レジャー
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レジャー 2013年03月23日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(3/24高松宮記念)
気づけば放送作家として仕事を始めてから4年目に突入。これまでを振り返れば大半以上が駆け出しの若手作家おなじみの「リサーチ」担当の仕事です。しかし、先日、リサーチャーとしてではなく、作家としてラジオのお仕事を頂いたりと、ちょっといい風が吹いてきたかなぁと思ってはいるのですが、競馬に関してはいい風が吹いておらず負けっぱなし(泣)。GIレースを当てて仕切り直しといきたいところです。 高松宮記念の本命は苦労続きだった僕とは対照的に順調なキャリアを歩んできたロードカナロア。これまで複勝率100%のうえ、スプリンターズS制覇後には、日本馬として初となる香港スプリント制覇と向かうところ敵無しと言ったところでしょうか。また、前走は高松宮記念で好走することの多い阪急杯を勝利。これで、さらにスプリントGI3連勝の可能性を高めたような気がします。ちなみに唯一の3着が昨年の高松宮記念なわけですが、あくまで本格化はその後。「左回りが苦手?」などあら探しをする必要はないでしょう。 2着候補の有力馬として挙げたいのは1400m巧者のサンカルロとマジンプロスパー。東スポで連載されている爆笑問題・田中さんの連載で、中京コースは「ちょい長めの1400~1600m」で結果を出している馬に妙味がありそうというお話をされています。昨年、僕も同じようなことを考え、何度かプラス200mした距離で好走した馬に注目し、そのコースが「東京・阪神・中山」なら尚良しという観点で馬券を組み立てていきました。最終的にこの方法論は7月に行われた飛騨Sで、3連複149倍×500円で7万円オーバーの大勝利に繋がりましたので、今回も「プラス200」作戦で狙いたいと思います。また昨年の勝ち馬カレンチャン、3着ロードカナロア、2年連続で高松宮記念を制したキシャサノキセキ、2010年の2着馬ビービーガルダンと札幌・函館で良績を残した馬も相性がいいので函館SSを勝っているドリームバレンチノの2着も抑えます。 ということで勝負馬券は馬単3点(11)→(9)(8)(12)に500円ずつ。いつも通り合計1500円で勝負です。 どの組み合わせも10倍以上つけばいいのですが、10倍以下ならば… 3連単フォーメーション15点(11)→(9)(8)(12)→(9)(8)(12)(17)(3)(15) 全て100円ずつで勝負したいと思います。〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア4年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月23日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/24) 高松宮記念
◆中京11R 高松宮記念◎ロードカナロア○マジンプロスパー△エピセアローム△サンカルロ これまで7ハロン以上のレースに勝ち鞍ななかったロードカナロアが、前走・阪急杯を快勝。海外遠征帰り、しかも58キロを背負いながら優秀な勝ち時計で他をねじ伏せた圧巻の内容だった。GIを連勝しているように、完全に本格化し充実一途、もはや馬群に沈むシーンなど想像もつかない。 レースの焦点は、2着、3着。前走で勝ったロードを0.2秒上回る上がりで0.1秒差まで詰め寄ったマジンプロスパーが相手筆頭。ハイラップを刻んで後続を封じ込むのがこれまでの同馬の好走パターンだったが、中団待機から差してきたように新味を感じさせた。 他では、意外に差し有利な新中京競馬場が舞台なだけに、データに逆らわずサンカルロとエピセアロームを挙げておく。両馬ともロードを負かした実績があり、新興勢力が見当たらないだけに、各馬の力量を推し量る「ものさし」としては格好の実績だ。もう少し手を拡げればより的中率は上がるのだろうが、ロードの相手はこの3頭に絞って勝負したい。【3連単】フォーメーション (11)→(3)(8)(9)→(3)(8)(9)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月23日 16時40分
【日経賞】フェノーメノ圧勝、春天に弾み
