山口敏太郎
-
ミステリー 2015年12月12日 16時26分
マレーシアに現れた謎の獣人の正体は!? 高い知能を所持していることが判明!?
未確認生物の目撃証言というと、普段そこに生息している生物とは一風変わった、ないしは似ても似つかない生物を偶然目にしてしまったというものが多い。大抵の場合は一瞬だけ姿を現したのを偶然目撃したりで、間近でじっくり観察するようなケースや未確認生物の方から近づいてくるケースは少ない。だが、中には間近で目撃したり偶然写真などに収められたり、時には未確認生物に襲われた!というようなショッキングなものも存在する。 1953年12月25日 のこと。マレーシアはペラク州南部のゴム園にて、農作業中だった16歳の少女が後ろから不意に何者かに肩を掴まれた。振り向いた彼女が目撃したものは農園で働く仲間ではなく、口から大きな牙を生やした3人の獣人の姿だった。獣人は笑うような表情で彼女に向かって「ガアガア」と鳴き声を上げてきたため、彼女は悲鳴を上げてその場から逃げ出したという。 彼女の証言によれば、この獣人は身長180センチ程度。腕と腰が毛深く、長い頭髪があり、眉や口髭も備えていたという。毛に覆われていない露出した肌の部分は異様に白かった。また、木の皮で作った腰巻きらしいものを身につけ、人間には理解できないが言語らしきものを発していたそうだ。服や言語らしき鳴き声を発しているところから、未確認生物のなかでもかなり知能の高い部類になるのではないかと思われる。 後に、ゴム農園から通報を受けて現場に出動したマレー市民軍もこの三人の獣人を確認している。しかし、獣人たちは川に飛び込んで対岸のジャングルの方へ去っていってしまったという。 この牙を備えた謎の獣人は1920年代から時折目撃されていたのだが、1957年に再び同じゴム農園にて目撃されたのを最後に証言は途絶えている。 果たしてこの獣人の正体は何だったのか。我々とはまた違う進化を遂げた亜人種だったのか?彼らはまだマレーシアの密林の中にいるのだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年12月08日 15時00分
「空飛ぶ円盤騒動」でアメリカ空軍緊急出動! その結末とは…
まずは記事の写真を見て欲しい。 古いモノクロの写真であるが、晴れ渡った空のもとに緑豊かな山の光景が広がっている。しかし、その空にひときわ目立つ物体が浮かんでいるのが解るだろうか。 二段構造で下部がスカートのように広がっている、いわゆるアダムスキー型のUFOと思しき物体が山の上を飛行しているのだ! この写真は1951年11月23日、カリフォルニア州リバーサイドにてある男性が撮影したものである。撮影者の男性は二人の友人とともに山の稜線上を高速で飛行する『空飛ぶ円盤』を目撃。カメラの準備をして戻ってきてみたところ、まだ山の上を飛行中であったために撮影することが出来たと証言している。 この写真は本物の写真として公開されるやいなや世間の注目を集め、1952年3月24日にアメリカ空軍が調査に乗り出すまでになった。しかし、軍が撮影者にインタビューしてみると、撮影者は「あの写真は友人らと共に冗談で作成したもの」と告白したのである! 実は1951年はUFO目撃の歴史の中でも、有名な事件が数多く起きている。1月20日にアイオワ州スーシティ上空を飛行中だった旅客機がUFOを目撃したのを皮切りに、アメリカ空軍中佐がフォートマンモス上空で飛行物体を目撃しレーダーでも捉えた事例や、8月25日から約三週間にわたって多くの人がUFOの編隊を目撃したラボック・ライト事件などだ。 撮影者たちもこれらのUFO事件にヒントを得て、冗談でUFO写真を作成してみたのだが、様々な報道機関で取り上げられているうちに、自分たちが想像していた以上に大事になっていってしまったのだそうだ。 あまりにも大きく取り上げられ過ぎてしまったせいか、現在でも一部では「本物のUFO写真」とするキャプションが付けられていることもある。 このように、UFOに対して「偽物かもしれないけれど、本物が存在して欲しい」と思う人の気持ちが、UFO事件を作りあげるのかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年12月05日 15時48分
椅子に座っている人物の正体は? 1891年に撮影された心霊写真
