CLOSE
トップ > 社会 > 万博ロスのアフターケア ミャクミャク像や一部のパビリオン、移設

万博ロスのアフターケア ミャクミャク像や一部のパビリオン、移設

pic pic

Expo2025 大阪・関西万博の公式Xより

10月13日に閉幕した大阪・関西万博。一夜明けた14日、連日、大行列ができていた東ゲートは閑散としていたものの、ゲートの外には閉幕を惜しむファンの姿が見られたという。閉幕前から「万博ロス」というワードがSNSをにぎわせていたが、万博ファンはまだ「アフター万博」を楽しむことができるようだ。

今回の万博では公式キャラクターのミャクミャクが大人気になった。ミャクミャクのグッズを買うチャンスはまだある。公式グッズショップの販売期間は来年3月末まで延長され、大丸梅田店は11月から、あべのハルカス近鉄本店は10月下旬頃からショップのエリアを拡大。各ショップでは会場内限定だったグッズも販売され、サンリオは14日に公式グッズ新作を追加発表した。

また、万博会場の東ゲート、西ゲートに設置されていたミャクミャク像は来年2026年1~3月、大阪・吹田の万博公園に移設され、その後、大阪府内の観光地を巡回。さらに10月1日から大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)で「大阪・関西万博デザイン展」(19日まで、無料)を開催中。ミャクミャクがどのように生まれたかデザインの観点から紹介され、連日、行列ができる人気を集めている。

大人気を呼んだイタリア館の目玉展示だった「ファルネーゼのアトラス」を含む3点は、大阪市立美術館で特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」(10月25日~来年1月12日)で鑑賞できる。

一部のパビリオンは場所を変えて残ることが決まっており、オランダ館は淡路島に建物まるごと移設予定で、人材派遣のパソナが再利用。ルクセンブルク館は、建物は大阪府交野市の子育て施設として移築され、基礎部分はネスタリゾート神戸が再利用。ドバイ万博・日本館を再利用したウーマンズパビリオンは2027年、横浜・国際園芸博覧会に再々利用。アイルランド館の木材とブロンズを融合させたモニュメントは京都・知恩院に移設。ブルーオーシャン・ドームはモルディブへ移設される。

万博ロスを感じている人はこれらの場所を訪れてみるのもいいかもしれない。

関連記事

タグから探す


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグいま話題のキーワードはこちら!