スポーツ
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スポーツ 2019年06月18日 11時30分
堀口恭司がMSGでコールドウェルに日米2連勝! RIZIN&Bellatorの2団体王者に
日本時間の15日、アメリカ・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で、アメリカの総合格闘技団体Bellatorが『Bellator 222』を開催し、Bellatorと日米対抗戦を繰り広げているRIZINから、堀口恭司とRENAが日本のRIZIN代表として出場した。 堀口の相手は、昨年の大晦日に『RIZIN.14』さいたまスーパーアリーナで対戦し、堀口のフロントチョークで敗れているダリオン・コールドウェル。この試合で、堀口はRIZINバンタム級王座の防衛に成功したが、試合後、コールドウェルは「ケージ(金網)なら同じ結果にはならない。今度はアメリカで再戦したい」と、リングで試合を行うRIZINではなく、得意としているBellatorの円形金網マットでのリターンマッチを要望していた。その後、RIZINとBellatorは日米の団体対抗戦を積極的に行っていくことで合意したため、今回は堀口がBellatorに乗り込み、コールドウェルが保持しているBellatorバンタム級王座に挑戦することが電撃決定した。総合格闘技界において、トップ同士の対抗戦は、負けた時のリスクが非常に大きいため、画期的なことである。 本編のオープニングマッチという位置付けでラインナップされた今回の試合は、堀口がリングアナから『RIZINバンタム級チャンピオン』と紹介されるなど、対抗戦ムード。MSGに集まった格闘技ファンも試合前から熱狂していた。序盤はコールドウェルがホームの意地を見せて、昨年末より堀口を翻弄していたが、UFCの経験がある堀口も金網での闘いを苦にせず、終始冷静な表情で、5分5Rという長丁場を優位のまま闘い抜いた。 判定の結果は3-0で堀口の勝利。堀口は史上初の日米総合格闘技団体2冠同時戴冠を成し遂げる快挙を達成。堀口を送り込んだRIZINの榊原信行CEOは「堀口恭司がMMAというスポーツ産業に革命を起こしました! MMAの歴史上初の2団体同時の現役王者となりました。このMMAというスポーツが、団体の垣根を超えて真の最強を決める時代を想像してみて下さい。胸踊り、血が騒ぎませんか? その時が必ず来ますよ!」と大興奮。堀口はRIZIN、Bellatorの2団体のベルトを奪取したことで、古巣のUFC世界バンタム級王者、ヘンリー・セフードとのドリームマッチが実現するのか、今後の展開が気になるところだ。 なお、RENAはリンジー・ヴァンザントと対戦したが、リアネイキッドチョークで落とされ失神。一本負けを喫している。文 / どら増田写真 / ©︎RIZIN FF
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スポーツ 2019年06月18日 06時30分
独走気配から約1か月、投打に不安を抱えるソフトバンクの現状
パ・リーグ2位タイのソフトバンクが、深刻な得点力不足に陥っている。6月に入ってからのチーム得点数は52点(14試合)で、全12球団ではDeNAと並び10位タイ。12位広島(48点)の試合数が13試合ということを考慮すると、実質最下位ともいえる状況だ。 勝負所での一本が出ないことで、勝ち切れなかった試合も頻発している。実際、11日阪神戦、16日DeNA戦ではそれぞれ12回裏にノーアウト3塁、ノーアウト満塁の絶好機を迎えながら、いずれも得点を挙げられずサヨナラでの勝利を逃している。 柳田悠岐をはじめとした離脱者の穴を、若手の積極起用でなんとかやりくりしてきたここまでのソフトバンク。しかし、徐々に首が回らなくなってきている現状が続くようならば、現在首位に立つ得意の交流戦終了後は、ズルズルと後退していくことは想像に難くない。 ファンの間からは、「柳田が戻ってくれば戦える」というポジティブな声も挙がっている。ただ、オールスター以降とも伝えられる頼みの主砲の復帰までに、チームがどこまで持ちこたえられるかは不透明だ。 加えて、同時期には現在打線の核を担うジュリスベル・グラシアルがキューバ代表の一員として国際大会に出場するため、約1か月チームを離れることが確定している。仮に柳田が報道通りに復帰したとしても、そこまでの“ブースト”とはならない可能性も否定はできない。 