スポーツ
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スポーツ 2016年08月05日 16時00分
Jリーグ2100億円ビッグ契約で加速するプロ野球人気崩壊
日本ハム・大谷翔平(22)の活躍や広島の快進撃で、人気を取り戻しつつあるプロ野球。しかし、サッカー・Jリーグが総額2100億円の巨額放映契約を締結したことで状況が一変。「優勝賞金20億円」構想が動き出し、野球人気が崩壊危機に−−。 日本のスポーツ界が過去に経験したことのないバブルに沸いている。Jリーグが7月20日、来シーズンからイギリスの動画配信大手パフォームグループと、年間210億円で10年間の放映権契約を結ぶことで合意したと発表したからだ。Jリーグが受け取る放映権料は総額2100億円となり、これを原資に新たなファンの獲得と各クラブの経営基盤の強化を図るという。 「Jリーグは現在、スカパー!を主体とする日本の衛星放送会社と年間30億円ほどで放送契約を結んでいますが、一般視聴者に浸透していませんでした。パフォームグループは英・プレミアリーグなどを全世界に発信するインターネットの動画配信大手で、今後はスマートフォンなどで気軽に観戦できるようになります。これでサッカーくじtotoの売り上げも伸び、相乗効果でJリーグ人気も拡大。プロスポーツ・コンテンツの楽しみ方が変わる転機となる黒船的な出来事です」(スポーツ紙デスク) 気になるのは、この年間210億円の使い道だ。Jリーグは今後の理事会などで話し合うとしているが、巷間伝わるところによれば、目玉として挙げられているのが「世界的なビッグクラブ創設」か「飛び抜けた優勝賞金」。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)を制覇し、絶対的なアジアのナンバー1リーグ作りが共通の目的だが、支持を集めているのは後者だという。 「特定のクラブに巨額資金を分配するのは、いかがなものか、という声が強い。現状JリーグにはJ1〜J3まで53クラブがある(U23のセカンドチームを除く)。全クラブへ平等に分配することが理想ですが、それでは底辺クラブの底上げはできても、リーグのレベル向上にはつながらない。そこで、210億円の『10%』程度を優勝賞金に充てる案が浮上しています。例えばトップのJ1優勝なら20億円。これなら、クラブ間の競争を煽れるとともにメディアの話題になり、人気アップにもつながる。優勝チームはそれを原資にビッグクラブを作ることができる」(大手広告代理店) Jリーグの試合が世界配信されることで、世界中から気鋭の選手が集結する。欧州ビッグクラブのスカウトも視聴するだろうから、Jリーグで活躍し欧州クラブにステップアップするという方程式が、今まで以上に活性化する。アジアのファン、スポンサーも日本に目が向き、Jリーグの収益は上昇。8月のリオ五輪で日本がメダルでも獲得しようものなら…、まさにサッカーバブルの再来である。 問題なのがライバルのプロ野球だ。このままでは人気凋落は避けられず、看過することはできない。そこで進められているのが、日本ハムを逆転優勝させ、大谷翔平を王貞治、長嶋茂雄級のスーパースターに祭り上げるプランだという。 「いま球界が期待しているのが、大谷の“ルース超え”です。日本の野球ファンなら知らない人がいない伝説の男、あのベーブ・ルースは、メジャーで唯一2ケタ勝利&2ケタ本塁打を記録しています(1918年の13勝・11本塁打)。大谷は7月20日の楽天戦で11号を放っており、残り55試合とした7月25日時点で8勝。栗山英樹監督もルース超えは織り込み済みで、あと5、6勝は絶対に勝たせるつもり。米球界も大谷の二刀流に注目しており、達成すれば日米ともに大きな話題になるでしょう。その流れでリーグ優勝、クライマックスシリーズ優勝で日本シリーズを迎える。球界全体が大谷の活躍に期待を寄せているのが実情です」(在京キー局のプロ野球担当) そんな“至宝”だけに、今季の大谷は前代未聞、想像を絶する活躍が続いている。6月5日の巨人戦(東京ドーム)では日本人最速の163キロを記録。従来の記録である、2008年6月1日のソフトバンク戦で記録したマーク・クルーン(巨人)の162キロを超えてみせた(大谷も'14年10月5日の楽天戦で同記録をマーク)。 しかし、球速の計測方法に関して、機器や方法が統一されておらず、表示の仕方にホーム球団の意思が多少なりとも働く。『クルーンを捨てても、大谷を売り出したい』と巨人も考えたのだろう。 入団初の「1番・投手」で出場した7月3日のソフトバンク戦では、初球のスライダーを右中間に強振。悠々と先頭打者アーチを放ってみせた。 「オールスターのホームラン競争も圧巻でした。準決勝で山田哲人(ヤクルト)を6-5、決勝で柳田悠岐(ソフトバンク)を3-2と、昨季のトリプルスリーコンビを続けて下して優勝。丸1カ月負けなしだった日本ハムの15連勝と言い、今年の球界には『ハハーン』と思えるフシがいくつもあります。球界全体で、何としてもスーパースターを誕生させようと必死です」(前出・スポーツ紙デスク) それゆえ、デッドボールは絶対にNG。記録づくめの大谷翔平は、次にどんな伝説を作り出すのか。
