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自身の画像のAI加工に警鐘 小野田紀美議員が「肯定的ではありません」「二次創作とは質が全然違う」

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小野田紀美参議院議員の公式Xより

自民党の小野田紀美参議院議員が10月15日にX(旧Twitter)で、自身の画像を生成AIで加工することに対して苦言を呈した。

小野田議員は、Xで「AIを使い私の画像を作ったり加工したり出力したりするのを度々見かけます」と明かし、「悪意が無いのは分かるのであえて否定することはしてこなかったのですが、全く肯定的ではありません」と苦言を呈した。

生成AIにより、「着たくない服を着せられるのも不愉快ですし、事実ではない画像や発言を作られる」と明かし、「危機感を抱いています」と率直な感想をつづっていた。

また、小野田議員は次のポストで、「私も二次創作界隈で日々の活力を賜ってた身ですし、本家をあーするなこーするなとお前が言える立場なのかと批判された事があります」と明かした上で、「AIは二次創作とは質が全然違うと思っています」と断言した。

その理由について小野田議員は、「AIはディープフェイクにもつながります」と説明。「AIを使って当たり前のように肖像権や著作権を軽んじるのは控えた方が良いと思います…誰に対しても、何に対しても」と警鐘を鳴らしていた。

また、ユーザーからのリプライの中で小野田議員は「絵師さんとか声優とか著作権搾取されてるAI問題は党内でも対策が以前から話し合われているので、そっちでは政治家も別に口をつぐんでいないですよ!」と、すでに自民党内でAIの著作権違反についての議論が進んでいることを明かしていた。

このポストに小野田議員の下には、「人を不快にさせる使い方はやめよう」「生成AI使ってコスプレさせてる変態は少し考えなさいよ」「生成AIで作った著名人の詐欺まがいの投資の動画などもあるから、真剣に取り組んでほしい」という声が集まっていた。

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