山口敏太郎
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ミステリー 2015年09月01日 15時10分
UFO写真のフェイクとリアル、見極める視点とは?
8月30日、日曜日夜の人気番組「世界の果てまでイッテQ!」にてオカルト研究家・作家の山口敏太郎が珍獣ハンターイモトの持ち込んだ未確認飛行物体動画を鑑定した模様が報道された。容易に肯定したりはせず、事実と照らしあわせて総合的に本物のUFOかたまたまそう見えただけかを判断する視点がオカルト研究には必要であることを改めて伝える内容となったのではないかと思われる。 このように、巷にあふれるUFOの写真や動画については典型的なUFOの形をしているからといって、安易にUFOが地球に飛来している証拠だと断定できるとは限らない。 こちらの写真は1945年6月にアメリカで撮影された写真である。写真に映っているのは当時アメリカ海軍に所属していたジャック・レモンド氏。彼の乗る馬のたてがみの辺りに、帽子型でアンテナらしきものが上に飛び出しているのが判る典型的なUFOの姿が映っていることが判る。 この写真はフェイクの痕跡もなく、長らく本物のUFOが撮影された写真であると言われてきたが、実はこれはオリジナルの写真をトリミングしたものなのである。オリジナルの写真を見ると馬のしっぽの辺り、写真の奥に電信柱が立っていることが判る。実は当時、アメリカでは電線から直接吊り下げるタイプの街灯が存在していた。当時の写真技術では明るい空の下では細い電線が飛んでしまって写り込まなかったため、UFOそっくりの形状をした吊り下げ街灯だけが宙に浮かんでいるように見えてしまったのではないだろうか。 しかし、中にはこれとそっくり同じ状況ながら説明がつかない写真も存在する。1932年にイギリスのサットンで撮影された、男性の上空にUFOらしき物体が浮かんでいる写真なのだが、UFOらしき物体はかなり上空に浮かんでいる上に周囲に電信柱や電線など、支えになるような物も存在していない。 果たして、この写真に写り込んだものは本物のUFOだったのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月29日 16時39分
これが本物の幽霊? 「茶色の夫人」写真の謎!
先日、イギリスの超常現象番組が幽霊が出ることで有名なタッドベリー上にて検証番組を撮影していたところ、本当に幽霊のものではないかと思われる謎の人影がカメラに写ってしまい、騒動となった。 タッドベリー城は処刑されたスコットランドの女王メアリー・スチュアートが幽閉されていた場所で、様々な幽霊が出る心霊スポットとして広く知られていた。特に甲冑姿の幽霊「キーパー」が有名だったのだが、正にその幽霊を探しに行こうとしていた調査班の目の前に、不可解な影が現れたのだ。カメラや照明の位置、その時の取材陣の立っていた場所からすると幽霊のような影として映り込む対象もなく、本物の幽霊の姿が撮影されたのでは!? と注目されたのだ。 イギリスではこのように幽霊が出るとされる城や屋敷が古来から多く残っており、何百年もたった現在でも幽霊が目撃される場所も数多い。 有名なものがイギリスのノーフォーク州にあるレインハム・ホールだ。ここには「茶色の夫人」という女性の幽霊が出ると言われている。この幽霊はレインハム・ホールの主人であったチャールズ・タウンゼント氏の第二夫人だった人物ドロシー・ウォルポールだとされている。茶色の夫人、というのは幽霊が来ているドレスが茶色をしている事に由来する。彼女は政略結婚で嫁いできたのだが、浮気を咎められて屋敷の一室に幽閉され、亡くなったと言われている。一説には階段から突き落とされて首の骨を折ったのが死因ともされている。 彼女の幽霊は彼女が亡くなった直後、1700年代から目撃されていたのだが、1936年に決定的な写真が撮影されることとなる。それが、この写真だ。 階段の中程を降りてくるぼんやりとした白い影。これは1936年9月19日に写真家のプロヴァンド氏が撮影、イギリスの雑誌にて公開されたものである。この時彼は助手と一緒にレインハム・ホールを訪れていたのだが、助手が階段の方を見て非常に怯えた様子を見せたため、すかさずカメラを向けたところこのような写真がとれてしまったのだという。後に、この写真は第三者の鑑定を受けたが二重露出やトリックなどの痕跡を発見することはできなかったとされている。 ちなみに、この心霊写真が撮影された階段こそ「茶色の夫人」が突き落とされ、亡くなった場所だとされている。 未だに本物の心霊写真との呼び声が高いこの写真、あなたはどのような印象を受けるだろうか?文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月26日 12時30分
