球後進国の欧州代表とあって、注目度は低く、観衆(主催者発表)は第1戦が2万1267人、第2戦が2万3132人と、いずれも約5割の客入りで閑古鳥が鳴いた。 それ以上に深刻なのは、地上波テレビが離れたことだ。第1戦はTBSが午後7時から2時間枠で放送し、BS-TBSがトップ&リレー中継した。視聴率は7.2%(数字は以下、すべて関東地区)と散々なものだった。第2戦はどこも地上波がつかず、BS-TBSでの中継となってしまった。 こうなることは、予想はできていた。昨年11月に開催された「日米野球シリーズ」は壮行試合、親善試合を含め全8試合が行われ、すべての試合が地上波で放送されたが、視聴率は最高で9.0%。ただの1試合も2ケタに乗ることはなかった。 ロビンソン・カノらのスーパースターを招いての日米野球でも、この視聴率だったわけだから、各局が二の足を踏むのもいたしかないところ。 常設化された侍ジャパンは昨年11月に、NPBエンタープライズとして法人化されるなど、強化もさることながら、独自の収益を上げることを目的としている。 掲げている目標は4年総額40億円だが、今後も地上波離れが加速すれば、入ってくる放映権料、スポンサー料もグッと減って、ノルマ達成はおぼつかなくなってしまう。 スター選手を集めれば、事態も変わるだろうが、各球団とも、開幕前の重要な調整時期に主力選手を派遣したくないのがホンネ。目算が外れた侍ジャパンの憂うつは続くことになりそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2015年03月11日 11時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈グレイシー柔術が降臨した日〉
最初はごく一部のマニアが気に留めただけ。「マイナーな格闘技大会がアメリカの片田舎で行われたらしい」というほどにすぎなかった。 1993年11月、コロラド州デンバーで開催された『UFC1』。相撲や空手、キック等々の選手による異種格闘技トーナメント−−。“目つぶしとカミツキ以外は何でもアリ”というそのルールからして、どこかマンガチックで、これを“最強”を決める闘いだと考える者は皆無に等しかった。 パンクラスのエース外国人ケン・シャムロックや、極真空手の出身でUWFやRINGSでも試合をしているジェラルド・ゴルドーといった日本で名前の通った格闘家の参戦もあったが、結果優勝したのは無名のホイス・グレイシー。そのバックボーンである『グレイシー柔術』というのもそれまで耳にしたことのないウサンくさい響きで、シャムロックやゴルドーの敗退も「トーナメント制による展開上の紛れ」と受け取るファンがほとんどであった。 「格闘技専門誌などでも、当初UFC大会については“ケンカまがいの試合”というぐらいの情報しかありませんでした。日本では前田日明や佐竹雅昭とやり合ったゴルドーも勝ち上がりの段階で骨折していたというし、勝ったホイスもきっとフロックなのだろうと考えていたのです」(格闘技ライター) 格闘技ファンの反響も優勝したホイスではなく、ゴルドーの狂気…倒れた相手の顔面を全力で蹴り上げ、容赦なく後頭部へヒジを打ち下ろす、そんな一つ間違えば相手を殺しかねない闘いぶりへと向けられた。UFCとは、単に「野蛮で危険なもの」と見られていたのだ。 だが年が明けて3月に開催された第2回大会、ホイスはこれに参戦した日本の市原海樹を1回戦で破ると、全く危なげなくトーナメント連覇を果たす。 「市原は一般的には無名でしたが、所属する大道塾は知る人ぞ知る存在。空手に寝技や投げ技の要素を取り入れた日本の総合格闘技の草分けで、そのトップである市原なら“勝てる”というのが多くの格闘関係者の予想だったのです」(同・ライター) それが完敗したことで“グレイシー強し”との認識が急速に広がっていく。 後になってわかることだが、実はこのUFC大会、グレイシー柔術のプロモーションのために、同一族の長であるホリオンが企画したものだった。つまりホリオンをはじめとする一族全員が、試合をやる前から絶対的勝利を確信していたというわけだ。“何でもアリの試合形式でグレイシー柔術に勝るものはない”と。 これにいち早く反応したのが、このとき修斗を主宰していた佐山聡。 