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ジェイ・ホワイトが元WWEトップスターを撃破!内藤哲也が猛追、『G1』Bブロック

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外道、ジェイ・ホワイト

 新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』エディオンアリーナ大阪2連敗の2日目が4日、開催された。初日に引き続きチケットは前売りで完売。この日も5,555人(札止め)の浪速っ子たちが激戦に酔いしれた。

 ここまで大物食いを繰り返して、決勝進出圏内に残っている“策士”矢野通は、CHAOSの盟友・石井智宏と対戦。矢野は石井にもお得意のインサイドワークをフル回転させて手を焼かせる。しかし、これ以上負けられない石井は矢野を捕まえると武骨な打撃でダメージを与えて、最後は垂直落下式ブレーンバスターを決めてカウント3。石井が決勝進出圏内に踏みとどまった。

 矢野戦でリングアウト負けし、新日本での連勝が止まった元WWEトップスター、ジョン・モクスリーは新日本のレギュラー外国人選手トップ、ジェイ・ホワイトと注目のシングル初対決だ。両者は激しい攻防を展開するが、ジェイはセコンドの外道を巧みに使って、モクスリーに試合の主導権をつかませない。

 だが、モクスリーはそれも計算済みだったのだろうか。途中からは外道も含めた2人を相手に強さを発揮していた。しかし、ジェイはラフ殺法を駆使しながら、モクスリーの隙を狙っていたのだろう。今シリーズ途中から使い始めたクロスアーム式ブラディサンデーを決めると最後はブレードランナーでカウント3。ジェイが新日本マットでモクスリーから初のピンフォールを奪った。3連敗からの4連勝にジェイと外道はしてやったりの笑顔。このまま内藤哲也戦(8.11日本武道館大会)まで走りそうな勢いだ。

 内藤はメインイベントで、鷹木信悟と対戦。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門対決だった。2人は同い年で、アニマル浜口ジムでも一緒に練習していた。鷹木はジュニアヘビー級だが、両者に体格差はあまりない。むしろパワーなら鷹木の方が上なのではないだろうか。内藤は鷹木のパワーに苦しみながらも、どこかでこの一戦を楽しんでいるかのようだった。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決められなかった鷹木に正調デスティーノを決めた内藤がカウント3を奪取。27分を超える激闘に終止符を打った。

 試合後、内藤は史上初となるIWGPヘビー級とインターコンチネンタル王座の同時戴冠をファンに約束。会場は大・内藤コールに包まれた。

 Bブロックは、5勝2敗のモクスリーを3敗の後藤、石井、内藤、ジェイが追う展開に。後藤対モクスリー(8.8横浜文化体育館大会)で、後藤が勝つようなことがあれば8.11日本武道館大会までもつれるのは必至だ。

(どら増田)

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