発端は、一之輔が飛行機に搭乗した際に手荷物のトートバッグを前の座席の下に入れようとしたところ、近くのキャビンアテンダント(以下、CA)が率先して、手伝ってくれたという。すると、ギックリ腰を起こしてしまい予約の入っていなかった隣の席で少し休むことになったという出来事をXに投稿した。
だが、ネットユーザーは重い荷物を頭上の荷物入れに入れることを一之輔が頼んだと思い込み、「自己中心的。ぎっくり腰は急病ではない」「二度と飛行機に乗るな」「自分は特別扱いが当たり前の考え方、やめろ」といった批判の声が上がり、「お前は『笑点』から降りろ」とネット上に厳しい意見が寄せられた。
だが、話は違ったようだ。
「実は、一之輔の荷物を入れようと腰をかがめたCAが『あっ!』と声を上げ、『どうしました』と一之輔が心配すると、『来たかもしれません、ギックリ、来たかもしれません』とCAがギックリ腰を起こしたのです。そして、『大丈夫なんですけど、ちょっといいですか。お客様の隣の席、座らせてもらっていいですか』とCAが着席し、これに一之輔が『無理しないでくださいね』といたわり、ここまでの状況をXに書き込んだのでした。よって、この件は一之輔の説明不足とも取れるが、ネットユーザーの勘違いだったのです」(芸能ライター)
自身の投稿に、「炎上しても、おもしろがって見ている」と余裕の構えを見せる一方で、SNSの扱い方を改めて考えさせられ「怖いけど、付き合い方ですよね…」とぼやいた。また、「『謝れ!』って言う方もいますけど、誰に謝ったらいいのかね」と対応にも困った。
ネット上で意見すれば、反論されるという残念な世の中にありつつある。もちろん、人を攻撃する発言は控えるべきだが、安易な発言も騒動につながる。改めて、ネット社会との付き合い方と伝える難しさというものを考えさせられた騒動だった。