競馬の「日経賞」(第61回GII・芝2500メートル、23日中山14頭)は、離れた4番手を進んだ単勝1番人気のフェノーメノ(蛯名正義騎手)が最後の直線で鋭い伸び脚を発揮して、2着カポーティスター(9番人気、高倉稜騎手)に1馬身1/2差を付けて圧勝。春の天皇賞に向けて大きく弾みを付けた。勝ちタイムは2分32秒0。3着ムスカテール(7番人気、内田博幸騎手)。単勝2番人気を集めたオーシャンブルー(C、デムーロ騎手)は9着と惨敗に終わった。 フェノーメノは父ステイゴールド、母ディラロージェの牡4歳馬(青鹿毛)。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績=10戦5勝。主な勝ち鞍=重賞3勝目(12年青葉賞・GII、セントライト記念・GII)。蛯名騎手は5勝目(96年ホッカイルソー、04年ウインジェネラーレ、08年マツリダゴッホ、09年アルナスライン)。戸田博文調教師は初勝利。「配当」単勝(14)200円複勝(14)120円(1)700円(12)350円ワイド(1)(14)1600円(12)(14)660円(1)(12)3890円枠連(1)(8)2320円馬連(1)(14)4080円馬単(14)(1)5420円3連複(1)(12)(14)1万1320円3連単(14)(1)(12)4万8630円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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レジャー 2013年03月22日 18時00分
私はこうしてお客様に落とされた 〜桜瀬 小夏・キャバ嬢(21歳)〜
「小夏ちゃん、こういうことはヘルプがしないといけないのよ?」 優しい口調で言いながら、灰皿を取り換える先輩キャバ嬢。…が、目はまったく笑っていない。 「ごめんなさいね、このお仕事にまだ慣れてないみたいで…」 「いいよ、いいよ。俺らからしたらまだまだ子供みたいなもんじゃん、この子」 先輩キャバ嬢とお客さんが大笑いする中、私はひとり、グラスを持つ手が震えるのをもう片方の手で必死に抑えた。というより、そうでもしないと、今すぐにでも、この場にいる人間に向かってグラスの中身をぶっかけてしまいそうだったから。 「ああ〜! 本当にむかつく!」 「本当に嫌味しか言わないよね、あの人」 ロッカールームに逃げ込み、同じ時期に入ってきた(唯一の理解者である)女の子とふたり、女特有の愚痴をこぼしあっていた。 「大体さ、指名されたくらいでヘルプに偉そうじゃない?」 「本当にそう! 別にお前の客を取ろうなんて思ってないし!」 数十分、こんな愚痴り合いをしてスッキリしたところで、ボーイの子にヘルプで呼ばれたので、私たちは何事もなかったかのように仕事へと戻る。…ええ、また同じ先輩キャバ嬢のヘルプとしてね。 「あれ、初めて見る顔だな」 席につくなり、お客さんが珍しげに私の方へと興味を示した。その瞬間、先輩キャバ嬢がおもしろくなさそうな顔をしたのを私は見逃さなかった。もう、お願いだから放っておいてください…(涙)。 「最近入店してきた子なんです。このお仕事が初めてみたいだから、粗相ばかりしちゃうけど許してあげてね?」 ほら、いつもの嫌味攻撃が始まったじゃないの…。 「何言ってんだよ、お前がこの店に来たときはもっとひどかったぞ?」 「ええ〜、そうでしたっけ?」 「俺を本気で怒って帰らせたことがあるのは、お前くらいじゃないか」 みるみるうちに、先輩キャバ嬢の顔が赤くなっていくのがわかり、何か言葉を発するべきか悩んでいると。 「誰でも最初はそうなんだよ。…でも、今や立派なキャバ嬢になったこいつに、わからないことは何でも聞くんだぞ? 気がキツそうに見えるけど、本当はお節介なくらい世話焼きなんだから」 「ちょっと、余計なこと言わないでよ〜!」 照れる先輩キャバ嬢を横目に、そう言ってくれたお客さんは私に名刺を渡してくれた。また、今度3人で飯でも行こうなって。 当たり前だけど、プライドが高い女の世界に対立は付き物。でも、男性が一番嫌がるであろう、女のドロドロとした世界に自ら足を踏み入れたうえに、何とかしようと動いてくれる姿に、自分でもびっくりするくらいときめいちゃった。取材・構成/LISAアパレル企業での販売・営業、ホステス、パーティーレセプタントを経て、会話術のノウハウをいちから学ぶ。その後、これまでの経験を活かすため、フリーランスへ転身。ファッションや恋愛心理に関する連載コラムをはじめ、エッセイや小説、メディア取材など幅広い分野で活動中。http://ameblo.jp/lisa-ism9281/https://twitter.com/#!/LISA_92819
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レジャー 2013年03月22日 16時15分
