「名古屋弁かるた」は、公募された優秀作品を南山大学人文学部日本文化学科教授・安田文吉氏が監修し、付属の読み手CDにはフリーアナウンサー・蟹江篤子さんが正確で正しい名古屋弁で読み上げている。
「名古屋弁の発音に自信のない」というお母さんにも気軽にお子さんと楽しめるように、正しい名古屋弁(ことば)の発音・イントネーションがよくわかる読み手CDが付属されている。また読み手CDをCDプレーヤーでランダム再生すれば、読み手がいなくてもかるた遊びはできる。名古屋弁をマスターした人は標準語で読み上げ、名古屋弁を推測して絵札を取るというレベルの高い遊び方も出来る。また読み札にはオリジナルフォント「金シャチフォント(名古屋城と名古屋嬢をイメージしたご当地フォント)」が採用されている。話題の河村名古屋市長も「名古屋ことばの綺麗なアクセントもわかりやすく、子どもたちにぜひ使ってもらいたい」と出来栄えに大満足している。
読み句例:
(名古屋弁)「ちんちんの最上級はちんちこちん」
(標準語)「熱い」という表現の強い言い方は「ものすごく熱い」です
しかし、読み句には「ん」の文字が使われる名古屋弁(んまゃ〜)はあるのだが、「る」がないということで、現在でも読み句を募集している。
正月には家族揃って、目から耳から「滑らかで、優しくて、温かみがあって、おおらかな」名古屋弁をかるたで学んでみてはどうだろうか。なお「名古屋弁かるた」は開府400年公式グッズショップ、名古屋市内の書店で入手できる。
(「三州の河の住人」皆月 斜 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou