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メジャーリーグ、約20年周期でノーヒットノーラン頻出となる法則

 プロ野球観戦が大好きな筆者は、日本プロ野球だけでなくメジャーリーグにも大変注目している。イチローのマリナーズや松井秀喜のエンゼルスだけでなく、30球団すべての試合結果をスポーツ新聞で目にするようにしているのだが、今年のメジャーは、やたらとノーヒットノーラン達成試合が頻出しているような気がする。
 8月17日現在で、すでに5試合。しかも、そのうち2試合は完全試合である。
 さらにはそれ以外にも、走者を1人出しただけの「準完全試合」も今年は頻出していて、特に9回2アウトから誤審によって完全試合を逃したA・ガララーガ「タイガース」の6月の試合は、メジャーファンの記憶に新しいと思う。

 実はメジャーは毎年1〜2試合、多い年で3試合はノーヒットノーランの試合があるのである。日本プロ野球の倍以上のチームがあり、試合数も20試合近く多いのだから、それ自体は不思議ではないが、さすがに年に5試合のノーヒットノーランは大変珍しいと思われる。

 ところが気になって過去のデータを調べると、メジャーでは40年ほど前から、約20年周期でノーヒットノーラン頻出期が訪れるのである。今回で3度目の頻出期ということになる。
 1度目は1968年と69年の2年間。68年に5度。69年には、なんと今年を上回る6度も達成されている。
 2度目は、やはり6度も達成された90年と、5度達成された91年の2年間である。90年には昨年限りで引退したランディ・ジョンソンも達成してるし、ノーラン・ライアンが現役最後の7度目のノーヒットノーランを達成したのも91年である。

 それから20年後の今年もまた、ノーヒットノーラン頻出年となっている。過去の2度はいずれも2年間に渡って頻出時期が続いているので、ノーヒットノーランや完全試合が観たいメジャーファンは、もしかしたら来シーズンまでは目撃できるチャンスなのかも!?

(「野球狂のアキバ系」伊藤博樹(今年からエンゼルスファン)山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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