同年7月にバーリトゥード・ジャパンオープン'94を開催すると、そこにホイスの実兄であるヒクソン・グレイシーを招聘したのだ。 UFC1ではホイスのセコンドに就いたヒクソン。同大会優勝後のホイスの「兄は私の百倍強い」なるコメントは当時さほど注目されず、兄への世辞ぐらいに受け取られていたが、しかしそれが全く大げさではなかったことが、このときの試合で証明されることになる。 試合の早々から相手を寝技に引き込むと、マウントポジションを取ってからのチョークスリーパー。打撃や投げ技のハデな攻防のない闘いぶりは、一見すると「いつの間にか勝っている」かのような印象だが、しかしそんなシンプルな戦術に相手はまるで抵抗ができない。 完全なるヒクソンの一人舞台を見せつけられて、どうやらそれが“何でもアリ”の闘いにおける勝利の方程式であることに、ようやく日本の格闘関係者たちも気付かされたのだった。 そうして、その4カ月後。安生洋二の『グレイシー道場殴り込み&返り討ち事件』が勃発する。 UWFインターナショナルへの参戦交渉のためにヒクソン道場を訪れた安生は、そこでのスパーリングで一方的にやられてしまった。 「相手のホームで、そもそも闘うつもりでなかったなど安生にも同情の余地はあるのですが、顔面崩壊状態になるまでボロボロにされたインパクトは強烈でした」(同・ライター) このときの映像を佐山が公開したことにより、「グレイシー最強伝説」はファンの間にも一気に広まっていったのだった。
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スポーツ 2015年03月09日 13時00分
炎上か逆襲か トヨタに捨て身で特攻するF1復帰のホンダ
マクラーレンとの黄金コンビ復活で7年ぶりにF1に復帰するホンダがついにベールを脱ぐ。開幕戦オーストラリアGP(3月13日開幕。決勝は日本時間15日14時から)まであと数日。だが、下馬評では苦戦が伝えられており、開幕直前になっても混乱が続いている。 2月22日のバルセロナでのテスト走行で、フェラーリから年俸48億円で引き抜いた元世界チャンピオンのフェルナンド・アロンソがクラッシュ。そのままヘリコプターで病院送りとなり、4日間の入院。脳や骨の異常はなかったが、開幕戦出場が危ぶまれている。 「事故原因は『予測不能の突風の影響』との説明でしたが、居合わせた関係者に額面通り受け取る人は少ない。事故を起こす前に何らかの事情でアロンソが気を失ってしまうような状況に陥っていた、という情報が囁かれているのです。電気系統のトラブルで感電し、失神したのではと…。現在のF1では、エンジンサプライヤーは以前のような『エンジンだけの供給』ではなく、エネルギー回生システムを複雑に組み合わせた『パワーユニットでの供給』にレギュレーションが変更されており、テスト中に何らかの異常が発生した可能性も否定できない。現地メディアはそのように伝えています」(モータージャーナリスト) 新マシンを投入する直前テストではさまざまなアクシデントは想定内だが、調整が遅れているのを暴露する形となった。26日のテスト走行でも、もう一人の元世界チャンピオン、ジェンソン・バトンの駆るマクラーレン・ホンダはパワーユニットの交換トラブルに見舞われ、7周しか走ることができなかった。参加した8チームの断トツ最下位。トップのフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)には最速ラップで8秒近く離され、マシンセッティングが万全でないことを露呈した。 「開幕戦オーストラリアGPを全世界のモータースポーツファンが注目しているだけに、威信を懸けて準備を進めてきた。ホンダは昨年、本業の市販車部門で一人負けの状態でした。F1復帰とジェット機進出で一気に王者トヨタに襲い掛かるはずだったのですが、2013年秋に販売した『フィット』のハイブリッドシステムに不具合が出て1年余りで計5回のリコール。米国で起きたタカタ社の欠陥エアバッグ問題が追い打ちをかけ、トヨタとの差は開く一方。ハイブリッド車の国内シェアはトヨタが半分以上を占め、ホンダはグーの音も出ない状況が続いていた。その悪い流れを変えるターニングポイントこそF1復帰だったのですが…」(自動車評論家) 一方、トヨタは自動車レースでも『ル・マン24時間』に代表されるWEC(耐久レース)に路線を定めた。