スポーツ
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スポーツ 2016年09月11日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND17 〈電流爆破マッチの衝撃〉 団体の浮沈を懸けた究極の闘い
旗揚げ当初は場末のイロモノ感が満々。正統派のプロレスファンから白眼視され、FMW(フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング)は「もって1年」と言われていた。 だが、一発逆転を期した大勝負“ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ”の成功により、弱小団体の状況は一変。大仁田厚の人気は爆アゲ状態となった。 1989年に大仁田厚が立ち上げたFMWは、正式名称にもあるように、もともとはマーシャルアーツ=格闘技を多分に意識した団体であった。初期に興行の軸となったのは、青柳政司率いる誠心会館との抗争で、プロレス対空手の異種格闘技戦。 ほかの参加選手を見ても、日本勢ではサンボ浅子、ザ・シューター、キックボクシングの上田勝次に柔道の徳田光輝。外国勢も柔道世界選手権95キロ超級優勝のグレゴリー・ベリチェフやテコンドーのリー・ガクスーといったように、格闘色を前面に出した面々がそろっていた。 「とはいえ、大仁田が最初に全日本プロレスを引退したのは、膝の粉砕骨折によってまともに動けなくなったため。当然、ガチの格闘技などできるはずもなく、UWFブームにあやかって格闘技を名乗ったに過ぎません」(プロレスライター) しかし、それは観客も承知のこと。当時はUWFの影響で、プロレス界全体がスポーツライクな方向へと進み、本来持ち合わせていたはずの猥雑さが薄れていた。そのことへの反発から、インチキ臭さを求める物好きなファンが、FMWの会場に集まって来た。 '90年1月に開催された総合格闘技オープントーナメントで、“イス大王”の栗栖正伸が優勝した際、暴動寸前まで観客席が荒れたのは、もちろん「格闘技をイス攻撃で冒とくしたから」ではない。それは参加選手たちの未熟さによる低調な試合ぶりへの不満であり、さらには暴動すらも楽しもうというマニアならではの悪癖であった。 「当時“FMWですら楽しめてこそプロレス通”という冷やかしムードは、確かに強かったですね」(同) しかし、そんな空気を変えることになったのが、アイディア勝負の過激なデスマッチ路線であった。 前出のトーナメント覇者である栗栖との完全決着のため、同年2月に行われた有刺鉄線バリケードマットマッチでは、大仁田と栗栖が共に鉄トゲで傷だらけになり、格闘技とはまた別の意味でのリアリティーを訴えかけた。 ストリートファイト・デスマッチでは、選手たちが観客席を練り歩くことで、会場の一体感を醸成することにもなった。 メジャー団体では見られないうさん臭さに釣られて、物見遊山のつもりで来場した観客の中から、徐々にではあるが熱狂的な大仁田信者が生まれ始めた。 そうしたデスマッチ路線の集大成となったのが、'90年8月4日、旧汐留駅跡地の野外特設会場で行われたノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチだ。 そこに至るまでのストーリー−−FMW創設時から大仁田の盟友として戦ってきたターザン後藤の造反というアングルも、一部信者を除く大半の観客にとっては二の次のこと。 朝からの雨が午後にはすっかりあがる幸運にも恵まれ、「電流爆破っていったい何だ?」との興味から集まった観衆は4520人。旗揚げから1年に満たない団体としては異例のビッグマッチとなった。 だが、あくまでも大半の観客は怖いもの見たさの興味本位に過ぎず、これを満足させて初めて成功となる。大観衆を前にしてショッパイ試合をした日には、評判ガタ落ちとなり、逆に団体の未来を失うことにもなる。 「リングの周りに張り巡らせたロープ代わりの有刺鉄線に電流を流し、無数のプラスチック爆弾をぶら下げる。そんな説明を聞いても半笑いのままの観客は多かった。取材記者たちも“ショボくて記事にならないかも”と半信半疑でした」(スポーツ紙記者) だが、試合開始のゴングが鳴ってまもなく、そんな疑念は消し飛ぶことになる。 大仁田が有刺鉄線に触れた瞬間、パパーン! と激しい爆破音が鳴り響き、リング上が隠れるほどの火花が上がると、会場の全員が息を呑むことになる。そうして一瞬の間があった後、客席のあちこちからざわめきが湧き起こった。 そこからは大仁田と後藤、それぞれが有刺鉄線に近づくたびに悲鳴が上がり、耳を押さえて涙ぐむ観客もいたほどだった。 何度かの爆発が繰り返されるうちに両者のコスチュームは裂け、おびただしい血が流れ、火薬の臭いと煙が立ち込め、ついには「分かったからもうやめてくれ!」と観客が絶叫する。 サンダーファイヤー・パワーボムの3連発で大仁田が勝利すると、歓声よりも「ようやく終わった」との安堵の声が聞かれたほどだった。 もはやFMWを好奇の目で見る者はおらず、自然発生した大仁田コールは延々と止むことがなかった。
