エンタノメガミとの併せ馬で追われ、5F61秒8、ラスト1Fも12秒7でまとめる好内容。「前半は無理をしていないのに、速い時計が出たのでびっくり。力をつけているし、久々を感じさせない動きでした」と、手綱を取った戸崎騎手は底知れぬ同馬のパワーを改めて感じ取った様子だった。
一方、池田師は「最後がどうしてもいっぱいになるし、まだピリッとしたところがないな」と厳しい採点をしたが、レース本番の1週前でのこういったやりとりは、東京ダービーの時も同じ。最後はきっちり帳尻を合わせ、見事に戴冠した。それだけに、今回も最終追い切りがポイントになる。
【最終追いVTR】大井競馬場で戸崎騎手が乗って単走。5F標からピッチを上げ、62秒1→48秒8→36秒2→12秒4を馬なりでマークした。動きはスムーズで、馬体に太め感もない。力を出せるデキに仕上がった。