スポーツ
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スポーツ 2016年09月22日 14時00分
日本シリーズが最後となる完全燃焼「黒田引退」と「4番新井」
最後の喝を入れる。 広島東洋カープが25年ぶりのリーグ優勝を飾った。その牽引役は投打の両ベテラン、黒田博樹(41)と新井貴浩(39)と言っていい。 「新井はMVPに選ばれる可能性が高い。彼の活躍について聞くと、フロントも毎度お馴染みのフレーズとなった『まさか、ここまでやるとは』の声が返ってきます。シーズン中盤までは親しみを込めた言い方でしたが、最近は本当に尊敬しているというか…」(スポーツ紙記者) 4番・新井、先発・黒田。優勝を決めた9月10日、敵地・東京ドームのスタンドは真っ赤に染まっていた。オールドファンは1975年、リーグ初優勝を決めた舞台が後楽園球場だったことを思い出していた。 「'75年も巨人の本拠地・後楽園で優勝を決めました。敵地にもかかわらず、その日も広島ファンのほうが多かった」(ベテラン記者) 黒田にとっては、プロ生活初の優勝である。自身の登板日が優勝を懸けた大一番になったのは“巡り合わせ”だ。「マジック1」のままでの足踏みがしばらく続いた。しかし、黒田の寡黙に投げ続けた姿は、広島ナインに「最後の喝」を入れたという。 「前日(9月9日)、試合のなかった広島ナインは、遠征先のホテル近くの飲食店で巨人とヤクルトの一戦を見守っていました。グラウンドで勝って胴上げをするのが一番ですが、どんな形でもいいから優勝したいという雰囲気でした。と同時に、翌日の先発が黒田だから勝てる、といった確信のようなものを選手たちは抱いていました」(関係者) 別方面からは、こんな声も聞かれた。 「終盤戦に入り、ベテラン新井を4番に定着させました。緒方孝市監督を始め、首脳陣がエルドレッドの故障後、誰を4番にするかを話し合って新井になったんですが、交流戦でブレイクした4年目の22歳、鈴木誠也を推す声もあったんです。新井に決めたのは、25年ぶりの優勝に相応しい4番は誰かなのかを考えた結果です」(前出・ベテラン記者) 『4番鈴木』は、まだ時期尚早と判断されたわけだ。しかし、「1番・田中広輔、2番・菊池涼介、3番・丸佳浩」と続く今年の広島打線に、日本人の、それも生え抜きの新4番が定着すれば、カープは長期政権を築ける。それが今後の課題だ。 「新井は『広島に拾われた。救われた』の思いが強い。その恩返しができたとも考えています。黒田にしても同様で、広島に帰還した理由が『このチームで優勝したいから』。引退も示唆した昨年オフにあえて踏みとどまったのは、後輩投手たちに『生発ローテーションを託された重み、責任感』を、言葉ではなく自らの態度や背中で教えるためでした」(前出・関係者) リーグ優勝で、投打のベテランは「自らの役目を終えた」と判断している。 「広島が首位に立った直後、選手たちは対戦投手のマークが厳しくなり、それを苦痛に感じていました。でも、新井はエース対戦を楽しんでいたというか…。広島の若手はクライマックスシリーズの最終ステージ、日本シリーズの舞台を経験していません。両ベテランはあの独特の緊張感を乗り切るサポートをしたら、役目を終えたと思うでしょうし、いつまでも、両ベテランに頼っていてはいけないと若手も自覚するはずです」(同) CS、日本シリーズで、広島は黒田を軸としたローテーションを組むと予想される。メジャー時代、「中4日、100球」の登板間隔で投げていたので、調整は問題ないだろう。緒方監督は「日本シリーズ進出なら、初戦は最多勝(候補)の野村祐輔、第2戦と第7戦は黒田。7戦前に決着が付くようなら、救援も」と考えているそうだ。 緒方監督は優勝に相応しい4番として新井を指名したように、黒田を胴上げ投手に選ぼうとしている。当然、その雄姿が後輩投手にも響くことを願っている。 「広島は'75年に初優勝したときのチームスタイルに回帰していきます。もともと育成のチームでしたが、近年の主力選手は育ててもFAで出て行ってしまうので、首脳陣は育成のピークを何年後に設定すればいいのか分からなくなっていました。今の広島選手はFAでの国内移籍を考えていないので、鈴木のように4、5年後を見据えてじっくり育てることができます。今秋ドラフトから高卒選手の大量指名が見られるかも」(前出・ベテラン記者) その教育係に苦労人の黒田、新井は相応しい。黒田の男気と「4番・新井」は今季が見納めのようだ。
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スポーツ 2016年09月21日 14時00分
W杯“世紀の誤審”UAE戦余波 GLT設置4000万円にJリーグ「そりゃ、無理だわ」の声
