スポーツ
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スポーツ 2019年08月16日 17時30分
DeNA、ハマスタの夏祭り!「勝祭 2019」が開催!今年は派手に打ち勝とう!
ベイスターズは、すっかりお馴染みとなった「勝祭 2019」を8月16日〜18日の日程で開催する。2013年から行われている恒例企画で、「試合に勝利し、ファンから拍手“喝采”を」との願いを込めて、「勝祭(KASSAI)」の当て字を使用。豪華ゲストも登場することもあり、真夏の8月にお祭り気分満載の人気イベントとして、ファンに愛されている。 ここでは、肝心の試合結果はどうだったのかを振り返ってみたい。 初年度の2013年は、ジャイアンツとの3連戦。初戦は当時ルーキーだった三嶋一輝が6回2失点の好投を披露し、打線も中村紀洋、多村仁志、梶谷隆幸のホームランなどで11ー2で快勝。イベント初戦で最高の結果となった。しかし、残る2戦は2ー8、2ー16と大敗し、カード負け越しとなってしまった。 2014年は、前年に続きジャイアンツ相手に、初戦こそ完封敗けを喫したが、2戦目には延長10回、桑原将志のサヨナラヒットでものにすると、3戦目は1点ビハインドの7回に、前日のヒーロー桑原が頭部にデッドボールを受け退場。その後、後藤武敏のツーベースで追い付き、松本啓二朗のタイムリーで試合をひっくり返し5ー3で快勝。カード勝ち越しを決めた。 2015年は、タイガースとの対戦で、初戦はこの年の6月に支配下登録された砂田毅樹が先発で好投し、7ー4で勝利した。2戦目は先発・高崎健太郎の乱調が響き2ー5で落とすと、3戦目は打線が奮わず2ー3の惜敗を喫し、カード負け越しとなってしまった。 2016年はカープとの3連戦。初戦は抑えの山崎康晃が打たれ逆転負けするも、次戦は延長10回に筒香嘉智のサヨナラ打で勝ちを収めたが、3戦目は今永昇太が8回3失点と踏ん張るも、打線が2点しか奪えず惜敗。ロースコアの3連戦となったが、カードは負け越した。 2017年は再びタイガースと対戦し、初戦は先発・石田健大が試合を作れず、2戦目は1ー1の投手戦で、延長10回砂田が決勝点を奪われ連敗。3戦目は筒香の2本のホームランと、濱口遥大の好投で8ー2の快勝。なんとか3タテを逃れた。 昨年は三度目のタイガースとの対戦となり、初戦は苦手メッセンジャーに手玉に取られ、次戦もルーキー小野を打ち崩せず完敗。最終日は打線が奮起し、ネフタリ・ソトの2本と筒香にもホームランが飛び出し、12点を取り快勝したが、またもやカード負け越しとなった。 通算成績は7勝11敗と大きく負け越している「勝祭」。今年の対戦相手はカープとなっている。夏場はピッチャーがバテてくる傾向にあり、打撃戦になるゲームが増える。ここは打撃陣の活躍で派手に勝ってもらいたい。昨年は夏場に強いネフタリ・ソトが14打数7安打、打率.500、2ホーマー。大和が13打数7安打、打率.538と好調だっただけに今年も期待したいところ。石川雄洋が6打数3安打といぶし銀の輝きを見せていたこともあり、若いチームの中にあって、キラリと光るベテランの働きにも注視していきたい。 辛口のファンからは“負祭”などと揶揄されているのが現状だが、今年こそ、お祭り騒ぎの中で、心からの喝采をベイスターズに送らせてもらいたいものだ。取材・文 ・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月16日 11時30分
オリックス、2年連続“西京極”で阪急復刻! 今年は2日連続開催
オリックスの人気復刻企画『関西クラシック』。今年、阪急ブレーブスの復刻は、5月28日から京セラドーム大阪で行われた福岡ソフトバンクとの3連戦(ソフトバンクは南海ホークスを復刻した)で蘇ったが、その番外編として、27日、28日にわかさスタジアム京都で開催される福岡ソフトバンクとの2連戦で、再び“勇者”が見られることが決定した。 阪急電鉄京都線の西京極駅に隣接する京都市西京極総合運動公園野球場(わかさスタジアム京都)は、かつて近鉄バファローズとともに、阪急ブレーブスも1958年から1982年、1988年に準本拠地として使用していた球場。昨年も5月に同球場で公式戦を開催した際に、復刻試合を行っているので、2年連続で阪急ブレーブスが京都に凱旋することになる。 