日経賞(GII、中山芝2500メートル、23日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中山11R、日経賞は◎フェノーメノが年明け緒戦をVで飾ります。 昨年はダービー、天皇賞(秋)で僅差の2着。ダービーは中団外目を追走し、直線は馬場の真ん中から脚を伸ばしハナ差まで詰め寄りました。勝ち馬は内を通ってきましたし、負けて強しの内容でしたね。5着のゴールドシップには先着しているのだから立派です。中山のセントライト記念でGII2勝目を挙げて、1番人気で臨んだ天皇賞(秋)は、勝った馬に内をスクわれてしまいましたが古馬相手に力を示した一戦。前走のジャパンCは、前半に他馬に寄られて接触して少し力んでしまったところもあったけれど、強敵相手に5着。スムーズに運べていたらもっとやれていたかも。 中間はここを目標に立て直して、仕上がりは上々。休み明けは実績があるし心配はしていません。中山の内回りコースは、ホープフルS7着、弥生賞6着と結果が出ていませんが、ゴチャついた内容でしたし、本格化した今なら力を出し切れるはず。外枠ですが、中団からいい脚を使えるし、自在性があるので不利にはならなそう。56キロもポイントでしょう。(14)フェノーメノ(13)オーシャンブルー(12)ムスカテール(5)ダノンバラード(9)トランスワープ(4)タッチミーノット(6)メイショウカンパク馬連 (13)(14) (12)(14) (5)(14)3連単 (14)-(13)(12)(5)(9)(4)(6)フェノーメノ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月22日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/23) 日経賞 他4鞍
3回中山競馬初日(3月23日土曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「日経賞」(芝2500メートル) 待ってろ! ゴールドシップ。東の切り札、フェノーメノが天皇賞・春に向けていよいよここから始動する。 ジャパンC5着以来、約4か月ぶりのハンデを抱えているが同じ休み明けのセントライト記念を圧勝した確固たる鉄砲実績があり、全く心配無用。久々とはいえ、九分通り仕上がったとなれば怖いものはない。「休養中に一段とスケールアップし、逞しさを増した」と、指摘する陣営のコメントも心強い限りだ。昨シーズンはダービー2着(ゴールドシップ5着)、天皇賞・秋2着と二度も長蛇を逸しているが、強敵の抜けたここでは大威張りできる。日に日に進化を続ける明け4歳馬でプラスアルファは測り知れないし、普通に走ってくれば結果は付いてくると確信する。◎14フェノーメノ○13オーシャンブルー▲5ダノンバラード△4タッチミーノット、12ムスカテール☆中山10R「利根川特別」(ダ1800メートル) 2着続きの実力馬、ヒラボクマジックが今度こそ決める。 もともと、この条件は2勝(1度は1着失格)している格上馬でもある。さらに、闘ってきたコンノートと、イジゲン(いずれも3着)はすでにオープンまで出世しており、これを物差しにしたらもう勝たなくてはいけない。肝心の状態もようやく好調時に近づいて、全3勝を挙げる中山ダ1800メートルなら期待大。◎2ヒラボクマジック○11ヤマタケディガー▲10カフェコンセール△15ニシノボレロ、16ツクババンドーオー☆中山9R「ミモザ賞」(芝2000メートル) 大物感が漂う、ロジプリンセスでもう一丁。 5番手の外でスムーズに折り合って、ラスト200メートルで一気に弾けた前走の新馬戦(0秒4差)はこの馬の真骨頂。メンバー手薄の牝馬限定戦なら通過点に過ぎない。◎7ロジプリンセス○10セキショウ▲1トロワボヌール△5ショウナンアズサ、6アディシオン☆中京11R「名鉄杯」(芝2200メートル) 敢然と連闘で勝負をかけてきた、シャドウバンガードをイチ押し。 前走の淡路特別6着は、初めての右回りに戸惑って最後の直線は内にモタれて追えなかったもの。敗因は明らかで度外視して大丈夫。その意味で、<1210>と、安定感抜群の中京コースに替わり巻き返しは必至。実力は前々走の恋路ヶ浜特別2着(クビ差)で立証済みだ。◎3シャドウバンガード○5エクセルサス▲15コモノドラゴン△10ゴールドブライアン、16トーホウストロング☆阪神11R「毎日杯」(芝1800メートル) 実績は唯一の重賞ウィナー(デイリー杯2歳S)テイエムイナズマが一歩リードしているが、近況が伸び悩み状態だし1800メートルも初めてで実績を鵜呑みにはできない。そこで、ここまで(1)(1)(いずれも1800メートル)(3)(5)着と安定感抜群の良血馬キズナに期待。 前走の弥生賞5着は、直線で前が壁になる不利を受けての0秒1差だから悲観することはない。実力的に巻き返しは十分可能だろう。1度使った効果は絶大で上積みは大きい。同じ轍を踏むことは考えられないし、差し切りのチャンスは十分ある。◎6キズナ○10コメットシーカー▲11ラブリーデイ△4バッドボーイ、12オメガキングティー※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月22日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/23) 毎日杯
