さて、今回は前回に引き続き「パー5コース」についてです。何度もお話しますが、ロングホールは絶対に大叩きしないこと。これは決して忘れないで下さい。
3打もしくは、4打でグリーンに乗せる事を意識。そうすることでファースト、セカンドショットは目一杯ではなく、半分くらいの気持ちで打てますよね。これを「控えめな気持ち」といい、パー3コースの時よりも気持ちを抑える事を言うのです。ただ、「緩め」とは違います。ここは誤解しないで下さい。因みに3〜4打でグリーン周りに行けば、パーで上がれる事も可能です。意外にもスコアを伸ばすきっかけになるかもしれません。
尚、控えめと緩めの違いとは…といいますと私がゴルフ留学時代、コーチに次の様な言葉を投げかけられた事がありました。
「桃ちゃんは力んじゃうから控えめな気持ちでやって」−−最初は控えめという意味が「緩める」ということだと思い、クラブをゆったり振ったら、すぐさま「クラブ」ではなく、「気持ちを控えて」と指摘されました。実際、クラブを緩めると全く飛ばないので話になりませんが…。
暗に「力むな」という事ですが、「控えて」と言われた方が気分的に前向きになりますね。パー3コースよりも楽な気持ちで臨む。本来、パー3コースよりも長いですが、気持ちを落ち着かせて抑えめ…無理をしないで打つ。難しいですよね。
ファースト、セカンドで控え目に打てたら続いてはサードショット。こちらはグリーンを意識して打ちましょう。このホール、パーを狙うのであればセカンドでグリーンを目指すのは当然。ボギーかダボでいいと思うのであれば、ゆったり気分(控え目)でサードショット。今回でグリーン周りを目指します。たかが1打、されど1打。たった1打ですが、目先の目標が異なれば1打の質も全く違うものになります。
クラブについて−−私の場合、力まない様に敢えて、ファースト、セカンドでは飛距離が出るクラブを使います。とにかくグリーンに近づける…。サードショットで残りが100ヤードを切っていたらピンを狙います。グリーンを狙って打ち、ピン手前に落とす感覚ですね。
逆に100ヤード以上残った時は、3打目でグリーンに乗せる事が大前提。110ヤード以上になるとグリーンに乗せる事自体が困難になるので、グリーンに乗せる事で「ヨシ」としています。
100ヤードで8番アイアン、110ヤードならば6番アイアンを使います。8番で打つときはピンを意識。ピンまで残り1メートル以内まで寄せる感覚…ワンピンですね。
読んで字のごとくワンピンまで寄せたらパットは1回。最悪でも2回で納めて下さい。
小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/