得意のハイブリッドシステムを駆使し、昨季は参戦3年目にしてドライバー、チームともに年間王者に輝いた。今年は中嶋悟の息子、一貴を擁してル・マン制覇に挑む。 市販車においてもトヨタは昨年12月に究極のエコカーである燃料電池車『MIRAI(ミライ)』の販売を開始した。地球温暖化を招くCO2排出規制の意識の高い欧州市場へも殴り込みを図っている。 この“環境路線”を進むトヨタに対し、ホンダはF1復帰が象徴するように“スーパーカー路線”で勝負に出た。アベノミクスによるバブル再来を先取りすべく、ポスト・フェラーリを目指した『新型NSX』の投入だ。 「日本がバブルに沸いた時代、自動車メーカーにもいきおいがあった。トヨタがベンツをターゲットに初代レクサスLSを投入すれば、日産はポルシェを視野にスカイラインGT−Rを復活製造。そんな中で1988年にF1で16戦15勝したホンダは、フェラーリ何するものぞと排気量3000cc、V6エンジン搭載のNSXを世に送り出した。しかし、バブルがはじけフェードアウト。そのホンダが今年に入り、デトロイトの北米自動車ショーで同社の高級車ブランド『アキュラ』からスーパーカー『新型NSX』の量産モデルを世界初公開したのです。価格は15万ドル(約1800万円)でホンダ史上最高額。もちろん、このNSXの販売の成否はF1の成績にかかっています」(スポーツ紙記者) ホンダは2月23日、伊東孝紳社長に代わって八郷隆弘常務執行役員が社長に就任する仰天人事を発表した。社内の取締役9人を一気にぶっこ抜く大手術。攻めの経営方針をさらに進めた格好だ。 「2020年の東京五輪までは安倍政権との相乗効果で好景気が続き、この5年が勝負と見ている。その間に稼げるだけ稼ぎ、トヨタを猛追する。F1がその旗頭なのです。まあ首尾よく成功すれば万々歳ですが、逆に低迷すれば炎上するもろ刃の剣。あのフェラーリはF1での不振が原因でブランド力を弱めており、そのポジションをNSXが狙っているわけですが、チャンピオンになれなければ絵に描いた餅に終わってしまいます」(同) 現段階ではまだ調子が上がってこないマクラーレン・ホンダだが、ドライバーは2人とも元世界チャンピオン。バトンは人気モデルの道端ジェシカと結婚したばかりだし、アロンソも日本人の元ミスユニバースと交際4カ月。充実の私生活同様“パワード・バイ・ホンダ”スピリッツを見せてくれるに違いない。
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スポーツ 2015年03月08日 15時00分
和田阪神は戦力を扱いきれるのか? 1番鳥谷采配で浮き上がる打線の脆弱さ
選手個々の能力は高い。先発投手のコマ不足は否めないが、勢いに乗れば、手がつけられなくなる−−。これが、球団創設80周年を迎えた2015年の和田阪神に対する評価だ。しかし、いくら見渡しても、チームに勢いをつける起爆剤といえるものが見あたらない。 「チームの浮沈は和田豊監督(52)の采配によるところが大きい」(プロ野球解説者) 阪神といえば、14〜15年オフに、FAでの補強に全敗し、「和田監督がいちばん喜んだのは、鳥谷(敬=33)の残留が決まったとき」といった声も聞かれた。 「和田監督は鳥谷の残留を受け、打線改造を示唆しました。同監督の理想形は1番打者に鳥谷、3番に西岡です。しかし、キャンプを経て、3番福留も思案するようになりました」(在阪メディア陣の1人) オープン戦が終わってみなければ分からないが、キャンプ中には福留の打撃好調を伝える報道も見られた。もともと実績のある選手だ。本来の体のキレが戻ってくれば、ある程度の数字は残せるだろう。 しかし、こんな指摘もある。 「福留の打撃は好調でも、3番を奪うほどではありません。それでも福留3番打者論が起きるのは、西岡のモチベーションが懸念されているからなんです。西岡は二遊間のポジションに強いこだわりを見せたものの、和田監督が三塁固定を本人に宣告しました。4度も話し合い、納得させたことになっていますが、三塁の守備練習に入ったとき、二塁手用のグラブを使うなど、ささやかな抵抗を続けています。打撃に影響が出るようなら、故障の今成が帰ってきた時点で、即座に交代でしょう」(同) 福留を使う利点もある。阪神フロントが最も期待している選手は上本博紀(28)と大和(28)の2人。