search
とじる
トップ > スポーツ > 小塚桃子ゴルフ連載(10) 第三部・100を切るゴルフ実践編「パットとアプローチの重要性(アプローチ編)」

小塚桃子ゴルフ連載(10) 第三部・100を切るゴルフ実践編「パットとアプローチの重要性(アプローチ編)」

 皆さん、こんにちは。『パットとアプローチの重要性』、前回はパット編をお送り致しました。となれば今回は当然、アプローチ編です。

 アプローチが重要である事は誰もが認識しています。が、意外にも「考え方の基本」はご存じでないプレーヤーが多いと思います。大体がグリーンを意識してショットしますよね。実はこれが違うのです。

 セカンドショット、サードショットなどグリーンを意識せざるを得ない距離やグリーン手前に池がある場合は例外ですが、一般的にはグリーンを狙わない。グリーンの手前でボールを落とす事を試みます。理由は、グリーンを直接狙うとオーバーする可能性があるからです。グリーンをオーバーして、とんでもないところに転がっていったボールをリカバーするのは大変。それよりも手前で刻んでしっかりグリーンに乗せていったほうが“ケガ”をするリスクが少なく打数の目安もつけ易い。

 その為には距離とクラブの関係を無視すること。クラブの番手を1つ落とすことで、フルショットしてもグリーンには乗らず、必然的に手前に落ちます。(飛びません)この「番手を落とす」という事が割に知られていない。

 パー3の場合、「乗せたい」という気持ちが前面に出て、つい力んでしまい、ほぼ100%の確立でミスショットになってしまう。番手を落とすとハナからグリーンは狙えないので、冷静かつ的確なショットが望めます。番手を落とすというのは使えるので皆さん、頭の中に入れておいて下さい。

 次にアプローチの練習。練習場で20ヤード、30ヤード、50ヤード…という距離感を身体が覚えるまでひたすら打つ事です。私の場合、20ヤードはサンドウェッジで軽く打つ。これが結構、難しかったりします。グリーンの手前からピンまでが30ヤードとすると、20ヤードを打つ感覚。打つと、10ヤードくらい転がるので、ちょうどいい感じです。

 20ヤードの時は10ヤードを打つ感覚。10ヤードは距離にして9,14400メートル…めちゃくちゃ近い距離です。人それぞれですが、私は60ヤードまでSを使用します。70ヤードから80ヤードがPSですね。

 尚、サンドウェッジで60ヤードの距離を打つ時はフルショット。50ヤードは80%近くの「ややフル」。30ヤードと50ヤードでは打ち方が全くと言っていいほど、異なります。前述の通り、60ヤードはフルショットで打ちますが、30を打つ時は軽く…フルの半分以下で打つ様にしています。

 PSの打ち方。私はサンドウェッジのフルショットが60ヤードくらいまでが限界。ピッチングのフルショットでは80〜90ヤードは飛びますね。

 残り75ヤードの場合、私はPSを使用しフルショットします。PSというのはSとPの間のクラブで私にはシャフトがちょうど良くて使いやすいクラブです。75ヤードではピッチングで弱く打つと、緩くなり過ぎて全然届かない事があります。Sを使用してフルショットすると力みが出てダフる事もある。PSが最適です。

 距離感を身体で掴む練習方法は次の通りです。集中力が途切れない練習をレクチャーしますね。

《30、40、50、60ヤード…4球を1セットと考えた練習です。打ちっ放し練習場ですと各ヤード事、距離表示の看板があります。設定した距離付近にボールを20回連続で落とす事が出来たら終了です》

 例えば、30ヤードの距離をひたすら打っていれば、いつかは30ヤードを正確にボールコントロール出来ます。しかし、これでは本当の意味で力はつきません。毎回ランダムに違う事をする方が断然難しく、それを体感して初めて距離を身体で覚えられます。

 コース上でキャディさんから「残り35ヤードです」と言われたら「番手はこれでスイングはこの程度だな」となるのが理想です。

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