“世紀の誤審”の余波が世界に拡大している中、日本サッカー協会に、新たな難題が突き付けられた。 「目下、ハリルジャパンはワールドカップ・ロシア大会出場に向け、アジア最終予選を戦っています。2戦目で勝利したものの、黒星スタートとなったUAE戦の“悪夢”を引きずっています」(スポーツ紙記者) UAE戦の“悪夢”とは、幻の同点ゴールのことだ。VTRを見る限り、完全にゴールラインを割っていた。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「国際サッカー連盟とアジアサッカー連盟に厳重抗議する」と憤っていた。だが、この“正義の訴え”が自らの首を締めることにもなりかねないのだ。 「サッカーにVTR判定はありませんが、ハイスピードカメラか磁気センサーを設置し、ボールがゴールラインを割っていたか否かを確認する『GLT(ゴールラインテクノロジー)』と、『AAR(追加副審)』の方法が検討されているのです」(専門誌記者) 思い当たる発言もあった。UAE戦後、本田圭佑が「なぜ第4審判がいないのか」とこぼしていた。サッカーの審判は3人。アクシデントに備え、4人目の審判が控えている。本田の言う第4審判とは、その控え審判ではなく、AARを指していた。これはピッチに立つ3人の審判と1人の控え審判に、さらに2人の審判を加えること。追加の2人が両ゴール付近に立ち、ゴールラインを割ったかを確認する。海外の主要大会などではすでに導入されている。 「今季は試験的に、天皇杯準決勝以降など重要な試合に限り、AARが採用されていきます」(同) しかし、このAARは『主審ライセンス』を持った者でなければならない。今季、Jリーグに登録されている審判員は全部で134人。J1は18チーム、J2が22チーム、J3は16チーム。一節当たり最大28試合をAARを含めた審判6人制で行うとすると、合計168人が必要になる計算で、審判員の数が絶対的に足りない。 また、'14年W杯ブラジル大会から採用された『GLT』は、「初期投資で4000万円強」が必要という。当然、全試合会場に設置しなければ、不公平が生じる。 「日本がUAE戦の誤審を訴えた時点で、『オマエんとこはどうなんだよ!?』となる。AARに対応できるだけの優秀な主審数を増やすか、GLTを全スタジアムに設置しますと表明したのも同じ」(Jリーグ関係者) 追加副審をつけるという形で当面は良しとするしかないか。
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スポーツ 2016年09月21日 12時13分
緒方カープの舞台裏 4番・新井の打点が表す「育成の強さ」
ペナントレースが開幕した当初、プロ野球ファンの注目度がもっとも高かったのは阪神タイガースだった。ドラフト1位の高山俊(23)がトップバッターを務め、横田慎太郎(21)が続く。この初々しい打線は「何かやってくれるんではないか?」との期待を持たせた。しかし、交流戦を終えたころ、阪神は首位戦線から脱落し、広島東洋カープが混戦状態から抜け出した。 巨人、DeNA、ヤクルト、阪神、中日は、なぜ、広島に敵わなかったのか…。興味深いデータがある。広島が優勝を決めた9月10日の試合終了時点でのチーム別対戦データを見ると、広島は2位巨人と11勝11敗、3位DeNAには13勝11敗。4位ヤクルトには15勝8敗、5位・阪神とは17勝6敗、最下位・中日とは15勝6敗1分け。Aクラスのライバルチームとはほぼ互角で、Bクラスチームから確実に貯金を上げていた。もっといえば、最大のお得意サマは「貯金11」を稼いだ阪神ということになる。 阪神との戦い方が違っていたら、広島は独走態勢を築けなかったのではないだろうか。新井貴浩 打率3割4厘 本塁打18 打点98福留孝介 打率3割9厘 本塁打9 打点51 両チームの4番バッターの成績を比較してみた。本塁打数こそ違うが、打率ではほとんど差がない(同日時点)。新井の打点98はリーグトップ。得点圏打率は福留が3割5厘なのに対し、新井は3割4分5厘。出塁率は福留のほうが上。大きく違うのは「打点」だ。打点は「得点圏打率の高さ」でも証明されているが、こうも解釈できる。前打者が出塁し、得点圏まで進まなければ、打点は稼げない。「打点の差」は打線(全体)にあるのではないだろうか。1番から3番のバッターを比較してみた。 田中広輔 打率2割7分2厘 本塁打13 盗塁26菊池涼介 打率3割2分 本塁打13 盗塁13丸佳浩 打率2割9分2厘 本塁打19 盗塁21 田中は全試合出場(同時点)、菊池、丸も130試合以上出場している。広島が1番、2番、3番を固定できたのに対し、阪神は1番を務めたバッターが計10人、2番は11人、3番は13人。1番をもっとも多く務めたのが高山俊の55試合だから、広島打線のような安定した得点力は望めない。 「阪神は世代交代の真っ最中。高山、横田、北條、原口らの若手が成長すれば…」(在阪記者) 阪神も広島のお得意サマにされたままでは終わらないだろう。 今年の広島は逆転勝ちが多かった。82勝(同時点)のうち、42試合がそうだった。4番新井の前に走者をためることのできる打線の力も大きいが、見方を変えれば、「先発投手陣が先に失点するケースが多かった」ということになる。巨人、DeNAは故障者続出で苦しんだ時期があった。中日は世代交代に進まない。ヤクルトは絶対的な守護神を失い、戦い方を変えなければならなかった。ゲーム差は大きく開いたが、広島は圧倒的な強さを誇ったわけではないが、1、2、3番を託せる選手を育てた。そして、上位打線を固定させた。この得点能力を高めた野球が優勝に引き寄せたのではないだろうか。
