山口敏太郎
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ミステリー 2016年02月27日 15時48分
衝突事故で散ったUMA! あなたは「ネッキー」を知っていますか?
2月6日、伊東港(静岡県伊東市)から岡田港(東京都大島町)へ向かう定期高速船がクジラと衝突、漂流するという事故が起きた。クジラと船舶の衝突事故は世界中で何件も起きているものだが、中には「謎の生物と衝突した」という奇妙な事件も起きているのだ。 1899年のこと、アメリカ合衆国ニューヨーク州のセネカ湖にて、湖を航行中だった遊覧船「オリティアニ号」が湖を泳ぐ謎の巨大生物と遭遇。巨大生物は多くの観光客や船員らに目撃されながら次第に遊覧船の方に近づき、ついには衝突してしまったのである。 その時の衝撃のせいか、生物は船のそばで動かなくなってしまった。一時的に気を失ったのか、それとも衝突のショックで死亡してしまったのかは解らないが、船長は船のそばに浮かんだままの生物の回収を船員に命令。船員もロープを生物の体にかけたのだが、重みでうまく引き上げられず、最終的には巨大生物の姿はセネカ湖の底へと沈んでいってしまったのだという。 このセネカ湖には昔から巨大生物が生息しているという伝説があり、ネイティブアメリカン達も古くからその存在を知っていたという。 現在では「ネッキー」いう名前で呼ばれているこの未確認生物は、今も多くの人に実在を信じられているものでもある。1899年の衝突事件の際にかなり細部まで姿を観察されていたこと、その後もたびたび姿が確認されていることなどがその理由だ。体長はおよそ7メートル、全体は細長く上下にくねるように泳いでいたという。 また、衝突事件の際に近くでネッキーの姿を確認した人によれば、ネッキーの大きな口の中には鮫のような鋭い歯が並んでいたと言うことから、ネッキーの正体を絶滅した古代のクジラ、ゼウグロドンなのではないかとする説もある。 ちなみにこのネッキーの姿をとらえたとする動画が2011年に撮影されており、また地元の有志によるネッキー情報のFacebookアカウントも作成されている。 もしかすると近い将来、ネッキーの姿が明らかになる日も近いのかもしれない。 Lake Monster Videohttps://www.youtube.com/watch?v=0U_yVesZKp0Seneca Lake Monsterhttps://www.facebook.com/senecalakemonster/ 文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月23日 17時00分
灰皿型のUFO出現!? 失われた原版写真の謎
1965年8月3日、カリフォルニア州のオレンジ郡の高速道路検査官であったレックス・ヘフリン氏は 仕事で移動中、高速道路管理局との無線連絡に異常を確認。送受信状態になっているにもかかわらず、作動している様子が見えなかったため、不審に思っていると上空に奇妙な物体が浮遊しているのを発見した。それはつばのある帽子や伏せた金属製の灰皿のような形状をしていた。 彼はパトロールで使用するポラロイドカメラを持参していたため、すかさずこの物体を撮影。UFOはやがて北東に向かって50メートルほどの高度を保ちながら水平にゆっくりと移動していき、やがて煙の輪のようなものを残し、急上昇して去っていったという。 UFOは飛行中は常に底部中央から光線を放射しており、時折姿勢を直すような挙動を見せていたという。また、最後に残された煙の輪は青い色をしており、30秒ほど空に停滞していたという。 これらの写真は当時のものとしてはかなり鮮明に撮影されたものでもあったため、一般のメディアから米軍のUFO調査機関「プロジェクト・ブルーブック」の調査対象ともなった。 しかし、この写真のオリジナルは空軍の調査のために一度貸し出し、ヘフリン氏のもとに返却された数時間後、同じく空軍から来たと語る別の人物によって持ち去られ、以降は紛失してしまったという。よって現在我々が確認できる写真は、調査で複製されたものとなっている。 よくUFOを目撃したり写真を撮影すると、謎の人物、MIB(メン・イン・ブラック)がやってきて証拠隠滅に動く、という話があるが、果たして彼の前に現れた人物もMIBだったのであろうか? 実は後年の画像分析によって、ヘフリン氏が撮影したUFOに紐が付いている事が確認、トリック写真であることが判明した。そのため現在では、フェイク写真を作成してみたところ 話が大事になってしまったため、慌てて本人がオリジナル写真を処分して疑惑が向くのを回避しようとしたのではないかと見られている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月20日 16時07分
魚群探知機がとらえた謎の巨大生物! 太古の恐竜がアラスカ沖に生きていた!?