◆阪神11R 毎日杯◎コメットシーカー○テイエムイナズマ△キズナ 皐月賞への最終便と言われる毎日杯だが、弥生賞、スプリングSと比べるとメンバーがかなり小粒な印象を受ける。実績から弥生賞5着のキズナが主役級となるあたり、ここで勝ち負けしても本番では「要らない」かもしれない。そのキズナ、厩舎サイドはここ2戦の敗戦が納得いかぬ様子で、今回は背水の陣で臨むとのこと。今週の追い切りでは併せた相手に遅れたものの、長めからびっしり追われており、何としても勝って皐月賞へ、そんな意気込みが感じられた。 試金石の一戦となるテイエムイナズマも注目の一頭。がむしゃらな走りで結果を残してきたが、今後、GIを狙うつもりなら「折り合い」は不可欠。前走後は、我慢を覚えさせるような調教を繰り返し積んできたとのことなので、ここですんなり結果が出るようなら将来性のある馬とみてよいだろう。 新馬戦を勝ったばかり、1戦1勝の身で臨むコメットシーカーも魅力たっぷりの素質馬。新馬の勝ちっぷりには相当な大物感があった。一度実戦を使ったことで全ての面で良化、初戦からの上積みを考えると、このメンバーなら2戦目重賞Vも十分に考えられる。【3連単】BOX (1)(6)(10)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月21日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2010年産総括)
先週の新馬戦で2010年産の新馬戦は終了となった。ラストウィークの新馬戦でピックアップした2頭。阪神デビューの注目馬・レッドセイリングは、まずまずのスタート切ると、スーッと先頭に立ちマイペースの逃げ。鞍上との息もぴったりで、1000m通過が1.04.0と楽なペース。ラップタイムが3ハロン目から13.5-13.0-13.3-13.0-12.7-12.8-13.0-13.0とほぼ一定で、持っている力通りに決まるレース展開。3、4コーナーでは後続に早めに来られるが、マイペースを崩さず直線に入ると力強く伸び、ゴール手前50mから流す余裕を見せ1着。ラップタイムからもわかるように、今回はスピードの持続力勝負となり、この馬の力が発揮しやすい展開だった。それでも絶対能力がメンバーの中では抜けていた印象で、上のクラスでも即通用するだろう。 2010年産最後の新馬戦となった3月17日(日)中山第4Rの注目馬・コナピーベリーは、もさっとしたスタートになってしまった上に、隣から寄られポジションを悪くしてしまう厳しい展開。道中は後方13番手からの競馬。残り1000m付近から仕掛け始めマクって行く。直線入り口では3番手まで押し上げ、直線を向くと先頭に並ぶ勢いで伸び、アタマ差まで詰め寄るが届かず2着。スタートでのロスや、勝ち馬は終始スムーズな競馬をしたことを考えると、負けて強しの内容。素質は高くすぐに勝ち上がるだろう。 さて、昨年6月2日から始まった2010年産の新馬戦。これまで述べ80頭(内1頭は未出走)をピックアップしてきた当コラム。勝ち上がりは34頭、内OP馬は12頭。勝ち上がり率は4割3分と、野球なら超一流打者であるが、この数字が高いか低いかは読者皆さんの判断に委ねます。3着以内の複勝圏内に入った頭数は、2着、3着共に11頭。複勝率は7割0分8厘と高アベレージとなった。未勝利戦はまだ続くので、勝ち上がり率が上がることを期待したい。勝ち上がり馬の中でクラシックへ出走しそうな馬は、牡馬ではラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)を勝ったエピファネイアや、若葉Sで2着に入り皐月賞の優先出走権を手にしたクラウンレガーロ、萩Sを勝ったインパラトール、きさらぎ賞(GIII)で2着に入ったマズルファイヤー、コスモス賞を制し札幌2歳Sで2着に入ったラウンドワールドがいる。牝馬路線は現在のところレッドオーヴァルのみではあるが、上位人気が見込まれる逸材。1戦1勝馬もいるので、ダービーやオークスでは出走馬が増えてくると思われ、今後も注目していただきたい。 なお、2011年産の新馬戦が始まるまでの間、次週から特別編としてクラシックについて触れていきたいと思う。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。