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スポーツ 2016年09月19日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND18 〈ライバル闘争の裏事情〉 長州力vs藤波辰巳“名勝負数え歌”
新日本プロレスで中堅の座に甘んじていた長州力が、スター街道を走る藤波辰巳(現・辰爾)に牙をむいた下剋上。パワーの長州と技の藤波、異なる個性が絡み合う両者の対戦は、さまざまなドラマを内包した“名勝負数え歌”として、黄金期の新日マットを彩った。 かの有名な“噛ませ犬発言”の印象もあって、ブレイク前の長州力は何か冷や飯を食わされていたと記憶するファンもいるようだが、事実は異なっている。 そもそも長州は、日本レスリング界の父・八田一朗の肝入りで新日入りした超有望株。同じミュンヘン五輪に出場した全日本プロレスのジャンボ鶴田の向こうを張って、次期エース候補と見る向きは強かった。 デビュー戦からオリジナル技のサソリ固めをフィニッシャーに使い、リングネームも一応は一般公募としながらも、会社側が力道山から一文字をとった「力」の名をあらかじめ用意していたという、まさに破格のデビューだった。 テレビ中継への登場回数も多く、これには同世代の藤波辰巳や木村健悟が嫉妬したとの話もあるほど。ちなみに藤波は長州よりも二つ年下だが、デビューは3年も早い先輩である。その立場が逆転するのは1978年1月23日、藤波が米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでWWWFジュニアヘビー級王座を奪取し、ドラゴンブームが起こってからだった。 一方の長州もNWA北米タッグ選手権を戴冠したが、これはあくまでも坂口征二が主体のもの。 「爽やかなルックスで女性ファンをつかんだ藤波に対し、パンチパーマにずんぐりとした体形の長州は見栄えで劣り、人気面ですっかり水を開けられてしまった」(プロレス記者) '78年から始まったMSGリーグ戦でも藤波は猪木、坂口に次ぐ日本人3位が指定席であったのに比べ、長州は下位低迷するばかり。五輪代表の経歴から強さで勝負しようにも、その五輪が韓国代表としての出場とあっては、日本のファンにアピールしづらいという側面もあった。 藤波がWWF王者のボブ・バックランドやハルク・ホーガンらのトップどころと好勝負を繰り広げて、ヘビー級転身へのキャリアアップを順調に進める中、長州は初来日のローラン・ボックにわずか3分で敗れるなど、中堅レスラーの座に甘んじていた。 '82年のメキシコ遠征も選手としての格上げが目的ではなく、国際運転免許を取るためというリング外の理由によるもの。この時、長州は“このままくすぶっているぐらいなら…”と思いつめ、ついには日本へ引退の意思を伝えるまでに至ったという。 しかし、このSOSが転機となる。 「会社としては、エース候補として入団させた長州をこのまま腐らせるわけにはいかない。そこで持ち上がったのが、藤波との日本人対決だったのです」(同) 藤波も長州もヘビー級としては体が小さく、無理に大型選手と戦わせるより良策との判断だったが、この読みがズバリ当たる。 '82年10月8日、後楽園ホールのシリーズ開幕戦で長州の造反劇が始まり、22日の広島で最初のシングル対決を迎えると、互いに感情むき出しの好勝負を展開。結果はノーコンテストではあったが、ジュニア仕込みのスピードと切れのいいパワーファイトという互いの異なる個性が絶妙に噛み合い、これまでにないハイスパート・レスリングを生み出した。 両者の闘いは回を重ねるたびに練度が上がり、いつしか“名勝負数え歌”とまで呼ばれるまでになった。そんな闘い模様の最初のクライマックスは、'83年4月3日、蔵前国技館において長州が藤波からWWFインターナショナル王座を奪取し、「俺の人生にだって一度ぐらい幸せなことがあってもいいじゃないか」とつぶやいた場面になろうか。 くすぶりから一念発起した長州が、スター街道をひた走る藤波を倒したことは、プロレス史に残る下剋上として、多くのファンの支持を受けた。 実際には、エリートの長州が叩き上げの藤波を倒して、元の位置に戻ったに過ぎなかったのだが、これによって遅まきながら長州人気が爆発する。 