茶色いUFOのなかに謎の宇宙人? コロラド州のUFO
この写真は1929年4月にアメリカのコロラド州にて撮影されたものである。 かなり古い写真なので一部がかすれて消えてしまっている部分もあるが、開けた所に材木が山と積まれているのが判る。その前には何台かの重機や作業している人の姿も見て取れる。だが、その上空に奇妙な物体が飛んでいるのだ。一部傷が付いて判別不可の所もあるが、楕円形でライトらしきものが並んでいることがよく分かる。 この写真については、撮影したエドワード・ プライン氏という人物の娘であるヘティー・プライン氏が詳しい証言を残している。彼女の一家は当時コロラド州ワードに住んでおり、この写真も彼女の父親が仕事の一環で複数の製材所に赴いて撮影したうちの一枚だという。彼女の父がある製材所で撮影していた時、雷のような轟音が響き渡り、玉石のような丸いものが上空を飛んで行くのが見えたという。この写真はその一瞬を見事にとらえた一枚だったのだ。 ちなみに、轟音とともに現れたこの飛行物体を目撃したのは彼女の父だけであったが、当時製材所で働いていた作業員達はみな彼女の父と同じく轟音を耳にし、地面が揺れていたと証言していたという。 さて、同じ1929年7月にオレゴン州にて、茶色いUFOの目撃証言が報告されている。このケースでは透明な窓から中に2人の人間らしき人影が見えた、とも語られている。もしかすると、写真のUFOの下部に見えたライトのような箇所は一列に並んだ窓だったのかもしれない。 もっとも、この7月に目撃されたUFOの事例では、4月の目撃証言にあった轟音などが確認されていないため、全く無関係な別のUFO目撃事件ではないかとする見方もある。 果たして、1929年に目撃されたUFOの正体は何だったのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月22日 17時33分
ロシアの魔獣伝説は本当だった? ハイール湖に現れた謎の怪獣!
広大な国土を持つロシアだが、その国土の4割がツンドラやタイガなど普段は人が住まず、また立ち入ることもあまりない地帯が広がっている。 そのため手つかずの自然が多く残っているからだろうか、ロシア発の未確認生物の情報は多い。有名なところではシベリアの獣人アルマスや今も生きているのではないかと考えられているマンモスなどが挙げられる。このようにロシアの、シベリアに生息しているとみられる未確認生物に関しては実在の可能性がかなり高いと噂されているものが多い。 1964年、ロシア極東の北に位置するヤクート地方(当時はソ連だったが、現在ではサハ共和国にあたる地域)にモスクワ大学の地質学者らが鉱物資源や地質の調査のためにハイール湖を訪れた時のこと。学者らの前に湖の中から巨大な生物が現れ、巨大な足で湖畔に這い上がると近くに生えていた植物を食べ始めたのだという。 初めは懐疑的に思われていたこの目撃証言だったが、目撃者が仲間を連れて再度ハイール湖を訪れたところ、巨大生物は再び彼らの前に姿を現した。 この時は水しぶきを上げながら水上に頭部から背中にかけて姿を現し、巨大な尾も確認できたという。 全長はおよそ15メートル、胴体は黒く、長い首の先に小さめの頭がついていたという。特徴的なのは背中に立った背びれ状の突起である。全体的にみると、恐竜のアパトサウルスなどの雷竜類に似た外見と言える。首から尾の方まで続く特徴的な背びれについては、かつて南米に生息していたアマルガサウルスを彷彿とさせるが、普段は水中で生活しているように思われるため、プレシオサウルスのような首長竜に近い存在かもしれない。 ちなみに、このハイール湖周辺には漁師を飲み込んでしまうというシュカーヴィクという巨大な魔物の伝説が残っていた。 学者を含む多くの人々が目撃した謎の生物という事で、ロシアでは伝説の生物が姿を現したのか? と騒動になり、目撃証言やスケッチを掲載した新聞報道もなされた。 惜しむらくは、これだけ詳細な目撃証言が残っているにも関わらず、現在ではハイール湖の怪獣はほとんど目撃されておらず、続報もないという事である。 もしかすると、今改めて調査すると当時ではわからなかった新たな事実が出てくるのかもしれない!?文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月18日 15時30分
爬虫類人間は人間と宇宙人のハイブリット生物だった!?
