スポーツ
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スポーツ 2015年03月21日 17時00分
逸ノ城を追い抜く照ノ富士の実力
「すでに実力で照ノ富士は逸ノ城を上回っている。春場所前、稽古をしない逸ノ城とは対照的に、照ノ富士は同じ部屋の日馬富士、宝富士、安美錦らと連日の猛稽古。今後は大関への足固めをするはずです」 こう語るのは相撲関係者。 照ノ富士と逸ノ城。毎場所、力相撲となる両者は鳥取城北高校の先輩後輩だ。2人は同じ飛行機で来日したことでも知られる。 「先輩の照ノ富士は人懐っこくて素直。しかし、報道陣から逸ノ城の話を振られると嫌がる。それだけライバル心が強い証拠です」(スポーツ紙記者) いずれも素質は折り紙付き。しかし最近は稽古量に差が表れているという。 「逸ノ城は自分の素質、実力に絶対の自信を持っているのでしょう。しかし、幕内はそんなに甘くはない。稽古で手を抜くと当然ながら勝ち星も挙がらず、すぐに忘れられてしまいますよ」(前出・相撲関係者) 一方の照ノ富士は伊勢ヶ濱部屋の所属だが、元は間垣部屋の力士だった。 「最初の四股名は若三勝(わかみしょう)でした。師匠の間垣親方は自身の若三杉(後に二代目若乃花)の名前の一部を取って命名したつもりだった。ところが、その師匠は脳出血の後遺症で稽古場に姿を現せず、女将は亡くなっており、ちゃんこも大嶽部屋で食べさせてもらっていたんです」(同) 結局、間垣親方は部屋経営が困難となり廃業。照ノ富士は伊勢ケ濱部屋に拾われたのだった。 「稽古ができる環境となると、照ノ富士はガ然、力を発揮しだした。新弟子時代の苦労があればこそです。その点、鳴り物入りでデビューした逸ノ城は新入幕で優勝争いに絡む活躍をした。その油断が今、稽古量に表れている」(元力士) 春場所の2人に注目だ。
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スポーツ 2015年03月21日 13時00分
ウチの試合で投げさせて! 黒田効果を期待するセ5球団
広島カープの2015年ペナントレースのキーマンは、広島愛に溢れた漢、黒田博樹(40)で間違いなさそうだ。 戦力面はもちろんのこと、メジャーリーグでの活躍を経ての帰還で知名度は抜群。その証拠に、有料放送『スカパー!プロ野球セット』の全国CMに登場することが決まった。さらには、地元広島TV局3社が生中継した復帰会見のDVDが発売されることも決定。昨年からのカープフィーバーも加えて、広島戦がドル箱カードになるのでは、とソロバンを弾いている関係者が多いという。 「黒田の公式戦初登板は開幕3試合目の3月29日日曜日と予想されています。同日のヤクルト戦を生中継すれば、ある程度の視聴率も期待できます。裏番組で巨人戦とぶつからなければの話ですがね」(TV制作スタッフ) 予告先発がファンに告知されるのは前日。ローテーション通りに先発投手が回れば、次回の黒田先発日も分かるのだが、広島の場合はそうはいかない。 「野村謙二郎監督の時代が特にそうだったんですが、先発ローテーションに外国人投手が入ると、変則になりがちなんです。前田、大瀬良らは『中6日』できっちりまわしていきますが、外国人投手は米球界の習慣で『中4日』を求めてきます。野村監督の時代、中4日でまわす外国人投手と、中6日の日本人投手の2パターンが存在し、そのしわ寄せでローテーションを1回飛ばされる投手も出たり、後半戦はスクランブル体制で中5日の投手も現れたりと、広島の先発は読みにくいんです」(プロ野球解説者) コーチとして前任者を支えた緒方孝市新監督も、外国人投手の心境は分かっている。したがって、プロ野球中継を行うTV局側は「この日に、確実に黒田が出てくる」という保証を得ないまま、準備に入らなければならない。 「できれば、黒田が投げるという確実な情報があれば、宣伝を打つこともできますし…。シーズン半ばになれば、40歳の黒田が『中6日』ではなく、もっと間隔を明けて登板する可能性も出てきます」(前出制作スタッフ) 対戦するセ5球団も“黒田効果”に期待している。真剣勝負のペナントレースを戦っている以上、対戦相手の球団は広島側に黒田の登板日を尋ねることはできない。