抗争の第2章は、同年夏、藤波のリベンジだった。先の敗戦後に、藤波は失意の海外遠征を経て帰国。第1回IWGP決勝で失神敗退した猪木が欠場するシリーズで、エースの座を任された藤波だが、それはあくまでも仮の措置というのが大方の認識であり、一方の長州はすでに革命軍(のちに維新軍)として確固たる地位を築きつつあった。 そんな中での7月7日、大阪府立体育館の対戦で、藤波は長州にサソリ固めを仕掛けた。実況の古舘伊知郎が絶叫した“掟破りの逆サソリ”だった。ロープブレークを無視して技をかけ続け、反則負けにはなったものの藤波の“団体を守るためのなりふり構わぬ姿”は、ファンに好感をもって受け入れられた。 続く8月4日、蔵前国技館の対戦では、リングアウトながら藤波が勝利してタイトルを奪還。これまで長州コール一色だった客席からは、徐々に藤波コールも復活し始めた。 珠玉のライバル闘争にファンの期待は高まる一方であったが、それから半年後の'84年2月3日、札幌中島体育センターにおいて藤原喜明が長州を襲撃する“テロ事件”が勃発。さらには長州が全日移籍となり、両者の抗争はファンの望まぬ形でいったん終止符を打つことになった。
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スポーツ 2016年09月18日 12時00分
IC挑戦! 内藤哲也の反撃が始まるか? オカダvs丸藤が前哨戦! 【新日本9・25神戸ワールド大会展望】
新日本プロレス秋のビッグマッチ第3弾は、9月25日に神戸ワールド記念ホールにて開催される。メインでは内藤哲也が、マイケル・エルガンが持つIWGPインターコンチネンタル王座(IC王座)に挑戦する興味深いカードが組まれた。9・25神戸ワールド大会の展望を書いてみたい。『DESTRUCTION in KOBE』9月25日(日)神戸ワールド記念ホール(16時開始)▼全対戦カード(1)6人タッグマッチ 20分1本勝負デビッド・フィンレー&ヘナーレ&金光輝明 対 ウィル・オスプレイ&ロッキー・ロメロ&パレッタ(2)タッグマッチ 20分1本勝負ヨシタツ&キャプテン・ニュージャパン 対 高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ(3)6人タッグマッチ 20分1本勝負真壁刀義&本間朋晃&田口隆祐 対 天山広吉&中西学&タイガーマスク(4)スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負柴田勝頼&永田裕志 対 カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ(5)NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負<王者組>小島聡&リコシェ&マット・サイダル 対 アダム・コール&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン<挑戦者組>(6)スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負後藤洋央紀&石井智宏&ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ 対 ケニー・オメガ&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア(7)スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負棚橋弘至&ジュース・ロビンソン&KUSHIDA 対 SANADA&EVIL&BUSHI(8)スペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI&邪道&外道 対 丸藤正道&矢野通&原田大輔&小峠篤司(9)IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負<王者>マイケル・エルガン 対 内藤哲也<挑戦者> まず、注目は第5試合のNEVER無差別級6人タッグ選手権。両チームともにヘビー級の選手とジュニアヘビー級のタッグチームによるトリオ編成になっており、無差別級の魅力を最大限に発揮した試合になりそうだ。ROH世界王者(18日現在)のアダム・コールが新日本のベルトに絡んで来るのも注目である。王者組の小島聡は、同王座を獲得したのを機に、天山広吉に『G1クライマックス26』出場を譲渡するなど、このベルトに対する愛着は思いのほか深いだけに、タイトル流出は避けたいところだろう。 第6試合のCHAOSとバレットクラブの8人タッグマッチは、G1決勝以来となる後藤洋央紀とケニー・オメガの絡みが注目される。