先日、未確認生物に関するあるニュースが全米で話題になった。 「サウスカロライナ州に伝説の未確認生物、リザードマンが再び姿を現した!?」というものだ。 とある日曜日のこと、サウスカロライナ州に住む女性が教会へ向かう途中に、奇妙な人型の生物を目撃。その姿が現地で昔から噂されている未確認生物、リザードマンに酷似していたため、慌てて写真を撮影したのだという。そこには灰色の肌にかぎ爪の生えた手足、長い尻尾に赤く光る目をした伝説のリザードマンの特徴を備えた人型生物の姿が写っていたのである…が、写真に写っていたリザードマンらしき姿はどう見ても着ぐるみにしか思えない露骨な代物である。さすがに現地でもフェイクではないかとする意見が出ているが、この写真を撮影した女性をはじめ「再びリザードマンが人々の前に姿を現したのだ」と信じている人は多いという。 リザードマンはこのサウスカロライナ州にて 1988年に目撃された非常に凶暴な未確認生物だ。ビショップヒル近隣にスケープオレ沼という沼地があるのだが、ある青年が車で帰宅途中に沼から現れた身長2メートル、赤く光る目をした人型の生物の襲撃を受けたのだ。車にはかぎ爪でつけられたものと見られる奇妙な傷が多く残されていたという。 その後もリザードマンは定期的にこの地に姿を現しており、今年の5月にリザードマンらしき姿が目撃され、動画にも撮影されるという事件が起きていたため、現地ではリザードマンの再来として話題になっているのだ。 アメリカにはリザードマン以外にも爬虫類型人間とでもいうべき謎の人型未確認生物が各所で目撃されている。有名なところでは1958年にカリフォルニア州で目撃されたカエル人間、1960年代から目撃が頻発しているルイジアナ州のハニースワンプモンスター等がそうだ。 さらにさかのぼると、古代のシュメール神話には「アヌンナキ」という宇宙人の記述が出てくる。リザードマンをはじめとする爬虫類型人間(レプティリアン)はアヌンナキ人と人間の遺伝子を組み合わせた人工生物の子孫である、と推測するものもいる。 アメリカ各地の沼地で未だに目撃され続けている爬虫類型人間ともいうべき謎の人型未確認生物の目撃情報は、これからも増えていくのかもしれない?写真:古代シュメールの印章に描かれた「アヌンナキ」。中央に人間ではない謎の生物が確認できる。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月15日 15時30分
使用注意!? 呪いの「ブードゥー人形」の秘密とは?