また、対広島戦を放送するTV局側にしても、「黒田が投げる、投げないでスポンサーの反応も違ってくる」という切実な事情もある。集客にしろ、視聴率にしろ、営業サイドの本音は「できれば、黒田の登板日を早めに教えてほしい」というわけだ。 「黒田がいれば、地上波から消えつつあるプロ野球中継の放送回数を回復させることも可能です。黒田がV9以来となる4連覇を目指す巨人打線に立ち向かう姿、球団創設80周年を迎えた阪神に挑む熱投…。黒田が投げるのなら、広島対阪神を放送しても、東京圏でも視聴率を稼げると思う」(同) 投げれば注目の的となるのは間違いない黒田だが、その効果にあやかるのは運頼みになりそうだ。
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スポーツ 2015年03月20日 13時00分
期待はずれのオリックス中島にチャンス到来 結果を出してレギュラー奪取か? それとも二軍か
大型補強に成功し、パ・リーグのV候補筆頭にも上げられていたオリックスバファローズに異変が起こった。3月14日に行われた広島とのオープン戦。その前の守備練習で、小谷野栄一(34)が左手親指付け根に打球を当て、そのまま試合を欠場。「長期化する怪我ではない」(チーム関係者)とのことだが、開幕前の最も重要な最終調整段階の時期の怪我である。これによって小谷野が開幕スタメンから外れる可能性も出てきた。 「これで、中島(裕之=32)の名前が再浮上してきました」(スポーツ紙記者) 同日、中島は5番三塁でスタメン出場したが、3打席で無安打。3打席目に四球を選んだところで代走を送られた。 オリックスは小谷野、中島以外にも、前DeNAのブランコ、FA市場の主役だった金子千尋の残留にも成功するなど、大型補強によって一気に優勝候補の戦力を有するチームになった。しかし、計算外だったのが、中島だ。 3年ぶりの日本球界復帰となった中島に期待する声は多かった。阪神や西武を交えての争奪戦になったことからもそれは窺い知れる。だが、5日の対ヤクルト戦とのオープン戦では、高いバウンドのゴロに合わせられず、内野安打を許す始末。打つ方でもいまだ快音が聞かれない。好守の主軸となるはずだったが、“13億円強の余剰戦力”に甘んじている。 「小谷野が間に合わないとなれば、三塁のレギュラーで使うでしょうね。小谷野にも申し訳ないが、中島の出番というか、働き場所がやっとできたというか…」(同) 中島の定位置は遊撃手だ。しかし、中島の体たらくを予感していたのか、キャンプ中は三塁、一塁の守備練習にまわされることも多く、この時点からスタメン落ちが噂されていた。 「理想をいえば、スタメンは固定したい。でも、いざというときのために複数ポジションを練習させている。中島がどこを守ることになるかは、小谷野との兼ね合い」 オリックス福良良一ヘッドコーチはそう語っていた。 そもそも、オリックスが遊撃手としての中島にオファーを出したのは、二塁の守備に入ることの多かったユーティリティープレーヤーの平野恵一が故障で開幕に間に合わないと伝えられていたからだ。三塁、もしくは一塁を予定して獲得したのは小谷野の方だった。しかし、平野に早期復帰のメドが立った。ここまで、中島は打てない守れないときていて、余剰人員となってしまった。小谷野の怪我がなければ開幕二軍も十分にあり得た状態だったのだ。 「打てない以上、代打でベンチに置いておくこともできませんからね。オープン戦終盤から開幕1、2節で結果を出せなければ、中島は二軍暮らしでしょう」(ベテラン記者) 優勝を争う以上、ファンも中島には厳しい目を向けるはず。しかし、結果を出すためのチャンスが転がってきた。強運としか言いようがないこの状況を、中島は活かすことができるだろうか。
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スポーツ 2015年03月17日 15時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈栃錦vs若乃花〉