当日は、『関西クラシック』と同じくオリックスの監督、コーチ、選手が阪急ブレーブスの復刻ユニフォーム(1970年〜1971年着用ホームユニフォーム)を着用して試合を行うが、ソフトバンクは南海ホークスを復刻しない。5月の復刻試合では1勝2敗で負け越し。さらに、今年はソフトバンク相手に、7月28日現在、5勝12敗1分けと借金を「7」も作るほどのカモにされているだけに、西京極球場の名で昭和の時代に愛された、わかさスタジアム京都の2連戦では、少しでも勝敗の差を縮めたいところだ。 今回着用するユニフォームは、“世界の盗塁王”福本豊氏がルーキー時に着用していたもの。もちろん、福本氏も現役時代は西京極球場で試合をしており、当時の選手たちは「蚊が多い球場」として認知されていたという。現在は改装され、2015年には豪華なスコアボードも導入され、夏は暑いがオリックスの山崎福也は、ルーキーイヤーにこの球場で先発した公式戦が「プロに入ってから良いピッチングが出来た試合のひとつ」として挙げている。 今年の『関西クラシック』でゲストとして来場し、久々にこのユニフォームに袖を通した福本氏は、入団時の背番号が後の代名詞となる「7」ではなく「40」だったこともあり、「40番への思い出というのは特にない。必死に練習してましたから」とコメントしていた。縦縞にオレンジを使った配色は今見ても斬新で、野外球場では、グリーンスタジアム神戸(現・ほっともっとフィールド神戸)よりも昭和を感じられるのは言うまでもない。 勇者が再び西京極に帰還する姿を見る価値はあるだろう。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年08月15日 11時30分
根性と精神論? スカウトはどこを見て高校球児の指名を決めるのか
夏の甲子園大会は、プロ野球スカウトのための品評会ではない。 郷土の代表校が日本一を争う。このトーナメント方式の大会が101回目を迎えた。都会に出た者、普段は野球にさほど興味のない者も故郷の代表校の勝敗だけは気に掛けてしまう。元号が変わっても、甲子園大会への注目度が高いのは、日本中が故郷を思い出す大会だからだろう。 そんな甲子園大会で見られる一つの光景が、ネット裏に陣取ったプロ野球スカウトたちである。彼らは、球児のどこを見て指名に踏み切るのか――。 「様子を見ましょう」 スカウトたちは他球団とも情報交換をする。自分たちが「イケる!」と見た球児を、他球団も高く評価していれば「大丈夫だ」と確信を持ち、その反対ならば、「もう一度調べ直そう」と思うからだ。「様子を見ましょう」はスカウトたちの間でよく使われる言葉で、指名するか否か、もしくは支配下登録で行くか、育成ドラフトに回すのかのボーダーライン上にいる球児に対し、その判断がつかないときに口に出す。 「試合で活躍したかどうかで指名を決めることは決して多くありません。練習態度も見ておりますので、総合的な判断で」(在京球団スカウト) しかし、近年ではこんな視点もあるそうだ。「誰に教わったのか」。これは結構大事なことだという。甲子園に出場した球児が大学、社会人、プロに進んだものの、活躍できなかったなんてことは多々ある。伸び悩んだと言って、切り捨てられる話ではないのだ。 高校野球は金属バットを使う。バットの芯でボールを捉える技術があれば、甲子園大会でも本塁打を打てる。しかし、木製バットの大学、社会人、まして、一流の素質を持った投手の集まるプロの世界では通用しない。金属バットは芯に当てれば長打を打てるが、木製バットではそうはいかない。木製バット独特のしなりをきかせなければ、本塁打は生まれない。この木製バットでも通じる打撃フォーム、スイング軌道を教えられる指導者の下で野球を学んだかどうか、それで指名の最終判断を下すケースもあるそうだ。 先の在京スカウトがこう続ける。 「反対にこの人に教わったからダメだという目で見られている指導者はいません。ただ、この人に教わったから、打撃の基礎技術がしっかりできているとプラス材料で判断しています」 高校時代に「正しい打撃基礎」を習得した者が、上の世界に進んでも伸びるというわけだ。もっと言えば、この時期に学ばなければ手遅れになる。 「前時代的な表現ですが、最後にモノを言うのは精神力、根性。1位と2位の差も、それしかない」(前出・同) 野球に限らず、スポーツにおける暴力的な指導はなくしていかなければならない。スカウトたちの言う「根性」とは、一見理不尽にも思える練習メニュー、長時間の特訓を指示されたときの態度だ。