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スポーツ 2016年08月04日 16時30分
なんの得にもならない!? 錦織圭リオ五輪出場への賛否
「やはりメダル。それもなるべく輝いたメダルを目指す」と、リオ五輪への意気込みを語ったプロテニスプレーヤーの錦織圭(26)。しかし、その決断が良策であるかどうかは、現時点では誰にも分からない。 「リオ五輪の勝敗は、ATPやWTA(男子・女子プロテニス協会)のランキングにカウントされない。勝っても負けても関係ナシということです。加えて、ジカ熱や現地の治安などの影響で、すでに世界のトップ20のうち7人が出場を辞退している。さらに、五輪に出れば強行スケジュールとなるのは必至ですからね」(体協詰め記者) 男子シングルスは五輪開会式翌日の8月6日スタート。決勝まで勝ち上がれば、14日まで戦うことになる。一方、7月25日から31日までカナダ・トロントでマスターズ大会が開催。五輪決勝日も、米・シンシナティ大会初日と重なっている。このスケジュールの合間を縫って五輪で奮闘しても、世界ランキングには反映されないのだから、まさに“骨折り損”だ。 「ゴルフの松山英樹が辞退したことで、錦織も一時期は難色を示していた。トップを狙う者同士として、錦織は松山と会うのを楽しみにしていましたからね。ただ、彼の真面目な性格上、辞退できなかったのでしょう」(TV局員) その決断が、自らの首を絞めかねない。 「錦織は自身のマネジメント会社に“忙殺されたくないからCMは10社まで”と希望を出していた。そのためCM出演料を最低5000万円強と高額設定にすることで制限してきたのですが、企業側はもっと払っても構わないという姿勢。結果、マネジメント会社も断れなくなり10社を超えてしまった」(テニス誌記者) リオ出場を決めたのも「五輪中継するTV局にCM出資した企業への配慮」(関係者)との見方がもっぱら。左脇腹痛の回復具合も気になる。お人好しもほどほどに。
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スポーツ 2016年08月04日 16時00分
名古屋場所稀勢の里V逸でも連日超満員にニンマリの協会
親不孝者、いやいや、大変な親孝行者? 大相撲名古屋場所は7月24日、横綱日馬富士の優勝で大盛況のうちに幕を閉じた。連日30℃を超える酷暑に負けないぐらい会場の愛知県体育館内は熱気ムンムン。悲願の日本人横綱誕生とはならなかったものの、15日間とも超満員の観客で埋まった。 「名古屋場所は、去年も15日間とも大入り満員だったが、今年はそれに輪をかけてすごかった。入場券が完売の札止めも10日間。それも相撲が始まる前の午前8時10分には売り切れる日が7日間もあったんですから、協会首脳は笑いが止まらない、といった顔をしていました」(担当記者) そのフィーバーを演出したのが、夏場所に続いて綱取りに挑んだ大関稀勢の里(30)。綱取り条件は優勝だったが、まるで、協会関係者やファンの気持ちが伝わったかのような神風が稀勢の里の背を押しまくった。 まず、5日目にして、早くも栃煌山に負けたと思いきや、場所前の時点で通算1000勝まであと13勝に迫り、「名古屋で達成する」と意気込んでいた白鵬もコロリ。6日目、妙義龍に押し出されて負けたと思ったら、なんと物言いがつき、行司差し違えで勝ってしまった。さらに、9日目には白鵬、日馬富士の両横綱がそろって負け、弟弟子の高安とともに、あっさりトップに躍り出たのだ。 「日馬富士は『大関までは死ぬほどの努力でなれる。でも、その上の横綱は運命だ』と話しました。意思では左右されない神懸かり的な力が必要という意味ですが、この場所の稀勢の里には、まさに備わっているように見えました」(同) それでも、綱の壁の前に四苦八苦したのだから、稀勢の里はやっぱり親の心子知らずの親不孝者。どうぞ横綱になってください、と周囲がお膳立てしたのに、10日目、松鳳山の右に変わっての突き落としを食らってバッタリ。13日目の日馬富士との2敗対決も土俵下まで吹っ飛ばされる惨敗。引き揚げてきた支度部屋では終始無言で肩を落とした。 ところが14日目、白鵬を破って千秋楽にまで望みをつなぎ、最後まで優勝争いにからんだのだから、稀勢の里は孝行息子という声も。 「これで来場所も綱取り、あるいは新横綱ファーバーが起こる。そうするとまた、稀勢の里で稼げるじゃないか」(協会関係者) たとえ転んでもただでは起きない、この根性にアッパレを送ろう。
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スポーツ 2016年08月03日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 「青木宣親」「川崎宗則」「村田透」日本球界復帰の可能性は!?