こうなると頼みの綱となるのは投手陣だが、ここまで踏ん張ってきた守護神の森唯斗は右肩の違和感により16日に登録抹消され、先発の一角を担うバンデンハークも右ひじの検査のためアメリカへ帰国。また、デニス・サファテ、岩嵜翔、石川柊太といった実力者たちも、現在のところ復帰の目処は立っていない。 リーグの貯金を全て手中に収め、独走の気配を漂わせていたゴールデンウィークから約1か月あまり。投打ともに少なくない不安を抱える昨年の日本一チームは、目標とする“実りの秋”へ向け正念場を迎えている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月18日 05時00分
競泳OB宮下純一氏、東京五輪チケット210万円分申込! メダル有望選手が集合、意気込みを語る
14日、日本オリンピック委員会(JOC)主催の『オリンピックコンサート2019』が開催され、その中で「平成30年度 JOCスポーツ大賞」の表彰も行われた。 表彰式には、特別栄誉賞のスキージャンプ・小林陵侑選手、優秀賞のセーリング・吉田愛選手と吉岡美帆選手、同じく優秀賞の空手道・喜友名諒選手、新人賞のスノーボード・大塚健選手、フィギュアスケート・紀平梨花選手、特別功労賞のゴルフ・金谷拓実選手が登壇。また、特別貢献賞としてバレーボール・大林素子氏、競泳・宮下純一氏、競泳・伊藤華英氏、女性スポーツ賞は女性アスリートの支援や環境設備などに尽力してきた小笠原悦子氏が受賞した。最優秀賞のテニス・大坂なおみ選手からはビデオコメントが寄せられた。 現役選手からは受賞の喜びと、今後の抱負が述べられ、来年2020年に迫る東京オリンピック出場の可能性が高い選手からは、オリンピックへの強い思いが語られた。 セーリングの吉田選手・吉岡選手ペアは「オーフス2018セーリングワールドチャンピオンシップ」において、470級女子1位という、世界選手権・オリンピックを通じて日本女子初の優勝という快挙を成し遂げ、東京オリンピックでもメダルが期待される存在。両選手は普段、神奈川県の江ノ島海岸で練習しているといい、吉田選手は「セーリングは自然を使うスポーツなのでリサーチが必要。昔から江ノ島で練習してきているので、地元有利になれるよう頑張りたいと思います。」と、地元開催ならではの意気込みを語った。今後の抱負として、吉田選手は「まず今年はオリンピック代表になることが目標。代表になれたら来年のオリンピックでは金メダルを獲得できるようにしっかり準備していきたいと思います。応援よろしくお願いします。」、吉岡選手は「一歩一歩焦らずレベルアップをして東京オリンピックで金メダルを取れるよう頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。」と、共にオリンピックに向けての決意を新たにし、応援を呼びかけた。 ナビゲーターもまた、競泳でオリンピックに2大会出場しており、現在は俳優・司会など活躍の幅を広げている藤本隆宏氏が出演、コンサートは指揮に粟辻聡氏、「THE ORCHESTRA JAPAN」、「NHK東京児童合唱団」が演奏。ゲストアーティストとしてレミオロメンの藤巻亮太氏も出演した。 藤巻氏は、2008年の北京オリンピック・フジテレビ系大会中継テーマソング「もっと遠くへ」を手掛けるなど、オリンピックと縁のあるアーティスト。同楽曲に合わせ、ヒット曲「粉雪」、喜友名選手が卒業式に歌ったという「3月9日」の3曲を、オーケストラをバックに披露。バンド編成や弾き語りとはまた違った、壮大で感動的なステージとなった。 今回、OB・OGとしての受賞となった、大林氏、宮下氏、伊藤氏の3名。3人ともに、自らが応援されてきた分だけ、東京オリンピックで何倍にもして返したいと語った。宮下氏は、特に自国での開催ということでスポーツ・選手の熱や息遣いを生で見て感じてほしいと訴えた。自身も、すべて当選すれば210万円分のチケットを申し込んだという。 5月29日に終戦申込受付が終了となった東京2020大会オリンピック観戦チケットは、遂に20日抽選結果発表となる。同大会は、2020年7月24日から8月9日までの開催。チケットが手に入ったとしてもそうでなくても、それぞれの楽しみ方で応援しよう。
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スポーツ 2019年06月17日 22時30分
新日本G1出場選手発表!真壁刀義、鈴木みのるらが外れ、ジェリコの名前はなし!