「昭和30年代から40年代前半あたりの大相撲の映像を見ると、むしろ今よりも力感にあふれスピードも豊か。技も多彩であったことに驚かされます。残されている映像は名場面の総集編ですから良いのが当然とも言えますが、そこを割り引いてもやっぱり昔の相撲の方が面白かったように思えます」(スポーツ紙記者) 格闘技に限らずスポーツ全般においては、実戦での技術もトレーニング法も進歩した現代の方が過去に比べて優れているものだが、こと大相撲においてはそうとばかりも言えないようだ。 「昔はそれこそ村一番の運動神経の持ち主たちが相撲界に集まったのでしょうが、今の日本人力士はそうじゃない。才能どころか、親が“引きこもりの息子を何とかしてほしい”と部屋に連れてくる例も珍しくなく、それでは力士のレベルが下がるのも当たり前。もともとの能力値の高い外国人力士が活躍するのも仕方がありません」(同・記者) そんな大相撲の歴史の中にあって、最も国民的人気を集めたうちの一つが栃錦と若乃花のいわゆる『栃若時代』である。 テレビ放送が始まった当初のころ−−。両者ともに体重は100キロ程度と当時としても小柄な部類。その俊敏な動きと多彩な技で巨漢力士を次々となぎ倒す姿は、多くの視聴者を魅了することになった。 ちなみに現在、大相撲協会が相撲の決まり手として定める82種の技のうち、反り技の多くは栃錦が使ったことからこれに定められたともいわれている。また小技が利くだけではなく、ともに腕力も人一倍。相手を引き込んで体を浮かせたところをひねり倒す“呼び戻し(仏壇返し)”を得意とした土俵の鬼・若乃花。そして、一度相手のまわしに食らい付けば絶対に離さないマムシの栃錦。 力と技とスピード、三拍子そろったそんな両者の闘いが面白くないわけがない。 実力伯仲の対戦では水入り取り直しとなることも多く、1953年3月場所ではあまりの熱戦から栃錦のまげがほどけ、いったん土俵下で結い直してからの再開という珍事も起きたほどである(結果は栃錦の勝ち)。 通算対戦成績も34戦中栃錦19勝に対して若乃花15勝(うち栃錦の不戦勝1)とほぼ互角。ともに横綱となった'58年3月場所からの10度の対戦では、まるで計ったかのごとく交互に白星と黒星を重ねている。 千秋楽での両者による優勝決戦も5回を数え、まさしくライバルと呼ぶにふさわしい関係だった。 そんな両者の最後の取組となったのが'60年(昭和35年)の3月場所。史上初となる全勝同士の横綱による千秋楽対決。 決戦前夜、あまりの緊張感から若乃花が気を紛らわすため映画館へ行くと、前の席に栃錦がいて「相手も緊張していたのか」と落ち着きを取り戻したというエピソードも残るこの一戦は、立錐の余地もない大阪府立体育館で行われた。 場内のみならず全国のテレビの前からも両者の一挙手一投足に注目が集まる。 ボルテージが最高潮に達したところで軍配が返ると、まずはそれまでの取組と同様に、両雄がっぷりの左四つ。そこから、先に若乃花が寄って出るが、栃錦はつり身で応戦。足を掛けての反撃に出たものの、これは若乃花がかわして残す。両者呼吸を計る中、栃錦は左の差し手を抜いて、若乃花の上手を切る一か八かの勝負に出る。 しかし若乃花はこの機を逃さず、右も差し込んでのもろ差しで一気に寄って出る。土俵際で懸命にこらえる栃錦であったが、ついに精根尽きて左足が土俵を割った。若乃花、初の全勝優勝達成の瞬間だった。 だが、そんな栃若時代は一転して幕が下りる。全勝対決の翌場所、栃錦が初日から連敗を喫したところで引退を表明したのだ。このときまだ35歳。 「衰えてから辞めるのは本意ではない」との師匠の教えを守った引退劇は、その潔さから「桜の花の散るがごとし」と評された。 一方の若乃花も栃錦の引退直後には3場所中2度の優勝を果たしたものの、同年末からは衰えが目立ち始め、'62年、こちらも34歳の若さでの引退となった。 時代は奇しくも、栃若全勝決戦と同じ'60年に初対決となった柏戸・大鵬『柏鵬時代』へと移っていったのだった。
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スポーツ 2015年03月16日 15時00分
スクープ入手! 巨乳・浅田真央「スケート現役引退」肉声