今週は目をマイナーリーグに向けてみたい。最初は3Aで1カ月近くプレーした後、7月20日にようやくメジャー復帰が叶った青木宣親である。■青木宣親(マリナーズ) マリナーズの青木が3Aに降格したのは6月24日のことだ。 理由は二つある。 一つは、トップバッターとして期待されたのに、打率が低迷。盗塁失敗も多く、機能しなかったからだ。 もう一つの理由は、青木とマ軍が交わした契約に「今季480打席をクリアすると、来季も年俸550万ドルでマ軍に残留できる」という条項があるため、球団は青木を3Aに一定期間置くことで、その実現を阻止しようとしたのだ。 青木は来季35歳になる。メジャーでは30代半ばになった選手は先がないと見なされ、急に商品価値が下がる。青木の場合、昨年脳震盪に苦しんだこともあって、実力もやや低下。球団としてはできることなら来季、青木に550万ドルを支払いたくない。そのため、マイナーに落とされるレベルの成績ではないのに、降格させることにしたのだ。 青木は降格後3Aで安打製造機と化し、3割5分前後の打率をキープ。とくに最大の課題だった左投手に対するバッティングでは大きな改善が見られ、ライナー性のヒットがコンスタントに出るようになった。 3Aで期待以上の成績をあげてメジャー復帰を掴み取った青木だが、先行きは明るくない。 青木はシーズン終了までに480打席に達しないと思われるので、オフに新たな所属先を探すことになるが、商品価値が急に下がる年齢になったので、レギュラーとして迎え入れてくれる球団はないだろう。2、3球団が4人目の外野手として年俸100〜150万ドルで獲得に動く可能性はあるが、4年間安定した成績を出したあと、今季、急に数字が悪くなったことを考えればマイナー契約しか提示されない可能性の方が高い。 それを考えると青木が日本の球界に復帰する可能性は大いにある。 メジャーから日本の球界に復帰して活躍した野手の代表格はロッテの井口資仁と阪神の福留孝介だが、青木はこの2人と同等かそれ以上の活躍を期待できる。日本球界復帰となれば熾烈な獲得合戦が繰り広げられることが予想され、契約規模は「3年10億円」くらいになるだろう。■川崎宗則(3Aアイオワ) 川崎は選手層の薄いブルージェイズに在籍したことが幸いし、'13、'14年はメジャーで80試合以上に出場した。しかし、昨季はブ軍に活きのいい若手が台頭したため川崎に対するニーズが減り、メジャーでは23試合しか出番がなかった。 今季はマイナー契約でカブスに移籍したが、同球団はメジャーで最も戦力が充実したチーム。そのため4月と7月に数日メジャーに呼ばれた以外、ずっと3Aに在籍。レギュラー遊撃手としてプレーしている。 3Aではずっと高い出塁率をキープしているので、8月にスランプがなければ、支配下選手枠が広がる9月に再度メジャーに呼ばれる可能性は十分ある。しかし、出番は限られたものになるだろう。 カブスの内野陣はメジャー最強と言っていい陣容で、他球団なら中軸を担う実力を持つハビエア・バイエスが5人目の内野手(一番手の控え内野手)として使われている。控え内野手の2番手ラステーラも高出塁率をマークしているので、川崎が割り込む隙は、ほとんどないように見える。 来シーズンは、どうなるのだろう? 川崎はマイナーでなら安定した活躍を期待できるので、米国でのプレーにこだわるなら、来季もマイナー契約で雇ってくれるチームはあるだろう。しかし、すでに35歳。3Aのハングリーな環境でプレーする気力が尽きかけているようにも見えるので、日本球界に復帰する可能性は大いにある。■村田透(3Aコロンバス) 元巨人の村田は今季もインディアンズとマイナー契約し開幕から3Aで投げている。昨季は3Aの先発の柱としてチームの勝ち頭となったうえ、イ軍のローテーションに故障者が続出したため、スポット・スターター(ローテの谷間を埋める1試合限定の先発投手)としてメジャーに呼ばれ、30歳でメジャー・デビューを果たした。 しかし今季、イ軍では若い投手が成長。ローテーションのレベルは、メジャー最強レベルに上昇した。3Aのローテにも逸材がひしめいているため村田はローテ入りできず、主にロングリリーフで起用されている。7月に入って制球が甘くなり防御率が3点台後半に落ちていることを考えれば、メジャー再昇格の可能性はほとんどないように見える。 来季については読めない部分が多いが、本人は米国で投げることにこだわっているので、日本の球界に復帰する可能性は低い。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中
