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ミステリー 2018年03月25日 23時19分
【TVでおなじみ山口敏太郎の“UMA”ファイル】「ヒバゴン」と獣人妖怪たち〜実は昔から生息していた!?
広島県の比婆山に棲むと推測される獣人UMAがヒバゴンだ。 ヒバゴン騒動の発端は1970年7月20日であり、広島県比婆郡(現・庄原市、以下同)西城町油木地区で初めて目撃されている。山でキノコ狩り中の小学生によって、熊笹を掻き分け出現したヒバゴンが確認されたのだ。その後、多数の目撃者を出している。1974年には、ヒバゴンと思しき生物が写真撮影された。この写真を鑑定した動物学者たちは、ニホンザルかツキノワグマだろうとしている。勿論、この写真そのものが、ヒバゴンを写したものではないという意見もある。 ヒバゴンについての物証は少ない。足跡のサイズは縦21cm、幅22cmで、体長は1.5mから1,7m程度。ヒバゴンのものと思われる足跡や体毛が採取されているが、残念ながら正体の特定には到っていない。 一応、仮説では巨大クマ説が有力だが、動物園やサーカスから逃走したチンパンジー説、巨大化した日本猿説も根強い。筆者・山口敏太郎の仮説では、戦争中に山中に遺棄された類人猿の生き残りだとしている。 また、ヒバゴンが出演した広島県比婆郡近辺には獣人系の妖怪の伝説も存在している。 比婆郡東城町に出た妖怪とされる藍婆がそれだ。鬼の一種や山姥とも言われているが、姿に関する詳細が伝わっていないため、正体は不明である。出現した場所は比婆山と近く、ヒバゴンとの関連が指摘されている。藍婆は日頃、猪、鹿、狼を食べていたが、時々木こりや女など人間をさらって、石臼ですりつぶし、貪ったとされている。後に覚隠という僧侶が山に入り、藍婆を教化したことで人に対する害が減ったそうだ。 ヒバゴンはここ20年近く目撃例が無いが、町おこしに利用されている。1970年からは「ヒバゴン郷どえりゃあ祭」というヒバゴン関連のイベントが開催されている。土産物には「ヒバゴン饅頭」などがある。地元の食事処「やまびこ」では、なんと「ヒバゴン丼」を扱っている。 他にも、広島ではゆるキャラの一つのように考えられている向きもあるため、ヒバゴンは昔から現代に至るまで地元の人々に愛されているキャラクターといえるのかもしれない。監修:山口敏太郎
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レジャー 2018年03月25日 23時00分
本当にあった怖い彼氏〜カーテンに潜んでいた男〜
東田陸子(仮名・26歳) ある日、仕事から帰宅した時のことです。スーツから部屋着に着替えていると、いきなり背後から見知らぬ人物に羽交い締めにされ、そのままベッドに押し倒されたことがあります。私はあまりのパニックに悲鳴を上げ、必死にそこから逃げようとしました。すると「俺だよ、俺」という相手の声が聞こえ、よく見るとそれは彼氏だったのです。 その瞬間、安心して一気に体の力が抜けたのですが、少し冷静になると、段々腹が立ってきて彼を問い詰めました。彼が言うには、私が喜んでくれると思ってやったそうです。確かに私はドMなので、無理やり襲われる妄想をしていると彼には話したことがあります。それで彼は、渡していた合鍵を使って、帰ってくるまでカーテンの後ろで隠れていたそうなんです。 でも、私が言っていた状況は、妄想の世界だからいいのであって、実際に襲われるのは絶対に嫌です。今回は、彼だったからまだよかったものの、もし違う人だったらと考えるとゾッとしますね。彼にはその後、もう絶対にやらないでほしいときつく怒りました。 彼はバラエティ番組の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が大好きみたいで、その中の「◯◯に人がいる」シリーズに影響を受けたと言っていました。あの番組では、ベッドや後部座席など色々なところに人が潜み、芸能人を驚かすという企画ですが、素人はマネしないでほしいと思いますね。写真・CarbonNYC
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芸能 2018年03月25日 22時30分