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スポーツ 2016年09月11日 12時00分
G1覇者ケニーが本格始動!ブリスコ兄弟とヤングバックスが兄弟対決!【新日本9.22広島大会展望】
新日本プロレス秋のビッグマッチ第2弾は、9月22日に広島サンプラザホールで開催される。すべての結果は来年の1.4東京ドームへと続いていく。今回は広島大会を展望したい。『DESTRUCTION in HIROSHIMA』9月22日(木・祝)広島サンプラザホール 17時開始▼全対戦カード(1)8人タッグマッチ 20分1本勝負真壁刀義&本間朋晃&ヨシタツ&キャプテン・ニュージャパン 対 天山広吉&小島聡&リコシェ&マット・サイダル(2)8人タッグマッチ 20分1本勝負柴田勝頼&永田裕志&中西学&タイガーマスク 対 カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ&田口隆祐&デビッド・フィンレー(3)タッグマッチ 20分1本勝負ロッキー・ロメロ&バレッタ 対 タマ・トンガ&タンガ・ロア(4)タッグマッチ 20分1本勝負後藤洋央紀&石井智宏 対 高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ(5)8人タッグマッチ 20分1本勝負マイケル・エルガン&棚橋弘至&ジュース・ロビンソン&KUSHIDA 対 内藤哲也&SANADA&EVIL&BUSHI(6)IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負<第71代王者組>ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ 対 マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン<挑戦者組>※第71代王者組2度目の防衛戦(7)ROH世界選手権試合 30分1本勝負<王者>アダム・コール 対 ウィル・オスプレイ<挑戦者>(8)スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負オカダ・カズチカ 対 バッドラック・ファレ(9)2017年1月4日東京ドーム大会・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦 60分1本勝負<権利証保持者>ケニー・オメガ 対 YOSHI-HASHI<挑戦者> 第1試合から、真壁、本間、ヨシタツにキャプテンを加えた4人が、小島&リコシェ&サイダルのNEVER無差別級6人タッグ王者組に天山を加えたチームと対戦する豪華なカードが実現。今後、真壁&本間がヨシタツを加えたトリオで6人タッグ王座に挑戦するのも面白いかもしれない。そんな可能性も秘めているオープニングマッチだ。 第2試合では9.17大田区大会で、NEVER無差別級のベルトをかけて対戦する柴田とフィッシュが再び激突する。柴田は先月のROH遠征でフィッシュだけではなく、オライリーにも敗れており、大田区大会の結果次第では新たな遺恨が生まれているかもしれない。対ノアでも結束を固めている永田&中西とのタッグにも注目だ。 第3試合ではジュニアのタッグ戦線を賑わせている六本木ヴァイスが、前IWGPタッグ王座チーム、G.O.Dと対戦。六本木ヴァイスは、この日、ジュニアとヘビーの枠を超えてIWGPタッグ王座に挑戦するヤングバックスをライバル視しており、この試合に勝って自分たちもヘビー級のベルトに挑戦したいと思っていても不思議ではない。一方、G.O.Dはこの試合を圧勝してブリスコ兄弟にリベンジしたいところだろう。 第4試合もIWGPタッグ王座を狙っている裕二郎&オーエンズが登場。CHAOSの中軸である後藤&石井と対戦する。今年のG1では準優勝にまで駒を進めた後藤だが、G1後にはこれといってチャンスが与えられていない。ただ今シリーズの後藤は絶好調。「いまはプロレスが楽しくて仕方がない」という。またG1で結果を残せなかった石井も中邑真輔が退団後、正式なパートナーがいないこともあり、なかなか闘いの中心に入り難い状況にあることから、この二人が正式にタッグを結成し、IWGPタッグ戦線に入り込んでいったら面白いのではないだろうか。この試合の結果如何では化学反応を起こすかもしれない。 第5試合は、9.25神戸大会でのIWGPインターコンチネンタル戦を控える、エルガンと内藤の前哨戦。