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芸能ネタ 2017年11月25日 22時04分
『るろうに剣心』作者逮捕で宝塚歌劇版『るろ剣』はどうなる?
11月21日、警視庁は人気漫画『るろうに剣心』(『るろ剣』)の作者・和月伸宏容疑者を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で書類送検した。 和月容疑者は今年の10月、児童ポルノの販売会社から、10代前半の女児の裸が映った動画を収録したDVDを複数購入した疑いが持たれている。 和月容疑者は容疑を認めており、集英社はこの報道を受け、連載中の『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』の掲載をしばらく休載すると発表したほか、CS放送の「映画チャンネルNECO」は、11月25日に放送を予定していた実写映画版『るろうに剣心』のシリーズ計3作の放送を取りやめ、別番組に差し替えるなど、人気漫画だったが故の影響が多方面に出ている。 そんな『るろ剣』自粛ムードの中、今後の展開が最も絶望視されているのが、宝塚歌劇団雪組が2016年に公演した舞台、『浪漫活劇「るろうに剣心」』であるという。 本作は、『るろ剣』初のミュージカル作品で、脚本・演出に大ベテランの小池修一郎、主演は早霧せいな、咲妃みゆという雪組のトップスターらで制作され、独自のファン層を獲得し、それだけに、常に再演希望の声が絶えなかったという。 ところが、今回の作者逮捕の報道により、今後、宝塚歌劇団版の『るろ剣』再演の道は閉ざされてしまった可能性が高いという。 これは、演者が全員女性であるため、書類送検とはいえ、児童ポルノ禁止法違反に抵触してしまった作者の作品を使用することが難しくなるほか、伝統ある宝塚歌劇団故に、劇団の幹部、年配ファンからの風当たりは当然強くなることが予想されるため、再演に関しては、まず通らないだろうとファンの間でも予測されている。 また、上演された舞台の映像はDVD化され、販売されているが、事態が事態だけに、再プレスは厳しいと思われ、宝塚歌劇版の『るろ剣』はこのまま幻の作品となるのではないか、とも噂されている。
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芸能ネタ 2017年11月25日 12時00分
ヒロ ホンダ 映画「アウトレイジ最終章」出演で注目を浴びる仕事人
「うるせぇんだよ! ぶち殺すぞ、ばかやろう!」 お馴染みの怒号が飛び交う北野武監督の最新映画『アウトレイジ 最終章』が絶好調だ。 監督・主演の北野武はもちろん、同作には西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、大杉漣、白竜といったコワモテ俳優がズラリと顔を揃え、「全員暴走」のキャッチフレーズにたがわぬ、迫力の抗争劇を展開する。 「もちろん、『アウトレイジ』シリーズは全部見ていましたし、監督の他の作品も大好きだったので、まさか自分が出られるなんて思いませんでした。出演が決まってからは、他の方たちのセリフも完璧に覚えたくらい台本を何度も読みましたよ。ただ、現場では不思議と緊張はしませんでした。自分にできることはやれたとは思います」 こう話すのは、俳優の「ヒロ ホンダ」。ほとんどの人にとっては聞き慣れない名前かもしれないが、同作に出演している若手注目株の俳優である。 ヒロが演じたのは「張会長」の部下役。今作は関東の山王会、関西の花菱会、そして、たけし扮する大友を支援する大物フィクサー・張会長(金田時男)のグループによる三つ巴の抗争が物語の主軸となっており、張会長はまさに影の主役。ヒロは、その部下として、一癖もふた癖もありそうな出演者の中で存在感を見せている。 「想像していたよりスタッフの皆さんに笑顔が多かったんですが、そのぶん、本番での集中力も凄いんです。リハーサルも1回だけで、僕の場合は本番で台本になかったハングル文字で書かれた資料をいきなり渡され、『これを持ちながら張会長に説明して』と言われ、さすがに少しだけ焦りました。 出番自体は短かったんですが、嬉しかったのが、本番で西田さんがアドリブを入れてくれたこと。