姫野はXで「最近、写真からAIでフィギュア化する投稿が流行っておりますが、そのサービス規約では『アップした写真や生成物が自由に利用・販売され、取り消し不可』とされています」と指摘した。
姫野は、「AIメーカーのサイトの規約で『あなたの入力(元画像)や出力(AI画像)は、我社が好きに使えるし他社に売ることもできるし、これは取り消せない』となっている」と、ユーザーがAIに入力した画像や生成された画像を使う権利がAI側に生まれると説明。
その上で、「特にレースアンバサダーのコスチュームに関してはスポンサー様のロゴが入った衣装や写真を二次利用されてしまうリスクが高いため、投稿は控えていただけますと幸いです」と呼びかけた。
また、姫野は「意図せずどこかで起こり得る勝手な商品化の手助けをしてしまう事になります。企業にとってロゴというものは資産です」と注意喚起し、「いつも応援してくださる皆さまのお気持ちは心から感謝しておりますし励みになりますが、どうか大切なデータを守るためにも、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます」とつづっていた。
写真のフィギュア化はGoogleの画像AIモデル「Nano Banana」のほか、複数のAIアプリで生成することができるが、姫野はどのAIアプリにその規約が書いてあるかについては言及していない。
この投稿に姫野の元には、「自分もやらかしてしまうところでした」「大事な部分だからね。しっかり守ってほしい」という声が集まっていたほか、「どのAIアプリの規約の話なのか投稿先のSNSの規約の話なのか…」「AIの学習データとして使うことも明記されてるので、Xも使わない方が良いのでは?」という指摘も寄せられていた。