雑誌賞受賞の髭男爵・山田ルイ53世 “一発屋”の汚名返上で評価上昇中
お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世が、ラジオ番組「髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」(文化放送)で、自身が「第24回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」を受賞した喜びを語った。この様子は文化放送のポッドキャストで、26日に配信される。 山田が受賞した同賞は、大手出版社の編集者100名の投票で、国内の雑誌媒体に掲載された記事や企画に対して贈られる。山田は昨年月刊誌『新潮45』(新潮社)に連載した「一発屋芸人列伝」で「作品賞」を受賞した。 連載では髭男爵をはじめ、波田陽区やレイザーラモンHGら、かつて一世を風靡したお笑い芸人をフィーチャー。5月には単行本化も決定している。 収録で山田は、「『一発屋総選挙』優勝以来の受賞です」と自虐的にコメントしつつ、感激した様子。世間では一発屋芸人扱いとなっている髭男爵だが、近年山田は文化人芸人として静かに注目を集めているようだ。 「山田は『一発屋芸人列伝』の前にも、自身の引きこもり経験をつづった『ヒキコモリ漂流記』(マガジンハウス)を発表しています。またコメンテーターとしても、的確なコメントをするとネットユーザーから支持されています」(ネットライター) 山田は昨年、『ワイドナショー』(フジテレビ系)にも出演。ネットでエゴサーチをした際、自分に向けられていた“ネットの声”について反応。ネットユーザーの容赦ない誹謗に対し、「その厳しい目、自分自身の人生に向ける勇気ある?」と問いかけた。この発言はネットでも、「これは名言」、「刺さるな」「また番組に出てほしい」などの声が寄せられ、反響を呼んだ。 「情報番組のコメンテーターを務める芸人たちの多くは、ネットユーザーから『コメントが薄くて稚拙』と叩かれがちです。その分、山田の件は珍しいケースと言えます。今後ネットユーザーの支持率の高さと鋭い観察眼を活かせば、活躍の場がより広がる可能性もあります」(同) 今回の受賞を機に、文化人芸人としての認知がぐんと広がりそうだ。
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芸能 2018年03月25日 22時30分
ファンでさえ“炎上”を危惧する乃木坂46の国歌斉唱
昨年の「日本レコード大賞」を受賞したアイドルグループ・乃木坂46が、30日に東京ドームで行われるプロ野球開幕戦・巨人|阪神で国歌斉唱を務めることが発表された。 歌唱する“選抜メンバー”は、生田絵梨花(21)、久保史緒里(16)、桜井玲香(23)、白石麻衣(25)、西野七瀬(23)、山下美月(18)。 同グループキャプテンの桜井は、「伝統ある読売ジャイアンツの、しかも開幕戦という大舞台で、とても緊張しますが、精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントしている。 「かつてAKB48がこなしていたような仕事は今やすっかり乃木坂46に回っています。巨人戦の開幕戦の国歌斉唱はその当時に勢いのある大物がこなすことが多いのですが、昨年のレコ大を獲得して勢いにのる乃木坂は適任。ただ、ライブパフォーマンスなどの際の歌唱の大半が口パクであることはファンならずともよく知られた話です」(レコード会社関係者) 歌唱する6人の中で、生田はミュージカルへの出演をこなしているため無難にこなしそう。 ネット上でも「全部生田に歌わせればいいだろ」という“正論”が飛び出している。 しかし、「普通に叩かれ要素満載仕事」、「一般人って国歌斉唱は生歌歌上手を求めてるから叩かれないか不安」などと、歌唱を不安視する声が多い。 「かつて、SMAPの中居正広が独唱をした時は観客席から失笑が漏れた。とはいえ、中居は歌が下手なのをネタにしているから許されたが、レコ大受賞歌手の乃木坂が下手くそではシャレにならないだろう」(芸能記者) 乃木坂の6人が本番をどう乗り越えるかが注目される。