新日本プロレスは16日、東京・後楽園ホール大会の第4試合終了後、今年の真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』に出場する10選手を場内のスクリーンで発表した。 今年出場が決まった選手とブロック分けは次の通りだ。<Aブロック>オカダ・カズチカ(8年連続8度目、12、14年優勝/IWGPヘビー級王者)、ザックセイバーJr.(3年連続3度目/ブリティッシュヘビー級王者)、棚橋弘至(18年連続18度目、07、15、18年優勝)、飯伏幸太(3年連続5度目)、EVIL(4年連続4度目)、SANADA(4年連続4度目)、バッドラック・ファレ(6年連続6度目)、ランス・アーチャー(5年ぶり5度目)、ウィル・オスプレイ(初出場/IWGPジュニアヘビー級王者)、KENTA(初出場)<Bブロック>内藤哲也(10年連続10度目、13、17年優勝/IWGPインターコンチネンタル王者)、石井智宏(7年連続7度目/NEVER無差別級王者)、ジュース・ロビンソン(3年連続3度目)、矢野通(13年連続14度目)、後藤洋央紀(12年連続12度目、08年優勝)、ジェイ・ホワイト(2年連続2度目)、ジェフ・コブ(初出場)、鷹木信悟(初出場)、タイチ(初出場)、ジョン・モクスリー(初出場/IWGP USヘビー級王者) 昨年出場した選手で今年エントリーから外れたのは、真壁刀義、マイケル・エルガン、YOSHI-HASHI、ハングマン・ペイジ、鈴木みのる、ケニー・オメガ、タマ・トンガの7選手。アーチャーが返り咲き、6選手が初出場だ。6.9大阪城ホール大会で出場をアピールしていたクリス・ジェリコの名前はなく、同様に同大会でアピールしたモクスリー、鷹木、KENTA、オスプレイはノミネート。コブとタイチも初出場を果たした。 近年のG1はさながら、プロレス版『NHK紅白歌合戦』。出場することに意義がある大会として、選手にとってもモチベーションになっている。その証として、数日前から“落選”を悟っていたのか、鈴木みのるはSNSで新日本を批判。後楽園ホール大会では、マイクをつかみ「なぜ俺をG1に出さない」とアピール。希望している獣神サンダー・ライガーとの対戦も決まらず、みのるのイライラは募るばかり。試合後もSNSで新日本批判を展開するなど、今後のみのるにはさらに気をつけておいた方がよさそうだ。 『G1クライマックス29』は、7月6日にアメリカン・エアラインズ・センター(米テキサス州)で開幕。Aブロックの公式戦が行われるとみられる。優勝決定戦は、8月11日に東京・日本武道館大会で開催。気になる各会場の公式戦のカードは、17日の後楽園大会で発表される。取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2019年06月17日 18時00分
ラグビーワールドカップ前の重要大会 代表選出で“第2のカズ事件”
7月に開幕する「パシフィック・ネーションズカップ」に向けたラグビー日本代表42人が6月3日に発表された。 同大会に出場するのは日本を含め6チームだが、フィジー、トンガ、アメリカ、サモア、カナダなど強豪ばかり。当然、日本代表にとっては、9月に本番を迎えるラグビーワールドカップの試金石ともなる。その重要な大会に臨む代表メンバーの選出を巡って、関係者の間に動揺が広がっている。 「大会前の代表合宿に42人が招集され、合宿での練習を経て、大会にエントリーできる31人が決まるのですが、42人のうち、前回のW杯を経験したメンバーは12人だけだったんです」(スポーツ紙記者) 世代交代が順調に進んでいる証拠だが、問題もある。 ラグビーは肉体がぶつかり合う“格闘技”であるとともに、複雑な戦術が多いため瞬間的な対応も求められる頭脳戦でもあるのだ。