search
とじる
トップ > スポーツ > 小塚桃子ゴルフ連載(5) 第二部・100を切るゴルフ 「補強トレーニング」

小塚桃子ゴルフ連載(5) 第二部・100を切るゴルフ 「補強トレーニング」

 この連載も5回目を迎え、第一部を終了。今回からは第二部。「100を切るゴルフ」の章に入ります。

 今回は普段、皆さんには縁遠い「補強トレーニング」を書いていきたいと思います。これもゴルフ上達には欠かす事が出来ない練習ですので、これを機会に是非、実践して下さいね。

 ゴルフの上達は何といっても練習と実践の繰り返し。週に1回、ゴルフが出来る環境でしたら、理想は「今週は練習。来週はコース」のパターンを繰り返す事です。実践の感覚を保ちつつ練習を行う−−課題克服には持って来い。そればかりか、自分の弱点を理解しながらコースに出られる…コースマネジメントもバッチリです。

 ただ、これだけですと上達はしますが安定はしません。コースや天候、その日の体調などでスコアが乱高下します。そうならない為に必要なのが「補強」。コース前、練習前は勿論、夜寝る前もしくは朝起きがけに欠かせない日課のトレーニングをご紹介しますね。

《ゴムチューブを使ったトレーニング》

 量販店などで売っているゴムチューブを使用します。

 まず、ゴムチューブの端を両腕で持ち左右に伸ばします。それを頭の上に持っていき、今度は左右交互に倒します。これを10〜20回。このトレーニングを私は練習前、コース前と毎朝やっています。調子が良い時は回数を少なくし、悪い時は多くする…といった工夫もしています。そうすることでダラダラしたトレーニングにならずメリハリが生まれます。

 次は伸ばしたゴムチューブをウエスト前に持っていき左右にひねる。ウエストをひねる格好になり、これも10〜20回繰り返します。

 最後にゴムチューブを背中で交差させて引っ張る。背中を洗う感じです。これは肩甲骨の回りをほぐすトレーニング。実際に、肩甲骨が硬いとクラブは回らず手打ちになります。肩甲骨回りが堅い状態のまま打つと飛距離が出ません。肩の緊張感をほぐす役割ですね。

 補足ですが、このトレーニングと同様、打つ前は肩をストンと落としてリラックスさせて振る。肩甲骨回りのトレーニングをやるとやらないとでは、スイングが全然違う。同時にケガの予防にもなります。

 ここでご紹介したゴムチューブのトレーニングは、シェイプアップ効果もありますよ。

《下半身を鍛えるレッグリフト》

 ここから本格的な体幹トレーニングになります。

 まずはレッグリフト…これは片足で立ち、浮いている片方の足を前後にプラプラさせるトレーニング。この状態でバランスが保てれば、インナーマッスル(体幹)が鍛えられている証拠です。その場で出来るのでお手軽ですがキツイですよ。

 片足20回…両足で1セットとし、これを毎日5セット程度行いましょう。

《片脚だけのアプローチ》

 レッグリフトを終えたら、少し休憩。今度は片足立ちの状態で素振りをします。「家が狭くて出来ない」という場合は“エアクラブ”…クラブを握っている格好で、イメージスイングしても大丈夫です。因みに、私は家の中でクラブを持って実践しています。

 これは傾斜があるところにボールが刺さったような場合、前上がりのライ(球のある場所)の時など役立つ練習です。軸足を変えて1回2分を5セットしましょう。

《アイアン2本を持ってスイング》

 ホント、とにかく手打ちはダメです。

 クラブを2本持って素振りすると手では(クラブを)持ち上げられない。重いからです。胸、肩、腰とスイングする上で重要な箇所が有効に使われないと持ち上がりません。この練習はしっかり重要部位が回っているかの確認が出来ます。

 手打ち解消に直結するので2本素振りはお薦めです。コース前や練習前は必ず2本素振りを行いましょう。

 因みにスイングに必要な筋肉は腕ではありません。腹筋に近いところのインナーマッスルです。それも鍛えられますよ。1日30スイングもすれば、かなり効果が見込めます。

《バランスボールを使用する練習》

 練習ではゴムチューブ同様量販店で売られている小型のバランスボールを使います。

 打ちっ放し練習場で小型バランスボールを2つ用意。右足、左足の下にそれぞれバランスボールを置き、実際にボールを打ちます。私自身、これをやると足元がブルブルと不安定。ボールがまっすぐ飛びません。ところが百戦錬磨のプロがやると、平面と変わらない。ボールはまっすぐ綺麗に飛びます。

 軸がしっかりしている証拠。体が安定しているからです。私は出来ていませんがこれもお薦めの練習ですよ。

《ゴムボールを挟んで打つ》

 どこにでもある少し大きめで柔らかいゴムボールを使った練習です。

 腕と腕の間にボールを挟みます。するとクラブを握った箇所から両肩にかけて三角形が作れます。この三角形を保って打つ…つまり、挟んだボールを落とさずにスイングしたいからです。

 腕を振り上げる時は(三角形を)キープ。そのまま、腰と腹筋だけで回す。ところが、手で打つと三角が壊れ、クラブを引き上げた時にはボールが落下します。バックスイングの時に三角形を保つ。これが一番綺麗なフォームで一番ボールが飛ぶのです。

 ゴムボールを置いての練習は腰が使えるのと、クラブと胸が同じ方面を向いている事が確認出来る。「ボールを落とさない」という、お手軽な練習法なので初心者の方々にもお薦めです。

 応用編はゴルフグローブを両脇に挟んでスイングする練習法。こちらは理想のスイングをしている時は、お腹に力を入れながら、バランスが保てる。手打ちだとバランスは崩れます。当然、手打ちになると、ワキが空いてしまう。この予防のためにワキにグローブを挟みます。グローブが落ちると手打ちという訳ですね。

 以上が、今回私が提案する補強トレーニングです。いずれも簡単なので、実践してみて下さい。効果は後々、実感できます。

写真をすべて見る

関連記事

関連画像

もっと見る


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