同社は「ハッピーセット関連施策見直しの一環として、8月29日(金)開始を予定しておりましたハッピーセットのキャンペーンの実施を見送ります。期間中、ハッピーセットをお買い求めのお客様には、過去のキャンペーンで配布されていたおもちゃ等をご提供します」と述べている。
ハッピーセットの企画をめぐっては、9日から実施した「ポケモン」の限定カードなどをおまけとした企画で、各店舗での買い占めが発生。カードの転売、食品の大量廃棄などの問題が起こった。
騒動を受けて、マクドナルドは「このたびの状況は、私たちが長年大切にしてきた『お子さまとご家族に楽しい食体験を提供する』という理念やレストランとしての姿勢に明確に反しており、当社の対応が不十分であったことを厳粛に受け止めております」と述べ、謝罪している。
ネット上では、「子ども向けじゃないおもちゃをハッピーセットのおまけにする時点でズレてる」「大人が群がって買い占め、転売して、肝心の子どもが楽しめない」「もうハッピーセットのコラボ企画はやめたらいいのでは」「ワンピースカードまで付けようとしてたマックが恐ろしい」などの意見が上がった。
再び同じような騒動が起きれば、マクドナルドだけでなくコラボしたコンテンツのイメージダウンにつながる可能性もあり、見送りは納得の判断だと言える。今後、こうしたキャンペーンの見直しは必須だと言えるだろう。