後者は経験によって培われていく。42人のうち30人も「前回大会を知らない」というのは、リスクにもなるというのだ。 「前回大会でフィーバーを起こした五郎丸歩はしばらく代表に呼ばれていませんし、代表で主将も務めてきた立川理道や、山田章仁らも外されています」(同) メンバー発表の会見で、日本代表の指揮官、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「他選手のほうが勝っていた」と静かに語った。 外国人指揮官は私情を挟まない。この姿勢が、前回のW杯で強豪・南アフリカ代表を倒す奇跡を起こしたわけだが、今回の舞台は日本である。浪花節を無視したメンバー選考は、協会が最も懸念するチケットの販売にも影響してきそうだ。 「日本サッカー界のレジェンド・三浦知良(52)が代表を外れたのも、W杯フランス大会直前でした。それを彷彿させる“事件”と言えそうです」(専門誌記者) 山田や立川はチームの精神的支柱だ。“第2のカズ事件”に発展し、求心力を失ったチームがワールドカップを前に空中分解なんてことになったら一大事。外国人指揮官の非常な決断は吉と出るか凶と出るか。
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スポーツ 2019年06月17日 17時45分
「ファンに失礼」ついに爆発! 阪神・矢野監督が個人名を出して猛批判
「成長していかないといけないチーム」とは…。阪神・矢野燿大監督(50)がついに“爆発”した。去る6月15日のオリックス戦でサヨナラ負けを喫し、選手の個人名を出して批判したのである。 ここに至るまでの矢野監督といえば、好機でヒットが出ると大げさな喜び方をし、選手をノセようと必死だった。明るく、また、ミスが出ても選手の自覚を促す発言に徹してきただけに、同日の試合後のコメントは衝撃的だった。血祭りに上げられたのは、4番・大山悠輔(24)である。 「6回、大山がタイムリーヒットで一塁に出塁した後のことです。次打者・福留の放った打球は二遊間に転がりました。力のない打球でしたが、飛んだコースが良く、バウンドも高く、センターに抜けるかなという感じでした。それをオリックスの二塁手・福田が捕球して…」(在阪記者) 福田が二塁に送球する。一塁走者の大山は“おっつぁん走り”で二塁へ。塁審はいったんセーフとコールしたが、オリックスによるリクエスト(ビデオ映像検証)によって、アウトに判定が覆った。 試合は、大山の放った適時打により、2対1で阪神リードのまま9回裏へ。オリックスが逆転し、サヨナラ勝ちを収めた。矢野監督の初めての選手批判発言が出たのは、その直後だ。 「(大山)悠輔のプレーが残念でならん。チームの士気も上がらんし、ファンに失礼だし。野球を見ている子供たちに対しても、何のプラスにもならない。スライディングせえへんていうのは、もう論外!」 逆転を許したドリスではなく、大山が批判された。チーム関係者によれば、緩慢な走塁でアウトを喫した直後、コーチの一人が「今のは良くない」と、大山を叱ったそうだ。 監督にもいろいろなタイプがいる。本人に直接ではなく、意図的にメディアの前で名前を出し、スポーツ新聞に名前を出させることで反省を促すタイプもいれば、対照的にその場で叱るだけにする指揮官もいる。 後者のタイプだった矢野監督が一変した理由だが、こんな声も聞かれた。 「本社(阪急阪神ホールディングス株式会社)の株主総会が終わったからじゃないですか(同13日)。近年の総会はタイガース批判ばかりでしたから(笑)」(前出・同) “冗談”だが、そうとも言い切れない部分もある。関西のファンは優勝に飢えている。2005年以降、遠ざかっている。