9.17大田区大会でIWGPジュニア戦を行うKUSHIDAとBUSHIも再び顔を合わせることになる。また連日対戦している棚橋とSANADAの絡みは、次期シリーズにつながる可能性があるだけに見逃せない。 第6試合ではアメリカではドル箱カードと呼ばれているカードが新日本マットで実現。IWGPジュニアタッグ王者チームが、IWGPタッグ王座に挑戦するのは初めてだが、ヤングバックスはアメリカでは体重差を全く感じさせない試合で、いろんなタッグタイトルを獲得しているだけに、史上初のIWGPタッグベルト二冠王も夢ではない。しかし、ブリスコ兄弟はここ数年のIWGPタッグ王者チームの中で最も強いのではないかという呼び声も高く、かなりハイレベルな試合が見られるのは間違いなさそうだ。 第7試合ではこちらもジュニアのウィル・オスプレイが、アダム・コールが保持するROH世界王座に挑戦する。コールは先月ROHブルックリン大会で、前王者のジェイ・リーサル、棚橋、内藤と4WAYによるタイトル戦を行い防衛に成功している。オスプレイも11月にROHイギリス遠征への参加が決定しているだけに、大きな手土産を持って帰りたいところ。どんな試合になるのか予測不能なカードである。 セミファイナルは、IWGPヘビー級王者オカダが、G1で敗れたファレとノンタイトルで対戦。もしオカダがまた敗れるようなことがあれば、今後の防衛ロードも修正を余儀なくされることになるのは確実で、1.4ドーム大会のメイン出場へ暗雲が立ちこめることになるため、きっちりとリベンジを果たして、メインの盟友YOSHI-HASHIにつなぎたい。 メインイベントは、『G1クライマックス26』の覇者ケニーが、来年の1.4ドームでIWGPヘビー級王者に挑戦できる挑戦権利証をかけて、G1で敗れたYOSHI-HASHIの挑戦を受ける。YOSHI-HASHIは2011年の1.4ドーム大会でオカダとダブル凱旋試合と銘打ってシングル対決を行ったが、会場が全く沸かず、お互いに消化不良に終わった苦い想い出がある。それはオカダも同じ思いのようで、9.6栃木大会の試合後に、「このベルトをかけて、ドームでYOSHI-HASHIさんと試合をする」とマイクアピールをしている。YOSHI-HASHIにとって新日本マットでシングルのメインに立つのは今回が初めて。しかもビッグマッチでの抜擢と期待度は高い。しかし、命を削るような闘いでG1を制したケニーにとっても、新しい時代の構築に向けて、本格始動するこの試合を落とすわけにはいかない。そんなケニーをYOSHI-HASHIが連勝したら、これは本物だ。ケニーが同じ過ちを犯すとは考え難いが…。(どら増田)新日Times VOL.34
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スポーツ 2016年09月10日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 サイヤング賞も狙える? 「田中将大」の2017年
名門ヤンキースは今季、序盤から打線の中軸が機能せず得点力が大幅に低下、勝率5割の線を行ったり来たりする状態が続いた。その状態はシーズン後半(7月15日〜)になっても改善されなかったため、7月末になって球団はプレーオフ進出の望みが完全に消えたと判断し、再建モードに入った。 メジャーリーグの場合、再建モードに入った球団が最初にやるのは、トレード期限の7月末に行う大型トレードである。このトレードで再建モードに入った球団が優勝を争う球団に高額年俸の主力選手を放出し、見返りに1〜3年後に主力選手に成長しそうなマイナーのホープを獲得する。ヤンキースもシーズン前半、貢献度が最も高かったセットアッパーのA・ミラー、メジャー最速のクローザーであるチャップマン、シーズン前半で打率、本塁打、打点がチーム1だった主砲ベルトラン、先発4番手のノバの4人を放出し12人のマイナーのホープを獲得した。 再建の次のステップは、チーム最大の不良資産となっていたアレックス・ロドリゲスの解雇である(表向きは引退)。契約が来季まであるので、ヤ軍は今季の残存年俸600万ドル(6億円)と来季の年俸2000万ドル(20億円)をドブに捨てる形になったが、もはや戦力になる見込みがないため、損切りを決断したのだった。 さらにヤ軍は不良資産選手の代表格タシェアラ(年俸2200万ドル=22億円。引退予定)及びサバシア(年俸2500万ドル=25億円)と契約が切れる。 その結果、チームは一気に身軽になり、新戦力の補強に回せるカネが8000万ドル(80億円)前後できる。 今オフ、ヤンキースが重点的に補強するのは先発投手と中軸を担う大砲である。 先発投手はエース、準エース級を計2人。中軸を担う大砲は2〜3人ほど獲得したいところだ。 このうち大砲の方は80億円近い補強予算を使って獲得することになるだろう。