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小塚桃子ゴルフ連載(24)第四部・100を切るゴルフ実践編「ゴルフの基本マナー・暫定球編」

 3月に入り、いよいよ春も近づいてきました。第4部・ゴルフの基本マナー編は本稿で終了です。次回からは、第5章に突入します。最終編は「暫定球」にテーマを絞りました。

 「暫定球?そんなのわざわざ説明しなくても…」と思っている読者の皆さん、こういう時だからこそ、振り返りも必要。復習の意味を込めて読んで頂けたら嬉しいです。意外にも「知らなかった!」というルールがあるかも…

 まず、「暫定球の為に」というのではなく、ゴルファーとしてパートナーのボールの行方を見るようにする。これは基本です。

 例えば、パートナーの打球が左右に大きく逸れ林の方へ飛んだとします。万が一、誰も打球の行方を確認していなかったらどうでしょう。ボールを捜すことに相当な時間を費やす結果になりますよね。

 逆に、パートナー全員がボールの行方を見ていたとしたら、大体の落下地点は分かります。ボールを捜すことに時間を費やさずに済みます。

 もっとも、前者の場合、相当な時間を使ってもボールが見つからず、打ち直しになるケースが多い。これは暫定球とは言いませんが、ボールもスコアも無駄にするのは勿体ない。後者の様に取り敢えず、暫定球を打ったものの、その後、ボールを発見。「暫定球がただの暫定で終わった」となった方が(スコア、ボールを)無駄にせずに済みます。

 今回のテーマは暫定球ですが、暫定球を使用するのは概ねOBが関係します。OBというのは、フェアウェイではコースの両端に刺さっている杭が目安。その杭から打球が飛び出すとOB。こうなると有無を言わさず暫定球でリスタートとなります。

 又、崖や池にハマった場合はいきなりOBですが、落下地点が分からない時に暫定球を打ちます。暫定球は打ち直し…今打った場所から、打ち直します。そのまま暫定球を使ってプレーを続行した場合、暫定球一つにつき一打罰(プラス1打))になります。

 よくある話では、ドライバーでの暫定球。1打目を打ったとしましょう。ところがボールは真っすぐ飛ばず、左の池に突入。「あれ〜、もしかして…」となる訳ですが、ここからではボールがどこに落下したのか分かりません。そこで応急措置として暫定球が登場します。

 暫定球で第2打を打ちます。最初の打球が落下した池付近まで行くと最初のボールを発見。こうなると、最初のボールでプレー再開です。暫定球は暫定で終わり、ポケットの中にしまいます。よって一打罰はありません。

 因みにOBの概念で勘違いしがちなのが第一打。第一打がOBの場合、OBでまず一打罰。これに暫定球での打ち直しが加わる為、さらにプラス1打を併合します。よって打ち直す時点で第3打となります。このような場合、プラス2打と勘違いされる方がいらっしゃいますが、ここは注意して下さい。

 暫定球とは基本的にOBの時だけ生かされるボール。飛んだ打球が気に入らないから打ち直し−−当然ですが、このようなことは出来ません。ここまで「大胆」なプレーヤーは、滅多にいないと思いますが…。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/

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