二塁手の上本は契約更改の席で、「生え抜きとして、チームを引っ張っていく」と決意表明し、フロントスタッフを感動させた。大和は和田阪神が飢えている機動力を秘めた選手で、この2人を中心としたチーム作りに球団幹部も期待している。だからこそ、西岡を三塁へ固定させたいのだ。 「大和は福留を慕っており、外野守備の師匠と思っています。福留は肩の強さが衰えておらず、右翼に固定できれば、守備範囲の広い中堅手の大和も生きてくる。正二塁手に西岡ではなく、上本に決めたのはフロントへのウケもあったようです」(球界関係者) 福留が3番で固定されば、1番鳥谷、2番に上本か大和、4番はゴメスが入り、5番にマートンが予想される。しかし、この打線は与し易いという見方がある。 「鳥谷は、足は速いものの、単独スチールを狙うタイプではない。大和、上本の2番候補は走れますが、その後は鈍足続き。一発狙いの振り回すタイプなので崩しやすい」(ライバル球団スコアラー) 一発狙いで穴だらけのトラ打線は開幕の中日3連戦で連敗するのでは。そんな話も出始めた。和田監督が1番打者鳥谷にこだわりすぎると、80周年が台無しになる危険性もある。
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スポーツ 2015年03月08日 13時00分
井端が元同僚から総スカン 落合政権に怯える中日ナイン
2月19日に行われた巨人対中日のオープン戦の試合前にこんな場面があった。 中日を戦力外になり、巨人で支配下登録を勝ち取った堂上剛裕外野手(29)の元に、元同僚の中日ナインが集まり、「頑張れよ」、「よかったな」と祝福を述べていた。元チームメイト同士の談笑…。ところが、である。この輪に入れない元中日選手がいた。井端弘和内野手(39)だ。 「井端と自主トレを行った高橋周平が一度近づきましたが、挨拶程度しか話をしていません」(スポーツ紙記者) その原因は落合博満GM(61)にあるという。井端と落合GMの蜜月関係は、2013年オフの契約更改で終焉した。この契約更改前年の井端の年俸は1億9千万円だったが、落合GMは野球協約で定められた減額制度(年俸1億円を超える場合は40%)を大幅に越える88%ダウンの3千万円を提示。故障や成績ダウンという正当な理由はあったものの、井端は激怒。落合GMも井端のこれまでの功績も加味せず、一歩も引かなかった。 「いや、2人の関係悪化はそれ以前から囁かれていました」(球界関係者) そもそも、井端は落合シンパの1人だった。しかし、落合が監督を辞めて退団した11年オフ以降、落合派のスタッフ、選手は反対勢力の切り崩しに合い、人がいい井端は彼らとも付き合うようになった。それを伝え聞いた落合氏は、GMとして中日に復帰するなり、井端を信用しなくなったそうだ。 「高橋周平に対しても、『井端と一緒だったことは伏せておいた方がいい』と助言したスタッフもいました」(同) 中日ナインが堂上の周りにだけ集まったのは、落合GMに怯えていたからかもしれない。井端に恨みはない。でも、親しくしたら、変に誤解され、次の契約更改でトバッチリを食う危険性もある…。中日ナインはそう考えたのだろう。 「井端のもとに歩み寄った中日選手がもう一人いました。大島洋平です。大島は落合GMの査定に不満をこぼし、一時は年俸調停も示唆していました。放出の覚悟もできているのでは…」(同) その通りだとすれば、リーグ4連覇を目指す原辰徳監督(56)は手をたたいて大喜びするはず。地元名古屋の野球関係者がこう続ける。 「堂上兄弟は地元愛知県の出身であり、父は言わずと知れた中日OBの堂上照さんです。堂上に期待する地元関係者はいまでも多く、その堂上兄を解雇した時点で、地元との関係を懸念する声も聞かれました。堂上兄を応援していきたいので、名古屋の企業広告の一部が巨人に流れるのではないかと…」 契約更改でモメた時点で、大島放出説も囁かれた。「現職の選手会長という立場を配慮して先送りした」との見方が正しければ、近い将来に大島は第2の井端になるだろう。すでに井端と旧交を温める“熱い握手”を交わした時点で、本人は覚悟が出来ていると見るべきかもしれない。 恐怖の落合政権である。
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