今オフ、FAマーケットには打点王確実なエンカーナシオン(ブルージェイズ)、本塁打王レースのトップを走るトランボ(オリオールズ)をはじめ長距離砲の出ものが多いので、獲得に苦労することはないだろう。 先発投手の方は、今オフ、FA市場にいい出ものがないため、7月末に集めておいたマイナーの有望株を使って獲得を目指すことになるだろう。本来なら2、3年、有望株をじっくり育成して大きな戦力に育てるべきところだが、ヤ軍は常にハイレベルな即戦力を揃えて勝つチームなので、そのようなまどろっこしいことはしない。 チーム内には、捕手のホープ、G・サンチェスの台頭で存在感が薄れている正捕手マッキャン。パワーと足の衰えが顕著な正左翼手ガードナー、チャンスに結果を出せない正三塁手ヘッドリーなど、放出したい大物が数人いる。マイナーのホープ2、3人にこうしたベテランを加える形でトレードを仕掛け、エース、準エース級を獲得するだろう。 ターゲットになりそうな投手はホワイトソックスの剛腕左腕クリス・セイル、第2エースのホセ・キンターナ、ブレーブスの悲運のエース、フリオ・テヘラン、アスレチックスの大黒柱ソニー・グレイ、レンジャーズの奪三振マシン、ダルビッシュ有、サイヤング賞受賞経験がある左腕ダラス・カイクル(アストロズ)、コーリー・クルーバー(インディアンズ)あたりだ。 気になるのは、こうしたトップクラスの先発投手が移籍してきた場合、田中将大の扱いはどうなるか、ということだ。 結論から言えば、田中はメジャーのベスト20に入る投手と評価されているので、エースの座を滑り落ちることはない。セイルやクルーバーのような大物が加入した場合は、ダブルエースの1人という扱いになるだろうが、開幕投手はあくまでも生え抜きの田中が務めるだろう。 ヤ軍にもう1人、エース級の投手が加入することは、田中にとってマイナスではなく、大きなプラスになる可能性が高い。今季のヤ軍はローテーションに田中以外、頼れる投手がいなかった。そのため、田中はヒジの故障リスクがあるにもかかわらず基本的に中4日で起用され、酷使されている感があった。 もし、チームにもう1人、同レベルの投手がいれば、もう少し登板間隔に配慮した使い方をしてもらえる可能性が高い。そうなれば防御率が大幅によくなるだろう。今季、田中は中4日で登板したときは防御率が4.64だが、中5日で登板したときは1.99である。 現在ア・リーグの防御率1位はマイケル・フルマー(タイガース)の2.58である。もし、田中が中5日で登板する機会が大幅に増せば、これをしのぐ防御率を出すだろう。そうなればサイヤング賞も夢ではない。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年09月09日 16時00分
選手会が出場ボイコットをチラつかせるWBC代表FA加算問題の行方
選手会が“休戦調停”を破棄し、噛みついた。 8月23日、日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が行われ、「侍ジャパンに選ばれたら、参加した日数をFA資格取得の登録日数に加算してくれ」と訴えたのだ。来年3月には第4回WBCを控えている。返答次第では前回同様、「出場ボイコット」とゴネるかもしれない。 「昨今、NPBと選手会は良好な関係を築きつつありました。熊崎勝彦コミッショナーが『現場の声を聞く』と歩み寄り、その誠意に選手会も打たれたからです。でも今年7月、コリジョンルールのシーズン途中の改定を巡り、様相が変わってきました」(ベテラン記者) 選手会は「WBC直後のペナント開幕ではベストパフォーマンスで臨めない」と、開幕日の延期を要望。NPB側はそれを却下し、当初の予定通り3月31日の開幕を発表した。「選手会が黙って引き下がるとは思えない」の声が多いのは、こうした経緯による。 代表招集期間を登録日数にカウントしないとなった場合、交渉連敗中の選手会は強硬手段に出るだろう。“出場辞退”が誰にとっても最悪のシナリオだ。 「痛手を被るのは、特に日本テレビでしょう。日テレは自社幹部が侍ジャパンを運営する会社の社長となりました。視聴率、入場者収益で伸び悩む侍ジャパンをサポートするため、全面支援する方向ですからね」(球界関係者) FA権取得日数は一軍登録145日で1年とし、国内は8年、海外は9年。1年間で一軍登録146日以上あっても2年目としてカウントされないが、2年以上で145日に達すれば、1年となる。代表招集は1カ月ほど。これまで146日目が無効になるリスクは指摘されていないだけに、今回の代表日数の加算は「難クセ」との声も聞かれた。 「選手会会長が嶋基宏(楽天)から内川聖一(ソフトバンク)に交代するとも言われている。新体制でナメられないため、選手会背広組による勇み足との指摘もされていますが、果たしてどうなるか」(同) 小久保代表監督も気が気ではない?