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スポーツ 2016年08月03日 15時00分
2016年夏の甲子園 例年以上に迷う好投手の最終評価
夏の甲子園大会のネット裏は、「う〜ん」の考え込む声が響き渡るかもしれない。 8月1日、巨人が球団事務所でスカウト会議を開き、高橋昂也投手(花咲徳栄・3年)を『Aランク』に位置づけた。埼玉県大会決勝戦では、同投手の視察で7球団が訪れたのは既報通り。巨人は堤辰佳GMも足を運び、「力のあるボールを投げる。高校生の左であれだけの投げられる投手はなかなかいない」と唸っていた。 地方大会とはいえ、強豪埼玉県において、高橋は6試合37イニングを投げ、防御率「0」。与四球は僅か「2」で、奪三振率12.6の驚異的な数字を残している。やはり、決勝戦を視察した中日・正津英志スカウトも「甲子園で上位に進めば(各球団の)1位(指名候補)になる可能性もある」と語っていた。この時期、巨人が1位候補名を示唆することはない。あえてその名前を出すことで、1位入札で競合することを嫌う他球団を牽制する意味合いもあったのだろう。 「全体的に見て、今年の高校生投手は順調に成長しているような印象も受けました。高校生に指名が集中するドラフトになるかもしれない」(在阪球団スカウト) 今年は即戦力と称される投手が少ない。創価大の田中正義、東京ガス・山岡泰輔などが高く評価されているが、各球団が1位指名で即戦力投手と獲得しようとした場合、「2、3人だけに指名が重複する」とも予想されている。競合し、当たりくじを逃した場合、本命と「外れ1位」の力量差が大きいとも伝えられるだけに、「だったら、将来性で高校生を」の見方も強まってきたのだ。 「履正社の寺島成輝(左投手)は一軍戦力になるまでさほど時間が掛からないと思う。寺島については『いまだ全力投球していないのではないか』という評価もあるくらいで」(前出・同) このほかにも、横浜・藤平尚真、木更津総合・早川隆久、履正社・山口裕次郎、創志学園・高田萌生といった投手も高く評価されているという。問題は彼らの“進路希望”だ。 「高橋昂也クンと比べても引けを取らない関東圏の左腕投手は早大進学が噂されています。その学校の監督さんが同大学に太いパイプをもっているので…」(球界関係者) 甲子園の予選が始まったころから、有望高校生が「進学」をほのめかすようになってきたそうだ。プロ志望届を出すと見ていた投手が一転したケースも多々見られたという。 「現時点で、進学かプロ志望なのかは『伝聞』でしかありません。スカウトである以上、確かなルートから進路に関する情報を得ていますが、急に変わる可能性もあるので…」(同) 甲子園大会中、スカウトは数人に絞り込んで視察をする。地方予選も見てきたので甲子園大会はあくまでも「確認」だが、今年はどういうわけか、“プロ志望を漂わせる”投手が少ないという。 「急成長した投手も多い。急成長というのは評価が難しい」(前出・在阪スカウト) 高校からプロに飛び込んで成長した選手もいれば、大学に進学してスケールアップした投手も多い。どちらを選択するのか、それは本人が決めることだが、今年のスカウトは「急成長の中身」「進路状況」を考えながらの視察となりそうだ。※巨人堤辰佳GM、中日正津英志スカウトのコメントは共同通信等から引用いたしました。一部敬称略。
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スポーツ 2016年08月02日 19時00分
2016年夏の甲子園 名門・横浜高校の継承と平田徹新監督
