M-1
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芸能ネタ 2014年02月14日 11時45分
R-1 ガリクソン騒動 明石家さんまは以前からお笑い賞レースの審査に疑問も
お笑い芸人のガリガリガリクソンが、11日に行われたR-1グランプリ3回戦で敗退したことに対して、自身のツイッターで「あのウケで何で落ちんねん! R-1なんか2度と出るかヴォケ!!! あのデブの審査員!!!」「ウケが1番ちゃうんか! お客さんの満足度が1番ちゃうんか! 審査員のためにやってるんちゃうわ!」と怒りを爆発させた。またブログでも「審査ってなに? お客様第一主義じゃないの? あいまいな審査基準掲げやがってくそボケカス」と審査基準への疑問を投げかけている。 以前からネットではM-1やキングオブコントなどの賞レースの審査基準や方法に対して疑問の声が上がっていた。“お笑い怪獣”とも呼ばれている明石家さんまもそのひとり。ラジオ番組「ヤングタウン土曜日」では、M-1などのお笑い賞レースについて、「俺はお笑いを競争さすの大っ嫌いなんですよ。それで評論する審査員が嫌いなんですよ。お前ら笑いを審査するほど腕あんのかって」と語っている。また、M-1の審査員を務めていた松本人志はラジオ番組「放送室」で「笑いで一番を決めるのは絶対無理。賛否両論やから」と、審査員によって笑いの価値観が違うため、その時の好みが反映されてしまうことを指摘していた。 ただ、ガリクソンのR-1引退宣言を掲げたことは、正解かもしれない。というのも、今や数々のレギュラー番組で活躍している有吉弘行は、以前放送されたラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で「THE MANZAI 2011」の開催について、「そういう大会に出て優勝するのはすごいけど、そういう大会に出ている人たちばっかりが闘っているって言われちゃうと…」と前置きし、「俺の持論は、『戦場に出る必要はない』だからね(笑)」と賞レースで優勝するために頑張っている人だけがお笑い芸人ではないと語っている。つまり、賞レースというのは、お笑い芸人が売れるための1つ方法でしかなく、現に有吉は、「IPPON グランプリ2013年秋」で優勝するまで賞レースで一度も優勝した経験がないのにも関わらず、再ブレイクした。 確かに賞レースは若手芸人にとって大きな目標であり、そのためにすべてを捧げている芸人も多いのかもしれないが、有吉のアドバイスのように他の方法で売れるよう、ガリクソンには頑張ってほしいものだ。
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芸能ネタ 2013年12月21日 17時59分
よしもとの9つ目の劇場が幕張に誕生!
よしもとクリエイティブ・エージェンシーにとって9つ目となる常設劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」が20日、千葉のイオンモール幕張新都心のオープン日に新設された。今後は、お笑いライブを中心に、音楽やショー、番組連動イベントやカルチャースクール(幕張カルチャースマイルクラブ)など、多種多様なエンターテイメントを1年365日、休みなしで発信していく。 オープニングセレモニーは、陣内智則と渡辺直美がMCを務めるなか、中田カウス・ボタン、中川家、パンクブーブー、笑い飯、トータルテンボス、千鳥、キングコング、ジャルジャルほか首脳陣が出席。芸歴46年の中田カウスは、「芸人にとって、舞台は命。腕を磨いて、新しい芸を磨く場所。そんな場所をまたいただけてありがたい」と笑み。中川家・礼二は、「幕張は何かありそうで何もない街だったけど、イオンモールができて、何かある街になりました」とうまくまとめた。 最後の“M-1”チャンピオンである笑い飯・哲夫は、「ここに呼ばれたということは、よしもとがプッシュしてくれるということ。しかも、立つ位置がカウス・ボタン師匠のうしろ。盛大に推してもらえるはず」と意気込み。いっぽう、“THE MANZAI”では、3年連続決勝戦のファイナルステージに進みながらも、頂を獲り逃しつづけている千鳥・ノブ小池は、「この場に(『THE MANZAI 2013』の覇者である)ウーマンラッシュアワーがいなくてホッとしてます」と本音をこぼした。 さらに、トータルテンボス・大村は、「嫁のお腹に、第2子が宿りまして」と突然の妊娠報告。