普通の光景に、人のようで人でない、おぼろげな姿が写り込んでしまう「心霊写真」。 風景や人物をそのまま写しとることのできるカメラという機器が発明されてから、わりと早くこの奇妙な写真は撮影されるようになった。当然ながらフェイクも多かったが、撮影状況などを振り返ると本当に幽霊が写ってしまったのでは?と思われるものが多数存在するのも事実だ。 今回紹介する写真は1891年にイギリスの図書館で撮影されたものだ。 光が差し込む部屋に置かれた一脚の上等な椅子に、うっすらと座っているような人影が被るように写っているのが判るだろうか? よく見ると白髪に豊かなひげをたくわえ、肘掛けに腕をおいている様子が見て取れる。 この人物は、写真が撮影された図書館を創立した人物、イギリス騎兵司令官であるコンバーメア(Combermere)卿ではないかとされている。彼はこの写真が撮影される前に馬車の事故で亡くなったという。 さて、この写真が公開された時、当然ながら二重露光などのトリックを疑う声も出た。卿が亡くなった後も多くの使用人が撮影現場となった屋敷で働いていたため、使用人が卿の服を着た状態で、カメラの露光中に椅子に座って心霊写真によく似たものを作り上げたのではないか、という説が唱えられたりもしたのだ。 しかし、当時の使用人で卿に扮することが出来るほど似た人物がおらず、似せることも難しいという反論が出てきている。 また、「この人物は本当に亡くなったコンバーメア卿の幽霊なのだろうか?」という疑問の声も出てきている。 卿の葬儀には多くの人が出席したのだが、この写真を見た人々から「生前、卿がこの幽霊と同じスーツを着用していたところを見たことがない」「亡くなった卿とあまり似ていない気がする」との証言が出てきているのだ。 果たして、この椅子に座っていた人物は誰だったのだろうか? 120年以上昔に撮影された心霊写真の真相は、未だに解明されていない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
-
ミステリー 2015年12月01日 16時00分
一番UFOが目撃されている地域はスコットランド! 同地で1947年に撮影されたUFO
今年2月、イギリスで眩しいほどに輝くUFOが5分間にわたって撮影され、世間の注目を集めるという事例が起きた。専門家によれば、このUFOの正体は金星だろうということだったが、実はイギリスもUFOの目撃例が多い地域のようだ。 2002年、スコットランド地域政府が運営する観光・旅行団体「ビジット・スコットランド」の発表によれば、世界中で最もUFOが目撃されている地域はなんと英国、スコットランドなのだとか。この団体の調査結果によれば、スコットランドでは毎年約300件のUFO目撃事例があり、1キロ平方当たり0.004体は目撃されていることになるという。UFOの事例といえばアメリカから衝撃的な報告がなされることが多いが、計算するとスコットランドではアメリカの実に2倍に近い頻度で目撃されていることになるそうだ。 勿論、その目撃証言の中には前述のような何かを誤認したケースやトリックも含まれていると思われるが、それでも頻度だけ見れば相当なものになる事は確かだ。 この発表は6月24日の「UFOの日」に行われたものだが、このUFOの日は1947年にアメリカのワシントン州にて9機のUFOが目撃された事件を記念した日でもある。同年7月にはUFOが墜落した!? と騒がれるロズウェル事件が起こるなど、様々な重要事件が起きた年であった。 そして何と、スコットランドでもやはりUFOは目撃されていたのである。しかも、当時としては珍しく動画にも撮影されている。 現在はその動画を見ることは難しいが、記事の画像が動画の一部分である。 美しい青空のもと、日光に照らされた金属質な銀色の物体が飛んでいるのが確認できる。上の段に比べて下の段が大きい二段構造、ないしはアダムスキー型のような広いスカート状のものが下部に付いているようだ。 なお、当日の現場には鳥や風船が飛んでいたわけではなく、また同時刻に付近を飛んでいた飛行機も無かったという。この物体の正体については、今も結果は出ていない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年12月01日 11時42分
追悼・水木しげる先生が遺した言葉「なまけものになりなさい」に隠されたテーマとは?