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芸能 2018年03月25日 22時20分
深夜バラエティファンの評価絶大だった番組が終了 有村藍里も覚醒させた
番組の作りは『ゴッドタン』(テレビ東京系)に似ており、基本的には、芸人の才能任せだ。予定調和はなく、脱線からミラクルが起こり、芸人や女性タレントが覚醒する。その事件を楽しむクセが強い。20日深夜、残念ながら幕を閉じた『NEO決戦バラエティ キングちゃん』(同)は、そんな番組だった。 プロデューサーは、佐久間宣行氏。テレ東の社員演出家であり、『ゴッドタン』の名物プロデューサーで、他局への出演経験もある有名業界人だ。次期クールからは、テレ東の平日夕方枠に進出して、青春バラエティ番組『青春高校3年C組』を秋元康とともに手がける。この新番組に、“キングちゃん”のメイン司会者だった千鳥やメイプル超合金、小峠英二(バイきんぐ)、三四郎、おぎやはぎ、バカリズム、日村勇紀(バナナマン)といった“ゴッドタンファミリー”が出演するため、佐久間Pは断腸の思いで“キングちゃん”をいったん手離したのだろう。 佐久間Pの手にかかり、奥底で眠らせていたダークな部分をあらわにして脱皮したのは、有村架純の姉、有村藍里だ。かつては「新井ゆうこ」の芸名でグラビア活動をしていたが、国民的女優の姉であることをカミングアウトして、自虐系キャラを開花させると一躍ブレイク。『キングちゃん』では、悲しすぎる実話であまたの芸人を仰天させた。 1月のオンエア回では、悲しく恥ずかしかった出来事を打ち明けるシチュエーションコントを展開。有村は芸人に交じり、「『テラフォーマーズ』のゴキブリや『進撃の巨人』で主人公の母親を食べた巨人、最近はテレ朝のナスDに似ていると言われる」と明かし、「だんだん人間に近づいてきてるから、いいんだけどさ」とオチを付けた。さらに、「『東スポ』で有村架純の姉ってバラされて、売名って叩かれて。芸名から本名に変えたら、さらに売名って叩かれるんだけど、どうしたらいいですか?」と聞くにたえない悩みを披露した。 そんな“有村姉”は、ネットで「ブサイク」、「整形しろ」と誹謗中傷を受けたことに傷ついていた模様。歯を6本も抜いて、矯正し終えていたことまで告白した。その肝の座りっぷりで一気に好感度が上がり、“激白系番組”からのオファーが相次いだという。 そんなニュースターを輩出した同番組のシーズン3は、およそ3カ月でその任務を終え、ひとまず終了。総勢59名の芸人が笑いのために、「マッチメイク」という名のもとに無理難題に挑戦した。野性爆弾・くっきーは三四郎・小宮にディープキス。千鳥・ノブは劇団ひとりから本気で肛門に指を突っ込まれた。まさに「惜しまれながら終了した」の文言がふさわしい。 視聴者も別れを惜しんでいるが、シーズン4のリスタートを切望しているのは他でもない、芸人たちなのではないか。
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社会 2018年03月25日 22時10分
最近横行している「触らない痴漢」って何?元埼玉鉄道警察隊の隊長が告白
3月23日に放送された『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京系)で「痴漢」が特集された。数々の痴漢行為を検挙してきた元埼玉鉄道警察隊隊長が出演し、痴漢が減らない理由や最新の痴漢の手口などを語った。 現在、日本では痴漢がなかなか減っていないという。その理由について元警察隊の澤登真珠枝氏は「今、電車は一人一人が『個室化』している。スマホを持っている方がほとんどで、その世界に入り込む。(スマホに没頭すると)隣に誰が座っているのかも分からない。前にどんな人が立っているのかも全く分からない」と説明。スマホの普及により、周囲への警戒心を持たない人が増え、痴漢に遭う女性がいたとしても周囲は気付かないと指摘した。 次に澤登氏は、痴漢に遭いやすい女性の特徴を説明。「検挙した犯人から聞いた話だが、混雑しているところで、直近にいる女性なら誰でも(ターゲットにして)いい(らしい)」と犯人の心理を明かす。「これから入学シーズンを迎える」と口にし、入学したての女子高生が今後“ターゲット”にされると示唆した。