7月31日、大阪府、神奈川県の決勝戦が行われ、履正社と横浜の2校が代表の座を勝ち取った。両校とも、プロ野球スカウト団が注目していた。履正社には「ドラフト1位指名もあり得る」とされる好左腕、寺島成輝がいる。「寺島はまだ全力投球していないのではないか」の声も上がるほど高評価を受けており、2番手左腕の山口裕次郎も上位指名候補とされている。甲子園で同校が上位進出すれば、寺島、山口の評価はさらに高まるだろう。しかし、高校野球フリークは横浜高校の新監督、平田徹氏に注目していた。 横浜高校といえば、名将・渡辺元智監督が一時代を築いた名門校である。渡辺氏は昨年夏の大会をもって勇退され、後任に推したのが平田監督だった。平田監督のそれまでの肩書は同校野球部部長で、保健体育教諭として、野球部コーチも務めてきた。同校野球部の卒業生であり、「捕手で主将」とのこと。33歳、年齢的には東京ヤクルト・成瀬善久、DeNA・荒波翔が活躍した世代である。 「主将と言っても、在学中は『その他大勢の一人』だった」(学校関係者) また、同校元部長の小倉清一郎氏は連載を持つ夕刊紙で「渡辺監督も退き、平田が監督になったことで有望な中学生が集まらないなんてことにならなければ…」とも心配していたが、神奈川県大会のベンチ入りメンバーを見る限り、渡辺−小倉時代にも引けを取らない好選手が集まったようである。改めて春季地区大会でベンチ入りした20人を見直してみたが、一年生が4人もいた。「一年生春」でベンチ入りである。平田体制になっても、有望中学生が「横浜高校で野球をやりたい!」の思いは変わらないようだ。 その「その他大勢の一人」だった平田監督が恩師・渡辺氏の評価を変えさせたのは、大学在校中だったという。 同校に限らず、野球で就職、進学した卒業生が夏休み中に近況報告と陣中見舞いでグラウンドにやってくる慣例がある。国際武道大学に進んだ平田監督もグラウンドを訪れたのだが、一目見るなり、渡辺氏は“直感”したという。 「平田が帰るとすぐに大学に電話をし、教職課程の授業を取得しているのかどうかなどを確認しました」(前出・関係者) 同大学監督の岩井美樹氏にも直接電話を入れ、平田の今後について相談した。 「平田は大学のブレザー姿でした。他の卒業生はTシャツ、短パン。どんなに暑くても平田はブレザーを脱ごうとしませんでした。敬語もきちんと使え、渡辺氏は『コイツにこんな礼儀正しい一面があったのか』と評価を改めました」(前出・同) 平田氏の進んだ国際武道大学の岩井監督にだけは「自分の後継者にしたい」との考えを打ち明け、在学中はそのつもりで鍛え上げてほしいとも頭を下げたそうだ。渡辺氏が求めた指導は「野球の輝かしい経歴」ではない。「人格形成」である。平田氏は横浜高校に戻り、約10年間、渡辺氏の下でコーチ、部長を務めながら“帝王学”を学んだ。 「松坂大輔、涌井秀章、高濱祐仁など好選手を輩出していますが、渡辺監督は『野球を通じての人間形成』を一番に置いていた指導者です。平田氏個人には輝かしい経歴はありませんが、自分の思いを継承してくれるはずと思ったんでしょう」(同) 監督・平田は名門野球部を託され、一年目で晴れ舞台を掴んだことになる。もちろん、渡辺氏は今も後方支援は続けている。 今大会で背番号1を背負った藤平尚真は春季地区大会では「10」番だった。U-15ですでに世界を経験した逸材であり、故障等で伸び悩んだ時期もあったようだが、その影にいた控え投手の石川達也も育て、同時に藤平を投げやりにさせなかったのは、監督・平田の“メンタル教育”の成果だろう。投手を含めた内外野の基礎練習に長く時間を割く横浜高校のスタイルは変わらない。だが、「その他大勢」だった平田監督だからこそ見えるものもあるのではないだろうか。今夏の甲子園では「名門校の継承」という点でも注目が集まりそうだ。
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スポーツ 2016年08月02日 16時00分
金本阪神が暗黒時代へ突入! 「アニキ監督」限界のベンチ裏
後半戦、最初のカードである巨人3連戦に全敗。本拠地での巨人戦6連敗は1990年以来となる屈辱に見舞われた金本阪神。これは万年最下位候補だった『暗黒時代』と同じ。続く広島戦では黒田博樹の日米通算200勝達成に貢献した翌24日、667試合連続フルイニング出場を続けていた鳥谷敬を外す“ショック療法”でようやく連敗を食い止めた。 「球宴明けは巨人、広島との大事な3連戦が続きました。ここで両チームを叩けば、一気に士気も上がり、再浮上のきっかけにもなったんですが…」(在阪記者) 金本知憲監督(48)はドロ沼に足を突っ込んでしまっている。 '90年代の阪神には『裏・格言』があった。「チャンスはピンチ、ピンチは大ピンチ」なるもの。