スポーツ
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スポーツ 2019年08月05日 22時30分
ジェイ・ホワイトが元WWEトップスターを撃破!内藤哲也が猛追、『G1』Bブロック
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』エディオンアリーナ大阪2連敗の2日目が4日、開催された。初日に引き続きチケットは前売りで完売。この日も5,555人(札止め)の浪速っ子たちが激戦に酔いしれた。 ここまで大物食いを繰り返して、決勝進出圏内に残っている“策士”矢野通は、CHAOSの盟友・石井智宏と対戦。矢野は石井にもお得意のインサイドワークをフル回転させて手を焼かせる。しかし、これ以上負けられない石井は矢野を捕まえると武骨な打撃でダメージを与えて、最後は垂直落下式ブレーンバスターを決めてカウント3。石井が決勝進出圏内に踏みとどまった。 矢野戦でリングアウト負けし、新日本での連勝が止まった元WWEトップスター、ジョン・モクスリーは新日本のレギュラー外国人選手トップ、ジェイ・ホワイトと注目のシングル初対決だ。両者は激しい攻防を展開するが、ジェイはセコンドの外道を巧みに使って、モクスリーに試合の主導権をつかませない。 だが、モクスリーはそれも計算済みだったのだろうか。途中からは外道も含めた2人を相手に強さを発揮していた。しかし、ジェイはラフ殺法を駆使しながら、モクスリーの隙を狙っていたのだろう。今シリーズ途中から使い始めたクロスアーム式ブラディサンデーを決めると最後はブレードランナーでカウント3。ジェイが新日本マットでモクスリーから初のピンフォールを奪った。3連敗からの4連勝にジェイと外道はしてやったりの笑顔。このまま内藤哲也戦(8.11日本武道館大会)まで走りそうな勢いだ。 内藤はメインイベントで、鷹木信悟と対戦。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門対決だった。2人は同い年で、アニマル浜口ジムでも一緒に練習していた。鷹木はジュニアヘビー級だが、両者に体格差はあまりない。むしろパワーなら鷹木の方が上なのではないだろうか。内藤は鷹木のパワーに苦しみながらも、どこかでこの一戦を楽しんでいるかのようだった。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決められなかった鷹木に正調デスティーノを決めた内藤がカウント3を奪取。27分を超える激闘に終止符を打った。 試合後、内藤は史上初となるIWGPヘビー級とインターコンチネンタル王座の同時戴冠をファンに約束。会場は大・内藤コールに包まれた。 Bブロックは、5勝2敗のモクスリーを3敗の後藤、石井、内藤、ジェイが追う展開に。後藤対モクスリー(8.8横浜文化体育館大会)で、後藤が勝つようなことがあれば8.11日本武道館大会までもつれるのは必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月05日 21時15分
渋野日向子が食べていた『タラタラしてんじゃね〜よ』アッいう間にコンビニから消える!