張会長に指示され、ある取引先に英語で電話をするシーンで、セリフを言って去っていく僕を振り返り、台本になかったセリフでツッコんでくれたんです」 西田にしてみればよくある話かもしれないが、ヒロはこのおかげで、現在の事務所に所属することになったという。 「北野監督に実際の演技を見てもらうのは、この時が初めてで、撮影後日に知人から、褒めていただいたことを伝え聞きました。シーンが終わった後に、西田さんから褒めていただいた話も聞いたんです。それがきっかけで、北野監督の紹介で今のオフィス北野の預かりとなりました」 とはいえ、一般的には無名の俳優がなぜ『アウトレイジ 最終章』に出演することになったのか。 「僕はもともと、アメリカで役者を目指していたのですが、2013年の夏に帰国した時に、たまたま北野監督にお会いする機会があったんです。実は、僕の父がたけしさんとよく仕事をしていて、役者の勉強をしていることを監督に伝えてくれていたんです。 その時はご挨拶程度でアメリカに戻ったんですが、'15年になって、北野監督がこの映画の準備に入り、張会長の秘書役でちゃんとした英語が喋れる役者さんを探しているということで『やってみるか?』と言っていただき、出演が決まりました」 映画監督として接した北野監督からは、貴重なアドバイスも受けた。 「シャイな方なのか、最初はほとんどお話できなかったんですが、何度かお会いしているうちに貴重なアドバイスをいくつもいただきました。特に『芸は10年、20年、時間がかかるからね』という言葉は印象に残っています。他にも『役者でやっていくなら色んなことができたほうがいい。タップダンスもできたほうがいいよ』と、目の前でタップを踏んでくれたんです。しかも、その間に何度も『偉そうに言ってゴメンね』と口にされるんです。撮影前にTBSの楽屋に遊びに行ったときには、年末特番の本番前にもかかわらず『ダンゴ食う? あっちの部屋にあるからさ』と、自分で取りに行ってくれたのも驚きました。本当に優しい方でしたね」 ヒロが役者を目指したのは20歳の時。憧れたのはエディ・マーフィのようなコメディアンで、目指すなら憧れた本場でと決意し、貯金を下ろし、借金もして単身アメリカに渡った。 「ロスの語学学校に通った後に、ウェスト・ロサンゼルス・カレッジという大学と、バロン・ブラウン・スタジオという演技の専門学校に通いました。カレッジでは演技の基本的な勉強を、スタジオでは、主にマイズナー・テクニックというものをみっちり学びました。 演劇にかかわる人以外には一般的ではないかもしれませんが、演技法や演劇理論が確立されている欧米でも主流になっているメソッド演技法のひとつで、ダスティン・ホフマンやロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノといった俳優さんもマイズナーの指導を受けていて、オーナーのバロンもハル・ベリーなどを指導したそうです。3回の遅刻で退学になるほど厳しい学校でしたが、勉強したおかげで俳優という仕事がどんどん面白くなりました」 英語も当初はほとんど話せなかったが、言葉を覚えるため、とにかく会う人、会う人に話しかけ、仲良くなることで言葉をマスターしたという。 「おかげで仲良くなった近所のパン屋さんで売れ残りをもらったりしながら、貧乏生活を乗り切ることができました(笑)。ただ、危険なこともあって、ロサンゼルスに住んでいた時には、本当にその辺の街角に普通にギャングがいましたからね。 ロスのアパートでは下の階にギャングが住んでいましたよ。アダムっていうヒョロッとした白人で、朝なんかに会えば普通に挨拶するくらいの顔見知りでしたが、ある日、アパートに帰ると、いきなり警官に囲まれてホールドアップされたんです。聞いたら、アダムはドラッグ密売の大物ディーラーで、傷害の前科なんかもあったらしい。この時はドラッグでの逮捕だったようで、アダムは終身刑になったみたいです。 バロン・スタジオを卒業した後、1年間の就労ビザを取ってニューヨークに移ったんですが、そこで最初に住んだワシントンハイツという地区も治安が悪くて、近所で銃声を聞いたことが何度もありますし、道を歩けばヤク中が奇声を上げていた(笑)」 ニューヨークでは小さな作品や舞台、テレビなどに出演して様々な経験を積みながら、オーディションを受けまくったという。 「大きな作品では『ミュータント・タートルズ』のようなものから、インディーズの映画まで、とにかくたくさん受けました。