若手を成長させ、「優勝できそう」という機運にしなければ、80年代後半の暗黒時代の悪夢が再現されてしまう。経営陣、本社が最も恐れているのは観客減だからだ。 「矢野監督も抑えきれなかった」というのが、大山批判の発言に対する大方の見方。前任者はこの発言でチームを萎縮させ、それが敗戦につながる悪循環に陥っていた。矢野監督の大げさな喜び方はそれを払拭させるためだが、前任者と全く異なる点も翌16日に見せている。大山を4番のまま、スタメンで起用し続けたのだ。 「5点ビハインドで迎えた7回表、大山のバットから得点が生まれました。試合は延長12回に突入して引き分け。トータル6打数1安打では、矢野監督の怒りは消えないでしょうが」(球界関係者) 矢野監督は今の阪神を指して、「成長していかないといけないチーム」とも称していた。成長に必要なのは、指揮官のガマンということか。懲罰的な意味合いで大山をスタメンから外していたら、まだ途中段階だが、ここまで築き上げてきたチーム改革も崩壊していたはず。怒っても晴れないストレスもそうだが、矢野監督のガマンはもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年06月17日 17時20分
DeNA、大の苦手ホークスに互角の戦い! 見えてきた交流戦5割
ベイスターズは敵地福岡でのホークス戦に、1勝1敗1引き分け。互角の戦いを見せた。 初戦はベイスターズの誇る絶対エース今永昇太と、ホークスのエース千賀滉大の5月の月間MVP同士の先発。互いに持ち味を十分に出したピッチングを披露し、野球の醍醐味を感じさせる試合となったが、ベイスターズは小柄ながらパンチ力のある柴田竜拓がソロ、ネフタリ・ソトがグランドスラムの2本のホームランで難攻不落の千賀を攻略。今永は7回途中まで3失点の力投で試合を作り、リリーフ陣が1失点したものの辛くも逃げ切り、5-4で初戦をモノにした。 2戦目はホークス2年目の速球派サブマリン高橋礼の前に打線が沈黙。ベイスターズ先発の井納翔一も6回途中まで3失点でマウンドを後続に譲ったが、リリーフが打たれ自責点は4となるも、試合はなんとか作った形となった。最終回にホークスの抑え、森唯斗から連打で1点差まで追い上げるも、あと1本が出ずに3-4で惜敗を喫した。 3戦目はドラフト1位ルーキー上茶谷大河が務め、初回こそ福田秀平のヒットと、デスパイネのタイムリーで先制点を許すも、8回に甲斐拓也にライトにホームランを打たれるまでは、プロ入り後最高とも言えるピッチングを披露。残念ながら勝ち星は付かなかったが、後を継いだリリーフ陣も無失点リレーで踏ん張り、最終回となった12回も山崎康晃がノーアウト満塁の絶体絶命のピンチをなんとか切り抜け、苦手ホークス相手にイーブンの対戦成績とした。 ラミレス監督もこの戦い振りを「最初から最後まで素晴らしい試合だった」と高評価。この3連戦は週末に組まれた事もあり、横浜方面から駆け付けたファンも多く見られ、「負け越さなくて良かった」「(2017年の)日本シリーズの借りは返せなかったけど、いい勝負が見られた」と満足げな表情で球場を後にしていた。これで交流戦は6勝5敗1分けとなり、目標としている5割に大きく近づいた。残すは地元横浜でのファイターズとイーグルスとの6連戦。どのような戦いを見せてくれるのか、俄然楽しみになってきた。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年06月17日 11時50分
張本氏「アメリカ投手の質が落ちた」サイクルヒット達成の大谷に持論を展開し物議
