元カレは、バリバリの体育会系でした。中学、高校で野球、大学でボクシングを始め、そのままプロになったほど。そういうこともあり、とんでもなくストイックな人でした。その性格は、ベッドの上でも如実に表れました。
夏の終わりのころ、彼の家に遊びに行き、夜一緒にベッドに入りました。まだ気温も高く、営みの途中にだいぶ汗をかいたんですね。いったん終わって、彼に「水が飲みたい」とお願いしました。すると彼が、「ダメだ」と言うんです。「水を飲まない方が神経が研ぎ澄まされるから」と。その方がエッチも気持ちいいと言うんです。少し休んでから、ボーッとしながらも2回戦が始まりました。
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彼は体育会系なだけに、プレイも激しくて…。私が騎乗位でモタモタしていると、「もっと腰振って!」と厳しい指導が入ります。お尻をパシッとたたかれたりもしました。すると一生懸命腰を振りながらも、暑さと水分を取っていないのとで、意識がもうろうとしてきました。「お水ちょうだい」と頼んだのですが、「研ぎ澄まされるから!」と一蹴。そこでついに、プツッと意識が途切れてしまいました。
目を覚ましたところで彼が「ほら飲みな」と、やっとお水をくれました。むさぼるように飲みました。あんなにお水をおいしいと感じたことは、今までありません。
写真・Aqua Mechanical