最初はフリーでやっていましたが、様々な仕事をこなした結果、マネージャーも付きました。アメリカでは役者がちゃんとした職業として確立されているため、小さな仕事でもギャラや待遇もしっかり保証されているんです」 『アウトレイジ 最終章』の出演が決まってからは、日本に戻って活動しており、『別れたら好きな人』(フジテレビ系)や、『マネーの天使』(日本テレビ系)、映画『あやしい彼女』に脇役で出演するなどキャリアを積んできた。 「ただ、将来的にはアメリカに戻ることも考えていて、アメリカのエージェントからも『早くこっちに戻ってきて、また一緒にやろう』と言われています。日本の事務所にも言いましたが、将来的には、日本とアメリカの両国で活動できる役者になりたいんです。 ゲイリー・オールドマンのような様々なタイプの役を演じられるようになりたいし、コメディーも続けていきたい。実は、アメリカにも『サタデー・ナイト・ライブ』のようなコント番組がいくつもあって、僕も一度だけ出演したことがあるんです」 北野作品が発見した原石が、これからどんな輝きを放つのか楽しみである。ヒロ ホンダ:本名=本多貴大。1985年8月10日生まれ、東京都出身。米ニューヨーク、日本にて映画や舞台に多数出演。『アウトレイジ 最終章』は絶賛公開中。
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芸能ネタ 2017年11月24日 22時10分
オードリー若林、テレ朝で清楚系女子アナに翻弄される
お笑い芸人が、是が非でも勝ち取りたい枠がある。テレビ朝日の平日23時15分開始の1時間枠だ。木曜日に、雨上がり決死隊が司会を務める『アメトーーク!』が放映されている同枠。メインMCを担うには、好感度と知名度とキャリアが必要で、かつ、笑いにつながる下ネタも求められる。現在、火曜日はバナナマンの『ソノサキ』、水曜日はマツコ・デラックス&有吉弘行の『マツコ&有吉 かりそめ天国』。金・土はドラマで、日曜日は関ジャニ∞の『関ジャム 完全燃SHOW』なので、芸人に与えられたチャンスは7分の4。雨上がり、バナナ、マツコ&有吉という2人1組システムに割って入っているのが、今年10月放送開始した月曜日の『激レアさんを連れてきた。』だ。芸人は、オードリー・若林正恭の1人体制なのだ。 若林といえば、童顔と相反した鋭い舌鋒、斜に構えたツッコミセンスが魅力なのか、女性ファンから「若さま」と呼ばれている。相方の春日俊彰と務めるラジオ『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)は、若さまがテレビで見せない闇と毒がダダ漏れとあって、同局を代表する大人気プログラムだ。その高実績も、テレ朝深夜枠を1人で担った要因かもしれない。 研究員の肩書きの若林を上座に座らせて、番組をどんどん進行していくのは、研究助手である弘中綾香テレビ朝日アナウンサー。同局の看板音楽番組『ミュージックステーション』で、タモリとコンビを組む26歳だ。ももいろクローバーZ・玉井詩織を激烈に推しているモノノフ(ももクロファンの呼称)でもある弘中は、週1ペースでタモリや大物ミュージシャンを相手にサクサク進行しているだけあって、肝の据わり方がハンパない。キャリア4年と思えない大物っぷりだ。 番組は、九死に一生を得た一般人、前代未聞のおバカ事件に巻き込まれた文化人などの“激レアさん”をスタジオに招き、ウソのような実体験話をヘタなイラスト、手書きフリップ、写真などで説明していく。実話だけで満腹感を得られるのだが、時にはディスり、時には上から目線で、テキトーにあしらったり、無駄な知識をバンバン入れ込んだり。激レアさんを敬っているのか、小馬鹿にしているのか、疑問を抱かざるを得ないシーンを、事もあろうか弘中アナが生んでいるのだ。 登場する激レアさんは、風俗店でくも膜下出血になった人気漫画家、育毛剤で医学界の常識を変えた普通の主婦、洞窟や洞穴で43年暮らした野人、ヒアリに70回以上も刺されている研究員、ドバイの王族に気に入られた短パンのおじさんなど。予想を上回るガチレアばかり。それを、清楚系女子アナが腹黒さを垣間見せながら、若林が煽り、ツッコみ、便乗しながら紹介していく。一筋縄でいかないお笑いのセオリーが、そこにはあるのだ。 女子アナ、芸人、激レアさん。笑いの三つ巴戦をけん引しているのは、若さまをも手玉に取る弘中アナ。ここが、醍醐味なのだ。