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スポーツ 2016年09月08日 16時00分
白鵬「4年後も現役で…」父と迎える東京五輪“親子鷹”
リオ五輪も終わり、帰国した選手たちの関心は早くも4年後の東京五輪に移っている。去就が定まらぬ選手が多い中、東京五輪について大相撲界で最も関心を抱いているのが、横綱白鵬(31)だ。 白鵬が初めて東京五輪について語ったのは、東京招致が決まった直後の平成25年秋場所千秋楽。27回目の優勝を決めて、土俵下で表彰インタビューが行われたときだった。 「また新たな目標ができました。2020年の東京オリンピックまで引退しないで頑張っていきます」 こう宣言し、満員札止めの館内から大きな拍手を浴びたのだ。 そして今年3月、大阪市で行われた大相撲春場所で優勝した横綱の白鵬は記者会見を行い、その中で、自身の父がアルツハイマー病であることを明かした。 白鵬と五輪、とは意外に思える組み合わせだが、実はこんな因縁がある。 「白鵬の父、ムンフバトさんは5大会連続して五輪レスリング競技に出場した、モンゴルの英雄です。2回目の出場となったメキシコ五輪のフリースタイルミドル級では、モンゴル初の銀メダルを獲得していますが、初めて五輪出場を果たしたのが昭和39年の東京五輪。もしかすると、長野冬季五輪のように力士が入場式の先導役や土俵入りを任されるかもしれませんから、“親子で東京五輪を”と強く願っているんです」(担当記者) この白鵬の熱い思いが実現すれば、歴史的な快挙となる。東京五輪まで「なんとしても現役で」と意欲を燃やしたくなるのも当然かもしれない。ただ、現在31歳の白鵬は、4年後には35歳。そのときまで体力がもつかどうか…。 「35歳を超えて活躍した横綱は、決して珍しくありません。7月31日に亡くなった千代の富士も、引退は35歳11カ月。30歳を過ぎてから19回も優勝しています。最も高齢で頑張った横綱は羽黒山で、引退したのは38歳10カ月でした。白鵬も十分やれますよ」(部屋関係者) この決意をにじますように、親交のある女子レスリングの吉田沙保里選手(33)にもこんなアドバイスを送った。 「いったん休んで、(東京五輪で)また復帰すればいいじゃない。結婚して子供を産み、今度はママで金メダルを狙って欲しい」 白鵬の今の強さから見て、あと4年は大丈夫そう。引退の文字はしばらく出そうにない。東京五輪“親子鷹”なるか!?
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スポーツ 2016年09月08日 06時00分
ベテランがエースを育てる 超変革のキーマンはやっぱり藤浪だ!(後編)
藤浪晋太郎(22)が中日戦で「1イニング7失点」と炎上し、福留孝介(39)らベテランに喝を入れられた(8月30日)。阪神はクライマックスシリーズ進出も危うくなってきた。藤浪は高卒1年目から2ケタ勝利を続けてきた。今年4年連続を達成すれば、球団史上、江夏豊氏以来の快挙となる。金本知憲監督(48)や担当コーチ陣は言葉にこそ出さないが、「なんとかしてやりたい」の親心もあるだろう。 「エースとして大きく育てたい。阪神のエース、日本を代表する投手に育てたいとの思いも強く持っています」(球界関係者) 今季不振の原因を投手出身のプロ野球解説者がこう説明する。 「ストレート自体は走っていると思います。でも、変化球が全て高めに抜けてしまうんです。ストレートが走っていて、変化球が制御できない状況が、投手にとっていちばん厄介なんです」 今さらだが、大炎上した日の舞台裏の話についても聞こえてきた。 「同日、その中日戦を中継した大阪のテレビ局は、放送開始時点で、藤浪はとっくに降板、1対7のワンサイドという、最悪の状況だったんです。藤浪が投げるから、大阪のテレビ局もそれなりの視聴率を期待していたと思いますが」(在阪記者) 伝統球団のエースである以上、さまざまなプレッシャーを背負うのは仕方ないことでもある。前政権下でのこと。優勝戦線から早々に脱落してしまうと、大阪のメディアは『阪神情報』で食えなくなる。そうなると、「期待の星」として、藤浪を特集してきた。執拗にメディアに追い掛けられるのは苦痛以外の何物でもないが、タテジマのエースと称された先輩たちはそれを乗り越えてきた。精神的にも強くなってもらうしかないのだ。 「昨年のちょうど今頃、藤浪は関西メディアの単独インタビューを受けています。そのときのインタビュアが矢野燿大コーチで、毎年終盤のチームの失速について質問されると、藤浪は『こんなふうでいいのか!?』と憤っていました。一歩間違えれば、内部批判ですよ」 藤浪はペナントレース終盤で失速するチームのなかにいて、闘争心を感じないと語り、だから自分が先頭に立って変えていきたいと話していたそうだ。