こけら落とし公演で、栄えあるトップバッターを務めたキングコングは、「(今後も)たくさん出させていただいて、せめて幕張だけでも西野の好感度が上がれば」(梶原)が言えば、西野は「Twitterの炎上が止まりません」と、好感度の低さをみずからアピールした。 最後は、テープカットとくす玉割りが行われ、芸人一同、気持ちをひとつに。1組およそ10分と、たっぷりの長尺で観られる“幕張での笑い”。新たなムーヴメントが起こりそうだ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2013年12月18日 15時30分
切れ味抜群の“ビート漫才”を披露する 東京ダイナマイト
ウーマンラッシュアワーの完勝で幕を閉じた『THE MANZAI 2013』。その影で、頑強な信念を評価されたのが、東京ダイナマイトだ。実名を挙げない形で、みのもんたの風刺をブッタ斬り。終了した『M-1グランプリ』の決勝舞台に初めて立った2004年、“ビートの遺伝子”と紹介されたが、今大会でも、師匠・ビートたけしのDNAを、見事なまでに露見した。 いわゆる、テレビタレントではない。ひな壇に収められる番組出演を拒んできたため、誰もが知る芸人ではない。しかし、生のステージ、活きたネタに定評があり、芸人仲間からの信頼も抜群。オフィス北野、フリー、オスカープロモーションと渡り歩き、天敵であったよしもとクリエイティブ・エージェンシーに落ち着いた流浪さえ、ネタになる。 昭和芸人を地で行く人生を歩んでいるのは、「金髪ブタ野郎」(本人いわく)のハチミツ二郎。不遇時代、セクシーDVDに出演した過去を写真週刊誌に暴露されると、あっさり認める潔さ。06年、トップAV女優の蒼井そらとの同棲が発覚。09年に交際を解消したかと思うと、翌10年、元メロン記念日・斉藤瞳と入籍。翌11年に離婚。翌12年、一般女性と再婚し、まもなくパパになる。 東京・渋谷には、プロデュース鍋ダイニング・Dining 二郎を構えている。売れた今なお、西口プロレスのレスラー登録から除籍していない。メキシコでライセンスを取得したため、プロのレスラーとして、国内マットで闘うことも許されている。 ちなみに、相方の松田大輔もバツ1。ハチミツとほぼ同時期に離婚するという偶然。それが今の漫才のツカミになっているのは、負けてもタダで起きない芸人魂だ。 たけしイズム、最後の継承者。この肩書きは、ダテじゃない。(伊藤由華)
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芸能 2013年12月16日 15時30分
THE MANZAI 2013 爪痕を残した芸人たち
下馬評では千鳥、ウーマンラッシュアワー、NON STYLEの頂上対決になるであろう予想が立てられていた『THE MANZAI 2013』(フジテレビ系列)。予想は裏切られなかったが、その影で、爪跡をしっかり残すことができたコンビがいたことも、忘れてはいけない。 まずは、9組のワイルドカードから勝ちあがった、流れ星。“THE MANZAI”の前身といえる“M-1グランプリ”(テレビ朝日系列)では、準決勝戦の常連。「今年はイケる!」と、周囲から太鼓判を押された年でさえ、悔し涙を飲んだ。結局、ファイナルの舞台を踏むことなく、コンテストが終了。芸歴13年。今年、初めてつかんだビッグチャンスで、安定性のなかに奇抜性をもたらせた漫才、ちゅうえいの一発ギャグを満天下に知らしめたのは、意義ある収穫だ。 いっぽう、最高顧問のビートたけしが代表を務めるオフィス北野を、「家出した」(ハチミツ二郎)東京ダイナマイトは、08年の事務所退社以来、初めてたけしと対面。みのもんたと思わせる放送コードギリギリの漫才を、あえて仕掛ける攻撃性を見せた。しかし、グループCで、ノンスタに惜敗。「優勝して、たけしさんにトロフィーを渡す」(ハチミツ)夢は水泡に帰したが、年間300本の漫才をした経験は来年、必ず生かされるはずだ。 そのノンスタは、08年のM-1王者。井上裕介の嫌われ&ナルシストキャラは、すっかり浸透している。にもかかわらず、M-1&THE MANZAIのダブル制覇を達成したパンクブーブーと肩を並べるべく、チャレンジをやめない。完全無欠の漫才は年々進化を遂げており、昨年と今年の決勝戦で見せた3本のネタは、すべて国民ワラテン(視聴者が携帯電話で参加する人気投票)でトップ。今年にいたっては、2連続で「99点」という高得点を叩きだしている。嫌われイメージであるはずの井上が、じつはまったく嫌われていないことが実証された。 ほかにも、4分という短尺で、着用していたスーツを脱ぐというインパクト勝負に出たレイザーラモン。世界観を重視した天竺鼠。予測できない裏切りでたたみかけるオジンオズボーンなど。漫才が複雑化・多様化していることを印象づけた本大会。2014年、新たな伏兵は出現するのだろうか。(伊藤雅奈子)