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が13日のレイズ戦で1試合に本塁打・三塁打・二塁打・ヒットを全て放つ「サイクルヒット」を達成したアナハイム・エンジェルスの大谷翔平選手について独自の見解を示し、物議を醸している。 13日に行われたレイズ戦で、メジャーリーグ日本人選手としてはイチロー氏でもなし得なかったサイクルヒットを達成した大谷選手の様子を見た張本氏は、 「この選手は運が強いね。このサイクルヒットというのはね、力だけじゃないからね。まずホームランを打てなきゃいけない。足が速くなくちゃいけない。三塁打が一番難しいから」 と大谷選手が強運の持ち主であることを力説する。さらに、 「逆を言えば、アメリカのピッチャーは質が落ちたね。だらしがないね。昨日も今日も2日続けてサイクルヒット出した選手がいるんですよ。アメリカの選手でね、インディアンスの選手ですけども。いくら打高投低っていったね、ピッチャーがだらしない。ちなみに私は二十歳でやってますからね」 と大谷翔平選手の記録を褒めつつも、アメリカ・メジャーリーグの投手の質が落ちたため、達成できたのではないかという見方を示す。 さらに、ゲストの元卓球選手平野早矢香氏が、大谷選手にあっぱれを送ると話に割り込み、 「今ね、32ゲームなんですよ大谷は。30ゲーム少ないんですよ、今ナ・リーグは65ぐらいのゲームだからね、これ出てればね今ナ・リーグでトップが21本ですからホームランが。それくらい打ってると思いますよ」 と大谷選手の打撃力について、一定の評価を与える。なお、最後に張本氏は珍しく、「最後に訂正。今ナ・リーグって言いましたけど、アメリカンリーグですから大谷は」と発言を訂正。司会の関口宏は「電話が来ますからね」と皮肉とも思えるコメントで締めた。 張本氏の大谷評と相変わらずのメジャーリーグ蔑視発言に、ネットユーザーからは「またバカにしている」「どうしてアメリカの選手をリスペクトできないのか」「日本投手よりスピードも速いしコントロールもいい。」など怒りの声が上がった。 渡米前は「大谷は通用しない」と話していた張本氏だけに、通用している理由をメジャーリーグ投手のレベルの低下ということにしたいのだろうが、納得した視聴者は少ないようだ。
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スポーツ 2019年06月17日 11時40分
オリックス田嶋好投も、守護神乱調で阪神相手に「負けに等しい」引き分け
セ・パ交流戦オリックス 5-5 阪神(3回戦)※延長12回規定により引き分け※オリックスの2勝0敗1分け▽16日 京セラドーム大阪 観衆 36,213人(札止め) 14日から京セラドーム大阪で開催した今年のセ・パ交流戦“関西ダービー”。オリックスが14日は8回に逆転、15日は9回にサヨナラ劇を見せて2連勝。最終日を待たずに勝ち越しを決めていたが、チームとして今季初の4連勝と、阪神戦3連勝、そして、今シーズンの日曜日初勝利がかかったこの日の試合を落とすわけにはいかなかった。 オリックスの先発は、5日のDeNA戦で今シーズン初登板&初先発、5回0/3を無失点の好投で初勝利を挙げた田嶋大樹。前回登板後に抹消され、「1回休み」となったが、キッチリ最短の10日で仕上げてきた。田嶋は初回からキレのあるピッチングで、6回終了時点で1四球だけのノーヒットピッチング。7回に阪神先頭の糸原健斗にセンター前へ運ばれ、続く糸井嘉男を四球で歩かせたところで、大観衆に拍手を送られながらマウンドを降りた。「最後のイニングは、前回登板と同じようにランナーを残してマウンドを降りてしまったので、リリーフ陣に申し訳ないですし、悔しい終わり方になってしまいました」と、交代の場面について反省の言葉を口にした田嶋だが、「全体的には四球も少なく、打たせて取る事が出来ましたし、リズムよく投げることが出来たと思います」とも話しており、復帰2戦目の投球に手ごたえを感じたようだ。 