「電車通学で不慣れな女子高生はその電車に乗り慣れない。あるいは痴漢に遭ってもどう対処したらいいか分からない。『抵抗しなさそう』と思われ、被害の対象になることが多い」と、その理由を明かした。 澤登氏は、最近横行している新しい痴漢の手口も説明した。「女性のそばに行きたいという欲求を満たすために、ホームなどで好みの女性を物色し、女性の背後に付いて一緒に電車に乗る。またもとのところに戻って、また次のターゲットを見つけてその後に付いていく」と、新しい“痴漢魔像”を説明した。直接女性の体に触るとすぐに捕まるため、好みの女性に近づいて電車に乗り込み、電車の揺れを利用して接触し、匂いをかぐ“触らない痴漢”が問題になっていると語った。 インターネットでは「高校入学する娘がいる親には知ってほしい」「触らない痴漢って捕まえるのは無理」「痴漢怖すぎ。電車に乗れないわ」などと、痴漢の恐ろしさを口にするユーザーの声が集まった。 痴漢の取り締まりを強化するのは大切だが、痴漢は他の性犯罪と比べて、再犯率が非常に高い。痴漢に手を染めた犯罪者が再犯しないような仕組みを作ることも大事だろう。
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アイドル 2018年03月25日 22時00分
「二人だけでやって」ぺこ&りゅうちぇる、好感度落下?なぜ急にアンチが増えたのか
「ぺこ」の愛称で知られる、モデルのオクヒラテツコのブログが波紋を呼んでいる。 2016年にモデルでタレントのりゅうちぇるとの結婚を発表し、先月には第一子の妊娠を報告したぺこ。「見た目とは裏腹に堅実な生活を送っている」としてカップルの好感度は高かった。しかし、夫婦が現在候補に挙げている子どもの名前が「リンク」「モナ」であることが判明すると評価は一転。「キラキラネーム」だと感じた人も多く、「ペットに付ける名前」などと批判が集まってしまっていた。 そんな中、ぺこは3月21日に自身のブログを更新。9日にりゅうちぇると映画デートをしたことなどをつづり、次の日からは用事でりゅうちぇるとともに地元・大阪に帰省していたことを明かした。 ブログでは、用事を済ませた後にぺこが庭で遊んでいると、りゅうちぇるが「『ねぇうしろからぼくのおなかに手あてて』って、いや逆やって言いたくなるポージングを指示したきた」というほほ笑ましいエピソードも披露。嫌がりつつも、りゅうちぇるのお願いに応じ、ぺこは逆妊婦ポーズをしてあげたと言う。ブログにも写真を掲載していた。一見ほほ笑ましいエピソードだが、このブログに対しネットユーザーの意見は厳しかった。「発信しなくてもいいです。二人だけで幸せ気分に浸って下さい」「内輪話は内輪だけにしてほしい」などと批判する声が集まっている。 「今、ブログ界で最も炎上する芸能人のひとりとなった保田圭さんが、批判が集まるようになったきっかけはやはり子育てブログ。プライバシーを気にして子どもの顔をスタンプで隠しているものの、日常のささいなことまでもブログにつづりネットに公開する『矛盾』にネットユーザーは違和感を覚えています」(芸能ライター) 保田のブログは「いちいちブログに書かなくていい」「夫とふたりで共有するだけにして」などと批判されていて、今回のぺこのブログに対する批判と似たものが多い。 好感度回復の鍵は出産後のブログにあるのかもしれない。記事内の引用についてぺこ公式ブログより https://ameblo.jp/tetsuko-1995
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スポーツ 2018年03月25日 18時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「上田馬之助」日本プロレス界の発展に尽くした“金狼”