「なぜ、こんなつらい練習をしなければならないんだ?」と否定的に捉えるか、「こんなところで自分に負けてたまるか!」と歯を食いしばって耐えられるかどうか、その精神力がなければ、プロの世界ではやっていけないのだ。 スポーツの世界でメシを食っていくとは、そういうことなのかもしれない。 真夏の日中に日本一を争う大会は残酷でもある。頑張りすぎて、せっかくの才能を甲子園で終えてしまわないよう、大人たちはもっと配慮しなければならないのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月15日 06時30分
高校野球「球数制限」よりブーイングが大きそうな「女子マネ」問題
夏の甲子園が101回目を迎えた。新元号の新たな一歩を踏み出した今大会は、女子マネジャーの地位も向上させようとしている。 「まだ一部ですが、全国には『ノックのできる女子マネジャー』が出現しました。公式戦では試合前に女子マネジャーがノックをするのは禁止されていますが、普段の練習では監督に代わってノッカーを務めているそうです」(スポーツ紙記者) 地方大会の予選中、出場校を紹介するVTRなどで、何校か、その姿が紹介されたという。その女子マネジャーは、もともとはプレーヤーだったとか。小学校、中学校でクラブチームや軟式部活動に在籍し、進学先にソフトボールや女子野球の部活動がなかったため、マネジャーに転身。打撃の基礎技術ができているので、ノックはお手の物。男子顔負けの鋭い打球を内外野にガンガン飛ばし、中には監督でもミスショットをすることの多いキャッチャーフライまで打てる女子マネジャーもいるという。 「女子マネジャーがノックのお手伝いでボール渡しをすることについても、高野連は禁止していました。世論から非難を浴び、2016年以降はヘルメット着用で許可されました。各校の監督、部員が女子マネジャーのグラウンド入りを認めているのなら、特に問題ない話でしょう」(同・記者) ひと昔前は記録員としてのベンチ入りも認められなかった。もっとも、女子マネジャーのノックは学校数が少ないので、すぐにルール変更とはならないかもしれないが、こんな声も聞かれた。 「昨夏、100回目の記念大会を盛り上げるため、女子ダンス部のある関西圏の学校3校に『栄冠は君に輝く』のPRビデオを作成し、ネット上で180万回以上の再生がカウントされています。今年も制作されました。高野連も女子高生に力を借りているのだから、女子マネジャーに何かと制限を付けるのはおかしいでしょう」(スポーツライター) 大会後、高野連幹部は有識者を招き、球数制限に関する協議を行う。女子マネジャーのさらなるグラウンド進出も早めに手を打っておかなければ、球数制限同様、社会問題に発展しそうだ。
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スポーツ 2019年08月15日 06時30分
エンゼルス・大谷に“天敵”が出現! 無名左腕にきりきり舞いさせられた敗因は…
大谷翔平は“サイタマ”が苦手のようだ。 母校・花巻東の先輩、菊池雄星(シアトルマリナーズ、前埼玉西武)との2度目が実現する前だった。大谷は「苦手投手」に苦しめられていた。 「メジャーデビューした昨年は、単なる偶然というか、たまたまそうなっただけだろうと思われていたんですが、ここまで続くと、大谷も苦手投手として、彼のことを意識せざるを得ません」(特派記者) 大谷キラーと呼ばれ始めた投手がいる。シアトルマリナーズの左腕、ウェイド・ルブランだ。34歳、キャリアハイは2018年の9勝。MLB実働11年目、08年、パドレスでメジャーデビューしたが、その後、複数球団を転々とし、昨季、マリナーズに拾われ、“やっと”先発ローテーションに定着した苦労人だ。その18年のキャリアハイの9勝を含めて、通算成績は39勝。また、15年、日本の埼玉西武に在籍したこともあったが、8試合に投げただけ(2勝)。そんな西武ファンも良く覚えていないピッチャーが「大谷キラー」として、米野球ファンの間で話題になっている。 マリナーズの所属するア・リーグ西地区に詳しい米国人ライターがこう続ける。 「真っ直ぐは140キロが出るかどうか、変化球を主体としたピッチングスタイルですが、球種が多いわけでもなければ、空振りの取れるような決め球もありません」 ルブランがマリナーズで掴んだチャンスをモノにできたのは、カットボールを有効に使えたからだ。