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芸能 2013年12月11日 15時30分
『THE MANZAI 2013』 いよいよ15日決勝ゴングが鳴る
「勢いがある」。今のお笑い業界で、そう囁かれているのは、ウーマンラッシュアワーだ。特に、今年4月に東京進出をはたしてからの“ゲス芸人”村本大輔の活躍は、目を見張るものがある。15日に開催される『THE MANZAI 2013』(フジテレビ系列)の本戦サーキット(2回)でも、トップ通過。優勝にもっとも近いコンビと目されている。 今年3月には『第43回NHK上方漫才コンテスト』で優勝、11年には『第32回ABCお笑い新人グランプリ』(現『ABCお笑いグランプリ』)で最優秀新人賞を受賞。タレント時代の島田紳助さんはかつて、村本の高速しゃべりを指して、10年に終了した漫才日本一決定コンテスト『M-1グランプリ』でいつ優勝してもおかしくないと絶賛していたが、今、当時の言葉が具現化されつつあるようだ。 この本戦サーキットの予選で、ウーマンに連敗を喫したのは千鳥。今年は、初の全国レギュラー『ピカルの定理』(同局)が打ち切りになったり、ノブは『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系列)で“ノブ小池”に改名したりと、地味に話題を提供してきた。『THE MANZAI』初年度(11年)は3位、昨年は2位につけ、『M-1』における笑い飯のようなポジションを確立しつつあるが、そろそろ結果を残せるか。 ウーマンは『THE MANZAI』、千鳥はこれに『M-1』も加えた2大コンテストの常連だが、ここに優勝という頂も手に入れたのはNON STYLE。08年に悲願の優勝。しかし、翌09年に大ブレイクしたのは準優勝のオードリーという、ガチで辛酸をなめた。老若男女に受け入れられる漫才は、国民ワラテン(視聴者が携帯やスマホで投票)でかならず上位に食いこんでいる。 これまで、サンドウィッチマンやモンスターエンジン、ピースなどが達成してきた、『M-1』と『キングオブコント』の決勝舞台へダブル進出。今年は、天竺鼠がそれを成就し、本拠地の大阪から新たな息吹を吹き込む予感だ。 最強におもしろい漫才師は誰か。9組のワイルドカード進出者もハイクオリティのため、混戦が予想される。決戦のゴングが鳴らされるのは、4日後だ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2013年12月04日 15時30分
「THE MANZAI 2013」 第3代キングは誰?
パンクブーブー、ハマカーンに続き、第3代のキング誕生まで、あと2週間。そこで、15日に開催される『THE MANZAI 2013』の見どころなどを、2週にわたってお届けしよう。 1日に行なわれた“組み合わせ挑戦会”では、Aグループがレイザーラモン、チーモンチョーチュウ、オジンオズボーン、千鳥。Bグループが学天即、風藤松原、銀シャリ、ウーマンラッシュアワー。Cグループが天竺鼠、NON STYLE、東京ダイナマイト。この枠に、ワイルドカードの勝者が入ることが決定した。 今年は、史上最高の1,855組がエントリー。2回にわたる本戦サーキットをトップ通過したのは、ウーマン。視聴者による事前のアンケート=国民ワラテンでトップだったのは、チーモン。ただ、これらはいずれも参考にすぎないため、本戦で覆る可能性が高い。 特徴は、ドラマティックなコンビが多い点だ。なかでも、コアなお笑いファンの心を震わせたのは、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎の「トロフィーをその場で(最高顧問のビート)たけしさんに渡す」という発言だ。 彼らは、たけしが代表を務めるオフィス北野でデビューし、“THE MANZAI”の前身コンテンストといえる『M-1グランプリ』で、2度も決勝戦に進出。