休養中のフィギュアスケート女子・浅田真央(24)が、ついに現役引退決意を一部周囲に明かしているという。スケート指導やプロ活動の一方、タレントとしても活動する意向だ。 「真央は昨年3月の世界選手権で優勝。その後休養に入り、現役続行か引退かについて『ハーフハーフ』と言い続けている。昨年12月には『来年('15年)は決断の年になる』と話していた」(スケート関係者) 真央が休養している間、メディアに露出してブレイクしたのが姉の舞(26)だ。 「舞は選手としては真央に劣ったが、微乳の真央に比べ、87センチEカップとされる巨乳とモデル系ルックスが武器。優等生キャラの真央に対し、舞はぶっ飛んだ遊び人系でありタレント向き。メディアに引っ張りだこです」(スポーツ紙記者) 舞は昨年11月ごろからテレビのバラエティー番組に出始め、20歳のころに毎晩クラブ遊びをしていたり、金髪にして家出してマンガ喫茶で寝泊まりするなどのすさんだ過去をカミングアウト。さらにはトップ選手として活躍する真央に嫉妬し、長年口も聞かないほど仲が悪かったことまで明かしたのだ。 「最近2人は和解して仲良し姉妹に戻りましたが、根底部分では永遠のライバルでもある。負けず嫌いで実は目立ちたがり屋な真央が、この状況に我慢できるわけがありません」(同) そんな状況の中、本誌は真央が一部周囲に「ある決断」を明かしていたとの情報をキャッチした。 「真央は年明け以降、親しい友人らに『アタシもお姉ちゃんのように、素を出してテレビでエッチな発言とかもしてみたい。選手として、もうメダルを争うのはいいかな』という趣旨の考えを打ち明けているようです。3年後の'18年韓国・平昌冬季五輪までモチベーションが持たないのでしょう。事実上の引退決意&タレント転身宣言と考えていい」(スケート連盟関係者) 引退後は、フィギュアの指導や解説、プロとしてのショー出演なども行うとみられるが、タレント活動を本格化させるのは確定的だ。その決意をうかがわせる動きもある。真央は3月2日から、初のラジオ冠番組となる『浅田真央のにっぽんスマイル』(TBSラジオ)を始めたのだ。 「真面目な真央がラジオ番組を持つだけで驚きなのですが、第1回ではいきなり、ぶっちゃけトークが炸裂。現在、中京大4年生として大学に通う日々ですが、浜崎あゆみのファンと明かし、ライブで『叫びまくっています』と衝撃告白した。また、料理教室通いも報告。明らかに選手生活よりも、彼氏作りを視野に入れた恋愛活動への意気込みがうかがえます」(芸能ライター) 真央は恋愛未経験を公言。処女といわれている。 「真央も24歳。最近、周囲に『あたしだって本気になれば、彼氏なんかすぐ作れるからね』と宣言しているそうです」(同) 本誌が複数の関係者に取材したところによると、真央が昨春以来悩んでいる「現役続行か引退か」という選択は、実は「現役続行か、彼氏作り→処女喪失か」というのが本質のようだ。 「真央の肢体も女っぽくなる一方と評判です。乳房もきれいなお椀型に盛り上がり、Cカップ美乳です」(グラビア誌編集者) 極秘サプライズ計画も進んでいるという。 「一部出版関係者が、舞と真央の姉妹ビキニ写真集を狙っており、双方に交渉を開始しています。舞は基本的にOK。負けず嫌いの真央も、もう少し巨乳になったあたりで了承しそうな雰囲気。実現すれば、ビキニ姿だけでも部数20万部ギャラ1億円が最低線」(同) “淫体”真央が見たい。
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スポーツ 2015年03月15日 12時00分
落合GMの不気味な“オレ竜改革”進行中? 造反者大島潰しの刺客とサプライズ開幕投手を用意
2015年プロ野球ペナントレース開幕戦が目前に迫ったが、中日ドラゴンズに対する評価はあまり高くない。中日の補強は落合博満GM(61)の主導で行われており昨年のドラフトでは高校生選手の指名ゼロという異例の戦略が採られた。そして、さらに“オレ流チーム改革”が進んでいる。 「3月1日のオープン戦前、新人内野手の遠藤一星(ドラフト7位=前東京ガス)が外野ノックに加わりました。プロのユニフォームを着て1カ月でのコンバートですから、ちょっと驚きました」(スポーツ紙記者) 遠藤は中央大学、東京ガスを経て中日入りした25歳。20代半ばでドラフトも下位指名ながら「こんなに打撃が良い選手だとは思わなかった」と、偵察に訪れた他球団スコアラーから一目置かれる存在になっている。