「カット・ファスト・ボール」「カッター」とも称される変化球だが、要はストレートと同じ軌道で、バッターの手元で小さく曲がるもの。球速もストレートに近いため、見分けがつきにくい。このボールは、埼玉西武時代に習得したものだという。 18年は、大谷とは8打席の対戦があって、ノーヒット。打者に専念している19年も、3打席無安打(日本時間7月14日時点)。完璧に封じ込めている。 「西武時代に覚えたカットボールですが、このボールを覚えて飛躍的に成績が良くなったわけではありません。米球界に復帰後も好成績を残せず、球団を転々としております。たまたま、マリナーズでカットボールを多投したら、うまく行ったようです」(前出・同) 大谷の苦手について言うと、昨年8月のアストロズ戦では、こんなこともあった。リーグを代表する大エースのジャスティン・ヴァーランダーが、「大谷にチェンジアップを投げてみたら?」と投手コーチから助言された。ヴァーランダーはそれに従ったが、結果はホームラン。その後、ストレート主体のピッチングに戻し、大谷をねじ伏せている。 「ヴァーランダーはチェンジアップを得意としていましたが、ここ数年は『高めに浮くようになった』と言い、封印していました。なぜ、投手コーチがそのチェンジアップを勧めたかというと、大谷は緩急をつけたピッチングをされると、長打が出ていなかったんです。バットにボールを当てに行くだけ。『緩急が苦手かも』という、攻略法に関する仮説が出ていたからです」(前出・同) ヴァーランダーと大谷の対戦成績は14打数3安打(18年)。ヴァーランダーは自慢の直球で押しまくる時もあれば、鋭角に曲がるスライダーで大谷を苦しめている。 「ヴァーランダーのスライダーは真っ直ぐとほぼ同じ球速」(前出・特派記者) 150キロ台後半の速球を投げるヴァーランダー。ルブランは140キロそこそこだが、カットボールもほぼ同じ球速を記録している。「ストレートの軌道、球速で来て、手元で変化する」という点では共通しているが…。 菊池はサイタマ時代も同僚だったルブランに、大谷と対戦したときの心象を聞き直したという。菊池は大谷との最初の対戦で3打数2安打1本塁打と打ち込まれている。NPB時代から対戦してきたので、「分かっていたつもり」になっていたのだろう。ルブランの助言が生かされれば、大谷が“サイタマ”に苦手意識を抱くことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)※MLB選手のカタカナ表記は「メジャーリーグ名鑑2019年」(廣済堂出版)を参考にしました。
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スポーツ 2019年08月14日 21時45分
Jリーグに激震!『湘南ベルマーレ』曽監督がパワハラで解任か
Jリーグに激震が走っている。J1リーグ『湘南ベルマーレ』の曹貴裁監督が、選手やスタッフに対してパワハラを行ったと一部スポーツ新聞で報じられた。同日、湘南は「記事内容の詳細を確認し、Jリーグと協議の上で、報道された内容に関する事実関係の調査を速やかに行う」とコメントした。 翌日、スポーツ紙に、2018年2月〜19年7月まで、少なくとも3人の選手と2人のスタッフが、監督からの暴言などによる精神的苦痛とみられる症状でチームを退団していたと報じられた。さらにJリーグに被害者や目撃者、関係者らから匿名で報告された。この報告を受けてJリーグは、同監督が所属選手やスタッフに対してパワハラを行っていた疑いがあるとして、今月中にもクラブや本人へヒアリングなどによる調査を行うことを決め、クラブ側は第三者委員会を設置する方針を発表。調査結果が出るまでは自宅謹慎になることが濃厚で、当分は監督抜きでの試合を強いられることになるという。 記事によると、曽監督のパワハラは日常茶飯事で、全体ミーティングでの個人攻撃は当たり前。個人ミーティングでも行っていたという。選手、スタッフの前で扇風機を蹴飛ばして壊したり、激高してペンを床にたたきつけることもあったとも…。ある選手は高圧的な態度や罵倒行為が原因で精神的に追い詰められ、練習グランドで嘔吐を繰り返したり、練習場に通うことができなくなり、通院して治療を受けた選手も複数いたという。 湘南は昨年16人もの選手が退団したが、中には指揮官の指導方法に疑問を感じたことが理由の選手も多くいたようだ。 