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小塚桃子ゴルフ連載(12)第三部・100を切るゴルフ実践編「パー3コースの攻略法(失敗談編)」

 皆さん、お元気ですか? この連載も12回目、連載開始から3カ月が過ぎ、今年も残り僅かですね。
 
 さて、今回は前回・11回目に綴った「パー3」編の失敗談を紹介します。勿論、ベースは私の失敗を綴りますが、「一般的にありがちな」失敗も合わせて紹介しておきますね。恐らく、その方が「あるある」という気持ちになり、よりリアルになると思います。

 「パー3」コースは1打目が勝負−−みたいな風潮がありますよね。いきなり「グリーンに乗るか」「(グリーンに)乗らないか」…という感覚です。初心者、アマチュアの人は絶対、「パー3だとグリーンに乗せたい」ものです。だから(1打目を)打った瞬間にボールの行方が気になる。結果、パー3ほどヘッドアップが多いのです。

 私も以前は打球が気になるのでヘッドアップしていました。自分のスイングが出来ていなく、ボールの行方ばかり気になるので顔が上がってしまう→ボールは大きく右に流れていきました。

 ここで一つ面白い傾向をレクチャー。「パー3は初心者ほど右に飛ぶ」−−仲間は前のパーティなどを見て「(パー3コースで)右に行ったな〜と」と思ったら、打った人は初心者だと考えてもらっていいでしょう。変な意味では無く、これは仕方無い事。どうしても心理としてボールを追ってしまいがちになる。ヘッドアップは付き物なのです。

 私の「やっちゃった」エピソードはフェアウェーが広く、全然関係のない所に池があるコースでのチョンボ。何とヘッドアップし過ぎて、普通に打ったら池にボールが吸い込まれたのです。選りに選ってヘッドアップしたので「右に飛んだ」のです。さすがにこの時は「あちゃー」となりました。

 動揺した私は池の横から2打目を打つ時に「絶対乗せなきゃ」と今度は力み全開。またまた、ヘッドアップして今度は反対側にある池に突入…。グリーンを意識するとヘッドアップするので、第3打はグリーンには向かず、「とんでもない方向」に顔を向けて打ちました。ここでフェアウェーに戻った事がありました。

 続いては池超えのパー3、「140ヤード」コースでの失敗談。これは最近の話です。7番ウッドで打つのがセオリーですが実は私、7番ウッドが好きでなく、どちらかといえば苦手です。だから、刻んで6番アイアンで120ヤード飛ばす事を考え、実行したのです。

 残り20ヤード…。「グリーンにはサンドウェッジで乗せようかな」と思い、得意のサンドウェッジで「ベタピン」もしくは「チップイン」を狙う作戦に出ました。そうしたら力み過ぎて、グリーン目前にある池に…。当然、池の前から打ち直しですよね。「これはチップインしかない!」と思って再チャレンジを挑んだところ、また池…。結局、これが4回も続いてしまいました。

 裏話的なところで4回も池に捕まった原因は集中力の問題。2回目の池ポチャで私の集中力が一気に切れました。打ち直しの3打目は「乗せれば良いや」と思ったのですが、今度は迷走。「力んだから緩めれば良い」という理屈ですが、ミスショットが尾を引いて「どう振って良いのか、何だか分からなくなった」のです。いわゆる「イップス」ですね。

 見事、3打目は緩め過ぎ。4打目になり、私は「番手を変えよう」とようやく目を覚ましました。基本的にはバンカーショットのみに使用する56度というクラブをセレクトしました。このクラブ、かなりシャフトが倒れていてフェイスが開いています。ここでは「フルショット」。打球は「キューン」と真っ直ぐグリーンを捉えました。

 余談ですがパットは1発で入れましたよ。ラッキーな事にこれが、前半の9番ホール目。お昼ご飯を食べて気分を切り替え、後半に臨みました。

 欲を出し始めると、ホントに崩れる。簡単そうですが、これが意外と大変なのです。こういう連載を始めるとゴルフに行きたくなりますね。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/

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