日本人では初の本格ヒール(日系レスラーを除く)として新日本、全日本、国際プロレスの各団体で暴れ回った上田馬之助。悪逆の限りを尽くしながら、日本マット界への思い入れは人一倍であったという。 「悪役の方が、実は裏ではいい人」というのは、プロレス界においてよく言われることだが、確かにそうした傾向はあるようだ。 誰もがスターを目指す中にあって、ベビーフェイス(善玉)を盛り立てる憎まれ役をあえて引き受けるのだから、お人好しとすら言えようか(もちろん例外はあるのだが…)。だいたい根っからの悪人が凶器攻撃などの反則を犯した日には、どんな大事故が起きるか分かったものではない。 そんな“悪役=善人”をまさに地で行ったのが、上田馬之助であった。 「生前の上田は『悪役のイメージが崩れるから』と公表を拒んでいたが、障害者施設への慰問などボランティアに熱心だったことは、関係者の間ではよく知られた話でした」(スポーツ紙記者) インディー団体IWAジャパンの巡業中、自動車事故に遭った際には、自身が全身麻痺の重傷を負ったにもかかわらず、運転していた営業部員が亡くなったと聞くと「なんで若い者が死ななきゃいけないんだ。俺が死ねばよかった」と、人目もはばからず号泣している。 日本プロレス時代に“裏切り者”の汚名を着せられた件も、そうした人の好さに起因している。アントニオ猪木が腐敗した会社幹部の一掃を画策した際、当初は賛同していた上田が密告し、それが猪木追放につながったという事件である。 しかし、のちの関係者の証言によれば、猪木の“日プロ乗っ取り”を幹部に伝えたのは、上田を詰問してその計画を吐かせたジャイアント馬場だったという。これについて上田は「(馬場をエースに担いでいた)当時の社内状況ではとてもそのことを言える状態ではなく、自分が罪をかぶらざるを得なかった」と、後年に語っている。 日プロ幹部にしてみれば、「上田を悪者にして事態を収束し、これからも馬場と猪木で稼いでいこう」との気持ちがあったのだろう。 しかし、当事者である猪木だけでなく馬場までもが退団していく中で、冷遇された上田は、日プロ崩壊のそのときまでリングを守り続けた。裏切者とのそしりを受けようが、尊敬する力道山が創設した団体を離れることができなかったのだ。 その後、いったんは馬場率いる全日本プロレスの所属となるが、これを離脱して1974年頃からアメリカへと主戦場を移す。東洋人としては珍しく、長身で見栄えのする上田は、アメリカマットで悪役人気を高めることになるが、そうなると放っておかないのが日本のプロレス界である。 当時としては、まず本格的な日本人ヒールというのが珍しく、日プロ仕込みの技術があって仕事はバッチリ。外国人と違って交渉もしやすく、何よりファイトマネーが安くつく。 「安いというのはあくまでも日本の団体の都合で、本来ならフリー参戦の上田には、外国人並みの処遇をするのが当然。しかし実際のところは、団体所属の日本人選手と同等の扱いだったようです」(同) 新日本プロレス参戦時には、主にタイガー・ジェット・シンのパートナーを務めた上田だが、これはまだ粗削りだったシンを手助けする“お守り”の意味も大きかった。それでいてファイトマネーは、シンよりも格段に安かったという。 ならばアメリカで、トップヒールを目指した方がビッグマネーをつかむチャンスはあっただろう。'74年の渡米時には骨を埋める覚悟で、家族も連れていっている。しかしながら、上田は日本での闘いを選んだ。 「その理由は一つではないかもしれないが、上田にとっては“日本のプロレス界のため”という意識が大きなウエートを占めていたことは確かでしょう」(同) 言うなれば、メジャーの契約を蹴って広島カープへ戻った、黒田博樹のプロレス版といったところだろうか。師と仰ぐ力道山がつくった日本のプロレス界、これに対する上田の愛情は深く、日プロ時代に交付されたプロレスラーのライセンス証を終生にわたって肌身離さず持ち続けた。 インディー団体に参戦するようになってからも「力道山先生の頃の本格的なプロレスを復活させたい」と、事あるごとに口にしてきた。 自動車事故で車椅子の生活となった後、自身のリングネームを九州の小さな地域団体の選手に譲って2代目を名乗ることを許したのも、「自分はリングに上がれなくても何か役に立ちたい」との気持ちがあってのことではなかったか。 「力道山の頃とは時代が違う」との声もありそうだが、自身の損得よりも日本プロレス界の発展を願った上田の遺志は、決して軽んじられるべきではない。上田馬之助1940年6月20日〜2011年12月21日。愛知県出身。身長190㎝、体重118㎏。得意技/竹刀攻撃、クロスチョップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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芸能 2018年03月25日 12時30分
