スポーツ
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スポーツ 2015年03月08日 11時00分
大相撲春場所話題の新弟子
3月8日から始まる大相撲春場所(大阪、ボディメーカー・コロシアム)。自己2度目の6連覇、34回目の優勝を狙う横綱・白鵬は、先場所後、取り直しになった稀勢の里との一番の判定を猛批判したことについて、いまだに謝罪や反省の言葉を公の場で口にしていない。 「本人にすれば『ガタガタ言うな。土俵で勝てば文句ないだろう』という気持ちでいるに違いありません。まさに、トラブルで引退した朝青龍にそっくりになってきました。逆風は強まるばかりで、負ければ『それ見たことか』となるのは必至です」(担当記者) とはいえ、白鵬が強過ぎるのも事実。期待の逸ノ城も先場所負け越して三役から陥落してしまった。 「その逸ノ城に代わって関脇に昇進した照ノ富士が楽しみですね。年齢は2つ上ですが、逸ノ城と同じ飛行機で来日して鳥取城北高に相撲留学し、どちらが先に横綱になるかと期待されるほどの逸材です。同じ部屋に横綱の日馬富士をはじめ、安美錦、宝富士、誉富士らがおり、逸ノ城と違って稽古相手に不自由しないのも強み。ハングリー精神にも長け、去年の夏場所には蜂窩織(ほうかしき)炎にかかり、初日の朝まで入院していながら強行出場して見事勝ち越したエピソードがある。一気に花開くかもしれませんよ」(部屋関係者) この春場所はまた就職場所とも呼ばれ、大勢の金の卵たちが土俵に立つ。中でも学生相撲出身の3人、学生横綱で幕下10枚目格デビューする大道(東洋大、出羽海部屋)、前相撲からのスタートとなるが平成24年の学生横綱の大輝(日体大、八角部屋)、関学大初の入門で居反りや足取りなどの奇手を得意とする宇良(木瀬部屋)からは目を離せない。 果たしてナニワの春を謳歌するのは誰か。
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スポーツ 2015年03月08日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(25)第五部・ゴルフシーズン突入「ゴルフ場の花粉編」
3月、ゴルフシーズン突入! 陽気と共に気分が高まりますね。 ただ、この時期だからこそ、悩まされる問題もあります。それはスギ花粉。毎年2月末から5月のGW終わりまで、「クシュン、クシュン」…この時期のゴルフ場は日本全国、花粉がすごいです。 事実、花粉症を患っている私の友達は大変。実際にあった話ですが、数年前、この友達と春季にゴルフに行った際、いつもは冷静な彼女がこの日は花粉に悩まされてボロボロ。1ホール目からズタズタだった彼女ですが、10ホール目に差し掛かり、目がもの凄く腫れあがりました。この時点で限界でしたが、プレーを続行。そして15ホール目…もう、どうにもならない状態で遂にリタイア…その後はカートの運転係として、最終ホールまで同行することになりました。 彼女はスタート前から涙と鼻水が止まらない状態でした。こうなると集中力は皆無。好スコアは全く期待出来ませんね。とにかくボールを打つ事で精一杯です。 因みに私はというと、ブタクサとヨモギのアレルギーがあります。その為、5〜6月は声が出ないときがあります。スギ花粉の症状とは異なるため、ゴルフそのものには支障は出ません。いや…私が静かになる事で(私も含め)パートナーが淡々とプレー出来ます。スコアが良くなるという「効果」が望めるかもしれません…。 次に、この時期のゴルフ場について−−。 ゴルフ場もスギ花粉の影響が顕著に出ます。グリーンはこの時期、スギ花粉で黄色い膜が張っている様な状態です。当然のことながら、膜は花粉。本当に凄いですよ。 ラッキーなのは、この花粉のお陰で芝が読める。というのは花粉の上をボールが通過。するとそこだけ花粉が取れるので道が出来ます。前の組が残してくれた「足跡」を利用出来ると言う訳です。 冬場は霜が降りるので、霜でも「足跡」が出来ます。が、こちらは気温が上昇すると霜が解凍され、グリーンがグチャグチャになり「足跡」は姿かたちが無くなります。そう考えると、花粉シーズンだけの特権と言っていいでしょう。 昨年…14年12月は0回。15年1月が0回。2月は1回。3月は6回(予定)…数字からも分かる通り、私にとってのシーズンインが3月。12〜2月までは寒く、ボールが飛びません。これは結構辛いです。そればかりか足が寒く歩くことも困難。とにかく頭の中は「寒い」という一言のみ。大変です。 3月になると気分がいいのでカートを使わず、ひたすら歩きます。暖かいので身体が良く回り、ボールが飛ぶ。3月下旬過ぎからはスコアがグッと良くなってきます。 私同様、友達も冬はゴルフをしません。友達がゴルフに行かないと私も足が遠のく。それが3、4月になると一変。こちらから積極的にゴルフを誘う様になります。とにかく花粉症の方にとって、この時期は大変である事は間違いありません。完全防備のメガネを着用。口にはマスク…ここまでやっても辛いのですから…。 スギ花粉、海外には無いので花粉症の方は海外遠征がおススメ!?*写真:カメラマン須田卓馬小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/
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スポーツ 2015年03月06日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈山下泰裕 負けなしの美学〉
山下泰裕の名勝負というときに、多くの人がまず思い浮かべるのが1984年ロサンゼルス五輪柔道無差別級決勝、エジプトのモハメド・ラシュワンとの一戦であろう。そして、この試合に対する大方の記憶としては「右ふくらはぎに肉離れを起こし、脚を引きずりながら決勝の舞台に上がった山下。しかしラシュワンは、その負傷箇所を狙うことをよしとせず、正々堂々と勝負に挑んだ」というものではないか。 試合翌日にも、以下のように報じられている。 −−ラシュワンは「ヤマシタが右足をけがしたのがわかっていたので、彼の左側へ技を仕掛けた」と振り返った。「なぜ、痛めた足の方を攻めなかったのか?」の質問にも「それは私の信念に反する。そんなにまでして勝ちたくなかった」と爽やかに胸を張った−−(産経新聞) 他の報道でも同様で、これは“美談”として長く伝えられることにもなった。同年、ラシュワンはこれにより『国際フェアプレー賞』も受賞している。 だが後日、山下が「右脚を攻めてこなかったというのは事実と異なる」と語っていたことは、あまり知られていない。 もちろん「正々堂々と勝負してきた」と認めた上のことではあるのだが、山下のラシュワンへの評価は「相手の弱ったところを攻めてこそ勝負師」というもので、巷間伝わる印象とは大きく趣を異にしている。 では、実際にはどうだったか。 試合開始早々、ラシュワンは山下の右脚を払いに出ている。そこから左払い腰に出ようとしたところを山下が押し潰して寝技に入り、横四方固めで一本勝ち。 時間にしてわずか1分5秒。これがロス五輪決勝の全てである。 山下の言うように、確かにラシュワンは右脚を攻めている。 ラシュワンが嘘をついたのか−−。しかし、それも違うのである。 「この試合に際して、ラシュワンへのコーチからの指示は“最初の1分間は自分から攻めるな”というものでした。持久戦にしてまず山下の故障箇所に負担を与えようというのがゲームプランだったのです。しかしラシュワンはその指示に従わず、最初から攻めに出ました」(スポーツ紙記者) まずこの点において、山下の弱点に付け込もうという意識がラシュワンにはなかったとわかる。 「さらに言うと、最初に出した右の脚払いはあくまでもフェイントであって、そこからの左払い腰がこの試合でのラシュワンの勝負手でした。しかし、本来得意だったのは右払い腰。その意味でも“山下の右脚を攻めなかった”という言葉に嘘はなかったのです」(同・記者) 同じ柔道家であれば、山下もそのあたりには気付きそうなものだが、それがなぜ「右を攻められた」という認識になったのか。 「それは山下が桁外れの天才だからじゃないでしょうか」(同) 引退までに公式戦203連勝(引き分け7)、対外国人選手無敗という圧倒的な強さを誇った山下。そんな“超人”からしてみれば、相手との駆け引きのために持久戦に持ち込もうだとか、フェイントを仕掛けようなどという常人並みの発想は無縁のこと。策を弄さずに己の力を出し切ることこそが、一番の勝利への近道だったのだ。 それだから、前述したラシュワン側の戦略にも思いが至らなかった、ということは十分に考えられる。 高校のころまでは相手とのあまりの実力差からまず寝技にまで至ることがなく、そのため、まともに取り組んでこなかったという。それが本気で練習を始めると、すぐに“寝技のエキスパート”に上り詰めてしまう。 その寝技を使い始めたのも「投げ技で一本勝ちを狙えば隙が生まれるかもしれず、より安全に勝つために」という理由からだった。 山下にとって勝つことは当然。どれだけ取りこぼしをなくすかということを考えていたわけで、他の選手とはそもそもの次元が違ったのである。 その温厚で誠実そうな顔付きや真摯な性格から「努力の人」とも思われがちだがとんでもない。不世出の大天才であったことが、このラシュワンとの一戦からも見えてくるのである。
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スポーツ 2015年03月06日 12時00分
ゴールデン2時間で200万円 白鵬が3月場所引退で芸能界転身
横綱白鵬がタレントに転向する!? 芸能界から改めて注目を集めているのが、大相撲初場所で史上最多33回目の優勝を成し遂げた白鵬(29)だ。 最近の白鵬といえば、審判部に対し批判をしたことで、連日のごとくバッシングの嵐に晒されているのは周知の事実。しかも発言はエスカレートし、最終的には言ってはいけない事を自ら口にした。 「『本当、肌の色は関係ないんだよね。同じこの土俵に上がってマゲを結っていることになれば、日本の魂。みんな同じ人間』と、まるで自分が人種差別を受けているかのようなコメントまでぶちまけた。その場に居合わせた記者の多くがドン引きしていました」(スポーツ番組ディレクター) それにしてもなぜ、白鵬はこのタイミングでバッシングを受けるようなことを口にしたのか。取材を進めてみると、何ともショッキングな情報が飛び込んで来た。なんと今年の3月場所(大阪)で引退を発表するというのだ。 「白鵬が尊敬する大鵬や、平成の大横綱・貴乃花が引退したのは30歳。29歳の白鵬が引退を決意しても何ら不思議ではない。実際、初場所千秋楽の優勝インタビューで『もう目標なくて引退なのかなと、いろいろ考えました』とも語っている。最近の不遜な態度や発言は、角界を去る覚悟で、一気に不満をブチ撒けていた可能性が高い」(事情通) その後はどうするのか。 「楽をしてお金が稼げるタレント転身を本気で考えている。確かに横綱なら出演料は最低100万円〜。ゴールデン帯の番組ともなれば200万円オーバーも可能です。すでに大手芸能プロが接触を始めています」(芸能プロ関係者) 芸能人に転向したとしてもやはり問われるのは品格なのだが…。
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スポーツ 2015年03月05日 12時00分
広島戦を押さえろ! セ・リーグ地上波テレビ中継争奪戦
男・黒田博樹は広島だけでなく、日本のプロ野球界全体の救世主になるかもしれない。 「今季、地上波でのプロ野球中継数が増えると思います。まだハッキリしたことは言えませんが、黒田の帰還でここまで盛り上がるんですから、プロ野球の生中継で、テレビ業界は視聴率も稼げると見ています」(制作プロスタッフ) キーワードはもちろん『広島戦』だ。黒田が帰還した2月16日、広島の地元テレビ局3社がこぞってその会見を生中継するという異例の光景が見られた。チームに合流した18日には40社、150人強の取材陣が広島キャンプを訪れ、ほとんどの媒体がトップニュースとして報じていた。球団も「ここまでスゴいとは…」と、緊急で『黒田専属整備員&広報』を密着させたほどである。 「推定20億円の契約を蹴って古巣に帰って来たというのが泣かせるじゃありませんか。終身雇用、浪花節の日本人のハートをわしづかみにした帰還劇ですよ。それに冷静に見てみれば、今年は阪神の球団創設80周年、V9以来の4連覇を目指す巨人、交流戦では同じく日本球界復帰の松坂大輔や、二刀流の大谷翔平との絡みも実現するかもしれない。黒田の広島を軸にすれば、ウマい商売になり得ますよ」(NPB関係者) 非公式を含め、NPBや広島に“アタリ”を付け始めた局も現れた。まして広島には一大旋風を巻き起こした『カープ女子』も味方に付いている。 