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レジャー 2017年11月24日 22時02分
5回東京競馬7日目(11月25日・土曜日)予想・橋本 千春
★ルメール騎手なら鬼に金棒。2歳王者のサトノアレスが勝つ★東京11R「キャピタルS」芝1600㍍◎2サトノアレス○15ロードクエスト▲8トウショウドラフタ△4ダイワキャグニー、12マイネルハニー 本命には2歳王者のサトノアレスを推す。その根拠は、破竹の3連勝で朝日杯FSを制した確固たる実績と、実力の裏付けがあるからだ。確かに、近走は不本意な結果に終わっているが、函館記念(6着)、富士S(6着)とも敗因は明らか。不得手の道悪馬場に殺され、力を出し切れずに敗れているのだ。度外視して大丈夫。着差も0秒4、0秒9なら巻き返しは十分可能だろう。特に、富士Sは5着のペルシアンナイトが先週のマイルチャンピオンSを優勝、3歳世代のレベルの高さを証明したことも追い風になっている。幸い、今回は道悪馬場の心配がなくなり、鞍上もルメール騎手なら、起死回生の一発が期待できる。状態も休み明けを1度使って、上積みは大きい。東京10R「銀嶺S」ダ1400㍍★ハンデ頭の実力馬、レッドゲルニカの底力を素直に信頼して大丈夫★◎14レッドゲルニカ○8エイシンビジョン▲5カネトシビバーチェ△4プリサイスエース、11ショウナンカサロ 実力馬のレッドゲルニカが前走のリベンジ。そのテレビ静岡賞12着は出遅れが全て。後方からの競馬を余儀なくされたのは初めてのこと。おまけに、脚抜きの良い湿った馬場で、時計が速くなったのも響いた。敗因は明らかで、決して悲観することはない。もともと、昨年の5回中山開催・フェアウェルSで現級勝ちしている格上の存在でもある。スタートさえ決まれば、チャンスは大きい。トップハンデ58㌔も2走前の夏至S(ハナ差2着)で克服済み。京都11R「京都2歳S」芝2000㍍★馬場も展開も問わない大物、タイムフライヤーのV3が濃厚★◎2タイムフライヤー○3マイハートビート▲6グレイル△7シスターフラッグ、8スラッシュメタル 3戦2勝、2着1回。――完成度の高さはメンバー屈指のタイムフライヤー。唯一、2着と後塵を拝した新馬戦の勝ち馬は、直後に札幌2歳Sを優勝するロックディスタウン。その馬と0秒1差の接戦を演じているのだから、価値が高い。レースセンスも一流。テン良し、中良し、終い良しと三拍子が揃っており、1ハロン延長も全く心配無用。破竹の3連勝で栄冠を手にする。
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スポーツ 2017年11月24日 18時35分
いざアジアの頂点へ 浦和レッズ25日にACL決勝第二戦
浦和レッズのビッグタイトル獲得が目前だ。 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝・第一戦、アルヒラル(サウジアラビア)のホームで、ドローで終えており、いよいよ25日には埼玉スタジアムでの第二戦が行われる。国内での戦いで苦しみぬいたものの、巻き返しをはかる浦和は、二度目のアジアチャンピオンの獲得を目指す。■波に乗り切れず監督解任も Jリーグでは例年になく苦戦を強いられたシーズンを送った。 開幕当初こそ順調に勝ち点を積み上げたものの、4月30日にそれまで勝ち星のなかった大宮アルディージャに敗れると、5月4日の鹿島アントラーズ戦でも敗れ、今季初の連敗。6月にも3連敗を喫し、早々に優勝戦線から脱落した。その後も、毎試合のように失点を重ね、勝ち点を伸ばすことが出来ず、7月30日、就任から6年目を迎えていたペトロビッチ前監督を解任、クラブOBでもある堀孝史新監督を迎え、再スタートを図るも、勝ちきれない試合も多く、残り2節を残しリーグ7位と再浮上のきっかけを掴めないまま終盤を迎えている。 無敗でステージ優勝を遂げた一昨年、リーグ・カップを手にした昨年までのような勢いは完全に影をひそめ、国内での三冠タイトル(Jリーグ・リーグカップ・天皇杯)の何れにもたどり着けなかった2017年だった。■攻撃力を武器に頂点へ それでも、ここにきて、復調の兆しを見せてきている。 監督交代後は、ここまで5勝5分け2敗と徐々に持ち直しつつあり、興梠慎三やラファエルシルバを中心としたリーグ二位の総得点数を誇る攻撃力は脅威であり続けている。