「二遊間でレギュラーを勝ち取るのではないか?」の声もあっただけに、突然の外野コンバートに驚いた報道陣も少なくなかった。 辻発彦野手総合コーチはコンバートの目的を「アイツを活かすため」と説明していた。その言葉の通りなら、俊足好打の遠藤は外野手として勝負することになる。 「遠藤は一年目から勝負しなければならない年齢です。本人も安定した社会人生活を捨ててのプロ入りですから、試合に出るためなら、ポシションにこだわりはないはず」(同) 落合GMは昨年、大島洋平との契約更改の席で「あの守備なら、オレなら使わない」とまで言い切った。選手会長でもあり不動のレギュラーとして球団タイ記録となる年間186安打を達成した大島だが、落合GMの査定した評価を元にした契約更改でこじれた経緯がある。大島は今年で30歳。まだ衰える年齢ではないが、一年目からがむしゃらにプレーするであろう遠藤が、結果的に“大島潰し”の刺客になる可能性は大いにある。 一方で開幕投手に関しても、訝しがる声が挙がっている 「他球団がシーズン中の予告先発のように次々と開幕投手を発表しているのに、中日はまだ公表されていません(3月10日時点)。順調に行けば、昨季セ・リーグ最多勝を挙げたの山井大介か、大野雄大(昨季10勝)だと思いますが…。エースの吉見一起は右肘の軽い張りを訴え、登板を回避しています」(同) 開幕投手候補の一角と目される大野は、3月8日の楽天戦で4回無失点と好投。同日2番手で投げた山井は3回3失点で、開幕投手候補同士は対照的な結果が出た。大野が開幕投手最有力と見るべきだが、ドラフト1位の野村亮介(21=前三菱日立パワーシステムズ)がいきなり開幕投手の大役をいきなり務めるのではないか、という噂がある。 「野村はどこも怪我をしていません。なのに、スロー調整でキャンプを送りました。いくら社会人出身とはいえ、新人投手に自己流調整を許すなんて…」(球界関係者) 落合GMは、自身の監督初陣でもある2004年の開幕投手に、故障で3年間全く登板のなかった川崎憲次郎(現解説者)を抜てきし、ファンを驚かせた。後年にこれもオレ流采配であったことが明かされている。再起を目指す川崎氏に対し、最も調整しやすい方法として、「開幕に投げろ」というスケジュールを与えたのだ。このときの、川崎氏が自己調整をしっかり行って開幕投手を務めたという流れは、今年の野村の調整法とだぶって見える。 中日は社会人ルーキーたちが抜擢されそうな下地が固まりつつある。シーズン中にはさらに“オレ流チーム改革”が進んでいきそうだ。
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スポーツ 2015年03月15日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(26)第五部・ゴルフシーズン突入「久々のゴルフ編」
早いもので3月も中旬。卒業式シーズンになりました。4月から新しい世界へ飛び込む方々には「初心を忘れずに」とメッセージを送りたいです。「初心」といえば、毎年12月から2月までの3か月はほぼクラブを持ちません。よって3月から始めるゴルフは正直、スコアがメタメタ。「初心」に立ち返るには良い機会となりますね。 先日、今年初めてコースを回りました。案の定、感覚が鈍ってしまいスコアはボロボロ。特に、アプローチ・パターが最悪でした。感覚が全然取り戻せなくて、スリーパットのオンパレード。イヤになりました。何とかその日は、ホールの終わりくらい…15番ホール辺りで徐々に(感覚を)掴み始め、最後は満足のいくゴルフが出来ました。 最後の最後に立て直したものの前半から後半の途中までは惨憺たるゴルフだった為、スコアは102。この数字はマズイです。必ず次回までには、90台に戻さないと…ズルズル尾を引きそうな感じです。そう思った時は吉日−−プレー後、危機感を抱いた私は早速、打ちっ放し練習場で反省をしてきました。 では、何が悪かったのか−−。(1)スリーパットが多かった(2)1打目に「あああ! やっちゃった!」が多かった この2点に尽きます。スリーパットは感覚的な問題なので、実践を積めば改善されるでしょう。問題なのは、(2)です。