後藤は今シリーズ好調をキープしており、22日の広島大会で、同門のYOSHI-HASHIがケニーに敗れるようなことがあれば、ケニーとの再戦へ向けて走りだす可能性は充分に考えられる。後藤の年明けを左右するような8人タッグマッチになるかもしれない。 第7試合では、今シリーズ連日行われている新日本本隊とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)による6人タッグマッチ。棚橋弘至とSANADAの行方も気になるところだが、12日の後楽園ホール大会でEVILとシングルで対戦し、敗れはしたものの一気に株を上げた、ジュース・ロビンソンに期待したい。最近のロビンソンの成長は目覚ましいものがある。神戸の大舞台でも存在感を大いに発揮してもらいたい。 セミファイナルでは、10月10日の両国国技館大会でIWGPヘビー級選手権が決定している、オカダ・カズチカと丸藤正道による前哨戦が行われる。オカダはG1公式戦の初戦、7・18札幌大会で丸藤に敗れているだけに、前哨戦は優位に立っておきたいところ。ただ、CHAOSはノア本隊と友好関係を築いており、現在、CHAOSの矢野通が丸藤をパートナーにGHCタッグ王座を保持している。そのため、前哨戦では矢野もノア側についてCHAOSとは対峙することに。CHAOSきっての頭脳派である矢野の存在はオカダを悩ませるかもしれない。 メインイベントは、マイケル・エルガンに内藤哲也が挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権。12日の後楽園大会で内藤は「あくまでも最上級のベルトはIWGPヘビー級王座」とした上で、「(IC王座が)俺のもとに来たいというのなら、来ればいい。ブン投げてやるから」と内藤流のコメントを残している。しかし、内藤がG1でエルガンから勝利を収めたとはいえ、この後楽園大会での前哨戦でも内藤が何度か表情を歪めるなど、エルガンの底知れぬパワーに手を焼くのは間違いない。L・I・Jならではの頭脳プレーでエルガンを撹乱しながら勝機を見出していくのか? それとも正攻法で崩して行くのか。内藤が常々口にしている来年の1・4東京ドーム大会で“ファン投票”によるメインイベント出場を果たすには、IC王座の獲得が一番早い。なぜなら2年前のファン投票ではIC王座戦にメインの座を奪われたからだ。だが、今シリーズはエルガンの好調さが目立っているだけに、L・I・Jを結成してからの集大成を内藤は見せないと勝利は難しいのではないだろうか。1・4ドーム大会のメインを左右する重要な一戦になりそうな予感がする。(どら増田)<新日Times VOL.35>
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スポーツ 2016年09月16日 16時00分
長友がハリルに反旗? W杯出場“黄色信号”で加速する代表分裂危機
サッカーワールドカップ・ロシア大会(2018年)のアジア最終予選が始まった。6大会連続出場を目指す日本代表は初戦のUAEに敗退。2戦目はタイに勝ったものの、過去、初戦を落として出場を果たしたことがないだけに、日本はさらに厳しい戦いを強いられることになる。 「微妙な判定に泣かされての敗戦とも言えます。ただ、それよりも問題なのは、海外組の選手招集です」(専門誌記者) 今回、代表の常連でもある長友佑都(29=インテル)が外れた。いったん招集を決めた長友が合流できなかった理由は“ケガ”だが、重症ではないという。セリエAのリーグ戦も始まり、「所属チームが大事を取って」の措置。今回の長友離脱は海外チームに所属する選手の招集に大きな影響を与えそうなのだ。 「ヨーロッパは秋に公式戦が始まり、翌年春に閉幕するスケジュールです。だから、この時期に行われるW杯予選において、“海外組”は出せない。リーグ戦序盤でとりこぼすわけにはいきませんからね」(同) W杯常連国の代表チームは、一般的に予選では若手や代表経験の浅い選手を試しながら戦い、本大会でベストメンバーを組む。長友、本田、香川など海外で活躍する選手はこうした“代表のあり方”を見ており、常にベストメンバーで臨もうとする日本の手法に疑問を持っている。 「長友らにすれば、代表で招集される度に所属チームを離れるわけですから、ライバルとのレギュラー争いもあって、帰還後の苦労は並大抵ではありません。他国はW杯予選を若手や控え選手で戦い、経験値を積み上げて強化される」(同) ハリルホジッチ監督も、W杯本番までベストメンバーを組むことが少ない他国のやり方は分かっている。それでも海外組にこだわるのは「国内組を信用していない」(関係者)からだという。 「海外組、そしてチャンスをもらえない国内組双方から不満の声が出そう。まして黒星スタートでチームの雰囲気も悪い」(同) “アモーレ長友”がハリル・ジャパンの爆弾に!?