一打同点、もしくは逆転の場面で打席がまわってくる。あるいは代打がコールされる。だが、甲子園の大声援で金縛りにあい、打てない。その結果、二軍降格−−。 今はそこまでひどくないが、こんな証言も聞かれた。 「金本監督が怖いんですよ。マスコミのいないところでは厳しく叱責していますから。金本監督の現役時代を知る中堅以上の選手たちは、若手選手たちから『(監督は)どんな人?』と聞かれていました。自分に厳しく、かつ結果が出ないときは声も掛けられないくらいピリピリしたオーラを放っていて…。前半戦、凡ミスで負けた日は、物凄い目線で睨みつけていましたし」(ベテラン記者) 金本監督が怖くてバットが振れない。これが本当の“金縛り”かもしれない。 「金本監督は主砲のゴメスに代打を出し、スタメン落ちも7度ありました(7月23日時点)。確かに不振ですが、ゴメスにもプライドがあります。不振でも我慢して使うべき選手もいます。鳥谷の不振は開幕を下位の6番でスタートしたことで、精神的動揺があったともっぱらです」(前出・在阪記者) 指揮官は今のチームをどう発展させるか、迷っているようにも感じられる。ゴメスをスタメンから外した20日の巨人戦、金本監督は原口文仁を『一塁』で起用。ゴメスと入れ換えたわけだが、その前日は捕手で途中出場させている。球宴も捕手として選ばれていた。 「原口を主砲として育てるのか、『打てる捕手』として攻守ともに鍛えていくのか、方針が固まらないようですね。体格が大きく、どんな場面でもしっかりフルスイングできる原口に対し、『城島(健司)の若い頃に似ている』との声も多く聞かれました。捕手としては配球面と守備力での勉強不足が指摘されています。でも、怪我で育成枠に甘んじていた期間もあり、捕手として育てるのなら多少のミスに対して我慢すべきなんです」(同) それだけではない。20日、打撃好調の西岡剛を右足アキレス腱断絶で失った。後半戦を迎える前、金本監督は西岡を呼び、「オマエがチームを引っ張るつもりで!」と訴えている。これと同じようなセリフをシーズン前に伝えられたのが、鳥谷だった。西岡を失い、ベテラン鳥谷の存在が再度チーム内外で取り上げられたが、金本監督が西岡の『1番二塁』を託したのは、大和だった。つまり、西岡と大和を入れ換えただけ。鳥谷はモチベーションを上げる機会を与えられないまま、連続出場の記録を途絶えさせてしまったわけだ。 「状態のいい者を使うのが金本監督の方針です。理解できますが、ゴメスとメッセンジャーは今季で契約が満了します。ゴメスが再契約をごねる可能性も出てきました」(同) ゴメスは変化球の多い日本人投手に適応できる。早くも他球団の渉外担当がゴメスの周辺調査を始めたとの情報も飛び交っており、「有事」の場合、金本監督は“自軍の元4番”を敵に回すことにもなりかねない。 「藤浪晋太郎が復調すれば、今の悪い流れを断ち切ることができるはず。その藤浪が不振で、金本監督は懲罰的な意味合いも含めて、161球を投げさせる試合もありました(7月8日=8回8失点)。藤浪の長い野球人生で見れば大事な試練でしたが、以後、藤浪が投げる試合は、守っている野手の雰囲気が変わりました。今までは『エースが投げるのだから落とせない』というムードでしたが、『大丈夫か?』という思いになった」(前出・ベテラン記者) 今季の藤浪は梅野隆太郎、岡崎太一、原口とバッテリーを組んでいる。昨季前半戦も不振だったが、それを克服させたのはベテラン捕手の鶴岡一成だった。ストレート中心の攻撃的な配球で、バランスを失っていた投球フォームを改善させた。競争主義の金本監督により、正捕手の座は“日替わり”状態。藤浪不振の根源を探れば、金本監督にも責任があるように思えてくる。 「若手を育てるのなら、失敗しても使い続けるべき。伝統球団でもあり、勝ちにこだわらなければならない宿命もある。むしろ、金本監督の胸中を察しますよ」(球界関係者) チャンスを活かせなければ、スタメン落ち−−。鳥谷でさえ例外ではない“金縛り采配”をなんとかしなければ、金本監督は本当に『第2の暗黒時代』の扉を開けてしまう。
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スポーツ 2016年08月01日 14時00分
2017年3月・WBC選手選考スタート イチローの侍ジャパン招集は本当か?
