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小塚桃子ゴルフ連載(21)第四部・100を切るゴルフ実践編「ゴルフの基本マナー・ボールマーク編」

 2月も2週目に入り、今が一年で一番寒い時期。プレーするには、少し厳しいですね。

 こういった時は実践から少し離れて、「マナー」について再確認してみては如何でしょうか。

 今回は「基本マナー編」の中で意外に疎かにしがちな「ボールマーク」について再認識していこうと思います。

 グリーン上にボールが落下した時、小さな穴があくことをボールマークと呼びます。又、補足として、ショットやアプローチした際、芝が剥がれる事をディポットと呼びます。ボールの落下で穴があくのはグリーンだけ。フェアウェイ上は落下で穴があく事は滅多にありません。

 ここからが今日の本題。グリーン上にボールマークが出来たら必ず、修復する「義務」が生まれます。マナー最優先のスポーツですから、ここでは敢えて「義務」としました。その位、重要です。

 グリーン上にボールマークがあると厄介で、特に私のライン上に穴があると集中力が切れてしまう。もっと言えばラインに穴があるとパッティングが難しくなります。穴の上をボールが通過するとスピード減は否めませんし、最悪の場合、ボールが変化してライン通りに球が転がらないという事態に陥ってしまいます。

 私はボールマークにかなり敏感で、自分が作った箇所は勿論、すぐに修復しますが、プレー中にボールマークを見つけると私の「義務」では無いのですが、それも修復してしまう。クセなのか神経質なのか分かりませんが、皆が気持ち良くプレー出来る環境が一番ですよね。

 最近、ボールマークを直さないプレーヤーが続出しています。これは絶対、改善して欲しい。ボールマークの修復は、「義務」最低限のマナーです。

 ボールマークの修復は、グリーンフォーク(一見、熊手…みたいな器具)があるので、剥がれた箇所を軽く掘り、その後、土や芝を穴に埋め、パターの底を利用して均します。軽く「トントン」と押す感じで均すと綺麗に元通りになりますよ。

 剥がれた芝や土がきれいに残っているボールマークはそれをそのまま戻します。

 最後に、補足として触れたディポットについて…土や芝がバラバラに飛び散った時は常備してある予備の砂を使い修復します。この砂は大体、カート内に用意されています。

 ボールマーク・ディポットは必ず、修復する心掛けを作って下さい。これもゴルフを円滑に楽しむ重要な“義務”です。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/ 

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