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スポーツ 2016年09月15日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 パワーピッチャーに変身「ダルビッシュ」に米国が注目
ダルビッシュ有のピッチングに大きな変化が見られる。スライダーを封印してフォーシーム(直球)主体のパワーピッチングを見せるようになったのだ。 彼にとってスライダーは伝家の宝刀と言っていいレベルのボールだ。サイヤング賞投票で2位になった2013年はスライダーが全投球の38%を占めていた。この年は277奪三振をマークしア・リーグの最多奪三振投手になったが、そのうちの178個はスライダーで奪ったものだった。トミージョン手術から復帰した今季も、7月下旬までは各試合17〜29%の頻度でスライダーを使っていた。 しかし、7月末頃からダルはスライダーを大幅に減らし、直球主体に転じた。それを象徴するのが、岩隈久志との投げ合いを制した8月30日のマリナーズ戦だ。 この試合、ダルは初回から150キロ台中頃の豪速球で押しまくるピッチングを見せ、三振と凡フライの山を築いた。スライダーを使用したのは3度だけで、豪速球が全投球の6割に達し、変化球はタイミングを外す目的とアイレベルを狂わす目的でカーブを20%くらい交えた程度だった。 この変化は、スライダーが威力を失ったからではない。ダルのスライダーは依然評価が高く、米国の野球データ会社やアナリストが行う球種評価で、トップレベルにランクされている。豪速球主体のピッチングに切り替えたのはフォーシーム(直球)の威力がスライダーのそれを凌ぐようになり、最近ではど真ん中に投げてもほとんど打たれなくなったからだ。 ダルの直球の威力には米国のスポーツメディアも注目していて、MLBコムに掲載された特集記事ではボールに以前よりずっと強いバックスピンがかかるようになったことが詳しく書かれていた。 「現在ダルビッシュのフォーシーム(直球)はスピン量が2485rpm(1分間の回転数)もある。これはメジャーでベスト10に入るレベルだ。そのおかげで今季はフォーシームの空振り率が31.7%もある。これはメジャーで2番目に高い数字だ」(マイク・ペトリエーロ記者) トミージョン手術明けの年に直球の威力が格段にアップ−−これは奇跡に近いことだ。 メジャーリーグでは平均すると毎年30人くらいがトミージョン手術を受けている。そのうちの20〜30%の投手は以前より球速が増し、スピン量もアップする。最大の要因は、若い投手ほどリハビリで体幹が鍛えられるからだ。 日本人大リーガーでは、レッドソックスの田澤純一が手術後、以前より急速が4、5キロアップし、球威も格段に増した。 しかし、球速や球威がアップするのは、術後2年が経過したあたりからだ。術後1年ちょっとで復帰して、いきなり球速も球威も大幅アップしたというケースはほとんどない。 「ダルビッシュのケースは球史に残るレベルのトミージョン手術成功例だよ。この手術は24カ月で100%の状態(以前の状態)に戻るといわれているけど、ダルビッシュは17カ月で120%の状態になっているんだから」(スポーツ専門局の記者) 復帰1年目の球速アップは、通常のリハビリを超えた過酷なトレーニングに取り組んだ成果と言っていい。今やダルの全身の筋力、瞬発力は、メジャー屈指のレベルになっている。それを証明して見せたのが、8月25日のレッズ戦で見せたセンターバックスクリーンに飛び込むメジャー第1号本塁打だ。ダルは投手が打席に入らないパ・リーグ育ち。米国でも指名打者制を敷くア・リーグのチームでプレーしているので、これまで打席に入る機会はわずかしかなく、インターリーグのゲームで年に3〜5回あるだけだ。 そのわずかな機会に125メートルの特大アーチを放ったことは、パワーが著しくアップしていることを図らずも知らしめることになった。 それに加え、8月上旬にトレードで加入し、ダルの新しい女房役となったベテラン捕手ジョナサン・ルクロイが速球主体のリードをするキャッチャーで、直球をどんどん要求してくるので、ダルもテンポよく直球を投げられるという事情もあるようだ。 ダルがパワーピッチャーに大変身したことはポストシーズン進出が確実になったレンジャーズにとって、願ってもないニュースだ。レ軍はポストシーズンに左腕のコール・ハメルズとマーティン・ペレス、それにダルの3人ローテーションで臨むことになるが、ハメルズはポストシーズンがやや苦手で、昨年もディビジョンシリーズに2試合登板し1勝もできなかった。M・ペレスは防御率がリーグ平均以下で安定感にかける。頼れるのはダルだけなので、彼の大変身は願ってもない朗報なのだ。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年09月14日 16時00分
