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JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧

 今週の川崎競馬は11月2、3日の2日間がJBCデー。2日には交流GIの「JBCマイル」(ダ1600m)が行われる。中央、地方所属の有力馬が一堂に会し、混戦模様の一戦だが、注目は目下3連勝中と勢いのあるメイショウバトラー(牝6歳、栗東・高橋成忠厩舎)だ。破竹の快進撃を続けるバトラーの好調の秘密とは? 管理する高橋成師を直撃した。

 −−1年5カ月ぶりの欅Sこそ12着と惨敗しましたが、その後は破竹の快進撃が始まりました。
 「長い間の休みがあって、これだけの競馬で3連勝するんだから、能力の高さとダート適性があったんだろう。若いころはわざとケイコで砂をかぶらせたり、折り合い面にいろいろと苦慮した馬だったが、それも今では見事に克服。脚元にも不安がなく、思い通りの調教を積めて、レースにも順調に使えているから馬自身にも力がついてくるんだろうな」

 −−JBCマイルに参戦を決めた理由は?
 「1度、地方のGIに使いたいと思っていたんだ。南部杯は除外で使えなかったが、深いダートの佐賀でサマーチャンピオンSを勝ったし、適性を示してくれたからね。しかも、当時はこちらも佐賀競馬は初めてで、手探りの状態。暑い盛りにいったん小倉に下ろして、そこから佐賀に入厩したが、案の定、狭い馬房で暑く、隣にうるさい男馬がいたから舟ゆすりをするなど、イレ込んで汗ビッショリ。当日のパドックなんて、もう“シュン太郎”でこれはダメだと思ったのに勝つんだからね。その時に本当に大したヤツだと思ったんだ」

 −−26日の坂路では800m52秒4→37秒8→13秒5の好時計を楽々とマークしました。
 「19日にすでに、坂路で53秒4、ラスト1F12秒8の時計を出しているように、この中間も予定通りのメニューをこなしているが、19日のケイコに比べても、26日の動きの方が良かった。上々の追い切りだったね」

 −−最後に、JBCマイルに向けての抱負をお聞かせ下さい。
 「脚質に幅が出て、どんな競馬もできる。ゲートを出たなりで競馬ができるのは強み。涼しくなって馬の調子はグングンと上がっているから、つねに脚元に細心の注意を払ってやらないといけないほど。今回の結果次第ではJCダートも視野に入ってくるし、楽しみな一戦だよ」

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