「あああ! やっちゃった!」というのは大体、ヘッドアップして、右にボールが飛んだ時に思わず口にするセリフです。 本連載でも、「ヘッドアップはしない様に!」と何回も何回も綴っていた私自身、この結果。友達3人もこの連載を読んでいるので、「ヘッドアップしてどうするの!」と突っ込まれました。そればかりか、この連載の「ヘッドアップ編」を音読される有り様。これは苦笑ものです。 連載では、「絶対、やってはいけない」と書いた「1打目は遠くに飛ばしたい」という“禁じ手”を著者自らが使ってしまった格好です。これは情けないですね。コースマネジメントの重要性が身を持って確認出来ました。 言い訳ですが、この女子4人の中では私がダントツ。圧倒的にスコアが上なのです。だから、「いいところを見せたい」というどうでもいい気持ちが、ヘッドアップを生む結果になったという事です。失敗! 尚、この日はマリガンを採用していました。 皆さん、マリガン(プレイベートルール)をご存じですか? 1打目が気に入らなければ「マリガン」と言えば、打ち直しが出来るのです。これはノーペナ。要するに第一打が抹消され、実質2打目(打ち直しの1打目)が第一打として採用されるというルールです。因みにマリガンの場合、実質2打目が第一打より悪い結果になろうとも、これが1打目となります。万が一、OBだとしても、これを受け入れなければいけません。 今回に関して言えば、マリガンであろうがあるまいが、ヘッドアップのオンパレードで結果は一緒でした。情けないのは、マリガンして打ち直しの第一打がバンカーに直行! というのがありました。弱い! 本当に心が弱い証拠です。「バンカーに入れたくない、入れたくない…」と気負い過ぎたばかりに却って力み、そのまま…。 そんな惨めったらしい私に対し、3人の女子は声を揃えて私の連載「バンカー編」を読み上げてくれました。恥ずかしい〜! 春が本格化して、視野が広がってきました。木が青々して、どこのゴルフ場も気持ちいいですね。小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/
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スポーツ 2015年03月14日 16時00分
理事長へ布石か 貴乃花親方「一門後援会」発足の裏事情
大相撲春場所(大阪ボディメーカーコロシアム)の注目は、やはり史上最多優勝記録更新を目指す横綱・白鵬だが、一方、土俵外で動向が注目されているのが貴乃花親方だ。 昨年5月、貴乃花親方をリーダーとする貴乃花グループが“貴乃花一門”に昇格し、1月29日に行われた新職務分担の発表(人事異動)では初めて貴乃花部屋付きの音羽山親方(元大関貴ノ浪)が一門から審判委員に就任した。いよいよ6つ目の一門として本格的に動き始めたのだ。 3月3日、これを祝って大阪市内のホテルで貴乃花一門後援会の設立激励会が華々しく催された。大相撲界の後援会は通常、個人や部屋単位で設立されるもの。このように一門全体をサポートするかたちの後援会は非常に珍しい。それだけリーダーの貴乃花親方に寄せる関係者や後援者の思いが熱い証拠で、集まった人数は、これまたこの種の会では異例の1600人。会場内はまさに熱気ムンムンといった状態だった。 「貴乃花部屋は数年前から従来のタニマチではなく、子供からお年寄りまで幅広く応援してもらおうとサポーター制を導入していますが、組織としては弱い。かといって、今更『サポーター制をやめる』とは言えない。だからこそ一門の後援会なのでしょう。それと、参加者はほとんどが“貴乃花理事長待望論者”です。理事長になるには部屋の枠を超えた幅広い支持が必要になる。貴乃花親方を中心に、大相撲界の頂点を目指そうとさまざまな思惑を秘めた人たちが駆け付けたというわけです。その中には、何と一門外の時津風(元幕内時津海)、錣山(元関脇寺尾)、湊(元幕内湊富士)の3親方の姿も。錣山親方は『オレたちの志は一緒だ』と熱っぽく話しており、そんな姿を見ると、貴乃花一門の勢力は日を追って大相撲界に広がっている感じを強くしました」(担当記者) 貴乃花理事長の誕生は北の湖理事長の次の次、という見方が有力。あいさつに立った貴乃花親方は満面に笑みを浮かべていた。果たして大望に向かって着々となるか、目が離せない。