その約1か月後、インタビュア・矢野は「作戦兼バッテリーコーチ」として入閣する。当然、その気概は金本監督にも伝えられた。おそらく、福留たちも藤浪の気概を知っており、エースとしてだけではなくチームそのものを背負って立つ存在になると信じているから、試合中にも関わらず、喝を入れたのではないだろうか。 「藤浪は頭の良い子ですよ。22歳なのにチーム全体のことを考えられるし、侍ジャパンに招集されると、他球団の先輩たちの話も聞き、さらに自分に合うものと合わないものを取捨選択しています」(前出・同) ストレートは走っているが、変化球が浮いてしまう状況。それについて、担当コーチが修正の方法を知らないはずがない。だが、藤浪の将来を思い、あえて『答え』を教えず、自分で考えさせているのではないだろうか。藤浪が不振を脱したとき、金本監督の超変革は一気に加速するだろう。
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スポーツ 2016年09月07日 16時00分
巨人と決別か 原辰徳氏が福岡SBホークス監督就任ネット裏情報
巨人前監督の原辰徳氏(58)が“セ・リーグ天王山”となった8月23日からの広島との3連戦で東京ドーム入りしていた。当日はニッポン放送のラジオ解説、25日は日本テレビのゲスト解説。原氏が東京ドームを訪れるのは、ヤクルトとの開幕戦以来とあって、様々な憶測が流れた。 「ちょうどこの時期、パ・リーグも天王山を迎えており、25日に4連勝した日本ハムが今季初めて首位に立ちました。一方、6月24日の時点で2位に11.5差の絶対的リードをつけていたソフトバンクは首位から陥落。しかも、8月に入ってから、悪夢のような試合が続いていて8勝12敗(8月25日時点)。工藤監督の采配能力を疑問視する声もあり、『優勝を逃せば進退問題に発展する』と囁かれているのです」(スポーツ紙デスク) 冒頭に記した原氏の突然の表舞台登場には、今後の身の振り方を決断する狙いが秘められていたという。巨人がこの天王山で3連勝すれば、逆転優勝の可能性も浮上する。そうなれば、巨人支援に全力投球しようと…。 しかし、初戦こそ途中出場した脇谷亮太内野手のサヨナラホームランで先勝したものの、2戦目に満を持して登板したエース菅野智之投手が、左打者を5人並べた赤ヘル打線相手に玉砕。ゲーム差が8に開き、広島に優勝マジック「20」が点灯した。この時点で、原氏は巨人との決別に大きく舵を切ったという。 原氏のもとには、東京五輪で復活する野球・日本代表監督のオファーが届いている。巨人監督在任12年でリーグ優勝7度、日本一が3度。日本代表監督として2009年の第2回ワールドベースボール・クラシック(WBC)を制覇した名将だ。この活躍に目をつけた安倍政権は、東京五輪で「侍ジャパンを率いて金メダル」、その後は政界入りして「スポーツ大臣」に就任するというシナリオを思い描いており、本人もそれを望んでいるという。 問題は東京五輪までのこれからの4年間だ。選択肢は三つある。(1)巨人に籍を置き「球団顧問」として時間待ちし、いずれ日本代表監督就任。(2)日本代表監督に就任し、五輪準備に入る。(3)巨人GM、または他球団の監督・GMを経て日本代表監督に−−。 しかし、巨人復帰の可能性は皆無に等しいという。 「巨人はすでにメジャー流のフロント主導のチーム編成にスイッチしていて、高橋由伸監督の次は松井秀喜氏で固まっています。つまり、ユニホーム組のフロント入りが消えたことで、原氏の巨人での居場所はなくなっており、今年から球団顧問という実体の分からないポストが用意されました。長嶋さんに代わって名誉監督就任も考えられますが、過去の女性問題に絡んで元暴力団員に1億円を支払ったとする週刊文春の記事が最高裁で『文春勝訴』となったことで、原氏を第一線に呼び戻そうという声は少数派になっています」(巨人関係者) そこで、にわかに漏れ伝わってきたのが、ソフトバンクの監督就任説だ。原家のルーツは福岡県大牟田市にあり、九州での人気は根強いものがある。来年77歳の喜寿を迎える王貞治球団会長も、自身の補佐として人となりを知る原氏のソフトバンク入りを切に願っているという。 そんな水面下の動きがあるからか、ソフトバンクは8月に入ってから迷走を続け、歴史的な“11.5差喪失”という事態に直面。球団内には、工藤監督の責任を問う声が出始めている。 「今季は3年契約の2年目で、契約は来季も残しています。しかも、昨季は連続日本一を達成し、今季、たとえリーグ優勝を逃してもクライマックスシリーズで日本一になる可能性は十分あります。その意味で監督交代は考え難いが、ソフトバンクは巨大戦力を抱えて、負ける要素がないに等しい常勝軍団。工藤監督が常々、優勝を逃せば辞める覚悟で臨んでいる、と口にしていることが命取りになる可能性もあるのです。実際、リーグ優勝を逃せば、辞意を固めて進退伺を出すことが予想され、球団が不測の事態に備えているのも確かです」(福岡の地元テレビ局幹部) 天王山3連戦の結果を受けて原氏は「(巨人は)数字的には厳しい状況ではあるけど、勝負は何が起こるか分からない」とコメント。一方、工藤監督も「奇跡も起きるし、こういうことも起きるのが野球」と話した。くしくも両者は「この先、何が起こるか分からない」と口を揃えた。 工藤監督に代わってソフトバンク監督に就くのか、王会長のもとで工藤監督をサポートしながら球界を俯瞰し、東京五輪に備えるのか−。球界の今後を左右する結論は、もうすぐ出る。