この報道にサッカーファンからは、《地元のベルマーレファンです。馬入の練習場にも行ったことありますが、曹さんもフランクに話してくれたし、写真撮影も気軽にしてくれました。こんな報道が出たのはかなりショック》《試合前に嘔吐するってよほどですね。ただ難しいのはプロなのでそういった緊張感も必要なですし、監督と合う合わないもあるので、すべてパワハラが原因なのかの判断は難しいと思います。その厳しさが去年のルヴァンの優勝につながったのかもしれませんし》《これは親会社のライザップから出てきた話でしょう。ライザップから出向してきた社員がパワハラを受け休職と詳細が公表されてますし。ライザップ側は監督と何十にも話し合ってコミュニケーションを取っているのか。ライザップの瀬戸社長は監督と話し合ったのか。ここはぜひ瀬戸社長と監督のトップ同士が何十にも話し合ってほしい。お互いの気持ちをぶつけ合って話し合うべきでしょう》 など、さまざまな意見が出ている。 曽監督は12年に湘南ベルマーレの指揮官に就任。J1リーグでは『松本山雅FC』の反町康治監督とともに最も長く1つのチームを指揮する人物である。走力と精神力を鍛える育成方針で、MF遠藤航、MF永木亮太ら無名選手を育て上げて日本代表に送り出した名監督の1人だが、果たしてこのまま解任されてしまうのだろうか。
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スポーツ 2019年08月14日 11時30分
張本勲氏、炎上しすぎで『サンモニ』お役御免も近い? 視聴者期待の後任候補は
毎週日曜日朝8時45分頃から放送の『サンデーモーニング』(TBS系)の週刊御意見番コーナー。毎回、張本勲氏とゲストコメンテーターが「喝」と「あっぱれ」を入れることでおなじみのコーナーである。 昨今は、張本氏の「炎上芸」に注目が集まっており、なんだかんだと言っても高い注目度を誇る。一方で、「不快」「朝から見たくない」という声もあるほか、張本勲氏が79歳と高齢なことから、「そろそろお役御免でいいのでは」との指摘も。 そうなると気になるのが、張本氏の「後任」。そこで今回は仮に交代があったとするならば誰なのかに迫ってみる。・落合博満氏 ゲスト出演時の評判がかなり高いのが、落合博満氏である。3度の三冠王は張本氏でも達成しておらず、一目置かれている存在。 さらに、監督としても高い実績を持ち、采配についても詳細な解説を行うことができる。それでいて忖度はせず、厳しいこともズバッと言うことができる。 時に優しく、そして厳しく評論を行う落合氏に「レギュラーになってほしい」という声は多い。・川藤幸三氏 元阪神タイガースで、現在OB会長を務める川藤幸三氏だ。論理的な解説はないものの、ズバッと歯切れの良い話しぶりは好評で、近畿圏では圧倒的な人気を持つ。 2017年には、練習試合で負けが続いた侍ジャパンに「小久保裕紀監督(当時)の采配が悪い」と話す張本氏に対し、「ハリさん、始まったばかりなのに何をカッカカッカして言うとるの」「まだこれぐらいで、おっさんガタガタ言っちゃあかん」と切り込んだこともある。 その物言いは「喝」にピッタリで、出演を望む声は多い。・大宮龍男氏 元日本ハムファイターズ捕手で、亡くなった大沢啓二さんの監督時代に入団して鍛えられ、日本ハム初優勝時のレギュラー捕手でもあった大宮龍男氏だ。大沢さんの愛弟子であり、明るいキャラクラーの大宮氏は、現在、北海道地区で大沢親分の跡を継ぎ、「大宮親分」として大沢さん同様、着物を着て活動している。 大沢さんが亡くなって間もなく10年という節目に、弟子である大宮氏は適任。また、サービス精神旺盛で、時にコメントが炎上スレスレとなることも、張本氏の後任にはふさわしいと言える。 当面は張本氏がコメンテーターを務めるものと思われるが、そろそろ後任も決めておかねばならない時期。『サンデーモーニング』の放送内容が偏りを見せているだけに、番組終了の可能性も否定できないが、「週刊御意見番」だけは残る可能性もある。今後に注目したい。
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スポーツ 2019年08月14日 06時30分
“DeNA 史上最強助っ人”ホセ・ロペス、記録ラッシュの2019年!頼れる“チャモさん”がベイスターズを引っ張る!