また、先の欧州遠征にはJリーグクラブからは最多となる5人が選出され、長澤和輝がA代表デビューを果たし、槙野智章はブラジル戦において、今回の日本代表唯一となる得点を挙げるなど存在感を示す活躍を示した。 そして、ACLでは準々決勝第二戦、9月13日の対川崎フロンターレ戦で圧巻の4ゴールを叩き出し、逆転で準決勝進出を掴んだ。苦しんだ今季を払拭するかのようなベストゲームと言ってもいいだろう。 先日の決勝第一戦では、およそ6万人の観衆に包まれた敵地において、1対1のドローながらも、貴重なアウェーゴールを奪っている。10年ぶり2度目となるアジアの頂点へ優位に着けているのは確実だ。 リーグを代表するビッグクラブでありながら、ピッチ内外において、様々話題を呼んだ浦和レッズ。決してスマートなものばかりではない、その足跡は多くの「アンチ浦和」も生んだことも確かだろう。ただ、再生の途上でひたむきに歩を進めている現在の元王者からは不思議な力強さが伝わってくる。「Jリーグにアジア王者がいる」 そんな、われわれ日本人にとって誇らしい景色を再びみせてくれるはずだ。(佐藤文孝)
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社会 2017年11月24日 14時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 社員は道具になった
トヨタやホンダなど、大手自動車メーカーが期間従業員の雇用ルールを変更した、と朝日新聞が伝えた。 2013年に改正された労働契約法では、期間従業員でも、累積で5年間勤務すれば、正社員にしなければならないとの規定が設けられた。これまで自動車メーカーは、1年ごとに1カ月とか3カ月の空白期間をおいて、同じ期間工を繰り返し雇ってきた。そうすれば、正社員(期限の定めのない雇用)にしなくて済むからだ。 改正労働契約法では、さすがに累積で5年も働いたら、正社員にすべきだろうという判断の下で、正社員登用のルールを決めたのだ。ところが、法律には抜け道があった。雇用の空白期間が6カ月になった時点で、累積の雇用期間がリセットされるのだ。つまり、5年ごとに6カ月の空白期間を置けば、期間工を非正社員として雇い続けることができるのだ。その抜け道を、大手自動車メーカーは、足並み揃えて利用することにした。 期間工として働く労働者の立場からみると、これまでは最短1カ月のインターバルを置けば、ずっと働けたものが、今後はさらに5年ごとに6カ月のインターバルを置く必要になった。雇用は、法律の目指す方向とは裏腹に、確実に不安定化したのだ。 法律の趣旨とは裏腹の結果になっているのは、一昨年に施行された改正派遣労働法も同じだ。 3年を超えて派遣労働を続けると、正社員にしないといけなくなったため、派遣労働者は3年ごとに職場を転がされて、技術を身に付けるチャンスを失ってしまったのだ。 こうした「社員イジメ」の背景は、企業が従業員を“仲間”だとは思わずに、利益を稼ぎ出すための道具として位置付けたことによるものだろう。 それを裏付けるもう一つの「事件」が起きた。みずほフィナンシャルグループが、今後10年程度をかけて、グループ全体の従業員を6万人から4万人に減らす方向で検討していることが、明らかになったのだ。これは、行員3人に1人が仕事を失う勘定になる大リストラだ。 その表向きの理由は、人工知能やIT技術の進化によって、人が行ってきた業務を効率化することが可能になったことだとされている。ただし、私が問題だと思うのは、みずほフィナンシャルグループが、昨年度に6035億円という巨額の最終利益をあげているという事実だ。 つまり、とてつもなく儲かっていても、利益拡大のためには、従業員を切り捨てるということ。しかも、これはみずほフィナンシャルグループだけの話ではない。三菱東京UFJ銀行も、今後3年間で現在ある480店舗のうち1〜2割の統廃合を検討している。店舗がなくなれば、当然、行員もリストラされる。 かつて日本の大企業は、経営が悪化し、他に手がなくなったときに、初めてリストラに手を染めたものだ。ところが、もはやどんなに儲かっていても、会社が従業員を切り捨てる時代がやってきたのだ。それも、自動車や銀行といった安定雇用の代表業種でもそうなってしまった。 働く仲間を犠牲にしてまで確保しなければならない利益というのは、一体何なのだろうか。