韓国検察がロッテ財閥解体着手で千葉ロッテマリーンズ身売りへ
広島カープの「25年ぶりのリーグ優勝」に沸く球界で、「ロッテ身売り」の情報が水面下で流れ、衝撃が走っている。韓国検察がロッテ財閥解体に着手し、それに伴い千葉ロッテマリーンズの重光武雄オーナーも「球団の身売りは避けられない」と判断したという。 韓国ロッテグループの裏金捻出疑惑などを調べているソウル中央地検は9月1日、グループ創業者である重光武雄氏(韓国名・辛格浩=93)の長男で、日本のロッテホールディングス(HD)前副会長の重光宏之氏(韓国名・辛東主=62)を横領などの容疑で聴取した。これといった勤務の実態も役割もないにもかかわらず、系列会社の取締役として登記されていただけで、10年余りにわたって数百億ウォン(数十億円)の役員報酬などを受け取っていた疑惑がもたれている。 系列会社の間で行ったとみられる秘密資金作り疑惑の一連の捜査は、グループナンバー2でグループ全体を統括する司令塔役だった李仁源・政策本部長(副会長)が8月26日に自殺したため中断していたが、これにより再開。創業家次男でグループ会長の重光昭夫氏(韓国名・辛東彬=61、千葉ロッテオーナー代行)も近く、取り調べを受ける可能性があるという。 一連の捜査では、武雄氏の長女(兄弟2人の異母姉)で、ロッテ奨学財団理事長の辛英子容疑者(74)が背任収財や横領の疑いで韓国検察に逮捕されている。ロッテ免税店への出店の便宜を図る見返りに、約3億円の裏金を受け取った容疑だ。 「日本では、長男、次男、長女による武雄氏の跡目をめぐるお家騒動のように報じられているが、韓国検察が目指すのは財閥解体です。そして武雄氏が、日本のロッテHDの持ち株を3人に贈った際の贈与税の問題もあります。こうした捜査を終えた後、武雄氏の取り調べに入り、韓国第5位の巨大財閥ロッテ解体に取り掛かることになる」(財界誌記者) 韓国のロッテグループ売上高の比率は、日本が約4000億円であるのに対し、韓国は約4兆9000億円といわれるが、日本のロッテグループの利益率は高い。その中で日本ロッテの足を引っ張っているのが、千葉ロッテマリーンズの赤字だ。宣伝費の名目で年間20億円超の赤字分を補てんしているという。 ロッテグループは、韓国にもロッテジャイアンツを所有している。そのため不良債権化した千葉ロッテの売却を求める声が強かったが、武雄氏はこれまで「日本での成功者の証」である球団売却には、頑としてして首を縦に振らなかった。 とはいえ、今回の騒動で武雄氏が完全に経営から外れることになり、球団身売りは避けられないというのが関係者の見方だ。 しかし、プロ野球人気がジリ貧なのに加え、ITバブルにも陰りが見えている昨今、かつてのソフトバンク、楽天、DeNAのように勢いのある新興企業はプロ野球の球団経営に興味を示さなくなっている。加えて、ファン離れが続く中日、神宮球場が取り壊しになるヤクルトにも球団売却の噂があり、マリーンズの高額売却は難しいのが現状だ。 「千葉ロッテがカープのような市民球団として生き残るのか、球団参入に意欲を持つ『LIXIL』などが買収するかはともかく、ロッテが球団経営から撤退するのは確実の状況になっている」(ロッテ担当記者) パ・リーグは首位を争うソフトバンクと日本ハムが丁々発止の戦いを続けるが、クライマックスシリーズでは、かつて3位から日本一に駆け上がったロッテも侮れない。資産価値を上げるため、目の色を変えた“確変”があるかもしれない。
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スポーツ 2016年09月13日 16時00分
広島カープの常勝チーム4年計画と黒田、新井コーチ残留案
25年ぶりの優勝カウントダウンの次は…。緒方カープの照準はクライマックスシリーズに向けられているが、「簡単には日本シリーズに駒を進められそうもない」とも思っているようだ。 「キーマンは、やはり黒田と新井の両ベテラン。今の広島ナインは経験値が少ないので」(球界関係者) 黒田博樹(41)が広島投手陣に及ぼした影響力は大きかった。チームにマジックナンバーが点灯した8月24日、先発した福井優也は打球が右すねを直撃するアクシデントに見舞われたが、再びマウンドに立った。その勝利に対する執念が“黒田効果”なのだ。 「黒田は先発ローテーションを守ることの意義、重要性などの『エース論』を伝えました。言葉ではなく、自らの背中で」(同) 新井貴浩(39)も秋季キャンプから1日2000スイングを自らに課し、黙々とバットを振り続けた。それがスタメンを張る体力と活躍につながったが、「新井さんが頑張っているのだから…」と、若手野手陣も奮い立たせた。