1969年4月、ノルウェーの漁船マイラーク号が北米アラスカ沖、ラズベリー島付近を航行中に撮影したある画像が世界を驚かせた。 撮影といっても写真ではなく、魚群探査などで使用される断面式のソナーだった。そのソナーが捉えたもののシルエットは、長い首と尾にヒレ状の小さな手足…そう、正しく古代の海に生きていたプレシオサウルスのような姿だったのである。 この画像は機器によって海の未確認生物が確認された好例として、今でも見ることのできる代表的なものだ。 長らく語り継がれてきた海の怪物のシーサーペントか、いや古代生物の生き残りを捉えたものかと、この画像の詳細については諸説が入り乱れている。また、対象が写真などではなくソナーで確認されたという点からも、「その場にあった何ものか」を捉えた物であることは間違いないとしてあまりフェイク説の出てこないものでもある。 この写り込んでしまった生物については、アラスカで時折目撃されているカクラトなるUMAではないかとする説が強い。カクラトとは現地の言葉で「野獣のセイウチ」という意味があり、昔からセイウチに似ているがずっと凶暴な、また別種の生物が目撃されていたという話があるのだ。 北極地方の海に住むとされる未確認生物のため、目撃証言も乏しかったカクラトだが、2008年の7月にそれらしき生物の死骸が海岸に漂着して話題となった。場所はアラスカ州ヌニバク島メコリュクの海岸で、全体がピンク色の滑らかな肌に覆われているという特徴があった。UMAがおよそ目立たない黒や茶、褐色の肌や毛皮を持っているのに比べると、なんとも鮮やかな体色である。残念ながらこの漂着死体はサンプルを採取する間もなく、再び流されるなどして無くなってしまったという。 ソナーの画像も漂着死体も、今でも画像で確認することは可能である。冷たい海の中には、未だ知られていない謎の生物が息づいているのかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月16日 16時00分
空に光る巨大な円盤の正体は!? 1960年ミネアポリス上空に出現したUFO
先日リアルライブにてCIAが公開したUFO資料「プロジェクト・ブルーブック」のレポートについて紹介させていただいた。CIAが公開した資料の中には実在性がかなり高いとされているUFO写真も複数挙げられていた。 そのうちの一枚がこちら。1960年10月20日アメリカのミネソタ州ミネアポリスにて撮影されたもので、白黒であるが空に大きな白い円盤状の物体が浮遊しているのが解る。 この写真は真昼の空でも確認できるほど大きな発光物体を捉えた写真として紹介されることも多いものである。写真をよく見ると物体の前に樹木の枝や建物らしきものが存在していることが解るため、一概にフェイクとは考えづらい。そのため、この写真は長らく本物のUFOを捉えた写真ではないかと見られており、真偽について議論がなされているものでもある。 さて、この写真は実は連続写真のうちの一枚であり、通しで見ると画面の左から右へゆっくりと横切るような動きを見せている。また、この写真が撮られた現場の近くでは、当時火災があったとの記録があるという。 よくUFOに間違われる自然現象で、煙がリング状に停滞するというものがある。爆発や火災などで生じた上昇気流によって形成されるものなのだが、リングを形成できない場合は真ん中が開かない、中途半端な薄い円盤状の形をとる事がある。 このUFOもよく見てみると白い円盤部分にムラがあることが解るため、自然現象によって生じたものを捉えた写真ではないかと考えられるのだ。 未だに諸説あり真相究明の待たれるこのUFO写真。あなたはどう思う?※写真は1960年に撮影されたUFOの写真文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月13日 16時00分
「獣人」は本当にいるのか? スペインの未確認生物「バサジュアン」