これまで山口敏太郎事務所はさまざまな呪いに関するグッズをさまざま紹介してきた。 今回、ご紹介するのは「呪いの人形」のなかでもっとも有名かつ、恐ろしいとされる「ブードゥー人形(ヴードゥー人形)」である。 「呪いたい人物の魂を人形に宿し、人形の胸や腕を針で突き刺すとその人物は苦しみ出す…」というブードゥーの呪い話はオカルトに興味のない人も一度はどこかで小耳に挟んだことがあるかと思う。 ブードゥー人形を使う宗教である「ブードゥー教」とは主に西アフリカをメインにカリブ諸島、アメリカの南部で信仰されている民間宗教であり信者は世界中で約5千万人を超えるという。アフリカが中心であるはずの宗教が遠方であるアメリカまで布教している背景にはアメリカによる奴隷貿易の存在があったためで、一時期アメリカではブードゥー教は「奴隷の宗教」と目され弾圧され続けるという暗い過去があった。 いまや映画の題材をはじめとして世界的に知名度がある「生きた死人」=「ゾンビ」もルーツはブードゥー教にあるとされており、ブードゥー人形もゾンビと同じく非常に忌み嫌われた存在であった。ブードゥー人形の呪いはいわゆる黒魔術の一種で目的が現実の人間に危害を加える呪いのため長らくタブー視されてきた。しかしながら、近年ではブードゥー人形自体の知名度もあがっており近年ではなんと海外で「お土産」として販売している人形もあるという。なかにはピンクやブルーなどカラフルなものから、既存のキャラクターをモデルにした公式グッズも発売されており、そのバリエーションは多岐にわたっており、ゾンビと同じく今や世界的なキャラクターとして愛されている側面もある。 恐ろしい呪いのグッズがみんなから愛されるファンシーグッズへ…これこそが21世紀の「呪い」のトレンドなのかもしれない?写真:お台場「山口敏太郎の妖怪博物館」に所蔵してある「ブードゥー人形」(海外のお土産品)文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年08月11日 15時30分
一つ目の怪人「サイクロプス」は実在した? 人食い怪物「バンイップ」伝説
1847年、オーストラリアのニューサウスウェールズ州マランビジー川にて、奇妙な生物の頭骨が発掘されて話題となった。 縦に長く、上顎は極端に短く下顎が長くしゃくれている。額には大きな眼窩らしき大穴がぽっかりと開いており、一つ目の怪物か何かのようにも見える。 折しも同年には近隣で奇妙な生物の姿を見たり、奇怪な鳴き声を聞いたとの証言が相次ぎ、現地では伝説の人食いの怪物「バンイップ」の骨が見つかったと同時に再び姿を表したとして一種のパニック状態に陥ったという。 バンイップはオーストラリアの先住民族、アボリジニの伝説に登場する川や沼などの水辺に住むという精霊に近い怪物だ。自分の住処や縄張りを荒らされると襲いかかってくると考えられていたため、アボリジニたちは水辺にあまり近寄らないよう気をつけていたという。 バンイップの目撃証言が多数寄せられているのはオーストラリア大陸北東のニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州。特にジョージ湖やバサースト湖にて多発している。体長は1〜2メートルほど、姿形は目撃証言によって異なるが「馬ないしはブルドッグに似た頭部を持ち、毛深く四本のヒレで行動する」というものが一般的だ。なお、この容姿は1977年にニューサウスウェールズ州のマグガイア川付近で目撃されたバンイップとされる生物の姿を元にしている。 しかし、1847年に発見された謎の生物の頭骨は、どう見ても馬や犬のようには見えない。ましてや、バンイップにはもともと一つ目である等の伝説や目撃証言も存在しない。はたして、この奇妙な頭骨は本当にバンイップのものだったのだろうか? 実は、一つ目の生物に見えてしまう頭骨をもつ生物にゾウがいる。かつて、マストドンなどの巨大なゾウの頭骨を発見した昔の人々は、これぞ神話の単眼巨人サイクロプスの頭骨だと勘違いしたのである。オーストラリア大陸にもかつて小型種であるオーストラリアゾウが生息していたが、アボリジニの流入により数を減らし、絶滅に至った。恐らく1847年に発掘された謎の頭骨は、このオーストラリアゾウの奇形のものだったのではないかとみられている。 しかし、実はもう一つ別の「バンイップの頭骨」とされる別の骨があるのだ。これは上部に大きな一つの眼窩らしきくぼみと、すぼまった口のような凹み、そのすぐ下に出っ張った顎のような部位があるというものだ。この骨の詳細については現在でも判明していない。果たしてこの骨は何なのか? もし、このような生物が存在していたとしたら、一体どのような外見になったのだろうか? 謎が尽きない頭骨である。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月04日 15時00分
あの学校の怪談は実在した!? 実際の人骨を使用した標本!