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芸能ネタ 2017年11月23日 22時10分
“花形”の職業ではなくなった民放キー局の女子アナ
民放キー局の一部の主力女子アナたちの過酷な労働環境について、発売の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。 主力アナの過労ぶりを露呈していたのはTBSの吉田明世アナ。10月29日の「サンデー・ジャポン」生放送中に体調不良を訴え、途中退席。しかし、翌日、月曜から金曜まで出演している朝の帯番組「ビビット」で仕事復帰を果たした。 そんな中、11月20日の同番組には出演せず。同日午後に放送された「たまむすび」(TBSラジオ)内で、「この間、倒れてしまったこともあって、勤務を見直し、上司と番組(スタッフ)と相談を重ねた結果、週の後半、水木金曜日だけを担当させて頂くことになったんです」と出演本数を減らしたことを明かしていた。 民放キー局を見渡すと、テレビ朝日は青山愛アナが7月、宇佐美佑果アナが年内で退社。TBSは、久保田智子アナが昨年3月に有給休暇消化後の退社を発表、佐藤渚アナも今年4月退社した。日テレは小熊美香アナが妊娠・出産を機に12月中の退社を発表。フジテレビはお笑いコンビ・さまぁ〜ずの大竹一樹の妻、中村仁美アナが部署異動の辞令を受けたのを機に7月に退社している。 同誌によると、どんどん女子アナが退社する一因となっているのが、一部の主力アナへの仕事の集中。たとえば、日テレではミトちゃんこと水ト麻美アナが過重労働気味。杉野真実アナも報道を中心にフル回転なのだとか。 フジテレビは椿原慶子アナ、生野陽子アナ、山崎夕貴アナばかりに出演が集中しているというのだ。「同じ給料にもかかわらず、仕事をバンバン入れられた方はたまったものではないだろう。しかし、力量に差があると力がある方を使うのは上層部として当然の判断。とはいえ、過重労働ではまったく“花形”の職業とはいえない」(テレビ局関係者) それなりの“覚悟”がなければ、売れっ子アナは目指せないようだ。
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その他 2017年11月23日 12時30分
飛行隊「ブルーインパルス」が四年ぶりに登場
岐阜県の航空自衛隊岐阜基地で2017年11月19日(日)、「岐阜基地航空祭」が開催された。各務原飛行場の開設100周年を記念した航空祭には約13万人が来場した。宮城県の空自松島基地所属の飛行隊「ブルーインパルス」が四年ぶりに登場。離陸直前に上空の天候が悪化し、アクロバット飛行は行わなかったが、6機が曇り空の下、編隊飛行を披露した。「2017年レッドブル・エアレース」日本人初のワールドチャンピオン、室屋義秀さんによるアクロバット飛行や、岐阜基地所属の戦闘機の飛行展示は予定通り行われ、多くの家族連れや航空ファンを魅了した。飛行場エプロン地区には、各種輸送機、戦闘機などが展示され、特に国産初のステルス実証機「X2」には来場者の列ができていた。
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社会 2017年11月23日 10時00分
野田総務相が橋下徹&小池都知事「NHK」トリオで天下取りへ
野田聖子総務相が11月7日の記者会見で、地元の岐阜県で女性を対象にした政治塾を発足させる意向を示した。この突如の“野田塾”開講の動きに、自民党関係者は敏感にザワつき始めている。 野田氏は、開講理由を「全体で女性の比率は高まったが、私が所属する自民党では下がってしまった。継続できる女性議員を作るため、まずは候補者を作らなくてはいけない」と話し、将来は全国展開する予定なノダという。 「安倍首相含め自民党内では、『小池(百合子希望の党代表)の次は野田か』の声しきりです。今回の人事で安倍首相が野田氏を閣僚に入れているのは、背後からの“反安倍”の攻撃を封じるため。そこへ、小池氏がようやく静かになったと思ったら、今度はその最大の盟友が塾を立ち上げるという。あの小池塾『希望の塾』が開講した時と同様、腹を探るのは当然の話」(自民党ベテラン議員) 帝国ホテル従業員から1987年に政界入りした57歳の野田氏、片や'92年にキャスターから転身した65歳の小池氏は、異色の経歴を持つ女性議員ながら、互いに切磋琢磨で政界を上り詰めてきた。 