オリックスは田嶋が降板する時点で、5-0と5点リードしていたが、2番手のディクソンが田嶋が残したランナー2人を含む3失点(自責は田嶋が2点、ディクソンが1点)、2点リードのまま迎えた最終回には、守護神の増井浩俊の制球が定まらず、代打の福留孝介に同点打を許し、続く高山俊を歩かせたところで、マウンドに集まったキャッチャーの若月健矢がベンチに交代を要請。KOされた増井はベンチに戻っても呆然としていた。試合は延長戦に突入したが、両チームともにチャンスを作るもあと1本が出ず、試合は延長12回引き分けに終わり、交流戦における関西ダービーの通算成績は、オリックスの29勝27敗3分けとなった。 この日は、オリックスの宮内義彦オーナーも観戦しており、「負けに等しい引き分け。田嶋君が頑張っていただけに。継投のミスやね」と表情は笑顔ながらも厳しい言葉を残し、球場を後にしている。西村徳文監督は「当然、あそこで逃げ切らないといけないゲーム。四球からの失点が多いと苦しくなる。チャンスがあったので、サヨナラで勝たなきゃいけなかった。田嶋が頑張っていただけに…また明日から頑張ります」といつもより言葉を少なめに、こちらは厳しい表情で会見を切り上げた。 18日からは、交流戦終盤のビジター7連戦が待っている。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年06月17日 11時30分
昨年越えが迫るロッテの本塁打 一方で勝敗は…
昨シーズンの本塁打数が78本(143試合/リーグ最下位)だったロッテが、今シーズンその数を劇的に増やしている。16日中日戦の3本を含め、ここまで記録した本塁打は76本(63試合/リーグ2位)。まだ半分以上の試合を残す中、早くも昨年越えに迫っている。 月別の内訳を見ると、3月が6本(3試合/1試合平均2本)、4月が25本(22試合/1試合平均約1.14本)、5月が30本(25試合/1試合平均1.2本)、そして6月が15本(13試合/1試合平均約1.15本)。いずれの月も、1試合平均で1本以上の本塁打率を記録している。 本塁打増の要因と考えられるのは、今シーズンから本拠地ZOZOマリンスタジアムに設けられた「ホームランラグーン」。実際、ここまでのホーム35試合では、合わせて44本(1試合平均約1.26本)のアーチがかけられている。 ただ、今シーズンのロッテはホームだけでなく、“地の利”が無いビジターでも28試合で32本(1試合平均約1.14本)の本塁打を記録している。双方の試合数を考慮すると、決して“内弁慶”という訳ではないことが窺える。 迫力不足の昨シーズンから、一転した姿を見せているここまでのロッテ。しかし、同時期の成績を見ると、昨年が「32勝31敗・勝率.508」、今年が「29勝33敗1分・勝率.468」と、意外にも今年の方が劣っている。 これに関係しているのは本塁打以外の部分。昨年のこの時期はチーム打率「.258」(リーグ2位)だったが、今年は「.242」(リーグ5位)。チーム防御率も昨年が「3.53」(リーグ2位)、今年は「4.07」(リーグ4位)と及んでいない。 加えて、チーム盗塁数も昨年の「65個」(リーグ2位)に対して、今年は「44個」(リーグ4位)と減少。一発攻勢が目立つ一方で効率的な攻撃、そして、それを守り切る守備に課題を残していることが浮き彫りとなっている。 首位楽天とは5.5ゲーム差、2位タイのソフトバンク、日本ハムとは5ゲーム差に位置する5位のロッテ。以上で述べた事柄をどこまで改善できるかが、この差を詰めるための鍵となるだろう。文 / 柴田雅人
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