NHK朝ドラの夕方再放送、第1弾決定 放送できない朝ドラとは
NHKが過去の連続テレビ小説を4月から月曜から金曜の夕方に再放送すると一部スポーツ紙が報じた。 旧作朝ドラの再放送と言えば現在、吉高由里子がヒロインの「花子とアン」をBSプレミアムが再放送中だ(月曜から金曜、午前7時15分から)。今回は地上波の総合テレビで再放送する。第1弾として、尾野真千子がヒロインをつとめた11年後期の「カーネーション」が4月9日にスタート。月曜から金曜の午後4時20分から1日に2話ずつ放送するという。 今回の編成は、1961年の連続テレビ小説の放送開始以来初となる「超異例」の措置なのだとか。第1弾に「カーネーション」を選んだのは、「近年の連続テレビ小説の中で、視聴者の反響が大きな作品の一つ。再放送の希望も多数寄せられている」と説明しているという。 「おそらく、テレビ朝日が夕方から頻繁に放送している『相棒』シリーズが8%台の視聴率を記録していることに影響されたのでは。ということは、逆にテレ朝にとってNHKは強力なライバルになりそうだ」(テレビ局関係者) 今後、続々と過去の名作が放送されるだろう。しかし当然、放送しづらいものもありそうだ。「女優ののんが能年玲奈名義でヒロインを務めた『あまちゃん』は、2015年4月にBSプレミアムで再放送されたが、直後に事務所との契約問題が発覚、今後の再放送は難しい。そして、土屋太鳳がヒロインの『まれ』は、主要キャストの高畑裕太が女性がらみの犯罪で逮捕され、不起訴になったものの引退状態。主要キャストの清水富美加も幸福の科学に出家してしまった。こちらの再放送も難しそうだ」(芸能記者) 第2弾にどのドラマを放送するかが注目される。
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芸能 2018年03月25日 12時20分
ジョブチェンの定番?江戸むらさき磯山だけじゃない、ラーメン店転身芸人は
お笑いコンビの江戸むらさきが、コンビ活動を休止すると発表した。江戸むらさきはオーソドックスなショートコントで、2000年代なかばにブレイクを果たしたコンビである。 今後、ツッコミの野村浩二はピン芸人として活動し、ボケの磯山良司は実家のラーメン店を手伝うという。現在、ラーメン店は高齢の両親が切り盛りしており、売上げも下がっているため、磯山が助ける形だ。芸人の中にはラーメン店とゆかりがある人が少なくない。 「有名人のアゴものまねでおなじみのHEY!たくちゃんは、現在は渋谷でラーメン店『鬼そば藤谷』を切り盛りしています。『ガチンコ!』(TBS系)で活躍した“ラーメンの鬼”こと佐野実さん(14年4月死去)に弟子入りし厳しい修行を積んでいます。もともと、佐野さんのものまねをしていたことから縁ができたようですね。先ごろ、東京に大雪が降った時には、路上の雪かきをする様子がテレビに映されました」(芸能ライター) HEY!たくちゃんの場合は自発的にラーメン屋となったが、テレビ番組の企画がきっかけとなった人物もいる。 「デビット伊東ですね。ヒロミ、ミスターちんと結成したB21スペシャルとして活躍していましたが、芸人として低迷している時期に『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)において、有名ラーメン店である福岡の一風堂に修行に出され、全国に四店舗のラーメン店『でびっと』を構えるまでになります。ラーメンに没頭し、一時期は芸能界は引退状態でしたが、『聖者の行進』(TBS系)で共演し、芸人の先輩でもあるいかりや長介がふらっと店を訪ね、芸能界への復帰をうながされたことから、今は活動を再開させています」(前出・同) ラーメンも芸人も、ひとつの道をストイックに究める点では共通している。案外、芸人との相性は良いのかもしれない。
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