先日、スペインで撮影されたある動画が世界中で話題を呼んだ。 スペイン国内のスキー場で撮影された動画なのだが、雪の斜面で木々の間から白い毛に覆われた大きな生物が姿を現すシーンが一瞬だけ映り込んでいるというものだ。映像を拡大してみると生物は二足歩行していることがわかるため、これはビッグフットに近い獣人が写り込んだものではないか? として話題になったのである。 アメリカのビッグフットやヒマラヤの雪男など、世界各地に獣人型UMAの目撃証言は存在する。欧州でも伝説上の存在として毛むくじゃらの獣人の話が伝わっているが、やはり前述の有名所と比較すると実在性が低いと見られているものが多い。しかし、スペインにはかつて獣人型UMAの目撃証言が存在していたのだ! その名はバサジュアン。初めて目撃されたのは1968年で、スペインのバルセロナ郊外にて高速道路を横断しているところを目撃されている。1993年にはピレネー山脈に存在する教会の廃墟周辺で目撃が相次ぎ、2011年にはピレネー山脈を撮影した写真にバサジュアンらしき人型生物の姿が映り込んだとして注目を集めた。 バサジュアンの存在は15世紀には知られていたようで、伝説では人間と獣の中間のような存在で、洞窟の中に住んでいるという。目撃例によれば身長は1.5〜2メートル程度、全身が毛に覆われ長い鬣を持っている。怒った猫のような声を上げて俊敏な動きで逃げていったという話もある。 果たして、今回の動画に映ってしまったのは伝説のバサジュアンなのだろうか? 問題の動画が撮影されたスキーリゾートの経営陣は、客の不安を解消するためリゾート近郊の一体を捜索したが、動画のような生物は見当たらなかったため、心配する必要はないとしている。※写真はオーストラリアに住むとされる獣人「ヨーウィー」のイラスト文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月09日 15時00分
UFOの謎を解く鍵? コンゴでUFOの設計図が作られた?
先週、山口敏太郎事務所はリアルライブにてCIAが公開したUFO資料について紹介させていただいた。 読者の中にも公開PDF資料に目を通してみた人もいるのではないだろうか。 その公開資料の中に、奇妙な図が添えられた資料が存在する。 これは1952年にベルギー領コンゴのウラン鉱山近くを飛行していたUFOの設計図だというのだ。 1952年の7月中旬から8月にかけて、現地の複数の人々が激しく発光し、猛スピードで空を水平に飛んで行くディスク状の物体を目撃している。このコンゴでの目撃例の興味深い所は、いずれの事例でも目撃者が複数おり、それぞれの証言に矛盾が見られないこと。また、目撃した物体が似通っていることなどがあげられる。 8月2日に5人の人間が目撃した事例によれば、ディスクないしはボール状をしており、エッジや中央付近に赤い光が見えたという。その物体は20秒ほど空に停滞していたが、やがて南東から北西の空へ猛スピードで飛んでいってしまったという。 現地の小さな飛行場の司令官は、正体不明の戦闘機かもしれないと考え、飛行物体の調査を行ったという。目撃者らの証言を総合すると、円盤投げのディスクに似た形状で直径12〜15メートル。内部に燃える火のようなコアが確認でき、中央や周辺に開口部があり、アルミニウムに似た金属でできているように見えたという。これらの特徴と普通の飛行機とは全く違う飛行形態などから、司令官はこの物体は有人ではなく無人機ではないかと考えたようだ。 彼の調査などを元に考えられたUFOの設計図が、この調査資料の図なのである。 1952年は他にも多くのUFO目撃事件が多発した年でもあった。もしかすると、数多くの目撃証言の中に「本物」も紛れていたのかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月06日 16時00分
危ない! 蒸気機関車の前に人間が!? 正体は事故の被害者か?
