先日、今年初めてコースを回りました。案の定、感覚が鈍ってしまいスコアはボロボロ。特に、アプローチ・パターが最悪でした。感覚が全然取り戻せなくて、スリーパットのオンパレード。イヤになりました。何とかその日は、ホールの終わりくらい…15番ホール辺りで徐々に(感覚を)掴み始め、最後は満足のいくゴルフが出来ました。
最後の最後に立て直したものの前半から後半の途中までは惨憺たるゴルフだった為、スコアは102。この数字はマズイです。必ず次回までには、90台に戻さないと…ズルズル尾を引きそうな感じです。そう思った時は吉日−−プレー後、危機感を抱いた私は早速、打ちっ放し練習場で反省をしてきました。
では、何が悪かったのか−−。
(1)スリーパットが多かった
(2)1打目に「あああ! やっちゃった!」が多かった
この2点に尽きます。スリーパットは感覚的な問題なので、実践を積めば改善されるでしょう。問題なのは、(2)です。「あああ! やっちゃった!」というのは大体、ヘッドアップして、右にボールが飛んだ時に思わず口にするセリフです。
本連載でも、「ヘッドアップはしない様に!」と何回も何回も綴っていた私自身、この結果。友達3人もこの連載を読んでいるので、「ヘッドアップしてどうするの!」と突っ込まれました。そればかりか、この連載の「ヘッドアップ編」を音読される有り様。これは苦笑ものです。
連載では、「絶対、やってはいけない」と書いた「1打目は遠くに飛ばしたい」という“禁じ手”を著者自らが使ってしまった格好です。これは情けないですね。コースマネジメントの重要性が身を持って確認出来ました。
言い訳ですが、この女子4人の中では私がダントツ。圧倒的にスコアが上なのです。だから、「いいところを見せたい」というどうでもいい気持ちが、ヘッドアップを生む結果になったという事です。失敗! 尚、この日はマリガンを採用していました。
皆さん、マリガン(プレイベートルール)をご存じですか?
1打目が気に入らなければ「マリガン」と言えば、打ち直しが出来るのです。これはノーペナ。要するに第一打が抹消され、実質2打目(打ち直しの1打目)が第一打として採用されるというルールです。因みにマリガンの場合、実質2打目が第一打より悪い結果になろうとも、これが1打目となります。万が一、OBだとしても、これを受け入れなければいけません。
今回に関して言えば、マリガンであろうがあるまいが、ヘッドアップのオンパレードで結果は一緒でした。情けないのは、マリガンして打ち直しの第一打がバンカーに直行! というのがありました。弱い! 本当に心が弱い証拠です。「バンカーに入れたくない、入れたくない…」と気負い過ぎたばかりに却って力み、そのまま…。
そんな惨めったらしい私に対し、3人の女子は声を揃えて私の連載「バンカー編」を読み上げてくれました。恥ずかしい〜!
春が本格化して、視野が広がってきました。木が青々して、どこのゴルフ場も気持ちいいですね。
小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/