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【ドラマティックレビュー:阪神大賞典】格とスタミナの違いを見せたゴールドシップと隠れスーパーホース

 先週は13日に行われた交流G2、ダイオライト記念で1.2倍と圧倒的に支持されたハタノヴァンクールが、伏兵オースミイチバンの先行策でまさかの2着。そんな、やや波乱の競馬のあとに控えていた阪神大賞典。去年はオルフェーヴルが逸走し2着に終わったレースでもあり、水曜日から今年もちょっとした事件が起きるのではないか、いやゴールドシップなら大丈夫かなどと迷ったりもしたが、終わってみれば圧倒的な勝ち方だった。

 レース序盤はいつものポジションである最後方。2週目の3コーナーを過ぎたあたりから進出開始。5、6番手につけていたベールドインパクトは「待っていました」と言わんばかりに、ゴールドシップに合わせるようにラストスパート。最後の直線入り口あたりで先頭に並びかけるもベールドインパクトは徐々に失速。ゴールドシップが格の違い、そしてスタミナの違いを見せた1戦でもあった。オルフェーヴル、ジェンティルドンナと肩を並べる現役最強馬の一角と言えるゴールドシップ。現役超一流馬決定戦になるかもしれない宝塚記念までは、ゴールドシップを苦しめる馬はいないだろうと思えるほどの貫禄勝ちであった。

 圧倒的な強さを見せたゴールドシップの影で、また別の強さを見せたのは11歳のスーパーオヤジホース、トウカイトリック。阪神大賞典の出走は今回で通算8回目。初めての阪神大賞典は2006年で、ディープインパクトの2着。ディープには負けても、「その息子たちには負けんぞ」と言わんばかりの走りで昨年のステイヤーズSでは久々の重賞勝利。前走の万葉Sでは10着に終わったが、今回は5着と9頭立てとはいえ見事な掲示板入り。レース終盤あたりはシンガリ。そこから5着まで巻き返したとなると、これは大健闘ではないだろうか。

 順調に行けば、次走は天皇賞・春か。11歳という年齢を考えると、いつラストランになってもおかしくはない状況だが、「今回は大目標に向けた叩きだった、次はもっと前進がある」と期待するのは少々無茶な話だろうか。しかし、長距離戦にこだわり続ける隠れスーパーホースの活躍も楽しみにしながら天皇賞を待ちたい。

〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。

写真:2012年ステイヤーズS

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