“タラタラ”どころか怒涛のチャージだ! 海外メジャー最終戦のAIG全英女子オープン最終ラウンドが8月4日に行われ、渋野日向子が通算18アンダーでメジャー初優勝を成し遂げた。樋口久子以来、42年ぶり2人目となったメジャー制覇は、米女子ツアー(LPGA)で通算9勝を挙げ世界ランキング1位の座にも就いた宮里藍も届かなかった歴史的な快挙だ。 13ホール終了時点で通算13アンダーの首位タイ。2打差に5人がひしめく混戦の中、最終18番で見事バーディーを決め、高々とクラブを持つ手を上げた渋野。1万4000人を超えるギャラリーに“スマイルシンデレラ”と評される笑顔をプレゼントした。 そんな優勝の興奮冷めやらぬ中、ゴルフファンのみならず、一般視聴者から注目が集まったのが、渋野が試合中に口にしていたお菓子『タラタラしてんじゃね〜よ』だ。 「優勝争いも佳境に入った後半戦。渋野がお菓子を食べる姿が何度もテレビに映し出されました。その製品の名前が『タラタラしてんじゃね〜よ』です。メーカーは山梨県中央市にある『よっちゃん食品工業』で、ちょっぴり辛い味がすることから、子供向けの駄菓子というより酒のつまみとして大人からも好まれています」(スポーツ紙記者) ネット上では、《渋野選手が食べてるお菓子なんだろ?》《何かうまそうな物たべてるな〜。メチャ気になる》《あれって酒のつまみだよね。渋野選手相当飲めそうだなw》《急いでコンビニ行って買ってきた。お前ら急げよ。売り切れ間近だったぞ》 など、かなりの注目を集めている。 「渋野は試合後のインタビューで記者からの『海外に来る場合、寂しいと思うことはありますか?』という質問に『やっぱり日本の料理とお菓子が食べられないのはたぶんストレスになっちゃうと思います』と答え、タラタラを愛食していることを明かしました。すでにネット上でもかなり話題になっていて、製造元には問い合わせの電話が鳴り響いているそうです。コンビニでも早くも品薄状態になっているみたいですね」(同・記者) 20歳の若者の愛くるしいスマイルと駄菓子という組み合わせに、世のお父さんたちもすでに“メロメロ”状態だとか。今やゴルフ人口はピーク時の3分の2まで減少しており、若者のゴルフ離れも顕著になっている。新しいヒロインの誕生で、ゴルフ界の新たな救世主になるか? 今後の渋野の活躍に注目が集まっている。
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スポーツ 2019年08月05日 18時35分
オカダ・カズチカを止めたのは“ライバル”SANADA! 飯伏幸太は棚橋弘至をカミゴェ!
新日本プロレス『G1クライマックス29』▽3日 大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) 観衆 5,555人(札止め) 新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』ももう終盤戦。決勝進出の可能性がある選手が絞られてくるAブロック7戦目の大阪決戦を迎えた。6月に大阪城ホール大会をフルハウスにしたばかりの新日本だが、今回の大阪2連戦もチケットは完売。大阪城2連戦も現実味が出てきた。地上波のテレビ中継はレギュラー放送が1日遅れで、1.4東京ドーム大会の特番はネットされていない。そんな状況下にもかかわらず大阪での新日本人気は上昇し続けている。 4連勝から2連敗中のKENTAはバッドラック・ファレとシングル初対決。スーパーヘビー級との闘いはG1以降の新日本マット参戦を狙うKENTAにとって課題だ。WWEでは205Liveという軽量級のブランドに所属していたため、クルーザー級戦線での闘いが主だった。新日本の大型選手とは早めに当たっておいた方がいいだろう。 試合は得意の打撃と立体殺法を駆使して、ファレをかく乱させたKENTAだったが、ファレは重いハンマーパンチで形勢を逆転する。それでもGAME OVERで巨漢のファレを捕獲し、ファレがタップアウトした…のだが、レフェリーはセコンドのチェーズ・オーエンズに引き付けられて、これを見ていなかった。セコンドが邪魔だとばかりに今度は邪道の竹刀をつかむも、背後からファレがうまく丸め込みカウント3。