小久保裕紀監督(44)が侍ジャパンに日本人メジャーリーガーの招集を示唆したのは、7月17日に逆上る。今年11月、第4回WBC大会の前哨戦ともなる国際試合(対メキシコ、オランダ)の日程発表の会見でイチロー(42)と直談判する“決意”も語っていたが、日本人メジャーリーガーの代表チーム合流は実現するのだろうか。 「(WBCの)本番に向けてメジャーリーガーを招集しようという考えはある。今の時点で、メジャーにいる選手には全員会う」 同会見で出た小久保監督の言葉だ。 ダルビッシュ、前田らの投手に関してはシーズン中の疲労を配慮し、11月の国際試合は招集しないという。まずはイチロー、青木らの野手を呼び、来年3月の本番で日本人メジャーリーガーを揃える意向を明かした。 「実現の可能性は低いと思いますよ」 そんな声が日本のプロ野球内部からも聞かれた。WBCの過去3大会を振り返っても、メジャーリーグの各オーナーはトップ選手の派遣に消極的だった。大会を主催する側でありながら、だ。また、日本人メジャーリーガーの意向を汲み、手痛い思いをした米球団もある。レッドソックス時代の松坂大輔だ。松坂は第2回大会で好投し、2大会連続で最優秀選手にも選ばれた。しかし、開幕早々、故障者リスト入りしてしまった。前年18勝を上げたのに対し、その年はわずか4勝。以後、「投手としての輝き」も喪失してしまった。 「第1回大会でアメリカ代表チームのエースだったドントレル・ウィリスが、WBCを境に大スランプに陥り、当時所属していたマーリンズ首脳陣は頭を抱えていました。前年22勝を上げた大投手だったのに」(米国人ライター) 小久保監督もメジャー各球団が非協力的な理由を知らないはずがない。 「世界一奪回のため、日本人メジャーリーガーを揃え、ドリームチームで戦うとなれば、日本中の野球ファンが注目します。常設された侍ジャパンは観客動員数、テレビ視聴率で苦戦しており、話題作りで日本人メジャーリーガーのことを話したのでは? 野球報道はイチローの安打記録で盛り上がっていましたし…」(関係者) “話題作り”に反論する声もないわけではない。全員を揃えることは無理かもしれないが、何人かの合流は実現可能だという。 「第1回大会、第2回大会は日本人メジャーリーガーも代表入りしています。こんな言い方をすると何ですが、レギュラー選手ではない日本人選手の派遣なら、米球団オーナーも強く反対しないでしょう」(前出・米国人ライター) 過去、代表入りした日本人メジャーリーガーのイチロー、松坂はともかく、大塚晶文、福留孝介、岩村明憲はチームの主軸ではなかった。現日本人メジャーリーガーの野手陣だが、イチローも4番手の外野手扱いである。ダルビッシュ有、前田健太、田中将大、岩隈久志はローテーション投手なので所属球団が渋るだろうが、イチロー、青木宣親、川崎宗則らの合流は十分にあり得るという見解もある。8月、小久保監督は彼らを米国で直撃する予定だが、パフォーマンスで終わらなければいいのだが…。
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スポーツ 2016年08月01日 14時00分
仏の木村沙織VS鬼の竹下佳江 女子バレー全日本の熾烈な“覇権争い”
バレーボールの元女子日本代表前主将の竹下佳江(38)が、リオ五輪に備えるサオリンこと木村沙織(29)を震え上がらせた。これは女子バレー全日本の“覇権争い”なのかもしれない。 「竹下が新設チームの監督に就任したのは今年6月。7月の天皇杯・皇后杯は惨敗でしたが、これからのチームなので結果は仕方ないでしょう。ただ、竹下が監督を務めるということで注目度は高い」(取材記者) 竹下が監督になった『ヴィクトリーナ姫路』は今年3月に結成した新興チーム。Vリーグのトップから数えて、三部に当たるリーグで来年から戦うことになる。運営母体企業が約2年掛けて口説き落としたそうだが、竹下を知る者にとって“都落ち”の感は否めない。 「ロンドン五輪を戦った竹下は、その翌年に現役引退を発表しましたが、当時は『指導者には興味がない』と話していました。都落ち? とんでもない。今後、竹下が全日本を指揮する可能性だって出てきましたよ」(専門誌記者) まず、「姫路」に拠点を置くチームというのが大きい。全日本女子・眞鍋政義監督は姫路市の出身で、その関係から近年の代表チームは同市で合宿や紅白試合を行ってきた。今後、竹下のチームが練習相手として絡んでいく可能性は高い。 「竹下は昨年5月に長男を出産したばかり。夫の江草仁貴投手は広島カープ所属で、当面は広島・姫路の二重生活となり、ベビーシッターをお願いしながらの指導となります」(同) 東京五輪は「ママさん選手」のサポートも課題に挙げている。海外では試合会場に子どもを連れてきて、ベビーシッターに預けて試合に臨むといった光景も見られ、日本はこの分野での遅れを解消したいとしている。竹下がチームを軌道に乗せた場合、主婦、母親、そして働く女性の好例となり、東京五輪にも強い発言力を持つことになる。となれば、指導者としての全日本帰還論も加速していく。 「現全日本主将の木村は、前任の竹下とは真逆な方法でチームをまとめました。自分に厳しい竹下は、よくも悪くも近寄りがたい雰囲気がありましたが、木村は後輩たちに話し掛け、上下関係を超えた協調性のあるチームを作りました」(TV局スタッフ) 竹下の下にいた木村はその息苦しさに反発し、後輩たちに自ら歩み寄っていったという。仏の木村VS鬼の竹下の今後や如何に。