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スポーツ 2015年03月14日 12時00分
松坂大輔は日本で復活できるか? かつての姿は見る影も無し
かつて“平成の怪物”と呼ばれ、今季から日本へ戻り、鳴り物入りで福岡ソフトバンクホークスへ入団した松坂大輔(34)がついにベールを脱いだ。 工藤公康監督(51)は「何も心配していない」と、松坂評を聞く報道陣に笑顔を返していたが、4日の阪神戦に続き、10日の巨人戦でも変化球を多投。かつての速球とスライダーで三振の山を築いた姿はどこへやらといった投球スタイルだった。対戦した側の阪神と巨人も違和感を感じたようだ。 「毎回のように走者を背負い、勝負球は変化球ばかり。カーブ、スライダー、チェンジアップ…。対戦打者の打ち気を外す投球しかできなかった」(関係者) 阪神戦のネット裏にはパ・リーグ5球団のスコアラーも陣取っていたが、松坂に「平成の怪物と呼ばれていたころの輝きはない」と判断したという。 「ソフトバンクの選手、首脳陣、スタッフも『昔の松坂ではない』と感じています。味方なので彼らは口に出さないだけ。松坂に教えを乞う若手は一人もいませんし」(同) 同じメジャーリーグ帰還者でも、黒田博樹(40)との大違いだ。広島カープの若手や中堅選手は黒田の周りに集まり、配球術や変化球などの技術面から、コンディション作り、登板前の精神面といったところまでもアドバイスを求めて止まない。「練習中の様子を見るだけでも勉強になる」との賛辞もあり、広島は“黒田効果”による開幕ダッシュも夢ではない。 「ソフトバンクの首脳陣もそんな松坂に配慮し、松坂と同じ練習をする組に若手を入れるなどし、コミュニケーションが取りやすい環境作りを務めています。松坂は性格も明るく、いい先輩かもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもありません」(ベテラン記者) 王貞治会長は常に前向きの発言をし、松坂が結果を出すことに期待しているが、工藤監督や投手陣を預かる佐藤義則コーチ(60)は、ある意味で残酷だ。松坂はマイペース調整を許されているが、結果を出せなかったときに松坂には言い訳の余地がない。 「開幕1カ月は先発ローテーションに入れ、そこでたとえ勝ったとしても、投球内容が悪ければ二軍落ちでしょう。松坂の猶予は交流戦が始まるまで」(同) 松坂はメジャーリーグ特有の固いマウンドや、投球練習にも球数制限があるアメリカ式に適応できず、投球フォームを崩してしまった。本人もそれを分かっていて、修正しようとしているものの、投球フォームはぎくしゃくしたままだ。また松坂は、本来は速球派投手だった。変化球のレパートリーは豊富だが、「スライダー以外は平均点」というのがプロ野球解説者の評価で、技術的に伝えられるものも多くない。若手投手からすれば、いまの松坂から学ぶものは何もないということになる。 「バント処理、牽制の速さなどの守備は天下一品。もっとも、いまはそれを発揮する場面がないが」(プロ野球解説者) 松坂から若手に話し掛けることも多々ある。関係は良好だが、黒田のように尊敬の眼差しを得られる存在ではない。公式戦初登板は開幕後2節目のオリックス戦が予想されているが、相手は超の付く大型補強に成功した強力打線だ。 ファンとマスコミの関心は確かに高い。だが、変化球頼みの苦しい投球しか出来ない松坂にとって、その関心の高さは辛いものになりそうだ。
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スポーツ 2015年03月13日 15時30分
地上波から見離された侍ジャパン ノルマ達成に厳しい現実