2015年11月30日、『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』などで知られる水木しげる氏が東京都内の病院で多臓器不全のため亡くなった。享年93歳。 戦後すぐに紙芝居画家キャリアをスタートし1958年に貸本漫画家としてデビュー。画業50年を超えた近年でもビッグコミック誌にて「91歳の新連載」と銘打ちエッセイ漫画『わたしの日々』(2015年5月より休載)を連載するなど精力的な活動を続けていた。 漫画執筆以外の仕事でも子供向けの「妖怪図鑑」の執筆ほかイベント・テレビ出演や講演活動、自伝の執筆などその活動は多岐に渡り、まさに「漫画界の妖怪」の名に相応しい巨星であった。 とくに「妖怪図鑑」の執筆については、すでに「過去の文化」「民俗学の対象」となっていた妖怪を現代に蘇らせ子供に限らず大人の世代にも妖怪の姿を広く浸透させるなど、その功績は計り知れない。 オカルト研究家としてテレビや雑誌で活躍する作家の山口敏太郎(49)もそのひとり。「自分の活動の原点は水木しげるにあった」と語り、故人を偲んでる。 山口敏太郎氏は小学生の頃から熱烈な水木ファンであり地元・徳島県で開催された水木しげるサイン会に参加していた。サイン会では質問コーナーもあり、当時10歳の山口少年は手をあげ「水木先生、妖怪研究家になるにはどうしたらよいのでしょうか?」と質問したという。 すると、水木氏は間髪いれず「なまけることです」と答えたという。 「なまけものになりなさい」とは水木氏の人生訓として広く知られている言葉である。シンプルな言葉の裏には「若い頃にがむしゃらに働きある程度の貯蓄をしたら存分になまけなさい」というテーマが込められているという。また、水木氏は「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし」とも 語っており、働き過ぎな現代人に対しユーモラスな妖怪を用いて表現し続けた作家であった。 山口氏は「あの日から40年が経過した今、考えてみると現代人特有の感覚ではなく、昔の日本人のようなゆったりした感覚で生きないと『妖怪アンテナ』が作動しないといった意味だったのでしょう。本当に言葉に深みのある御方でした」と語っている。 10歳だった山口少年はおよそ20年後、学研主催のミステリー大賞にて優秀作品賞を受賞する。テーマはもちろん子供の頃から大好きだった「妖怪」であった。 受賞を皮切りに作家デビューした山口敏太郎氏は水木しげるの図版を借りたお礼のため水木プロを訪問。憧れだった水木氏と再会した。その際に水木氏は大人になった山口氏に対し「(山口君は)まだ半妖怪だね」と語りかけたという。 「できれば水木先生にもう一度お会いして『ようやく一人前の妖怪になったね』と言って欲しかった。でも、亡くなる直前まで働いていた水木先生から見れば『まだ怠けるには早いよ』と言われたかもしれませんね(笑)できれば水木先生以上に長生きして子供たちに夢を与えられ続けたらと思います」 山口氏はほかにも水木しげる氏の「金言」について「成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない」「人生をいじくり回しては いけない。慌てずじっくりやりなさい」「けんかはよせ 腹がへるぞ」 などを揚げていた。それらの言葉にはリタイヤせずに93歳まで日本で働き続けたひとりの漫画家およびビジネスマンとしての姿、戦中戦後の厳しい時代をくぐり抜け、傷ついてしまった自分への理想の姿も反映されていたのかもしれない。 水木しげるの93年間の人生および残された作品から現代人が学ぶ点はあまりに多い。
-
-
ミステリー 2015年11月28日 16時03分
これぞ伝説のUMAの証拠か!? 捕獲されて切り取られた中国のUMA「野人」の手