「セも予告先発になったので予定が立てやすい。黒田の復帰初戦は、開幕3試合目の3月29日、対ヤクルト戦が最有力。日曜日のデーゲームですが“勝負”できます!」(前出・制作プロスタッフ) 緒方孝市監督はキャンプイン前夜のミーティングで、開幕投手に前田健太を指名した。「両雄並ばず」ではないが、新旧両エースに対する緒方流の配慮であり、こうした若い指揮官の奮闘ぶりも“サイドストーリー”として成り立つという。 そういえば、緒方監督も元アイドル選手だった。 「今、若い女子の観客が目立つのは、広島戦とプロレス。どちらも、かつてはビール片手にヤジを飛ばすオヤジの娯楽でしたが、雑誌でも『カープ女子』と『プロレス女子』の特集記事はよく組まれており、若者の嗜好が変わったことを物語っています。これに対し、Jリーグで観客の年齢層を正式に調査した結果、40代が最も多いことが判明しました。20年前のブームの際にファンになった若者が、そのまま高齢化したわけです。新しい、若い世代を取り込んだのが広島カープとプロレスというから驚きです」(スポーツライター・美山和也氏) 黒田の男気は、通の野球ファンをうならせただけでなく、普段あまり野球に興味のない老若男女の関心もひいている。 「広島戦を押さえろ!」とテレビ各局が慌てているのも当然なのである。
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スポーツ 2015年03月04日 12時00分
球界を救う赤ヘル旋風 4億円復帰の裏真相 広島・黒田「今季引退」
80%もの年俸カットを受け入れて古巣の広島カープに復帰した黒田博樹投手(40)の舞台裏が、にわかにベールを脱ぎ始めた。 キャンプインを迎え、米メディアが「彼こそサムライ」と日本での活躍の様子を紹介するとともに、今回の決断を分析している。2000万ドル(20億円超)のオファーがありながら、4億円で古巣に8年ぶりに復帰を決めたのは「プロスポーツ界の多くの成功者がそうしたようにビジネスマンへの転身が狙い」だという。これまで培ってきた球界人脈とメジャーで学んだマネジメントのノウハウを生かし、監督をスルーして「球団経営を目指している」と見ているのだ。 広島東洋カープの球団株式は、マツダ社創業家の松田家が60%、マツダ社が30%、地元の新聞社とテレビ局が10%といわれる。上場されていないため正確な所有者は明らかにされていないが、市場に出回っていない以上、入手は困難を極める。その球団株が黒田のカープ復帰の決定打になったという。 「快くメジャーに送り出してくれた広島のファンに、最後はカープでの約束を果たしたい−−。男気というのも事実だろうが、そう簡単に10億円を超す大金を義理や人情で捨てられるものじゃない。黒田には、エージェントも弁護士も資産管理のコンサルタントも付いており、そのあたりはしっかりしている。カープ復帰で損出した16億円など十分に回収できる、そう踏んだのでしょう。というのも松田元オーナーの意を受けた広島サイドが、交渉の切り札として松田家が保有する株式の一部を譲渡してもいい、という条件を持ち出したというのです。契約金代わりに球団株の10%超を譲渡したという水面下の情報もある。これが事実なら松田家だけでは過半数割れし、黒田と連合しなければ経営権を維持できない。つまり、共同経営を持ち掛けたのです。たかが10%程度の株式と思うかもしれませんが、その価値は計り知れない。もし上場することになれば、数10億円にバケる可能性があるからです」(大手広告代理店幹部) 黒田はメジャーで通算7シーズンプレーし、この間に8800万ドル(約106億円)を稼いでおり、その気になればカープ株などいくらでも買い増せる。カープ復帰は球団経営の第一歩。米国流でいえば、今シーズンはいかにしてカープに付加価値を付け、投資の対象としての魅力をアピールするかがテーマなのだという。 「昨年来のカープ女子人気で注目度は巨人、阪神に勝るとも劣らない。そこに黒田と新井貴浩が帰ってきた。エースの前田健太は今シーズンを最後にメジャーに転身する。大瀬良大地、野村祐輔の“若鯉3本柱”は今年が最後。つまり、今季のカープはなりふり構わず24年ぶりのセ・リーグ優勝に突き進むことになる。