2013年に来日し、今年で7シーズン目を迎えたホセ・ロペス。今年もベイスターズの中核を担うプレーヤーとして、オールスターにも選出。攻守にわたりチームを支えている。 特にオールスター明けの、地元横浜での7連戦の活躍は圧巻であった。ラミレス監督の方針で、不動の4番・筒香嘉智を2番で起用し、4番の座をロペスに任せた。すると、この打線変更はピタリとハマり、大切な連戦を5勝2敗の好成績で終えた。勝利を挙げた5試合とも、ヒーローインタビューにはロペスが呼ばれ、21日には日米通算1000打点を突破する決勝のグランドスラムを放つ。それだけでも“持ってる”感が満載だが、この日は母国ベネズエラから観戦に訪れていた息子の13回目の誕生日で、カッコいいパパからの最高のプレゼントとなった。しかも、この満塁弾は早くも今季3本目で、球団タイ記録のおまけ付き。まさに神がかり的な活躍を見せた。 記録と言えば、ロペスは今年大記録を樹立している。守備力の高さは周知の事実で、ゴールデングラブ賞も過去4回受賞。昨シーズンは守備率10割をマークし、今年の5月16日には、ファーストとしての連続守備機会無失策の日本プロ野球記録、1516を半世紀ぶりに更新すると、6月2日に2017年シーズンぶりにエラーを記録してしまうまで、1632まで記録を伸ばした。大洋時代の松原誠氏や、ベイスターズ時代の駒田徳広など、ファーストの名手の多い球団にあっても、ロペスの守備力は特出ものであろう。 昨年のベイスターズは打撃不振に陥った。それはロペスの怪我での戦線離脱が要因の一つであったことは間違いない。今シーズン序盤の大型連敗中には、チーム全員でソックスを見せる“オールドスタイル”のユニフォームの着こなしを提案し、チームを鼓舞するなど、リーダーシップも持ち合わせる。試合前の練習時には、ノックバットを握り外野フライを打ち上げるなど、お茶目な一面も見せる愛されキャラでもある。 記録ラッシュの今シーズン、ベイスターズを愛する“チャモさん”の最終目標は、もちろんリーグ制覇からのその先だ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月13日 11時30分
『サンモニ』張本勲氏の後継者候補? SNSで反論も、炎上しがちな解説者3選
毎週日曜日放送の情報番組『サンデーモーニング』(TBS系)。何かと批判が多いこの番組だが、最もネット上を賑わせているのが、『週刊御意見番』コーナーの張本勲氏だ。 張本氏は野球選手にダメ出しをすることが多く、その点について「時代錯誤だ」などと批判される。その一方で、「批判を恐れずに自分の意見を言う」解説者が減っているだけに、張本氏のような人物も必要だとの声もある。 当たり障りのない発言よりも、「ビシっ」とおかしいことに物申すことができる解説者は貴重と言える。今回は、そんな「批判を恐れない炎上系解説者」を紹介しよう。①達川光男(広島東洋カープ) 軽妙なトークで、松村邦洋がモノマネをすることでも知られる達川光男氏だ。漫談のような語り口は、地元・広島を中心に人気もあるが、一方で批判を受けることもしばしばある。 特に、CS「フジテレビONE」のヤクルト主催ゲームでの解説は、スワローズに苦言を呈することが多く、2016年の放送では、一部選手の怠慢プレーを指摘し続け、スタッフから制止を受けたことがある。 達川氏はそれについて、放送中に「事実を言っているだけ」「私は必死に解説している。2度と呼ばれなくてもいい覚悟でヤクルトに対して言っている。これが認められないなら正々堂々と解説を辞めさせてもらう」と激怒し、物議を醸した。 昨シーズン末にソフトバンクのヘッドコーチを辞任した達川氏は、今年から解説者に復帰。「フジテレビONE」のヤクルト主催ゲームにも再登場しているが、悪いものは悪いというスタイルは変わっておらず、一部視聴者からクレームが入れられ続けている。②江本孟紀氏(東映フライヤーズ〜南海ホークス〜阪神タイガース) 現役時代から「扱いにくい選手」として知られ、あの野村克也氏をして「三大悪人(江夏豊氏・門田博光氏・江本孟紀氏)と称した江本孟紀氏だ。 その野球理論は張本氏同様、昭和的なものが多く、「投手は走り込みをして体を鍛えろ」「球数制限は軟弱な発想」「先発完投が理想」という解説を随所に見せ、「時代錯誤だ」と批判を受けている。 しかし、その理論は終始一貫しており、批判を恐れず自分の意見を曲げない姿勢を評価する声も多い。③岩本勉(日本ハムファイターズ) 一部に強烈なアンチを持っているのが、元日本ハムの岩本勉氏。北海道では高い人気を誇り、「ガンちゃん」のあだ名で親しまれているが、日本ハム寄りの解説である上、気の抜けたプレーなどを指摘することも多く、クレームが入ることも多い。 岩本氏はそんな声に対し、Twitterで「俺に文句あるやつ、ちゃんと最後まで話を聞きなさい」と反論したこともある。 いずれの解説者も張本氏同様、「悪いことは悪いと言う」「怠慢プレーに叱咤激励する」解説者たち。批判もあるが、それを恐れて当たり障りのないことに終始するようでは、球界のためにならないのもまた事実。また、本来解説者とは「視聴者が気分良く野球を見られるための発言に終始する存在」ではないはずだ。 名前の挙がった解説者には、これからも批判を恐れず自由な評論を続けてもらいたい。