怪談や怖い噂、都市伝説として聞かれる話に「自殺者を呼ぶ踏切」というものがある。 ある踏切や駅のホーム、ある路線は人身事故が非常に多く、まるで死神でもいるようだと思われるほどなので、このような噂がたったというものだ。場所は明記しないが、具体的な駅名や路線名を聞いた事のある人もいるだろう。あくまで噂でしかないものであるが、この駅や路線、踏切で写真を撮ると高確率で心霊写真が撮れてしまう、という噂もある。 今回紹介する写真は、まさにその噂が現実となったかのような写真である。 海外のかなり古い写真の中央には蒸気機関車が写っている。しかし、その車両の前に立ちふさがるようにして、一人の人間の姿が写っているのだ。 線路をまたぐような姿で機関車の前に立つ男は半透明で、所々姿も不明瞭であるが、チェックのシャツを着たまだ若い白人男性である事が見て取れる。果たして彼の正体は何なのだろうか? この写真が撮影された時、この男性の姿はこの場に無かったとされている。また、この近くでかつて列車による人身事故があったそうで、腐乱死体が線路の近くから発見されたとも言われている。すると、この写真の主はこの機関車との接触事故で亡くなった被害者のものだったのだろうか? 一方で、あまりにもはっきりと姿が写りすぎているため、この心霊写真はフェイクではないかとする説もある。二重露光やカメラの前を男性が一瞬立ち止まって横切るなど、簡単な方法で再現可能だといわれてもいるのだ。 果たしてこの写真の真偽はどこにあるのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年02月02日 17時27分
UFO調査の新たな新事実が!? 「プロジェクト・ブルーブック」
オカルト系の話題で必ず出てくる展開のひとつに「UFOや未確認生物が目撃され、警察や軍隊が調査に来て、資料を持ち去った。それから何年も経ったが、調査結果は明らかになっていない」というものだ。都合の悪い証拠を軍が掌握しており、証拠は隠されてしまったのだとか、軍と宇宙人は裏で繋がっていて…等々、 陰謀論が出てくることもある。 ところが、つい先日アメリカのCIAがUFOに関する調査資料の一部を公開するというニュースが報じられた。公開された資料は1947年から行われた大規模なUFO調査「プロジェクト・ブルーブック」の記録の一部で、1940年台から50年台にかけてのUFO事件に関する調査資料がpdfファイルで閲覧できるというもの。詳細な証言や現場写真の画像なども添えられており、UFOの正体について本気で調査していた当時の様子がかいま見られるものとなっている。 公開された資料は、UFO事件としては有名なものも含まれている。過去にリアルライブでも紹介したソコロ事件などの資料には、当時の現場写真が多数掲載されている。 公開された資料の中には、信憑性が高いと判断された事件のものもある。こちら、白黒ながら5機のUFOが空を編隊飛行している様子を捉えた写真は、1962年にイギリスのヨークシャー州シェフィールドにて撮影されたものだ。 この写真を撮影したのは当時14歳だった少年アレックス・バーチ。彼は二人の友人とともに目撃したUFOを、たまたま持っていたカメラで撮影することに成功したとして公表。地元の新聞にも掲載されて世間の注目を集めた。教師を中心とした彼らの周辺の大人や新聞記者、警察や軍が彼らに質問し、証言を検証してみたが、三人共に証言内容に矛盾が見られなかったため、信憑性が高い目撃事件だと考えられていた。 しかし、10年後に撮影したアレックス・バーチ氏本人がメディアにてあれはフェイク写真であったと公表。窓ガラスに調節絵を描いて、上手くピント調節して撮影したイタズラ写真だったのである。彼らはほんの悪戯心でUFO写真を作成して撮影してみたのだが、思いのほか話が大事になり、また誰もいたずらだと見抜けなかったため、自らトリックであることを告白したのである。 この告白がされたのは1972年、「プロジェクト・ブルーブック」が終了した3年後。そのため、信憑性が高い事件資料として扱われる事になったのだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年01月30日 16時13分
狐の神社に謎のウロコ模様! 妖怪の姿をついに捉えた!?