そう思うからこそ年間指定席は早くも完売だし、カープグッズも今年は330種増やし、計600点になった。アベノミクス効果で日経平均株価は約15年ぶりの高値水準にまで回復しており、球団の株上場を検討するにはまたとない好機なのです」(スポーツ紙デスク) 広島といえば、思い出すのがホリエモンだ。球界再編で揺れていた10年前、堀江貴文氏(ライブドア元社長)は亀井静香衆院議員の刺客として2005年の衆院選で広島6区から出馬した。無所属ではあったが、選挙応援に当時の武部勤幹事長や竹中平蔵大臣が駆け付けたように、小泉純一郎首相が放った刺客であるのは明らかだった。 もっとも堀江氏が立候補を決断した真の狙いは、後に読売新聞グループ渡辺恒雄会長が暴露したように“カープ買収”にあった。仙台ライブドアフェニックス構想が霧散したことで、フジテレビ買収で得た1440億円でカープを買収。その足掛かりとして広島県選出の衆院議員を目指したのだ。 「ホリエモンにしても、阪神電鉄の買収に動いた村上ファンド(村上世彰氏)にしても、球団買収の狙いは球団の株式上場にあった。プロ野球は熱烈なファンが多く、例えばファン20万人に『1株5万円』で株を持ってもらえれば、それだけで100億円が調達できる。ファン一人ひとりが“自分がオーナー”だと思えば、これまで以上にその球団を応援する。広島カープは毎年黒字を計上しており、堅実な経営として実績を持つ。東証マザーズなどに上場を申請すれば、すぐさま通るでしょう。球界とは無関係の堀江氏や村上氏とは違い、黒田が経営権を握るのであれば、オーナー会議が球界初の“上場球団”を容認する可能性は高い」(前出・代理店幹部) 上場が長引いたとしても、球団株を所有していれば経営に携わることができる。望めば監督就任は容易。球団トップと現場責任者を兼任できるのだから、思い通りのチームができる。 「いつ壊れてもいい…復帰1戦目で肩が飛んでも…後悔はしない」 復帰会見で語った黒田の意気込みだ。 「昨年、契約選手のアダム・スコットや錦織圭が大活躍し、飛ぶ鳥を落とす勢いのユニクロが次に狙っているのが黒田であり、カープなのです。同社のスタートは広島が1号店で、柳井正会長はカープの地元ともいえる山口県宇部市の出身。黒田同様、カープへの思いは強い。黒田と柳井会長が手を結ぶ可能性も十分にあります」(地元テレビ局) 男気の鎧をまとった黒田の炯眼は、規格外としか言いようがない。
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スポーツ 2015年03月03日 15時30分
2015年12球団戦力分析 『混セ&パ2強』説は本当か!?(巨人編)
原辰徳監督は『チーム解体』を宣言するなど、ゼロから作り直す覚悟を語っていた。 キャンプ終盤、阿部慎之助は右ふくらはぎの張りで別メニューが続いている。ベテラン・村田修一も調子を落とし、オープン戦を2試合続けて外された。指揮官は口にこそ出さないが、「無理をさせる時期ではない」と判断し、若手、中堅でオープン戦を戦っているのだろう。 しかし、こうも思った。 巨人は選手層が厚いように見えて、実はそうではない。本当に阿部、村田のどちらかを欠いたとき、人材難に陥るのではないだろうか。阿部、村田、遊撃手・坂本勇人はクリーンアップ候補であり、正二塁手を争っている片岡治大、井端弘和も『2番』という打順の重要どころを任される選手だ。彼らの代役を務める選手には“ハイレベルな打撃能力”も求められるのだ。でなければ、打線の得点能力は一気にダウンする。 一塁(=阿部)、三塁(=村田)を守れる控え内野手はいないわけではない。寺内崇幸、藤村大介、中井大介、一軍キャンプに抜てきされた辻東倫もいる。亀井善行、高橋由伸も一塁を守れる。亀井、高橋由は外野手だ。故障・リハビリの影響で長野久義、アンダーソンが開幕に間に合わない可能性が高く、外野手として、開幕スタメン出場が予想されている。ちょっと飛躍するが、高卒ルーキー・岡本和真の今シーズン中の一軍デビューもあり得るのではないだろうか。 阿部、村田が“健在”のうちにテストすべき選手はいた。辻東倫(20)だ。昨秋、21U日本代表に選ばれたのが自信になったのか、好守ともにハツラツとした動きを見せていた。主にショートでノックを受けていたが、グラブ捌きも柔らかく、スローイングも正確で、片岡、井端がもたついているようなら、『二塁・辻』もあるのではと思った。 