学校の怪談などで「理科室の骨格標本が動く」という話を聞いたことがある人もいるだろう。学校の理科室にある骨格標本は、実は墓場から出た人骨であり、未だに生前の恨みから動き出す…というものだ。もしかすると「自分の学校にもその怪談があった」という人もいるかもしれない。 だが、そんな骨格標本が実在したとしたら、貴方はどう思うだろうか。 通常、学校などに保管されている骨格標本はプラスチック製のものがほとんどであるがなかには都市伝説のような話であるが「本物の人骨」を用いた標本も実在しているという。 2014年、こんな騒ぎがあった。ルーマニアの某学校の教室にて50年間置かれていた教材の全身骨格標本が、かつて同学校に在籍していた 校長先生のものであったということが判明。この教師は非常に教育熱心ないい先生であり、自分の遺骨を教材にしてほしいとの遺言により標本になり、寄贈されたのだという。この話が大きくなり、ルーマニアの保健当局が一時的に標本を押収して検査する自体になったが、衛生的に問題も無かったために再び学校に戻されたという。怖いながらも心温まる話である。 今回ご紹介している写真は作家でありオカルト研究家でもある山口敏太郎氏が、この度ある人物より手に入れた頭蓋骨である。これはある施設にてごく普通の骨格標本として用いられていたものなのだが、なんと実は本物の女性の骨を使用したものだったという。なお、ルーマニアの学校の骨格と同じように防腐処理などの保管に必要な措置はきちんと行われているとのことだ。 山口敏太郎所有の人骨標本は今夏、お台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」へ展示される予定だ。 ルーマニアの標本は教育熱心で生徒思いの先生の思いがこもったものだったが、果たしてこの骨格標本にはどのような思いが宿っているのだろうか…? 是非その目でご覧いただきたい。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2015年08月01日 17時30分
正体はいったい? 夏の「お化け屋敷」で本物の幽霊が撮影される!?
こちらの写真は現在、岐阜県岐阜市で開催されているお化け屋敷『恐怖の細道』のオープニングイベントで撮影された1枚である。 『恐怖の細道』の入口前に女性2名、男性2名のグループの計4名の男女が並んでいる(真ん中の男性は本お化け屋敷のプロデューサーの作家・山口敏太郎氏である)。この写真であるが一点、不可解な点があるのに皆さんお気づきだろうか。一番右端の男性の右腕にご注目いただきたい。 さきほど4名の男女とご紹介したのだが、彼の腕の後ろに謎の腕が確認できるだろうか。 男性の肩から伸びているもう1本の腕は異様に細くそして不気味極まりなく、見ようによっては男性の右腕からもう一本別の腕が生えてしまっているかのようである。 普通に考えれば男性の後ろにもう一名別のスタッフが写りこんだ、とも考えられるが撮影者いわく現場には写真に写っている4人しかその場にはいなかったと語っており写真を撮影した翌日に、はじめて謎の腕の存在に気がついたという。 山口敏太郎事務所はこの腕の正体について占い師であり霊能力者の菊実仔女史に鑑定してもらった。その結果、非常に興味深い事実が明らかとなった。 「私の見立てではこの腕の持ち主はやはり霊界の住人の可能性が高いです。私が霊視しました処、水辺が見えたのですが、この近くに川などはないでしょうか? もしもあるのならこの川から霊達が引っ張られてきています。ですので、最大の原因は川です。このお化け屋敷で何かがあるとか、何かがあったとかではなく、お化け屋敷とは霊的な波動(エネルギー)が出る場所ですので霊達がお化け屋敷に引き寄せられてしまうのです」 とのことであった。