中国の山間部には、古来より獣人が住んでいると言われていた。 人間や猿に似ているが体が大きく、全身を毛に覆われている謎の獣人は山海経を初めとする文献に登場してきた。現在ではその大半が実在する生物の誤認であったり、伝聞に伝聞を重ねることによって怪物じみた生物として姿が変わっていったものとみられている。 中には近年でも目撃され、未確認生物として考えられているケースが存在する。それが中国の獣人型UMA、野人である。 野人というと、一部の人にはテレビで公開された「野人の子供」とされる裸の男性の動画を思い出す人がいるかも知れない。だが、現在ではこの動画の人物は下垂体性巨人症等の人間であったことが判明している。ネッシーやイエティしかり、UMAが世界的に注目されるとメディアがこぞって取り上げたり、観光客が訪れるようになるケースも多い。おそらく前述の動画は野人の話題を盛り上げようと現地の人が作成したヤラセ動画であると見るのが現在では一般的である。 しかし、例の動画をさておいても野人の目撃例は多く、実在性が高いと見られているのも事実である。 野人の身長は1.7〜2.2メートル程度、大きな個体になると3メートルにもなると言われている。中国四川省の神農架山周辺にて目撃証言が多く、1924年から1993年までの野人の目撃例は100件を超え、20人以上の人間が目撃した事例も複数存在している。野人の正体としては、ギガントピテクスの生き残りないしは子孫であるという説がある。目撃証言の多い神農架山ではギガントピテクスの化石が発掘されているためだ。 1957年、浙江省にて村人が野人と遭遇、これを射殺するという事件が起きた。この時の野人は身長1.5メートル程度とやや小柄で性別はメスだったという。村の者は野人を退治した証拠として手足を切り取って保存することにしたという。記事の画像がその「野人の手」とされるものだ。この野人の手は暫く保管されていたものの、近年になって廃棄されてしまったという。なお、この手は大型の猿のものではないかと見られている。 近年でも頻度こそ少なくなったものの目撃例証言の出ている野人。もしかすると、未だ人跡未踏の山の中に本物の野人が生息しているのかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年11月24日 14時46分
山口敏太郎の妖怪博物館「本物の人骨を用いた標本」の事実が明らかに!?
以前、リアルライブで紹介した「実際の人骨を使用した頭蓋骨の標本」を覚えているだろうか? 山口敏太郎が某所より手に入れた頭蓋骨の標本は、現在お台場デックス東京ビーチにある「山口敏太郎の妖怪博物館」にて展示されている。某所で実際に標本として使用されていたことは間違いないのだが、果たしてこの標本の人物誰なのだろうか? そして、展示していることによる祟りや、何か不吉なことが起きたりは しないのだろうか? この標本について、霊能者でもある風水師のあーりん氏が鑑定した所、興味深い結果が得られた。 この頭蓋骨を霊視した結果、まず出てきたのが「リトアニア」そして「二枚のコイン」のイメージが浮かんできたという。 あーりん氏の霊視の結果、頭蓋骨の主は女性だという。まだ若い年齢ではあるものの髪や肌は荒れ、実際の年齢よりも上に見えるそうだ。もしかすると貧困や病気で苦しんでいた人なのかもしれない、とのことだ。 彼女は自分の現状に対して、恨みなどは抱いていないようだ。しかし、自分の故郷とは全く違う環境に連れて来られて、困惑している状況なのだという。 彼女は自分が亡くなっていることも把握しているそうだ。そこで「今彼女に必要なのは、周りの人が供養して見送ってあげることではないでしょうか」とあーりん氏は語る。 あーりん氏が頭蓋骨の主を霊視して思い浮かんだ「二枚のコイン」だが、欧州の古い風習に「亡くなった人の瞼の上にコインを置く」という、日本の六文銭のようなものが存在する。彼女もまた、古来の風習に則って弔ってもらう事を望んでいるのだろう。 「女性ですので、お花やレースなどで飾って、お供えとしてパンとワインを供えて弔ってあげるのが一番だと思います。作法よりも、彼女を弔い、送ってあげる気持ちが一番重要なのです」と、あーりん氏は語る。 現在妖怪博物館では、今週の金曜日(11月27日)にこの頭蓋骨の主に対するお別れの会を行う予定である。その後も博物館で展示は続けられるが、気になる方は金曜日に彼女に会いに行ってみてはいかがだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年11月21日 17時05分