球界では「チームが強くなればなるほど、ベテランが必要」と言われていたが、黒田と新井はそれを具現化したのである。 「戦力的に考えれば、マエケンのいた昨季の方が充実していました。なぜ、去年がダメで今年が強いのか? 黒田帰還から、カープナインの意識改革に1年を要したとも解釈できます」(同) 広島のレギュラー陣は若い。1番の田中広輔から3番の丸佳浩まで20代。将来の大砲候補・鈴木誠也はまだ22歳だ。そう考えると、「強い広島」はしばらく続きそうだが、そのためには彼らの中から“第2の黒田、新井”が出てもらわなければならない。 「5年先も彼らがレギュラーを張っている可能性は高い。若手の中からリーダーシップを持った選手の名前がまだ出て来ないということは、そんな選手はいないことを意味しています。いずれ田中、菊池(涼介)、丸も新井らを越えなければ…」(プロ野球解説者) 黒田、新井は年齢的に見て、そう長く現役を続けられないだろう。“その日”が来たら、彼らを解説者として外で勉強させるのではなく、「即、コーチに就任させるべき」という声も浮上してきた。 「30日、藤浪(晋太郎)が1回7失点でKOされた後、福留(孝介)が試合中にもかかわらず喝を入れました。その後、鳥谷(敬)も諭すような口調で叱り、最後は狩野(恵輔)が歩み寄り、何も言わず、藤浪の肩を叩いて暫く一緒にいました。こういうチームは強くなる。藤浪がベテランになったとき、『福留たちのようにならなければ』と思うでしょうし、黒田、新井以外となれば田中や丸たちとなる。彼らが“兄貴分”となってチームを引っ張っていくでしょうが」(ベテラン記者) 広島グッズはどれも“バカ売れ”が続き、カープ女子ブームも継続中だ。しかし、カープ本に限っては、黒田や新井を扱ったものに人気が集中しているという。 それも当然の話。今の広島の立て役者は黒田、新井の両ベテラン以外にいない。
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スポーツ 2016年09月13日 10時00分
大相撲秋場所 白鵬引退もある “不安材料”満載の中、稀勢の里「綱取り」三度目の正直なるか
横綱白鵬(31)は東京五輪まで現役を目標に掲げていたが、「五輪の1年前に引退。引退相撲が1年後だから、オリンピックで最後の土俵入りになるかな。4年やるってわけじゃない」と引退計画も語った。 そんな不安材料満載の中、大相撲秋場所が9月11日から東京・両国国技館で始まる。前売り入場券の売れ行きは上々。ファンの関心も高いが、もしかすると盛り上がりに乏しい、低調な場所になるかもしれない。 それを予兆させるのが、史上3人目の通算1000勝まであと3勝と迫っている横綱白鵬の動向だ。先場所の白鵬は終盤に大きく崩れ、横綱になってワーストタイの10勝5敗に終わった。 先場所千秋楽、日馬富士に敗れて引き上げてきた白鵬は明らかに不機嫌な様子で、「(止まらずに)攻め続ければよかった」と、取材のためにそばに来た報道陣を手で制し、わずかに反省の弁を述べただけで足早に引き上げている。 この雪辱を期すためもあって、8月の夏巡業はすこぶる意欲的だった。休場者が相次ぐ中で、最後まで土俵に上がり続けたが、そのツケが左ひざに出た。 「白鵬は先場所9日目の勢戦で踏み込もうとしたときにつまずき、右足の親指を痛めました。この翌日、『万全の治療をしたから大丈夫』と話し、相撲への影響も感じさせませんでしたが、場所後、再検査を受けたところ、ヒビが入っていたことが判明したのです。夏巡業の間、この痛めた右足をかばい続けたため、反対の左ひざに負担が掛かり、痛みが出てしまいました」(担当記者) 巡業を終えた白鵬は、階段を上がるのもやっと、という状態。もちろん、稽古どころではなく、2日に両国国技館内で行われた横審の稽古総見も休んでしまった。もし秋場所を休場するようなことがあれば、横綱になって初めての“全休”となる。 3場所連続して綱取りに挑む大関稀勢の里(30)にとっては大きな追い風となりそうだが、この注目の大関の調子もいま一つ。稀勢の里も先場所、右足首を痛め、夏巡業の前半を休場した。 その影響が出たのか、2日の稽古総見では日馬富士に手玉に取られ、なんと8連敗。いいところなしの稀勢の里は、「相手が横綱だから、こんなもんじゃないですか」と淡々と話していたが、横審の守屋秀繁委員長は「稽古で勝てないようでは、本番では勝てない。日馬富士の連続優勝じゃないか」と呆れ顔だった。 拍手喝采が轟く代わりに、溜め息ばかりが漏れる秋場所にならなければいいのだが…。 それにしても稽古とはいえ、稀勢の里の対日馬富士戦8連敗とはなんとも情けない。
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