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スポーツ 2019年08月13日 06時30分
懲役20年に無期懲役も! 元プロ野球選手の凶悪犯罪者3人
8月に入り、プロ野球のレギュラーシーズンも残り約2か月。2軍暮らしが続いている選手の中には、「クビ」を覚悟している人物も少なくないだろう。 プロ野球という華やかな舞台を退いた後、即コーチや解説者になることができる選手はほんの一握り。球団職員も、現役時代に真面目に練習に打ち込むなどして人間性を評価された選手のみ。また、社会人野球や独立リーグなどに進める選手も僅かである。 大半の選手は、会社員や飲食店経営など第二の人生を歩むことになるが、そこで凶悪犯罪者になってしまうことも少なくない。そこで今回は、プロ野球選手から凶悪な犯罪者になってしまった人物を紹介する。①宮本賢(北海道日本ハムファイターズ) 2006年、早稲田大学から希望枠で入団。東京六大学野球では23勝を挙げるとともに、打者としても活躍し、当時早稲田実業の斎藤佑樹にも影響を与えた。 ところが、プロ野球では結果を残すことができず、1勝もできずに球団から戦力外通告を受ける。真面目な性格もあり、球団職員として採用された。 そんな宮本だが、2013年11月、千葉県船橋市内の路上で道を歩いていた女性に「お前まじ殺すよ」と脅迫し、強姦していた事が発覚。裏の顔が明らかになる。また、宮本は現役時代の2012年6月にも、仙台市で強制わいせつ事件を起こしていたことが判明。さらに、同9月に、市川市で女性につきまとい、県迷惑防止条例で逮捕されていたことも発覚。こちらもわいせつ行為に及ぼうとしていたものとみられる。仙台と船橋の件で 2014年に懲役5年の判決が下された。 早稲田大学出身の野球エリートは、連続性犯罪者に転落した。②松岡正樹(読売ジャイアンツ) 平安高校時代強肩強打の捕手として鳴らし、1991年のドラフトで巨人から3位指名を受け入団。当時巨人は、山倉和博の引退や中尾孝義の故障が相次ぎ、捕手不足が深刻だっただけに、大いに期待された。 ところが、プロ野球では全く使い物にならず、1軍出場のないまま引退。「プロ野球のサインが覚えられなかった」という逸話があるが、本当であるか否かはわかっていない。 引退後、働きながら野球教室を開いていたという松岡だが、金に困っていたようで、2004年に奈良県天理市内のビデオ店で現金10万円を強奪。さらに、同年から翌年にかけ、タクシー運転手を座席に縛り付け包丁で脅すなどする手口で強盗を10件起こし、計約45万円を奪った。 そして、松岡は2006年、懲役20年の判決を受ける。栄光の巨人軍に指名された期待の若手は、今や塀の中というわけだ。③小川博(ロッテオリオンズ) プロ野球史上最悪の凶悪犯罪者となってしまったのが、元ロッテオリオンズの小川博だ。前橋工業高校から、当時新興チームだった青山学院大学を経てロッテに入団すると、サイドハンドからの速球と繰り出されるキレの良い変化球を武器に活躍。1988年には10勝を挙げ、最多奪三振を記録している。 そんな小川は、引退後コーチに転身するが、この頃から賭け事などで借金を重ねるようになり、編成担当だった2002年11月、ロッテ球団を解雇される。 その後、産業廃棄部処理会社に就職した小川は営業部長となるが、この当時も消費者金融などから借金を重ねており、金に困っていた。そして2004年11月、小川は勤務先の会長宅を尋ねると、応対した家政婦に土下座をしたうえ当日返済に必要だった3万円の借金を依頼。 家政婦は、社員寮で現金が盗まれる事件が発生しており、それが小川の犯罪であることを疑っていたため、依頼を拒否。すると、小川は家政婦を突き飛ばして気絶させ、現金175万円を強奪。そして女性を桶川市内の旧荒川に投げ捨て逃走し、借金を返済した。 小川は約一か月後に逮捕され、無期懲役の判決を受ける。野球選手時代の栄光が捨てきれず、浪費と借金を重ねた男の成れの果てだった。 華やかなプロ野球界のすぐそこに潜む、「転落」の罠。現役選手は落ちてしまわないよう、今から準備が必要だ。(文中敬称略)
