オカルト研究家である山口敏太郎の事務所には、こういった心霊写真と思しき奇妙な写真の鑑定を求めて、画像や写真を持ち込む人が時折現れる。
当然ながら、その殆どは二重露光や光の加減、残像や見間違いと言った科学的な解説がついてしまうものが大半なのだが、それでも時々説明のつかない奇妙な写真が現れるのだ。
今回は、そんな心霊写真の中でも変わり種? のものを紹介したい。
まずは、記事に添えられた写真を見て頂きたい。
これは、ある人物が山口敏太郎氏の愛犬(シーズー♀、名前を「anちゃん」という)を携帯のカメラ機能で撮影したものである。この犬の耳の部分に注目してもらいたい。
黒い耳の部分に、うっすらとではあるが白抜きでもう一匹の犬の姿が映っているのが分かるだろうか。この犬も白くて顔も体もふわふわした毛に覆われた、耳の大きいもの。撮影者は「まるでもう一匹のシーズーがいるように見えた」と語った。
人を撮影して、亡くなった人の霊が写り込む心霊写真はよくあるが、犬に犬の霊が移り込むケースは珍しい。
この犬の影は果たして何なのだろうか?
この写真を撮影したのはプロレスラーの刃駈氏。氏は、この度中部でプロレス団体「プロレスリング侍志團」を旗揚げ、7月8日には目出度く旗揚げ興行を行う予定となっている。
犬の妖怪も何種類かいるが「白い犬」となると、有名な物にヤマトタケルが東征の際に道案内をしたという白い狼の伝説がある。こちらは狼であるが、犬は狼が人に飼われるようになり、家畜化するようになったもの。とすれば、この白い犬も新しい道を進んでいこうとする刃駈氏を導くために現れたものなのだろうか?
プロレスリング侍志團の詳細はこちら
http://ameblo.jp/jishidan/
(山口敏太郎事務所/写真は、刃駈氏提供によるもの)