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レジャー 2013年03月19日 11時45分
ハッシーの地方競馬セレクション(3/21)「第59回桜花賞(SI)」(浦和)
ボクシングも競馬も油断しているとやられますね。先週船橋競馬場でおこなわれたダイオライト記念(JpnII)ですが、スタートから果敢に逃げたオースミイチバンが逃げ切って、兵庫チャンピオンシップ(JpnII)以来の重賞2勝目を挙げました。いや〜絶妙な逃げでしたね。まずまずのスタートからじわじわと前へ行き、スーッと先頭に立つと、そこから今度はじわじわとペースを落とし、スタートして2ハロン通過してからの5ハロンは、69秒と超の付くスローペース。それからは12.4-11.9-11.9とペースを急激に上げ、後続に脚を使わせてしまう川島騎手の好騎乗。対照的に元日本バンダム級チャンピオンの岩佐亮祐ことハタノヴァンクール鞍上の四位騎手は、見事にその術中にハマって しまい、脚を使わされてクビ差届かず2着に敗れてしまいました。実力は1枚上の存在だっただけに、きっといつでも捕らえられると油断があったのでしょう。どんなに強いボクサーでも相手を格下だと思って油断してると、一発を食らうか判定負けしてしまいますよね。今回はまさにそんな感じの一戦でした。 本来水曜日のメインレースを予想している当コラムですが、いよいよ今週から南関東クラシックが始まるということで、予定を変更して南関東牝馬クラシック第一冠・桜花賞(SI)を予想させていただきます。今年最初のクラシックホースを目指し、笠松からの参戦2頭を含む11頭が出走します。桜の女王に輝くのはどの馬か。熱き女の闘いが繰り広げられます。 今年の桜の女王に輝くのはこの馬!メキメキと実力を付け、澄んだ瞳が魅力的な剛力彩芽こと◎(7)カイカヨソウです。相変わらず澄んだ瞳がキレイですね〜。それに二人(?)とも優等生な感じがそっくりです。そのお嬢様みたいな剛力彩芽ことカイカヨソウですが、これまで6戦5勝3着1回と出走馬の中で断然の実績を誇っています。唯一の敗戦も交流重賞の北海道2歳優駿(JpnIII)で、先着を許したのは中央馬2頭のみで、道営馬の中では最先着。この時シンガリ負けだったストーミングスターは、中央転厩後500万以下条件を勝ちOPクラスに上がり、5着だったジェネラルグランドも次走の全日本2歳優駿(JpnI)で中央馬相手に2着に入るなどレベルの高いレースでした。前走のユングフラウ 賞では、初の浦和競馬場、他馬より重い56Kgの斤量でありながら、5番手から徐々に押し上げていき、直線入り口では先頭に立つという危なげない走りを見せて勝利しました。ゴール前こそ物見をして2着馬に詰められましたが、それだけ余裕があったということ。今回は浦和を1度経験しているということと、斤量が全馬同じとプラスな面ばかりです。圧倒的な勝利で桜の女王になってもらいましょう。 対抗は終いが確実にキレる○(4)ケンブリッジナイスです。前走こそ中央の芝に挑戦して15着と大敗しましたが、芝が合わなかった為参考外。注目すべきは前々走の東京2歳優駿牝馬のレースぶり。それまでは中団や後方からの競馬で良績を残してきましたが、前々走は好位4番手からの競馬で2着と結果を残しました。今回は浦和競馬場で直線が短い上に何が何でも行きたい馬は1頭しかおらず、あまりペースは速くならないと予想されるだけに好位で競馬が出来たのは収穫。どんな位置からでも終いは確実に伸びてくる堅実な走りに期待します。 ▲は逃げたらしぶとい逃走女(10)デイジーギャルです。デイジーは〜逃げると超しぶといし〜、今回は何が何でも逃げたいやつがいないから〜、スタートからあげぽよでガンガン行けそうだし〜…ギャル語風になってますかね(苦笑)? ここからはまじめに(笑)。デイジーギャルは逃げるとしぶとく、全4勝はすべて逃げ切り勝ちでのもの。今回は何が何でもハナを切りたい馬が他にはいないので、単騎逃げが打てる今回は好戦必至です。 △は前走先行馬が潰れる中6着に粘り、叩き2走目で調子が上がってきた(9)シーギリヤガール。