『END CALL』は、携帯電話にまつわる怖い都市伝説をベースとしたホラームービーで、米国をはじめとする世界10か国で先に上映され、各国で絶賛されていた。10月16日より東京・シアターN渋谷にてスタートした限定レイトショーは、いわば日本凱旋公開にあたる。
痛みの伝わる残酷描写が話題となっているが、美男美女ばかりが揃ったキャスティングも今作の大きな見どころ。臼田あさ美、玲奈、小林俊、永岡佑ら、今を時めく若手俳優陣の中で主演に抜擢されたのが、『仮面ライダー555(ファイズ)』のヒロインで脚光を浴びた芳賀優里亜(はが・ゆりあ)。今回の凱旋公開を記念して、彼女にミニ・インタビューを行った。
−− 今回芳賀さんはヒロインを演じられましたが、演じていて楽しかったシーンを教えてください。
芳賀 ほぼ長回しのワンカットで撮っていたので、本番に入るまでのリハやセッティングには時間がかかるんですが、決まった時のオッケーが気持ちいいですね。照明もカメラも音も芝居もすべてオッケー、みたいな(笑)。
特に好きなのは、長い橋を歩きながらの長回しシーン! めっちゃ自然体で楽しかった〜。
−− では、特に表現しにくいシーンはありましたか?
芳賀 いえ、特にありませんよ。
−− 撮影現場での楽しかったエピソードと、苦しかったエピソードを教えてください。
芳賀 待ち時間が長すぎて、共演者のタスクくん(永岡佑)とプロデューサーの阿部(仁士)さんとカフェでお茶してた時間かな(笑)。内容はあんまり覚えてないんですが、そこで距離が縮まった気がしました。
苦しいことなんてなかったですよ。楽しい現場でしたから。
−− 現場では、特にどなたと仲良しでしたか?
芳賀 玲奈ちゃんは共通の知り合いもいて、もともと知っていたので、仲良しでした。あとは、ロケバスの大坪さんと、衣装の吉田さんと、メイクのえびちゃん(笑)。
−− 山本清史監督の印象を教えてください。
芳賀 まず、細い(笑)。それとミステリアス。いかにも「ホラー好きそう」って感じ(笑)。
−− ホラー映画を観るのは好きですか?
芳賀 それが正直、まったくダメなんですよ…。
−− そんな方がこんな怖い映画のヒロインとは面白いですね(笑)。では、これまでに怖い体験、不思議な体験をしたことはありますか?
芳賀 はっきりとは見えないんですですけど、(霊が)そばにいるときは感じます。頭が痛くなります。
−− やはりホラー女優としての素養は十分のようですね(笑)。では、女優としての抱負を教えてください。
芳賀 いい芝居がしたいです。いい現場に巡り会いたいです。
−− それでは最後に、芳賀さんが「ここに絶対注目してほしい!」とオススメする、この映画の見所を教えてください。
芳賀 色と世界観。そしてカメラワークですね。
−− ありがとうございました。
『END CALL』は10月29日まで、シアターN渋谷にて限定レイトショー公開中。
『END CALL』公式サイト http://www.endcall.net/
(山口敏太郎事務所)