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亀田大毅 スーパーフライ級への転級初戦はロートル選手と

 1月にWBA世界フライ級王座を返上し、スーパーフライ級に階級を上げた亀田大毅(22=亀田)が、4月2日、沖縄県立武道館で転級初戦を行なう。その対戦相手が、元WBC北米大陸ライトフライ級王者のヘスス・マルチネス(35=メキシコ)に決定した。契約体重は1階級上のバンタム級のリミット(53.5kg)より、200g下回る53.3kg。

 マルチネスは02年9月に当時のWBC世界フライ級王者、ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に挑戦し敗れた経歴をもつ。99年には現WBC世界スーパーフライ級王者のトマス・ロハス(メキシコ)を判定で下した経験もある。ただ、それはいずれも大昔のこと。ここ数年はこれといった活躍は見られず、現在はほぼリタイア状態の選手。そんなロートルの選手を引っ張り出してきて、世界2階級制覇へのステップになるのかはなはだ疑問だ。

 大毅は「相手は有名な選手だし、小柄でうまい。あと3試合ぐらいして、みんなが世界戦をしてもいいと、いってくれるようになってから世界戦をしたい」とコメントしている。
(ジャーナリスト/落合一郎)

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