テレビ画面に移りこむ心霊写真 赤ちゃんの霊の正体は…
作家でありオカルト研究家でもある山口敏太郎のもとには、時折読者やテレビの視聴者から鑑定を求めて心霊写真が届くこともある。 今回山口敏太郎のもとに届いたこちらの写真。ある男性が部屋の様子を撮影したものなのだが、画面左下隅に赤ちゃんらしき人の顔がハッキリと写っているのが判る。画面の内容と比べるとこの赤ちゃんだけ浮いているように見えるが、それもそのはず、このテレビ画面には赤ちゃんの顔など表示されていなかったのだという。では、この顔は何なのか? 撮影者は水子か何かのものではないかと考えているとのことだが…。 この写真を霊能者であるあーりん氏に鑑定してもらった所、非常に興味深い結果が出た。 「この写真に写っている霊は、姿こそ子供のものですが、大人の霊ですね」 なんと、実際は大人の霊にも関わらず子供の姿になっていたのだという! また、あえて撮影するようなものがテレビ等に写っていたりするように見えないため、撮影者は霊に写真を撮らされた可能性が高いという。あえて子供の姿をとり、テレビ画面に写り込むことで撮影者らに自分の存在に気づいてほしかったのだろう、とあーりん氏は続ける。 「そこまでして自分の姿を撮影者に撮らせたと言うことは、それだけ撮影者ないしは奥様に何かを訴えたいのかもしれません」 子供の姿をしているのは、もしかするとその方が撮影者やその奥さんに気づいてもらえると思ったからではないか、とも言っている。例えば子供の姿を撮った方が思い出して気づいてくれるだろうと考えたのではないかということだ。 この霊は果たして何を訴えたかったのだろうか? 恐怖心よりも不思議さの勝る心霊写真だと言えるだろう。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年11月17日 15時00分
空に現れる巨大な輪っか…? 「リング状UFO」の謎を追え!
近年、世界中で目撃され新たなUFOか!? として注目を集めているものに「リング状UFO」がある。 晴天や穏やかな天気の時に現れ、雲よりも低い所に突如発生するリング状の物体。材質としては雲に似ているのだが、いつの間にか中空に現れ、しばらくすると消えてしまうといった特徴がある。その姿はさながら天使の輪や煙草の煙でうまく作り出した輪のようにも見える。しかし、煙草の煙で出来た輪はそれほど大きくもないし、出来てもすぐに消えてしまうが、この輪は非常に大きく、停滞している時間も長い。さて、このリングは何なのだろうか? 実際にはこのリングは自然現象の一つであり、大気中の温度と大きな差がある気体が立ち昇ることで気流の流れが生じて形成されるものだとされている。地上で何らかの爆発や煙突からの煙、ヘリコプターのローターによる空気の撹拌(かくはん)で生じる事もあるという。 記事の写真は1957年9月に、アメリカのバージニア州フォートベルモアにて撮影された「リング状UFO」だ。撮影したのは民兵の1人だったが、証言によればこの「リング状UFO」は黒い色をしており、約5分間は空中に停滞していたが、やがて白い煙に包まれるようにして消えたという。撮影者は仲間たち複数人とこれを目撃し、6枚のスナップ写真に収めたのだそうだ。この写真は1966年にアメリカ空軍が行ったUFO目撃例の検証研究「コンドン・レポート」にも 取り上げられ、自然現象として結論が付けられた。 このように、昔からぽつぽつと目撃されてきていた「リング状UFO」だが、近年ではデジカメなどのデジタル機器が発達し、またSNSなどの個人が情報を発信できるメディアが増えたお陰で、昔よりも発生してすぐに撮影され、世に広まる機会が増えたため、頻繁に目撃例が報告されるようになったのだろうと見られている。 条件さえ揃えば見ることのできる自然現象だそうなので、もしかするとあなたの頭上に「リング状UFO」が現れる日が来るのかもしれない?文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
-
ミステリー 2015年11月14日 16時07分
霧の向こうに佇む巨人は伝説の妖精トロールなのか!?
