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ラジオNIKKEI杯2歳S アベコーは素質上位のサブジェクトを指名

 2007年の中央競馬も残すところあと2日。ラス前の阪神競馬では、恒例の2歳重賞「第24回ラジオNIKKEI杯2歳S(JpnIII 芝2000m 22日)が行われる。近年はJpnI・朝日杯FS以上にクラシックに直結とするといわれる注目の一戦。先見の明が必要とされるなか、アベコーこと阿部幸太郎が白羽の矢を立てたのは!?
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
 さあ、今週は競馬ファンの夢が走るグランプリ有馬記念。ワクワクする気分というのは、何年たっても変わらないものですね。で、今週は有馬記念のイベントで、皆さまのそばまでお邪魔することになりました。
 ちなみに、21日の金曜日は、新橋にあるJRA関東広報コーナーで「有馬記念予想検討会」。入場無料。時間は午後6時から7時まで。小島友実さんと2人で楽しいトークショーにしたいと思います。プレゼントも用意。先着順で定員80名限定だそうです。また、23日(日)当日はウインズ後楽園で、午前11時40分からイベント。こちらは明日の紙面でご案内致します。
 さて、22(土)は阪神のメーン「ラジオNIKKEI杯2歳S」にスポット。距離が2000mということで、クラシック級の逸材が例年、顔をそろえてきます。3年前のアドマイヤジャパン。一昨年のアドマイヤムーンに昨年がヴィクトリー。この3頭は3着、2着で勝てませんでしたが、その後のクラシックでの活躍はいうまでもありません。

 今年も2歳を代表するような馬が参戦。新馬戦を追ったところなしで独走したサダムイダテン。また武豊騎手が絶賛のダノンイサオにフローテーション。これらが人気を集めそうですが、私の期待馬はサブジェクトです。
 前走の朝日杯FSはあまりにも不運でした。中山芝1600mでフルゲートの大外16番枠。騎乗した安藤勝騎手は最後方まで馬を下げてそこからインサイドにつけ、直線も内を狙おうとしたのですが、ビッシリと前が壁。割って入るスペースがないのです。仕方なく外側に行こうとすると、外にドリームガードナーがブロックする形で身動き取れず。結局、そんな間にゴール。まったく競馬になっていません。
 札幌2歳S2着。2走前の萩Sは出遅れながら、フローテーションと0秒1差の大接戦。前走の朝日杯FSを度外視すると、資質はここでも十分通用する逸材。中1週の出走ですが、長距離輸送の前走がプラス8kgの馬体。むしろ使った変わり身が期待できます。今回はペリエ騎手を迎えて魅力の距離2000m。チャンス到来です。

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