菊実仔女史は「近くに川がある」と鑑定しているのだが事実、お化け屋敷の近くには「長良川」という川が流れている。長良川は1976年に多数の死者や行方不明者を出した俗に「9.12水害」と呼ばれる大洪水が発生し一時期、お化け屋敷の運営している柳ケ瀬もかつて大打撃を受けていたという。 それでは、この腕の正体は洪水で亡くなった人の腕なのだろうか? 菊実仔女史は続けてこう鑑定する。 「何故、この男性に霊が写ってしまったかと申し上げますと、この男性と霊の男性は幼少期に何か同じような体験をしている。と言う事が共通点になっていて、その体験が二人を結びつけたと思うのです。それが霊を引き付けた原因かと思います」 また、これは後日判明したのだがこの写真の男性は大の釣り好きで、毎週自宅近くの川まで釣りにでかけるほどであるという。釣りが直接霊を呼び寄せたとはにわかには考えづらいがあまりに奇怪なシンクロニシティだったため記載する。 果たして男性の後ろの腕は水害で亡くなった生霊なのか? それともただの偶然だったのだろうか…? 文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年07月28日 15時00分
知られざる「ビッグフット」の生体! 逆襲の「ビッグフット軍団」とは?
アメリカやカナダの山岳地帯に現れるとされる有名な獣人型UMA、ビッグフット。 日本でも知られた有名なUMAであり、こちらを一度振り返って森のなかへ消えていく「パターソン・ギムリン・フィルム」の動画ないしは写真を見たことがある人も多いだろう。 ビッグフットは体長2〜3メートル、直立二足歩行する毛むくじゃらの類人猿という姿をしている。名前は巨体を支える大きな足に由来する。現在まで二○○○件以上の目撃証言があり、古くは1800年代にもさかのぼるという伝統的なアメリカのUMAだ。 威圧感を与える姿から恐ろしい怪物を連想しがちだが、臆病なのかあまり人間に近づいてこようとはせず、人間と出会った場合でもせいぜい威嚇程度しか行わないため、比較的温厚な性格をしていると言われている。 しかし、中にはビッグフットの集団に襲われた!? という事件も存在するのだ。 事件が起きたのは1924年7月、アメリカはワシントン州エープキャニオンでのこと。近くの炭鉱にて働いていた鉱夫フレッド・ベック氏は、山中でビッグフットに遭遇。慌てた彼は携帯していた銃をビッグフットに向けて発砲、三発の銃弾を浴びたビッグフットはその場に倒れ、動かなくなった。 彼はビッグフットを射殺してしまったのである。 彼はその後、仲間の鉱夫たちが寝泊まりしていた山小屋に帰り着いたが、夜になって小屋に大きな石が次々と投げつけられた。小屋の外には毛むくじゃらの怪物が動いているのが判る。殺された仲間の仇討ちか、複数のビッグフットが小屋を襲撃してきたのである! ビッグフットたちは大きな石や丸太で小屋を壊そうとしたそうで、慌てた鉱夫たちが銃で応戦したもののビッグフットは怯むこともなく、夜が開けるまで襲撃を続けていたという。 この話は当時の新聞にも掲載されるなど、大きく報道された。事件現場ともなった問題の小屋は1960年代になって焼失してしまい、長らくその正確な位置が解らなくなっていた。 しかし、2013年にワシントンの超常現象調査グループの調査により、おおよその場所が判明することとなった。調査グループは現地でスプーンや釘などを発見している。 調査が進めば、ビッグフット遭遇事件の現場や当時の痕跡が出てくるのかもしれない。写真:1924年のビッグフット襲撃事件が掲載された新聞文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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