妖精というと、皆さんはどのような姿を想像するだろうか。背中に蝶やトンボのような羽が生え、手のひらに乗るぐらいの大きさしかない美しい人間の姿が一般的な妖精の姿だろう。しかし、実際に世界各地の妖精の伝説を調べてみると、意外に美しい姿のものよりも老人や老婆、毛むくじゃらの小人など恐ろしい姿をしているものが多い。そう、「妖精」は日本で言う「妖怪」にあたる存在だと言えるのだ。 妖精の中には小さいものだけではなく、人間と同じ大きさやはるかに大きな巨体を誇るものも存在する。有名なものは北欧で信じられているトロールだろう。詳細は地方によって変わるが、非常に大きな体を持つ醜い姿の巨人の姿をしており、多少の傷はすぐに治ってしまう。凶暴な性格で人間を襲うこともあるが、日光に弱く日差しを浴びると岩になってしまうと言われている。 そんなトロールはあくまで伝説上の存在でしかないと見られていたのだが、ある一枚の写真が世界中を驚かせた。 この写真は1942年、イギリス空軍の偵察爆撃機がノルウェーのベルゲン近郊の山間部で撮影したものである。写真を見て分かる通り、雪の積もった山間部に杉などの木々が立ち並んでいる。遠方は霧のせいで見渡せないが、その向こうに明らかに仁王立ちしてこちらを見ている巨大な人影が写っている。しかもこの写真は2枚存在しており、もう一枚は巨大な人影が立ち上がりかけている姿である。そう、この人影は動いているのだ! ちなみにこの時の飛行機の高度から概算すると、人影の主は100メートルは超える身長だったということになる。 この写真が公開された時、伝説上の存在であると思われていたはずのトロールが実在した!?と話題になったという。現在に至るまで類似の画像は撮影されておらず写真の真偽は不明であるが、長い間語り伝えられていた妖精の姿が写ってしまったと考えると、非常に夢のある写真ではないだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
トレンド
豊臣秀吉と徳川家康の両方に関わったお寺が!
2010年12月01日 10時00分
-
トレンド
平成版『トラック野郎』こと『デコトラの鷲』仕掛人・須藤為五郎さんインタビュー(1)
2010年11月30日 14時00分
-
ミステリー
「死後の世界」は必要なのか?
2010年11月30日 12時30分
-
社会
西三河地方の妖怪 「天火(てんぴ)」
2010年11月30日 10時00分
-
ミステリー
死んでも離さない…女の執念
2010年11月29日 15時00分
-
トレンド
伝説のカルトアニメ『チャージマン研!』の大逆襲
2010年11月29日 13時30分
-
トレンド
愛知県尾張地方の伝説「泥江懸神社の宵鳴き鶏」
2010年11月29日 11時00分
-
レジャー
リアル妖怪・子泣き爺「こなきG」のお馬予想〜!「11・28 ジャパンカップ」
2010年11月27日 15時30分
-
トレンド
2010年に突如ブレイク! アカシックリーダー・中津川昴氏独占ロング・インタビュー(3)
2010年11月27日 12時00分
-
スポーツ
関東定着を目指し…信州の「LINKS」、関東第二弾大会も盛況
2010年11月27日 10時30分
-
トレンド
SMASHは、幻魔大戦プロレス
2010年11月26日 16時30分
-
トレンド
2010年に突如ブレイク! アカシックリーダー・中津川昴氏独占ロング・インタビュー(2)
2010年11月26日 15時00分
-
芸能ニュース
イタコ俳優!? 松山ケンイチ
2010年11月26日 14時00分
-
トレンド
2010年に突如ブレイク! アカシックリーダー・中津川昴氏独占ロング・インタビュー(1)
2010年11月26日 12時00分
-
トレンド
懐かしの100円パチモン怪獣シリーズ
2010年11月25日 15時30分
-
トレンド
北野武、松本人志に続け!? お笑い芸人がアダルト映画で監督デビュー!
2010年11月25日 11時00分
-
トレンド
山口敏太郎の青梅妖怪ツアーPART-4 怒涛のクライマックス
2010年11月25日 09時00分
-
トレンド
すべてはツイッターから始まった…話題の劇団『ツイゲキ』が初公演!
2010年11月24日 16時30分
-
トレンド
ビデオ時代と比べるとDVDはどれ位安くなったのか?
2010年11月24日 15時30分