今回山口敏太郎のもとに届いたこちらの写真。ある男性が部屋の様子を撮影したものなのだが、画面左下隅に赤ちゃんらしき人の顔がハッキリと写っているのが判る。画面の内容と比べるとこの赤ちゃんだけ浮いているように見えるが、それもそのはず、このテレビ画面には赤ちゃんの顔など表示されていなかったのだという。では、この顔は何なのか?
撮影者は水子か何かのものではないかと考えているとのことだが…。
この写真を霊能者であるあーりん氏に鑑定してもらった所、非常に興味深い結果が出た。
「この写真に写っている霊は、姿こそ子供のものですが、大人の霊ですね」
なんと、実際は大人の霊にも関わらず子供の姿になっていたのだという!
また、あえて撮影するようなものがテレビ等に写っていたりするように見えないため、撮影者は霊に写真を撮らされた可能性が高いという。あえて子供の姿をとり、テレビ画面に写り込むことで撮影者らに自分の存在に気づいてほしかったのだろう、とあーりん氏は続ける。
「そこまでして自分の姿を撮影者に撮らせたと言うことは、それだけ撮影者ないしは奥様に何かを訴えたいのかもしれません」
子供の姿をしているのは、もしかするとその方が撮影者やその奥さんに気づいてもらえると思ったからではないか、とも言っている。例えば子供の姿を撮った方が思い出して気づいてくれるだろうと考えたのではないかということだ。
この霊は果たして何を訴えたかったのだろうか? 恐怖心よりも不思議さの勝る心霊写真だと言えるだろう。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所