◎(7)カイカヨソウ○(4)ケンブリッジナイス▲(10)デイジーギャル△(9)シーギリヤガール買い目【馬単】3点(7)→(4)(10)(9)【3連単】6点(7)→(4)(10)(9)→(4)(10)(9)おまけ3月20日(水)「春分の日特別(A3B1選抜馬)」(浦和)◎(2)アールセピアカラ−○(11)ヴォルテックス▲(8)ドリームストライド△(10)ドラゴンキラリ買い目【馬単】5点(2)⇔(11)(8)(2)→(10)【3連単】4点(2)→(11)(8)→(11)(8)(10)※出馬表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代、大井競馬場で開かれた大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後、北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えもあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。顔は馬面。現在はフリー。
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レジャー 2013年03月18日 11時45分
【ドラマティックレビュー:阪神大賞典】格とスタミナの違いを見せたゴールドシップと隠れスーパーホース
先週は13日に行われた交流G2、ダイオライト記念で1.2倍と圧倒的に支持されたハタノヴァンクールが、伏兵オースミイチバンの先行策でまさかの2着。そんな、やや波乱の競馬のあとに控えていた阪神大賞典。去年はオルフェーヴルが逸走し2着に終わったレースでもあり、水曜日から今年もちょっとした事件が起きるのではないか、いやゴールドシップなら大丈夫かなどと迷ったりもしたが、終わってみれば圧倒的な勝ち方だった。 レース序盤はいつものポジションである最後方。2週目の3コーナーを過ぎたあたりから進出開始。5、6番手につけていたベールドインパクトは「待っていました」と言わんばかりに、ゴールドシップに合わせるようにラストスパート。最後の直線入り口あたりで先頭に並びかけるもベールドインパクトは徐々に失速。ゴールドシップが格の違い、そしてスタミナの違いを見せた1戦でもあった。オルフェーヴル、ジェンティルドンナと肩を並べる現役最強馬の一角と言えるゴールドシップ。現役超一流馬決定戦になるかもしれない宝塚記念までは、ゴールドシップを苦しめる馬はいないだろうと思えるほどの貫禄勝ちであった。 圧倒的な強さを見せたゴールドシップの影で、また別の強さを見せたのは11歳のスーパーオヤジホース、トウカイトリック。阪神大賞典の出走は今回で通算8回目。初めての阪神大賞典は2006年で、ディープインパクトの2着。ディープには負けても、「その息子たちには負けんぞ」と言わんばかりの走りで昨年のステイヤーズSでは久々の重賞勝利。前走の万葉Sでは10着に終わったが、今回は5着と9頭立てとはいえ見事な掲示板入り。レース終盤あたりはシンガリ。そこから5着まで巻き返したとなると、これは大健闘ではないだろうか。 順調に行けば、次走は天皇賞・春か。11歳という年齢を考えると、いつラストランになってもおかしくはない状況だが、「今回は大目標に向けた叩きだった、次はもっと前進がある」と期待するのは少々無茶な話だろうか。しかし、長距離戦にこだわり続ける隠れスーパーホースの活躍も楽しみにしながら天皇賞を待ちたい。〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。写真:2012年ステイヤーズS
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東京大賞典追い切り 久々の不安なしアンパサンド
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東京大賞典追い切り 動き上々ルースリンド
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有馬記念 佐藤藍子 善戦マン返上 ポップロックと心中よ
2007年12月22日 15時00分
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有馬記念(GI 中山芝2500m 23日)藤川京子 ウオッカがグランプリ制覇よ!
2007年12月22日 15時00分
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有馬記念(GI 中山芝2500m 23日)本紙・橋本はメイショウサムソン
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ラジオNIKKEI杯2歳S アベコーは素質上位のサブジェクトを指名
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