今年12月8日に20周年を迎えるAKB48は、2019年以来13回目の出場となる。今回の「紅白歌合戦」には、現在のAKB48メンバーだけでなく、8人の卒業メンバーとなる前田敦子・高橋みなみ・小嶋陽菜・板野友美・峯岸みなみ・大島優子・柏木由紀・指原莉乃も参加予定。伝説的な卒業メンバーたちが、現役メンバーとスペシャルヒットメドレーを披露するという。
ここ最近、かつてのような勢いをなくし、6年ぶりの「紅白歌合戦」出場となったAKB48。久しぶりに大舞台へメンバーが上がることになり、SNSではファンからの応援コメントが多く書き込まれている。
一方で、今回の紅白出場を伝えたNHKのポストには、「今のAKB48は全くわからないし、華はないでしょ、OGメンバーがあってこそ出れるとしか」「先輩の力を借りないと出られないところまで落ちたってことだね」、「現役メンバー ラッキー出演で草」など、かなり厳しい意見も書き込まれている。
なぜ、久しぶりの「紅白歌合戦」への出場で、グループには批判的なコメントが集まっているのだろうか。
「現状のAKB48の人気を考えると、卒業メンバーの力と20周年というタイミングがなければ紅白には選ばれません。そういった事情もあり、他のアイドルグループのファンが、今回のAKB48の特別枠での出場を、快く思っていなくバッシングのコメントを書いているようです。近年では視聴率が低下している『紅白歌合戦』ですが、それでも多くのアイドルグループは出場することを一つの目標にしています。それだけに、卒業メンバーの力を借りて出場するAKB48に、フェアじゃないと他のグループのファンは感じているようです」(民放関係者)
今回は、偉大な卒業メンバーのおかげで久しぶりの「紅白歌合戦」へ出場できるAKB48。いつか、きちんと再ブレークして、自力で紅白の大舞台に立てる日が来ることを願いたい。