本来であればKENTAがこういう技で勝たなければならない試合だったが、ファレのセコンドワークを駆使した頭脳プレーにやられてしまった。KENTAは4連勝からの3連敗。これは大誤算だ。 昨年の決勝カード、棚橋弘至と飯伏幸太が1年ぶりに対戦。昨年は棚橋が勝利しG1優勝を飾っている。試合は少し殺伐としていた昨年とは違い、お互いがお互いの技をしっかりと受け止める展開に。新日本に再入団した飯伏が、棚橋から突きつけられた「覚悟はあるのか?」という意味をこの1年間で理解したのも、このカードのレベルを一段上に押し上げた要因だろう。必殺技を巡る最後の攻防は芸術のレベル。最後はコンディションの差が明暗を分けたのか、飯伏がカミゴェを決めて勝利。棚橋はこれで3敗目となり、決勝進出は厳しくなった。 メインイベントでは6連勝中で無傷のオカダ・カズチカが、4敗で決勝進出戦線から外れたライバル、SANADAと今年3度目の対戦。IWGPヘビー級王者として、全勝優勝を目指すオカダに対して、オカダから初勝利を奪いIWGP再挑戦の道を探りたいSANADAの対決は、今回もレベルの高い内容となった。 お互いに手のうちを知り尽くしているだけに、終始読み合いが続く展開となったが、SANADAが劣勢になるとオカダが叱咤するなど、2人の中で絆が芽生えているのは確かかもしれない。 時間はあっという間に残り時間3分となり、SANADAはSkull Endで締め上げるもオカダがしのぎ、オカダのレインメーカーをSANADAが読み切るという攻防から、SANADAのポップアップ式のTKOが決まると、すかさずコーナーに向かい、ラウンディングボディプレス2連発を放ちカウント3。残り時間13秒でSANADAがオカダから価値ある初勝利を収めた。 SANADAはマイクを握り「やっとライバルに勝てました」と珍しく喜びを爆発させた。飯伏から本隊への勧誘もあるだけに、G1以降の動向がますます見逃せなくなった。 Aブロックは6勝1敗のオカダを2敗の飯伏、3敗の棚橋、EVIL、KENTAが追う展開。自力Vの可能性があるのはオカダと飯伏だけだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月05日 17時30分
DeNA・石川雄洋のメモリアル打で首位・ジャイアンツをスウィープ! 秋には栄冠掴む日が遂に来る?
絶好調のベイスターズが、本拠地横浜スタジアムで首位・ジャイアンツを迎えた3連戦で見事に3連勝し、遂にゲーム差0.5まで迫った。 2日の初戦は、人的補償でジャイアンツからベイスターズにやって来た平良拳太郎が、ジャイアンツのエース・菅野智之相手に、昨年に続き投げ勝ち、古巣に強烈な恩返しを果たした。次戦は、先発に戻った石田健大が、切れのあるボールでジャイアンツ打線を翻弄。スペンサー・パットンの乱調で一度は同点に追い付かれるが、8回相手キャッチャー岸田行倫のパスボールが決勝点となり、連勝を飾った。最終戦は中9日と、満を持して登板の今永昇太が悪いながらも5回1失点で堪え、バトンを繋いだ中継ぎ陣も好投。3-2のスコアでカード3連勝を決めた。 特に印象的だったのは、3戦目のヒーローとなった石川雄洋。ベイスターズ一筋の15年目のベテランが、大事な場面で自身1000本目のメモリアルスリーベースをかっ飛ばし、さらにホームまで生還。これが貴重な決勝点となった。 ベンチでは祝福に溢れ、ホセ・ロペスやネフタリ・ソトは敬意を表し、両手で握手。横浜高校の後輩・筒香嘉智とは熱い抱擁を交わしていた。ヒーローインタビューでは「とても嬉しい」と第一声。「優秀なスタッフや大好きな先輩後輩。僕は人に恵まれている。ファンにも感謝」と人柄がにじみ出るコメントでスタンドを沸かせた後、「これからもチームのために、仕事をしっかり」「チーム一丸となって優勝目指して、一生懸命やるだけ」と、しっかり大目標へ向けての決意も口にした。すると、ベンチから「たけひろおめでとう」とプレート付きのケーキを持って筒香嘉智が登場。「おめでとうございます」の言葉を贈り、ナインも集まっての記念写真も行われた。 ラミレス監督も「ベリーハッピー!(1000本目の)ヒットは意味のある大きいもの。