作家でありオカルト研究家でもある山口敏太郎のもとには、時折読者やテレビの視聴者から鑑定を求めて心霊写真や不思議なものが映ってしまった写真、動画が送られてくる事がある。 今回紹介するものは、山口敏太郎の著作の愛読者が撮影した不思議写真である。 撮影場所はパワースポットとしても有名な豊川稲荷。参拝した記念に各所の写真を撮影していたのだが、二体のお稲荷さんに挟まれるようにして存在していた祠をカメラに収めた所、ウロコのようなものが映り込んだのだという。 全体的にフィルターが掛かってボケたようになっているが、スマートフォンで撮影したもので解像度はそこそこ高かったため、急にこのような状態の画像となって驚いたのだという。よく見ると画面左側も黒ずんでおり、まるで一昔前に撮影された古いカラー写真のような印象を受ける。果たして、この写真は何なのか? この写真を風水師であり霊能者でもあるあーりん女史に鑑定してもらったところ、正体は「蛟(ミズチ)」ではないかという。 蛟は蛇の姿をした水や川の精であり、一説によれば霊位が高まった蛟はやがて龍になるとも言われている。 ウロコがあるが龍神ほど強い気を感じず、しかし悪い気を漂わせているため、今回の画像に写り込んだものも近くの河川を中心にした一帯に存在している蛟だったのではないか、その蛟が移動中だったところを写真に収めてしまったのではないか、ということだ。 なお豊川稲荷では過去にも本写真と同じ場所で「狐の霊」なる謎の影が写りこんだ写真が撮影されており不思議なエネルギーはいまだ健在ということか。 ちなみにこの写真は心霊写真ではないため、持っていても影響はないとのことだ。 あなたの手元にも「普通とは違う」撮れ方をしてしまった写真はないだろうか? 鑑定してみると、実は不思議なものが写っていた…という結論が出てくるかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2016年01月26日 15時30分
まるでB級映画の世界!? 毒ガスを吐く「宇宙人ロボット」が現れた!?
現在では宇宙人といえばリトルグレイタイプ『小柄で頭が大きく大きなアーモンド形の目をしている』を思い浮かべる人が多いかもしれないが、昔はタコに似た姿の火星人(有名な「宇宙戦争」の挿絵から)、もう少し時代が下ると宇宙服のようなスーツを着たヒューマノイドタイプと、共に行動する人型ロボットなど「人間ではない」ものを連れているパターンがあった。 1964年、アメリカはカリフォルニア州シスコ・グローブにてドナルド・スマイルズという青年が友人らとともにキャンプに行った。しかし、彼は山中を散策中に道に迷ってしまい、友人らに気づいてもらおうと少し開けたところで火を起こして待つことにした。 数時間後、空が急に明るくなったため彼は友人らが来てくれたのかと思ったのだが、やがてそれは今まで見たこともない明るさの光体だということに気がついた。その光体は峰の向こうに降りて行くと、やがて前方の木陰から黒い何かが動き、こちらへ向かってくるのが見えた。彼は熊ではないかと考え、すぐ後ろの木に登ったのだが、姿を表したのは奇妙な格好をした二人組の小柄な人間だった。身長は120センチ程度、潜水服のような全身にフィットする服を着ていたという。そして、彼らの側には150センチほどのオレンジ色に光り輝く目をしたロボットが同行していたのである。なお、このロボットは宙に浮くようにして移動していたそうだ。 樹上のスマイルズ氏に気づいた彼らは木に近づいてきた。スマイルズ氏曰く、自分を捕獲しようとする意志が感じられたそうだが、彼らは木に登ることが出来ないようで木を揺すったりしているだけだった。宙に浮いていたロボットはそのまま高度を上げてきたが、枝に邪魔されて近づくことは出来なかったという。スマイルズ氏は木のほぼてっぺんまで登り、手近な燃えるものに火を点けて彼らに投げつけるなどして抵抗を試みた。お陰で宇宙人らは木から離れていったが、ロボットは逃げようとしない。そこで彼は狩猟用に持参していた弓をロボットに向けて射掛けた所、なんとロボットは口から黄色い異臭を放つガスのようなものを吹き出した。そして、いつの間にそこに居たのかもう一体のロボットとともに大きな爆発を起こし、辺り一面にガスが巻かれ、彼は気を失ってしまったという。 スマイルズ氏が気がついたのは翌朝だった。彼はほうほうの体でその場を離れ、捜索に来た友人らと合流することに成功し下山したという。後に現場に戻ってみると、彼が投げつけたもの等が現場に散乱していた。そして、彼がロボットに射掛けた弓の先には謎の金属片が残っていたのである。なお、これらの証拠は調査のために訪れた軍の手元に渡ったそうだが、調査結果などは明らかにされていない。 ところどころ荒唐無稽であったりつじつまの合わないことも多いため、創作ではないかともされている事件だが、現場に残された数々の物証などから完全な創作とも断定できない事件となっている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎タートルカンパニー
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