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K-1王者・長島☆自演乙☆雄一郎 プロレス挑戦は“本気”宣言!
2011年03月08日 16時30分
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ディアナ旗揚げ記念イベント『井上京子&野崎渚サイン会 in T-1』開催決定!
2011年03月07日 15時00分
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橋本真也の長男・橋本大地! 父譲りのミドルキックで蝶野を追い込む
2011年03月07日 12時05分
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キャンプ・オープン戦中間報告(9)「埼玉西武」 豪腕ルーキー・大石は「条件付き」で先発枠入り?
2011年03月07日 11時30分
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K-1王者・長島☆自演乙☆雄一郎がプロレスデビューしなければならない悲しい事情
2011年03月05日 10時30分
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スポーツ
亀田大毅 スーパーフライ級への転級初戦はロートル選手と
2011年03月04日 15時00分
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スポーツ
キャンプ・オープン戦中間報告(8)「オリックス」 熾烈な外野のレギュラー争いがチームを活性化
2011年03月04日 12時30分
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スポーツ
昨年日本一・千葉ロッテの主力選手2人の“火遊び”事情
2011年03月03日 17時00分
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スポーツ
相撲界の外国人枠に翻ろうされる海外出身力士
2011年03月03日 16時00分
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スポーツ
キャンプ・オープン戦中間報告(6)「広島」 頼みは外国人選手? 大竹に復活の兆し
2011年03月03日 15時30分
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スポーツ
キャンプ・オープン戦中間報告(6)「東北楽天」 単独スチール倍増で得点効率アップへ
2011年03月03日 12時00分
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スポーツ
キャンプ・オープン戦中間報告(5)「中日」 ド迫力打線で『打高投低』チームに変貌?
2011年03月02日 17時30分
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スポーツ
“平成の借金王“安田忠夫が引退興行実行委員会と決裂し、ブラジル行きをキャンセル!
2011年03月02日 14時30分
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スポーツ
キャンプ・オープン戦中間報告(4)「巨人」
2011年03月01日 08時00分
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スポーツ
キャンプ・オープン戦中間報告(3)「横浜」
2011年02月28日 13時00分
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スポーツ
亀田大毅の元ライバルが市議選に出馬!
2011年02月28日 12時00分
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昨年は17億円超の大赤字も、危機感ない日本相撲協会
2011年02月26日 17時30分
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スポーツ
野球観戦中のケガは自己責任! 楽天球団訴えた男性の請求棄却
2011年02月26日 16時00分
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スポーツ
キャンプ中間報告(2)「千葉ロッテ」 トレード獲得選手・高口、山本が渋い仕事を
2011年02月26日 15時15分