ハードプレーして1000本キャリアを積み上げた。嬉しく思う」と、ベテランに賛辞を贈った。 いわゆる“暗黒時代”のベイスターズを支えて続けてきた石川。チームは最下位が定位置の時代、閑散とするスタンドからは容赦ない罵声も飛んだ。しかし、近年の満員のスタンドからは温かい声援ばかりで、ヒーローインタビューの際には涙するファンも多く見られた。入団してから未だに栄冠掴むその日は訪れていないが、今年の秋には念願が叶うことを願っている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月05日 11時30分
オリックス、松井一郎氏が知事から市長になっても始球式!「録音しないで」と吉本ネタ
オリックスは2日に行われた埼玉西武戦(京セラドーム大阪)の試合前、松井一郎大阪市長の特別始球式を行った。松井市長は昨年まで大阪府知事として始球式を行っており、今年が8年目の登板となった。 マイクを持ってマウンドに向かった松井市長は、毎回恒例となっている爆笑挨拶。今年は「1億2千万のオリックスファンの皆さま(これもお約束)を代表して参りました。昨年までは大阪府知事として始球式をさせていただいたんですけど、今回は市長になりまして。市役所の前が御堂筋なので、オリックスファンのためにパレードを準備していますが、実現していません…今の話は録音しないようにしてください」と吉本ネタでスタンドの笑いを誘ってから始球式へ。 「ソフトボールしかやっていない」 と話す松井市長だが、今年もノーバウンドでストライク投球を披露すると、ファンから温かい拍手が送られた。登板後、インタビュースペースで囲み取材に応じた松井市長は、背番号を2025にした理由について、「大阪万博の開催(年)を意識した」ことを明らかにした上で、チームが最下位であることについて、「そうやねん。いつも秋になると『また来年』となってしまう。こうなったら2025年の万博の時に優勝してもらって」としながらも、チームへの期待は変わらないようで、「頑張ってほしいですね」とエールを送っている。 「選挙運動しかしていないので、練習する時間がなかった。球数制限があったから1球にしておきました」 松井市長のお約束となっている時事ネタは、インタビュースペースでも止まらず、高校野球ネタまで披露。2017年には、本拠地で開幕を迎えたこともあって、1年に2度始球式を務めているのだが、開幕の頃はあの森友学園問題がピークだった時期で、当時大阪府知事だった松井市長も渦中の一人とされていた。この時は「1億2千万人のファンのためにも期待したいところですが、これまでやれ御堂筋パレードが見たいとか、大阪のチームで日本シリーズを見たいとか期待しすぎました。今年は静かに見守りたい。選手の皆さんはファンの気持ちを忖度してください」と自虐ネタを披露。インタビュースペースでは開口一番、「連日、森友で疲れたわ」とボヤいていたが、知事から市長に立場が変わっても始球式を継続しているのは、オリックスが大阪の市民球団だということをしっかりと理解しているが故のこと。今後も松井市長の爆笑始球式に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月03日 17時30分
巨人、ドラフト戦略に異常発生?大船渡・佐々木朗希の陰で急浮上している選手も
令和の怪物・佐々木朗希(3年=大船渡)が「夏の甲子園」(8月6日開幕)に出場できなかったため、ドラフト戦線にも影響が出始めた。 「夏の甲子園で彼を見たいと思っていた野球ファンは少なくなかったはず。163キロを投げる怪物を全国ネットで見るのは、プロ入り後ということになるかも」(在京スカウト) 佐々木は甲子園大会後に開催されるU-18大会の代表候補でもある。しかし、岩手県大会決勝戦で大事を取り、登板回避させた経緯を考えると、「決勝戦で投げられなかったのに、どうして、U-18大会では投げられるんだ?」という新たな批判も招きかねない。 佐々木がU-18大会に召集されるかどうかはまだ分からないが、佐々木の全国ネットデビューが遅れたことで、プロ野球スカウト陣もちょっと考え始めたという。 