3月10日、11日、東京ドームで野球日本代表「侍ジャパン」と欧州代表の強化試合が開催されたが、果たして、どれほどの人が知っていただろうか? 「侍ジャパン」のメンバーは若手中心で、対戦相手は野球後進国の欧州代表とあって、注目度は低く、観衆(主催者発表)は第1戦が2万1267人、第2戦が2万3132人と、いずれも約5割の客入りで閑古鳥が鳴いた。 それ以上に深刻なのは、地上波テレビが離れたことだ。第1戦はTBSが午後7時から2時間枠で放送し、BS-TBSがトップ&リレー中継した。視聴率は7.2%(数字は以下、すべて関東地区)と散々なものだった。第2戦はどこも地上波がつかず、BS-TBSでの中継となってしまった。 こうなることは、予想はできていた。昨年11月に開催された「日米野球シリーズ」は壮行試合、親善試合を含め全8試合が行われ、すべての試合が地上波で放送されたが、視聴率は最高で9.0%。ただの1試合も2ケタに乗ることはなかった。 ロビンソン・カノらのスーパースターを招いての日米野球でも、この視聴率だったわけだから、各局が二の足を踏むのもいたしかないところ。 常設化された侍ジャパンは昨年11月に、NPBエンタープライズとして法人化されるなど、強化もさることながら、独自の収益を上げることを目的としている。 掲げている目標は4年総額40億円だが、今後も地上波離れが加速すれば、入ってくる放映権料、スポンサー料もグッと減って、ノルマ達成はおぼつかなくなってしまう。 スター選手を集めれば、事態も変わるだろうが、各球団とも、開幕前の重要な調整時期に主力選手を派遣したくないのがホンネ。目算が外れた侍ジャパンの憂うつは続くことになりそうだ。(落合一郎)
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GPWAであのタッグチームが復活?
2007年03月08日 15時00分
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三沢に負のスパイラル
2007年03月07日 15時00分
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新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
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大日本 関本が破天荒トレ
2007年03月07日 15時00分
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K-1 シュルト初防衛戦に サップ浮上
2007年03月05日 15時00分
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K-1新遺恨 魔裟斗vsTBS
2007年02月27日 15時00分
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棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
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アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
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ポスト魔裟斗ヘ アンディ・オロゴン 帰化計画
2007年02月06日 15時00分
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輪島氏 自爆テロ
2007年01月24日 15時00分
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ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
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大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
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珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分