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スポーツ 2016年07月31日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND12 〈想定外だったファン離れ〉 テリー・ファンク最初の引退試合
日本のプロレス界において鬼門ともいえるのが、引退からの現役復帰アングルであろう。一つやり方を間違えれば、いかに人気のアイドルレスラーとて、ファンからの強い反発を受けることになる。 スポーツ選手における引退からの現役復帰は、決して悪いイメージばかりではない。アメリカならバスケットボールのマイケル・ジョーダンにボクシングのジョージ・フォアマン。日本でもテニスのクルム伊達公子などは、全盛時のパフォーマンスには及ばずとも、いずれも“レジェンド復活”と好意的に捉える声は多かった。 だが、日本のプロレス界においては多少事情が異なってくる。 「引退から復帰のイメージを決定的に悪くしたのは、間違いなくFMW時代の大仁田厚で、これは『週刊プロレス』でも全否定されていた。1年にわたって引退ツアーをしておきながら2年も待たずに復帰とは、ファンに対する詐欺にも等しいという理屈です」(プロレス記者) いささか感情に走った批判ではあったが、しかし、多くのファンもこれに同調した。 「特に日本のファンは『プロレスはインチキ、八百長だ』との世間の声に常にさらされてきたからか、選手や関係者の嘘やごまかしには極めてナイーブで、『面白ければいい』と開き直って楽しめないところがある。もともと好き嫌いの分かれる大仁田だから批判されたわけでもなく、それ以前には絶対的なアイドルレスラーだったテリー・ファンクですら、引退からの復帰で著しく人気を落とすことがありました」(同) テリーが最初に引退を口にしたのは1980年のことだった。 「私のヒザは皆が思っている以上に状態が悪い。まだ動けるうちに身を引きたいので、3年後の誕生日に引退する」 このときテリーは36歳。唐突な発言にファンもマスコミ関係者も驚かされた。とはいえテリーは、その後も一線級で活躍。'82年には世界最強タッグリーグで3年ぶりに優勝するなど、引退宣言もうやむやになりそうなムードだったが、前言通り'83年6月には『テリー・ファンクさよならシリーズ』が開催された。 全日のレスラーグッズなどを扱うジャイアントサービスからは、引退記念の自伝書『さよなら日本の友達! オレは…アマリロの熱き風になる』も刊行されるなど、周到に準備された引退ロードであった。 当初、引退の日に指定された6月30日のバースデーから遅れること2カ月、8月31日の日本武道館大会において正式な引退試合が開催される。兄ドリーとの最後の兄弟タッグで、対するはテキサス・ファンク一家出身のスタン・ハンセン&テリー・ゴディ。 試合前のセレモニーで、長年の全日への功績をたたえて感謝状と盾が贈られると、テリーは社長のジャイアント馬場とガッチリ握手し、笑顔でファンの声援に応えた。 そうして迎えたメーンイベント、おなじみ『スピニング・トーホールド』のテーマ曲に合わせて応援団が黄色のポンポンを振るう中、テリー&ドリーのザ・ファンクスが入場する。 もちろん館内はテリーコール一色。しかし、ハンセン組が「テキサスの化石になれ!」と、いつもながらのブルファイトに出ると、兄弟分断で孤立したテリーは早々に額から出血。が、テキサス・ブロンコは死せず。 右ジャブから反撃に転じると、伝家の宝刀スピニング・トーホールドこそカットされるが、ゴディのボディープレスを自爆させると、コーナー最上段から飛び掛かるようにしての回転エビ固めで3カウントを奪取した。 自ら有終の美を飾ったテリーは、ファンに向けて涙ながらに「さよなら、フォーエバー」を連呼したのだった。 だが、そんな感動のラストマッチからわずか1年後に、テリーは復帰することになる。ハンセン&ブロディの超獣コンビを相手取り孤軍奮闘するドリーの姿に、たまらずリングインという筋立てではあったのだが…。 「ファンの反応は驚くほどに薄かった。引退の前からすでに『もうファンクスはオールドタイマーで、超獣コンビに叶わない』と見られていたこともあり、テリー参戦への期待感そのものが薄かったし、やはりそれ以上に早過ぎる引退撤回への違和感が強かったようです」(全日関係者) 結局、テリーはかつての人気を取り戻すことなく、'85年に米国WWEと契約したのを機に、全日のリングを離れることになった。 「最初の引退発表時にテリーが満身創痍であったことには違いなく、また、シルベスター・スタローン主演の映画『パラダイス・アレイ』に出演したことから、映画俳優への色気もあったようです。ただ、それを利用して引退アングルを組み、商売にしたのは全日側の意向。しかし、テリーの人気なら復帰もスムーズに受け入れられるとの読みは、完全にハズレてしまいました」(同) 以後のテリーは引退と復帰を繰り返し、齢70を過ぎた現時点でも、正式な引退は表明されていない…。
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