「佐々木が10年に一人の逸材であることに変わりはありませんが、ドラフトでは『お客さんの呼べる人気選手』を1位指名したいと考える球団もあります。今夏の甲子園で優勝する投手がブレイクする可能性もあれば、一方で、甲子園で使い減りしないで済んだと評価を高めた球団もあります。どちらが多いかというと、後者」 今さらだが、ドラフト1位は入札・抽選制。競合すればクジ引きとなる。佐々木の評価が高まったとなれば、入札を決める球団の数も増える。そうなると、クジに外れた場合にも備えなければならない。2回目にどんな選手の名前を入札するのか…。急浮上してきた大学生捕手がいる。東海大学の海野隆司捕手だ。 「強肩で、配球も良い。強肩捕手といえば、ソフトバンクの甲斐キャノンが有名ですが、彼と比べても引けを取りません。捕手難のチームに指名されたら、1年目からレギュラーかも」(アマチュア野球担当記者) 海野捕手に対しては「2位指名までに消える選手」と高く評価されてきた。 「巨人が熱視線を送り続けてきた捕手でもあります。高校時代から追い掛けており、東海大での成長を見守ってきたというか…」(前出・在京スカウト) 東海大学は、原辰徳監督の母校でもある。また、原監督は巨人指揮官に復帰する際、チーム編成に関する決定権を得た。“他球団流出”は絶対に避けたい選手であり、各球団の「外れ1位探し」の加速を受け、「巨人が指名順位を上げてくるのではないか?」との声も伝わってきた。 しかし、現巨人は「阿部、小林、炭谷、大城」の4人の捕手を一軍登録している。捕手4人を試合登録するのは異例であり、その上、即戦力・海野まで指名するとなれば、巨人捕手陣の出場機会は激減してしまう。阿部は代打屋、大城は打撃優先で一塁、「実質、マスクをかぶるのは小林と炭谷だけ」という考え方もあるが…。 「クローザーの中川も東海大学の出身。昨年のドラフト1位・髙橋優貴は東海大菅生校から八戸学院大に進みました。同大学の指導者は東海大のOBです。来年のFAで東海大卒の田中広輔(広島)を狙っているなんて話も聞かれます」(ベテラン記者) 佐々木朗希が温存されたことにより、巨人のチーム編成にも大きな影響が出始めたようだ。今夏の甲子園は“グラウンド外の喧騒”のせいで、試合に集中できないかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月03日 11時30分
オリックス吉田正尚「カッコいい!打ちますよ!」今年は“黒い”夏の陣が開幕!
夏のオリックス恒例の人気イベント『Bs夏の陣2019』が2日、開幕した。今年は2〜4日の埼玉西武戦、23〜25日の北海道日本ハム戦で開催される。球場はいずれも京セラドーム大阪。毎年ユニフォームの色や柄が話題になっているが、今年のユニフォームは“荒ぶる猛牛”を意識した黒塗りのユニフォームが採用された。 京セラドーム内でもショップや飲食ブースで「黒」を意識したグッズ、飲食物が販売されている。さらにプレスサロンのカレーもこの日は黒いハヤシライスを提供する徹底ぶりだ。 選手に話を聞いてみると、“マッチョマン”吉田正尚は「カッコいい!打ちますよ!」とモチベーションが上がっている様子。3日に先発予定の“神童”山本由伸も「新しいユニフォームはすごく楽しみ。黒は好きな色だしカッコいい」と今年のユニフォームを気に入っているようだ。また2015年のルーキーイヤーからさまざまユニフォームを着てきた山崎福也は「一番インパクトがあったのはチェック(オリ姫ユニフォーム)でしたけど、今回は黒で『キリッ』としてて、着るのが楽しみ」と語っている。 選手の評判がこれだけいいのだからファンの反応も悪いわけがない。2日の正午にオンラインで販売開始された関連グッズは次々と完売し、京セラドームの公式グッズショップも平日にもかかわらず商品を買い求める人だかりができていた。 球団関係者は「初めての色ということで、いくつかの候補の中から黒を選びました。今年は球場内を明るくしたいというテーマもあるので、暗いというより、強く見えて闘争心あふれるイメージにしました。(パンツのバファローズポンタも白黒だが)スポンサーさんにも協力していただいて、細かいところまでこだわっています」と今回のユニフォームを採用した理由を語ってくれた。 