投手陣では、リリーフ転向の澤村拓一が目立っていた。「速い」のひと言で、ボールが唸っていると言っても大袈裟ではない。これまで、先発で好成績を残せなかった要因でもあるが、この高めに来るストレートは天下一品だが、低めを狙うと、その精度がツーランクくらい、落ちてしまう。1イニングのクローザーであれば、高めのストレートと変化球で十分かもしれないが、救援陣の顔ぶれを見てみると、マシソン、久保裕也、高木京介、山口鉄也に、新人の戸根千明、同・高木勇人が加わっただけ。左腕・山口の調整が遅れており、澤村、マシソンは右投手でタイプも似ている。ポイントは「左のリリーバー」で、戸根がカギを握っているような印象を受けた。 新外国人のアーロン・ポレダ(左投手=前レンジャーズ)は先発が予定されているが、救援の経験も豊富。メジャー情報に詳しい関係者は「コントロールが悪い」と否定的な見方をしていたが、ブルペン捕手の構えたところにきちんとボールが行っていた。実戦マウンドに行けばまた違うのかもしれないが、内海、杉内、菅野、小山の先発組が順調に開幕を迎えれば、左腕・ポレダも救援にまわせるのではないかと思った。 30代半ばの選手が増えてきた。世代交代はその30代半ばの主力選手が“そこそこの成績”を残しているので遅々として進まない。4連覇はV9以来の快挙となるが、このメンバーで優勝を狙うのは“ラストチャンス”ではないだろうか。
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スポーツ 2015年03月03日 15時00分
米・キューバ国交正常化交渉本格化でメジャー視察が日本人選手にソッポ
野球をめぐり、日米キューバ3カ国関係が大きく変わろうとしている。 「来日のめどはまだ立っていません」−−。横浜DeNAはそう繰り返すだけ。キューバの“至宝”でもあるグリエル選手のことだが、母国所属チームが好調で、NPBの日本シリーズに当たるカリビアンシリーズへの出場が濃厚。そのため、中畑清監督も「グリエルなし」での開幕オーダーを覚悟している。 「千葉ロッテのデスパイネ、巨人のセペダも来日が遅れています。巨人はともかく、DeNAとロッテは大きな戦力ダウンでしょう」(スポーツ紙記者) 問題はそれだけではない。グリエルが「メジャーリーグでやってみたい」と発言。アメリカとキューバの国交正常化交渉開始を背景に、今後、キューバ勢は「日本よりもアメリカ」という選択をするようになるとみられるのだ。 「昨季、DeNA戦のネット裏にはメジャーのスカウトもいましたからね。マネー戦争になれば、NPBはアメリカには勝てません」(同) 交渉開始に向けた政府実務者レベルでの話し合いが始まったことを受け、メジャーリーグ機構は「メジャー各球団のビジネスの進め方にどう影響を及ぼすか調査する」とコメント。早ければ、来季から前段階として、スポーツ、芸能文化部門の交流が始まるとの情報も交錯している。 「1月中旬、阪神もフロント幹部をキューバに派遣し、ネットワーク作りを始めようとしましたが、手ブラで帰って来ました。キューバ選手の『日本よりもメジャー』の意向を知ったからでは」(球界関係者) さらに、メジャーリーグが日本選手に対する評価を変えてくる可能性もある。これまで日本人選手が高額マネーで契約できたのは“即戦力”と目されていたから。しかし、キューバ勢は身体能力面で日本人をはるかに上回っており、同じポジションなら「頑丈そうなキューバ勢」となっていくのは確実とみられるからだ。 日本人選手のメジャー挑戦は、今オフがラストチャンスかもしれない。
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スポーツ 2015年03月03日 13時00分
中継ぎ不安の巨人と楽天 慣れない配置転換で選手がパンク寸前
