今回紹介するものは、山口敏太郎の著作の愛読者が撮影した不思議写真である。
撮影場所はパワースポットとしても有名な豊川稲荷。参拝した記念に各所の写真を撮影していたのだが、二体のお稲荷さんに挟まれるようにして存在していた祠をカメラに収めた所、ウロコのようなものが映り込んだのだという。
全体的にフィルターが掛かってボケたようになっているが、スマートフォンで撮影したもので解像度はそこそこ高かったため、急にこのような状態の画像となって驚いたのだという。よく見ると画面左側も黒ずんでおり、まるで一昔前に撮影された古いカラー写真のような印象を受ける。果たして、この写真は何なのか?
この写真を風水師であり霊能者でもあるあーりん女史に鑑定してもらったところ、正体は「蛟(ミズチ)」ではないかという。
蛟は蛇の姿をした水や川の精であり、一説によれば霊位が高まった蛟はやがて龍になるとも言われている。
ウロコがあるが龍神ほど強い気を感じず、しかし悪い気を漂わせているため、今回の画像に写り込んだものも近くの河川を中心にした一帯に存在している蛟だったのではないか、その蛟が移動中だったところを写真に収めてしまったのではないか、ということだ。
なお豊川稲荷では過去にも本写真と同じ場所で「狐の霊」なる謎の影が写りこんだ写真が撮影されており不思議なエネルギーはいまだ健在ということか。
ちなみにこの写真は心霊写真ではないため、持っていても影響はないとのことだ。
あなたの手元にも「普通とは違う」撮れ方をしてしまった写真はないだろうか?
鑑定してみると、実は不思議なものが写っていた…という結論が出てくるかもしれない。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所