過去の夏の陣のカードとユニフォームのカラー、柄は次の通り。『Bs大坂夏の陣』▽2009年 対千葉ロッテ(京セラ)赤 1勝2敗2010年 対福岡ソフトバンク(同)赤 0勝3敗▽2011年 対福岡ソフトバンク(同)リベンジレッド3勝0敗▽2012年 対千葉ロッテ(同)レジェンドレッド 1勝1敗1分け▽2013年 対埼玉西武(同)シャイニングレッド 1勝2敗『Bs夏の陣』▽2014年 対埼玉西武、対千葉ロッテ(京セラ、ほっともっとフィールド神戸)ストリームブルー 1勝4敗▽2015年 対ソフトバンク、対東北楽天、対千葉ロッテ(同、同)地球柄 1勝4敗▽2016年 対北海道日本ハム、対埼玉西武(京セラ)宇宙柄 2勝3敗▽2017年 対北海道日本ハム、対ソフトバンク(同)ファイティングレッドのデジカモ柄 2勝2敗▽2018年 対埼玉西武、対千葉ロッテ(同)ダイヤモンド柄 4勝2敗※通算成績16勝23敗1分け 昨年は7年ぶりに勝ち越したが、人気企画の夏の陣は勝率が低いことでも知られている。今年は最下位から巻き返すキッカケになるような荒ぶる猛牛戦士たちの暴れっぷりに期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年08月03日 06時30分
G1クライマックスで番狂わせ発生!Bブロック全勝のモクスリーに土をつけたのはY.T.R!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』は1日、福岡市民体育館でBブロック公式戦の6戦目を行った。 開幕から無傷の5連勝で前半戦を折り返した元WWEのトップスーパースター、ジョン・モクスリー。Aブロックで6連勝中のオカダ・カズチカと史上初の全勝対決も見えてきたところだったが、思わぬ選手に足をすくわれた。 いつものように、モクスリーは気にかけているヤングライオンの海野翔太をセコンドに引き連れて、この日の2試合目に登場。対戦相手は“策士”矢野通。ハードコアに持ち込もうとするモクスリーだったが、矢野は距離をとって、ペットボトルで水をかけ、自身のDVDを使いながらY.T.Rワールドを炸裂させた。次第にモクスリーの怒りを誘っていく。 モクスリーは場外でテーブルを持ち出し矢野をたたき付けるが、実はここまでが矢野のワナだった。矢野はモクスリーと海野に934を見舞うと、すかさずテーピングでモクスリーと海野の足を巻き付けて、リングへ戻る。モクスリーらはカウント20以内にリング上に戻ることができず、矢野がリングアウト勝ちを収め、モクスリーに新日本マットで初めて土をつけた。 矢野はY.T.Rワールドが世界のスーパースター相手にも通用することを証明した。3勝3敗ではあるが、他にも内藤哲也とジェイ・ホワイトから価値ある勝利を収めている。モクスリーはUS王者で、内藤はインターコンチ王者。タイトルホルダー2人から白星を挙げているのだ。 Bブロックは5勝1敗のモクスリーを、3勝3敗の矢野、後藤洋央紀、石井智宏、ジェイ、ジュース・ロビンソン、内藤、ジェフ・コブの7名が追う。混戦になってきた。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年08月02日 22時30分
“Mr.プロレス”ハーリー・レイスさん死去、ジャイアント馬場さんと名勝負を繰り広げる
“ミスタープロレス”として、アメリカWWEの殿堂入りも果たした元プロレスラー、ハーリー・レイスさんが1日、肺がんによる合併症で亡くなった。76歳。同日未明(日本時間)、WWEが公式サイトとツイッターで伝えた。 レイスさんは世界最高峰と呼ばれたNWA世界ヘビー級王座を8回獲得。ダイビング・ヘッドバット、パイルドライバー、ブレーンバスターを駆使、フィニッシュホールドに大技や強烈な関節技を使うタイプのレスラーではなかったが、全盛期に活躍した日本プロレス、全日本プロレス時代のレイスさんはとにかく頑丈で、体が強く負けない選手だった。日本人では故ジャイアント馬場さんの好敵手として、たびたびシングルマッチを繰り広げた。NWA世界ヘビー級王座を明け渡したこともあれば、レイスさんが馬場さんのPWFヘビー級王座に挑戦し、王座を奪ったこともある。 