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小塚桃子ゴルフ連載(14)第三部・100を切るゴルフ実践編「パー4コースの攻略法(コースマネジメント編)」

 皆さん、こんにちは。何度も何度も繰り返しますが、今年もあと少し。いよいよカウントダウンですね。

 2014年もそろそろ終わりと思うと寂しいですが、実は今が、スポーツをするには絶好の季節。夏場の暑さに比べればゴルフをするのは最適な季節です。

 さて今回は前回の延長戦。「パー4コースの攻略法」です。実践について綴っていきますね。

 第一打…つまり一番大事なのは1打目をフェアウェイに落とす事。セカンドショット(2打目)の事を考えて、まずはセカンドが打ちやすい所に落とす事を心がけます。例えば右の森超えのコース。第1打では強引に森超えを狙ってはいけません。まずはセカンドを意識してフェアウェイ…森を狙わず遠回りして刻む事を意識します。第1打は中央キープ…ここを狙いたい。森やグリーンは頭に入れない事が大事です。すると、2打目はどこを狙えばいいか−−という案が如実に生まれます。

 第1打目で森を意識して、森超えを画策したら、大体、気持ちがめちゃくちゃになります。というのも森超えは滅多にできませんから。やはり2打目を考えてファーストショットに臨む、これこそがコースマネジメントですね。

 ただ、ストレートホールでしたら何も考えず、ピンだけを意識するケースもあります。この場合は、第1打目をいかに飛ばすか−−矛盾しますが、この方が賢明でしょう。ただ、真っ直ぐの何にもないコースは滅多にありません。運良く、そんなコースに出会ったら、迷わずパーを取りに行きましょう。勿論、ファーストショットは飛距離重視といっても力まない程度で…。

 第1打目を「ここに落とすか」、「あそこに落とすか」で今後の状況が一変します。ピンの脇に大きな森があったとします。バーディを取ってスコアを伸ばしたいところですが、ここは我慢。ここに打って→ここに打って…というように刻むことが理想。3打目でグリーンを捕らえられる場所までボールを引き上げる…この感じが大事ですね。焦って狙ってはいけません。「パーで良し!」が大原則です。

 基本的には、第1打を打てばピンが見えます…そうすると、ピンめがけて真っ直ぐに打つ。これが第2打…このショットがハマればツーオンです。けれど、最初から「イーグル狙い」…これは良くない。「ここに打ったらワンオン。一気にカップを狙う…」こういった考えはよくあり、理解出来ますが、そもそもゴルフは「積み重ね」が大事なスポーツ。次の展開を考えながらプレーしましょう。

 パー4の難しい所はコースマネジメント。しかし、それが一番大事でゴルフの基本だと思います。私自身、以前こんな失敗をしました。

 ドッグレッグでキャディさんに「OBになるから170までしか飛ばしちゃダメですよ」と言われているのに、「大丈夫。軽めに打つから」と、こんな時に限って調子が良くてヘッドのド芯にボールが当たり、170ヤードを簡単に超えてしまい、結果、OBになってしまいました。

 最後に木超えのレクチャーです。木と木の間を狙います。そういう場合は飛ばすのではなく、一番大きいクラブ−−例えば6番アイアンなどでパターの様に転がします。「転がす」という行為はパターと同じ感じで、飛ばすよりも正確です。

 とはいえ、転がす事は距離も出ませんし、格好が悪いですよね。もっと言えば、「打数がもったいない」…。

 私も「転がす」極意を得たのはつい最近です。それまでは先生から「コースマネジメントとしてここは転がすのが一番だよ」と言われても「無理無理無理。私、そういう打ち方やった事が無い。普通に打っても大丈夫」と拒否。貴重なアドバイスを無視して、ショットで打ったのですが、案の定、木に当たって戻って来た…こういったケースは本当に多くありましたね。

 その経験値から学んだのが「転がし」の極意。難しいと思ったら、転がして出す−−貴重なプレーですよ。

*カメラマン波田佳典

小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/

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