「それもあって、2人は焼き鳥屋で日本酒を飲み交わす仲。野田氏が一昨年に総裁選出馬を模索した際は、小池氏が推薦人集めをバックアップし、小池氏が都知事選に出馬し自民党と対立した時には、野田氏が裏で支援した。最近では、希望の党を立ち上げた小池氏が、衆院選で自ら出馬する場合、後継の都知事候補を野田氏にするとの情報もあったほどです」(全国紙政治部記者) それだけに、希望の党の衆院選での大敗に、最も心を痛めていたのが野田氏だったという。そうした状況下、野田氏が塾立ち上げの宣言をした意図について、周辺関係者はこう言うノダ。 「当然、野田氏にすれば小池氏という類まれな才能を持つ女性政治家を、このまま見殺しにはできない。そこで、自らも含めての起死回生策として打ち出したのが、政治塾の立ち上げというわけです」 野田氏自身としては、塾開講はもちろん、来年秋の自民党総裁選に出馬するためのアドバルーンの意味合いも強いというノダ。 「閣僚にして塾の反響があれば、自民党内での存在感はかなり大きくなる。そこで、塾講師を小池氏にも依頼して話題作りをする。総裁選に向けては、野田氏は今、無派閥ですが、自ら立ち上げる準備も同時に進め、最低でも40人から50人規模を目指すのではないか。もちろん、現状のままでは安倍首相に総裁選で勝てるとは思ってはいないが、今後、安倍首相が森友・加計疑惑で失速するかもしれないし、改憲や得意の外交でつまずく可能性も十分にある。その時のために、しっかり爪を砥いでおく必要があるのです」(同) そんなチャンスにかける青写真は、現実的なシナリオも併せ持つというノダ。 「党内で派閥を作り、安倍首相の動向次第では自民党を乗っ取る。それが不可能と見た場合は、ケツをまくり離党した上で、“野田新党”を立ち上げる。そこに、同じ“反安倍”の石破茂氏を引き込むことで、100人規模になる。そこから希望の党、日本維新の会、さらには民進党や無派閥とも連携を図れば、自民党超えも不可能なことではない。“野田新党”構想も含め、すでに衆院選後、野田氏は小池氏に計画を打ち明けているといいます」(同) その了承を受けての、野田塾の動きということか。対して、小池氏周辺関係者はこう言う。 「野田氏の今回の動きの目的と小池氏との接触は、おそらく同一線上にあるのではないか。小池氏も再始動のチャンスを窺っている。もっとも、小池氏は今後の動きについて、衆院選後もツイッターなどで再三にわたって小池氏をフォローしている橋下徹前大阪市長との連携を画策しているという。その話を合わせれば、野田・橋下・小池の三枚看板になる。そうなると、野田新党に、希望の党、日本維新の会が合流し、政権交代可能な政党が生まれることになるのではないか」 橋下氏は月刊『正論』12月号でのインタビューでも、民進党の分断を「二大政党制につながる可能性を作った」として大絶賛し、その後の批判についても「大胆なことをやっている証し」とし、市長や大阪府知事に携わった自分と重ね合わせるかのように高評価している。 「そこで橋下氏は、安倍内閣の菅義偉官房長官、橋下氏本人と松井一郎大阪府知事というように、小池氏がいくら優秀でも番頭役がいなければ海千山千の政治家を束ねることはできない、とも語っている。衆院選を経て小池氏もその課題は十分に理解しており、克服するためには橋下氏や野田氏との連携は必要不可欠と考えている」(同) そうした中、自民党ベテラン議員からは、すでにこんな話も聞こえてくる。 「あの3人、NHK(野田・橋下・小池)の連携の情報はすでに耳に入っている。衆院選後から相当、密に話し合っているんじゃないか。確かに今回、失敗した小池氏に2人が加われば厄介だ。ただ、野田氏と小池氏は首相の座を露骨に狙うタチだし、橋下氏も今は補佐役アピールをしているが、機を見て天下取りを狙うに違いない。そんな3人が組んでうまく行くかどうか」 ともあれ、“NHK”から目が離せないノダ。
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芸能ネタ 2017年11月22日 22時59分
12年ぶり紅白出演の倉木麻衣、ニアミス宇多田ヒカルとの因縁?