アメリカではNWA世界ヘビー級王者として、名選手と言われる大物選手とはほとんど対戦し、防衛に成功している。その後、リック・フレアーにタイトルを奪われ、ベルトのデザインが変更されたが、それまでのNWA世界ヘビー級王座のデザインは「レイスモデル」と呼ばれた。NWA世界ヘビー級王座が、WCW(現WWE)の管轄外で復活した際にもこの「レイスモデル」のデザインが採用され、現在に至っている。現役として最後に来日したのは1989年の全日本が最後。1995年に引退すると、アメリカWCWやWWEでマネージャーとして活躍。2004年にはWWE殿堂入りを果たした。 その後、プロレスリング・ノアに来日。GHC管理委員に就任し、馬場さんの弟子たちの闘いを見守っていた。2014年の新日本プロレス1.4東京ドーム大会には、復活したNWA世界ヘビー級選手権試合に立ち会う形で新日本に初登場している。オーソドックスなレイスさんのスタイルを継承するレスラーは少なくなってきているが、まだしっかりと受け継がれている。亡くなったのは惜しいが、ミスター・プロレスが世界のプロレス界に与えた影響は大きい。 合掌文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年08月02日 19時30分
“幸運のジンクス”も?広島、巨人に勝ち越しで吹き始めた追い風
首位巨人との3連戦(先月30日〜今月1日、東京ドーム)で、2勝1敗の勝ち越しを収めた広島。順位こそまだ3位だが、首位とのゲーム差は「4」とその座を十分に狙えるところまで迫ってきた。 この3連戦を振り返ると、3戦合計で31安打(9本・7本・15本)、16得点(5点・3点・8点)を記録するなど打線が機能。西川龍馬(打率.615・2本・2打点)を筆頭に、鈴木誠也(.500・3打点)、松山竜平(.375・2本・4打点)、菊池涼介(.308・1本・3打点)といった主力打者が期待通りの働きを見せている。 敵地での勝ち越しを見届けたファンからは、「初戦は負けたけどそこから勝ち越せたから上出来」、「緒方監督の采配が冴えてたのも好材料」とチームの戦いぶりを評価するコメントが多数。また、「この勢いのままなら首位奪還いけるぞ」といった期待の声も挙がり始めている。 首位巨人、2位DeNA(2位、3.5ゲーム差)、3位広島が、4ゲーム以内にひしめき合っている現在のセ・リーグ。首位争いは混戦模様となってきているが、ここにきて上位2チームがアクシデントに見舞われている。 後半戦「5勝10敗」と失速気味の巨人は、チーム最多の11勝を挙げている山口俊が右ひじ筋肉の張りのため1日に登録抹消され、翌2日には炭谷銀仁朗も右手人差し指骨折で戦線離脱。投打の主力選手を、一瞬のうちに失う緊急事態となっている。 「11勝4敗1分」と後半戦は好調の2位DeNAも、正捕手の伊藤光が左手薬指剥離骨折のため先月31日に登録抹消。上位2チームを襲ったこれらのアクシデントが、広島にとって好機であることは否定できないだろう。 また、冒頭で述べた巨人戦での勝ち越しも、チームに好影響をもたらす可能性を秘めている。広島はこの3連戦以前に巨人と5カードを戦い、1カード目を除く全てのカードで勝ち越し、引き分けをマークしているが、実はいずれもその直後に以下のような好調状態が訪れているからだ。4月16〜17日(1勝1敗)→2戦目の勝利から8連勝5月3〜5日 (2勝1分)→同カードを含め9カード連続勝ち越し5月24〜26日(2勝1敗)→交流戦までの6試合で5勝1敗7月19〜21日(3勝0敗)→同カードを含め9連勝 先月18日時点では、首位に12ゲーム差をつけられていた広島。そこから2週間で8ゲーム差を詰めた3連覇王者は、ライバルの苦境や“幸運のジンクス”を追い風に、首位奪還を現実のものとすることができるのか。ここまで唯一「7勝8敗」と負け越している阪神との3連戦(2〜4日、マツダスタジアム)を皮切りに、その底力が試されることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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