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スポーツ 2016年09月07日 14時30分
ベテランがエースを育てる 超変革のキーマンはやっぱり藤浪だ!(前編)
8月30日の対中日22回戦、先発の藤浪晋太郎(22)がいきなり打者13人の猛攻を浴び、7失点と炎上した。「1イニング7失点、最速KO、自己ワースト」−−。翌朝の各スポーツ新聞は福留孝介(39)が説教をする写真も掲載し、クライマックスシリーズ進出も厳しくなってきた戦況を伝えた。 試合中に説教するということは、腹に据えかねたのだろう。福留の発した「やるべきことをやれ!」の言葉は後の藤浪の糧となるはずだ。 「同情すべき点もないわけではない。福留の言う『やるべきこと』とは、一塁のベースカバーを怠ったこと。中日の3番・森野の打球は一・二塁間を襲い、打った瞬間、『抜けた』と思いました。二塁手・大和の好プレーで捕球されたものの、藤浪も『抜けた』と思い、本塁のベースカバーに走ってしまい、一塁のベースカバーに向かうのが遅れたんです」(プロ野球解説者) 福留が叱咤した理由はまだあった。藤浪は一塁のベースカバーで全力疾走していなかった。打球の勢いからして、二、三歩遅れたとしても、藤浪が全力疾走していれば、大和は間違いなく一塁に送球していた。「セーフ」とコールされたとしても、守っている野手は「何やってるんだ!?」と、シラケた気持ちにはならなかったという。 しかし、「阪神が本当に変わった」と思えたのは、福留の叱咤が終わった後を見たときだった。タイミングを見計らい、チームリーダーの鳥谷敬(35)も藤浪のとなりまで歩を進めてきた。藤浪は鳥谷がベンチ裏の控室に行くと思ったのか、道を空けるようにして一歩下がる。すると、鳥谷は抱き寄せ、グラウンドに目線を向けながら語り始めた。 福留が怒っていたのとは対照的に、諭すような口調だった。最後に「頑張ろう」と言って去ったが、藤浪は涙を隠すように下を向いていた。 「福留さんと鳥谷さんの話していた内容はほとんど同じですよ。福留さんは思ったことをハッキリと言う人なので、鳥谷さんが念押ししたというか、改めて同じことを説明し直したというか…」(関係者) 金本知憲監督でもなければ、担当コーチでもない。「怒るべきときに怒る」の憎まれ役を買って出ることのできるベテランが阪神には存在するのだ。 その後、16年目のベテラン、狩野恵輔が藤浪のとなりに陣取る。狩野は何も言わない。懲罰で応援を科せられた藤浪は味方打線に檄を飛ばす。時間にして、10分くらいだった。藤浪の心中を確かめたのか、狩野はポンと背中を叩いていつもの定位置に帰って行った。福留、鳥谷、狩野の3人の思いは藤浪に伝わったはずだ。おそらく、狩野は「厳しく出た福留と諭すように優しく出た鳥谷」を見ていたので、「自分はどう出るべきか、どうしたら、藤浪のためになるのか」を考え、見守ることにしたのだろう。 チームが強くなるにはベテランが必要…。球界でよく言われているが、若手を指導することとは、この日の福留たちの言動を指しているのではないだろうか。
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スポーツ 2016年09月07日 11時28分
リオ五輪が教えてくれた「東京五輪の野球・ソフト」の課題
アメリカメディアが衝撃的なレポートを発表した。その内容は東京五輪の追加種目となった野球・ソフトボールにも影響を与えそうだ。 リオデジャネイロ五輪のテレビ視聴率(平均)が前回大会のロンドン五輪と比べ、15%近くも落ち込んだ−−。アメリカの3大ネットワークのひとつであるNBCがそう発表した。アメリカの視聴率調査会社のニールセンも「リオ五輪開幕式の視聴率は16.5%、ロンドン五輪は23.0%だった」と伝えている。これを聞かされた民放TV局スタッフがこう言う。 「アメリカのテレビ各局が『オリンピックは商売にならない』と判断すれば、リアルタイムでの中継数を減らしていくでしょう。東京五輪に広告出資する企業は海外メディアによる世界規模での露出度を期待していたわけですから、これから出資しようと検討していた企業は二の足を踏むことに…」 また、米国人ライターもこう付け加える。 