「第68回NHK紅白歌合戦」の出場者が発表された。注目が集まったのは12年ぶり4回目となる倉木麻衣だろう。倉木は4月に公開された「劇場版名探偵コナン:から紅の恋歌」の主題歌「渡月橋 〜君 想ふ〜」がヒットしており、その実績を買われての出場と見られる。 「倉木は1999年に17歳で『Love, Day After Tomorrow』を発売。ノンタイアップながら140万枚を売り上げ、90年代を象徴するアーティストの一人といえます。今年の『紅白』は、事前には安室奈美恵や小沢健二の出場が取りざたされていました。また、トータス松本、エレファントカシマシも初出場に名を連ね、くしくも90年代ブレイク組が並ぶ形となりました(トータスは『ウルフルズ』としては出場済み)」(音楽ライター) このラインナップに、ニアミスとなったアーティストが宇多田ヒカルだ。昨年度の「第67回大会」に初出場し、ロンドンからの生中継で、朝ドラマ「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」を披露した。倉木は宇多田と因縁がある。「倉木のデビュー時に、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)に出演した宇多田に、ダウンタウンの浜田雅功が『お前のパクリが出ている』と発言したのです。明らかに倉木を指しており、その場では笑いが起きました。10代のソロシンガーというキャラクターが似ているのは確かですが、両者は音楽性も異なるため『パクリ』とはいえないでしょう。この一件で、倉木の事務所サイドが激怒し、フジテレビが謝罪する騒ぎに発展します。宇多田も公式ホームページで謝罪をしました」(前出・同) その後、倉木は宇多田と友人関係となったといわれるが、真相は定かではない。1年違いのニアミスキャスティングにハラハラしたファンも多そうだ。
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レジャー
GI朝日杯FS マイネルレーニア 血の魔力で勝つ
2006年12月07日 15時00分
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レジャー
GI朝日杯FS オースミダイドウ V4で2歳王者 クラシックヘ 無敗街道
2006年12月04日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF 藍子 イクスキューズ
2006年12月02日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF 古谷自信の本命 イクスキューズ
2006年12月01日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF 新阪神コース大歓迎 ルミナスハーバー強襲
2006年11月30日 15時00分
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レジャー
GI阪神JF追い切り速報 ぶっちぎった前走からさらに上昇 アストンマーチャン鋭伸
2006年11月29日 15時00分
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GI阪神JF 藤沢和師が岡田繁幸氏が素質大絶賛 日本一の相馬眼にかなった逸材 イクスキューズ
2006年11月28日 15時00分
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GI阪神JF アストンマーチャン 2歳女王へ
2006年11月27日 15時00分
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GIジャパンC 世界最強へ ハーツ 2度目のディープ狩りだ
2006年11月21日 15時00分
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マイルCS確定 古谷指名 大穴 ロジック
2006年11月17日 15時00分
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マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分