近代野球において、救援投手はある意味で先発投手よりも重要とされている。誰をそこに抜てきするか、その人材配置を間違えれば、チームは崩壊しかねない。 「後ろの3イニングを重視している。裕樹にはそこで競争してほしい」 東北楽天ゴールデンイーグルスの大久保博元監督(47)が松井裕樹(19)のリリーフ転向を明言したのはキャンプ中盤の2月12日。松井は同22日の対日本ハム戦で中継ぎ登板し、2回無失点に抑えて指揮官の期待に応えた。しかし、有望左腕のリリーバー転向に批判的な声もないわけではない。 「松井は大先輩の田中将大、則本昴大と自主トレを行なうなど、先発へのこだわりが強い。リリーフで使うのであれば、もっと早く本人に伝えてやれば…」(プロ野球解説者) 自主トレで積み上げてきたものが、監督の一言で全て無駄になったというわけだ。 だが、大久保監督が救援陣を1枚でも厚くしたいという気持ちも分からなくない。V9以来となる4連覇を目指す巨人の原辰徳監督(56)も、先発ローテーションの澤村拓一(26)をリリーフへ転向させたのは試合終盤を重要視しているからだが、こんな声も聞かれた。 「澤村は新球のチェンジアップの習得をキャンプのテーマの1つに挙げていました」(同) 松井が救援転向を伝えられたころ、澤村はブルペンで悪戦苦闘していた。本人の要望で投球練習中に秦真司バッテリーコーチ(53)が左右の打席に交互に立つ。しかし、チェンジアップは捕手のはるか手前でバウンドし、バックネットへ…。チェンジアップはブルペン捕手が構えたところへ一球たりとも行かなかった。 「あれは使えない」 偵察中の他球団スコアラーも思わず、失笑していたほどだ。 「昨秋のWBCで、招集された他球団投手が『澤村のとなりで投げたくない』というほどでした。1イニングなら、ストレート勝負でいいのでは?」(球界関係者) 澤村は紅白戦で好投したが、それはストレート中心の投球スタイルに徹したため。とはいえ、シーズンは長い。澤村の剛球がお疲れモードに入った際、チェンジアップによる緩急の配球も必要だろう。 「チェンジアップを習得できない最大の原因は、力の入れすぎ。原監督がチェンジアップ習得を命じた最大の目的は脱力する感覚を体得させるためですが、このまま、チェンジアップにこだわりすぎると、投球フォームまで崩しそう」(スポーツ紙記者) 松井は「大事な場面を任せてもらえるのだから…」と前向きな言い方をしていたが、表情はいま一つパッとしない。周囲は「将来を見据え、先発を争わせ、ダメなら二軍で」と、大久保流の育成に批判的な意見もある。力でねじ伏せることしかできない澤村もそうだが、本来は火消し役であるはずのリリーバーなのに、慣れない役割によってチーム崩壊の火薬庫になってしまうかもしれない。
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スポーツ 2015年03月03日 12時00分
日馬富士の評価が急上昇中
横綱・白鵬のイジケぶりが止まらない。取り直しになった初場所13日目の稀勢の里戦の判定に猛クレームをつけてからもう1カ月たつが、いまだに正式な謝罪やこれといった真意の説明はない。それどころか自ら切り出し火を付けたにもかかわらず、こんなことになったのはお前らのせいだ、と言わんばかりマスコミに対する反発の感情をむき出し。2月8日に行われた大相撲トーナメントでは帰りのクルマに乗り込む直前、「審判部に(謝罪に)行くつもりは?」と報道陣に声を掛けられると、「なにっ」と声を荒らげ、いかにも不快そうな顔をした。 「都合が悪ければ周りのせいにする。まるで不祥事で大相撲界を追われた朝青龍と同じ。朝青龍もトラブルのたびに報道陣に背中を向けていましたからね。白鵬は朝青龍とは正反対の優等生的存在だったんですけどね」(担当記者) これと対照的なのが日馬富士。初場所も後半に失速するなど6場所も優勝から遠ざかっているが、先のトーナメントでは早々に敗退した白鵬や鶴竜らを尻目に気合の入った相撲で勝ち進み、見事に優勝。賞金250万円を手にし、「やっぱり優勝は気持ちがいい」と胸を張っていた。 さらに、この翌日には都内で行われた地域再生に関するシンポジウムに出席し、モンゴルと日本の地域作りと題して講演を行った。およそ20分間、豊富な鉱物資源を持つ母国の現状や問題点を鮮やかに浮き彫りにして見せ、聴講者からは「将来、政治家になる気持ちはないのか」という質問も飛び出したほどで、心身ともに復調の気配が濃厚。春場所(3月8日初日、大阪府立体育会館)で6連覇を目指す白鵬も決して安泰とは言えない。 下がる株あれば、上がる株ありだ。
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