「オリンピックそのものへの関心が薄れたということはないと思います。若い世代はスマホでオリンピック中継を観ており、こちらは視聴率には反映されません。リオと東海岸の時差はマイナス約1時間、西海岸は同約4時間。時差の影響もなかったとは言い切れません」 但し、主にスマホで五輪を観た世代は30代までとされており、若い世代がどれだけ関心を持っていたか、判断ができない。しかし、「開会式はCMが多すぎて集中できなかった」とする声も米メディアは伝えており、オリンピック中継の在り方は検討する時期に入ったのかもしれない。 日本とニューヨークの時差は約13時間(サマータイム)。自国のスター選手が出る、あるいは記録の掛かった競技でない限り、アメリカはダイジェスト編集などで東京五輪の中継の仕方を変えてくるかもしれない。その場合、メジャーリーグの公式戦が行われている時期にオリンピックの野球を大きく扱ってくれるかと聞けば、答えは「ノー」。野球・ソフトの追加種目の当選を目指した関係者の真の目的は、五輪の正式競技に復帰すること。そのためには野球大国・アメリカの協力が不可欠である。 「テレビにおけるオリンピック競技の中継時間は2時間以内が理想的とされています。野球は競技の特徴からして、2時間以内でおさめるのが難しい。北京五輪のときのようにタイブレーク制が採用されたり、あるいは7回終了なんて変則ルールになるかも」(前出・TV局スタッフ) 国内の野球ファンのことをいちばんに考えてくれるのなら、NPBと同じルールが望ましい。高校野球のように、守備のタイムに制限数を設ける方法もある。野球・ソフトが東京五輪で成功をおさめるにはクリアしなければならない難題がまだありそうだ。
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スポーツ 2016年09月06日 16時00分
金本阪神が広島マジック点灯でCS大逆転へ方向転換
8月24日、広島カープに優勝マジックナンバーがついに点灯した。25年ぶりの優勝へ向け、「最後まで我々の野球をやる」と広島・緒方孝市監督(47)は、慎重なコメントを発していたが、巨大戦力を持つソフトバンクよりも早い優勝カウントダウンが対抗する金本阪神の反骨心に火をつけてしまったようだ。 「阪神は今季、対広島戦に6勝17敗(31日時点)。広島の『貯金26』のうち、『11』を献上しています。阪神が広島を独走させたようなものです」(在阪記者) 3位争いのライバル・DeNAとは13勝5敗1分け、対ヤクルトは10勝8敗1分け、対中日は12勝9敗。広島と互角の戦いをしていたら、阪神の順位も違っていたはずだ。 広島とは残り2試合だが、これをガッチリ勝てば、クライマックスシリーズ(CS)での戦い方も違ってくる。阪神の下克上は水面下で着々と進められている。 「対戦投手、各打者のデータを再検討しています。同時に一部のスコアラーを広島専門とし、徹底分析しています」(球界関係者) 中盤戦以降の敗因は、若手の失速にあった。金本知憲監督(48)はある程度覚悟していたものの、ベテランの調子が上がってこないことは計算外だったようだ。しかし、同時に嬉しい誤算もあった。 「高山俊の復調です。25日のDeNA戦で満塁弾を放ち、チームが勢いづきました。チーム全体が『高山に一発が出ると負けない』というデータを知っているのです」(前出・在阪記者) 広島との“敗因”も承知している。まず、若きエース・藤浪晋太郎が、今季対広島戦に0勝4敗と、いいところが全くなかった。 「盗塁を許し過ぎです。藤浪ひとりで“12回の盗塁企画”を受け、刺したのは1回だけ。クセを見抜かれているんです」(同) 藤浪は17日の広島戦でも敗戦投手になっている。自己ワーストとなる9敗目を喫し、入団以来続いてきた連続2ケタ勝利にも黄信号が点滅した。チーム全体でも広島に28盗塁企画を受け、刺したのは1回。バッテリー担当の矢野燿大コーチ、金村暁投手コーチ、スコアラーが藤浪のセットポジションを分析し、緊急会議も招集された。 「17日の登板で、対応策は出来ていたようでした。試合前に『だから走られた』とする仮説が立てられ、確認したようです」(前出・在阪記者) 同じテツは二度踏まない。9月14日、22日が広島との今季最終戦となるが、ここで新クイックを見せておけば「CSファイナルで阪神とは当たりたくない」と、緒方監督にもイヤな印象を残すことが出来る。 「阪神は超変革の効果で前年比5%増の観客数が確実となってきました。1試合で2000人、ビールの売上げは1日平均2万5000杯増ですよ」(同) 3位でのCS進出は試合主催権がないので営業的効果はない。しかし、シーズン中の大儲けで、ケチはつかない。最後に鯉を食う。虎の下克上は本気だ。
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