しかし、秀でたインパクトを残すことなく、事務所を退社。その後、フリー、オスカープロモーションなど居場所を変えた末、もっとも敵対していたよしもとクリエイティブ・エージェンシーに身を預けた。ここで上げた漫才経験値が、今回の好結果につながったというわけだ。 いっぽう、念願の決勝進出に動揺を隠せなかったのは、風藤松原。“M-1”では、準決勝戦の常連。“THE MANZAI”初年度の11年には、ボケの松原が肺不全を患ったため、本戦サーキットを断念するという憂き目を経験していただけに、喜びもひとしおだ。 最後に紹介するのは、レイザーラモン。今大会最古の97年デビューだ。今年モデルデビューもはたしたHGは05年、ハードゲイのキャラクターで一世風靡。その後は、一発屋芸人にカテゴライズされ、そろって迷走した。しかし、単独ライブを開催するなど地道な努力を怠らず、漫才師として初めて結果を残した。 ちなみに、生放送の決戦で、重要なトップバッターを担うのは、このレイザーラモン。大荒れ必至が確定だ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2013年11月20日 15時30分
コンビ結成19年、ナニワのラスボス“シャンプーハット”
次長課長は、「おめぇに食わせるタンメンはねぇっ!」でイチ早くブレイクした。およそ8年前には、ブラックマヨネーズが漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』で優勝した。翌年、チュートリアルもそれに続いた。そして、2年前。「一生一緒にいると思っていた」野性爆弾までが、東京に行った。 シャンプーハット。デビューして、19年。同期たちは全員、東京で成功した。気づけば、自分たちだけが変わらぬ土地でとどまっている。芸人ウケは、いい。浪速の笑いを死守する、重要な一角でもある。しかし、勝機を完全に逃した。 小出水とてつじ。そろってイケメンという、珍しいパターンの漫才師だ。端正というより濃厚な顔立ちは、高確率で東南アジア系の外国人に間違われる。その都度、“すべらない話”が生まれるのは、芸人冥利に尽きるだろう。 趣味がつけ麺の食べ歩きだったてつじは、3年前につけ麺店・宮田麺児を大阪市内でオープン。仲間がこぞって宣伝したことから、またたくまに連日、長蛇の列ができた。米ロサンゼルスに出店するほどの人気店だ。 いっぽうの小出水は、ハレンチながらも感嘆せずにはいられない絵画が趣味。腕前はプロ級で、個展を2度も開催している。そしてついに、その腕が笑いに結びつくときがやってきた。ダウンタウン・松本人志が大会チェアマンを務める『IPPONグランプリ』(フジテレビ系列)に出場できるチャンスを、みずからの手でゲットしたのだ。 過去最多の1631名が参加して激戦を繰り広げたオーディションの『IPPONスカウト』。ここで頂点に輝き、23日にオンエアされる本戦に出陣する小出水。天井知らずの才能と圧巻のひとことに尽きる画風は、どんな笑いを生みだすか。関西人の期待を背負った笑いのフェスティバルは土曜の夜、開宴される。(伊藤由華)
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芸能 2013年11月06日 16時00分
最近注目の名古屋よしもと芸人の特徴とは?
北海道、大阪、福岡、沖縄、東京。よしもと芸人は、まさに日本列島各地から、スターが生まれている。そんななか、最近ひと際注目されているのが、名古屋よしもと。辞めると売れるというのが、ジンクスとなっている。 高い的中率を誇る占い師のゲッターズ飯田。彼も、名古屋のタレント養成スクール上がりの、名古屋のよしもと芸人だ。「ゲッターズ」は、当時のコンビ名。ところが、売れる見込みがなかったため、6年で解散して、のちに統計学を独学。その法則にのっとった占いで、かつての芸人仲間を鑑定していたら、おもしろいほど当たると評判に。芸能人から、その噂が広まっていった。 そのゲッターズの推奨で芸名を変更したのは、スギちゃん。名古屋時代はフランクフルトというコンビで、その後は、コンビ名、所属事務所、キャラを何度も変更。わかりやすい迷走だったが、2011年末にゲッターズから、本名の杉山を取ったスギちゃんに変更するよう進言されると、翌12年、『R-1ぐらんぷり2012』で、初のファイナリストにして準優勝。「だぜぇ」、「ワイルドだろ」が、人気フレーズとして定着した。現在は、サンミュージック所属だ。 いっぽう、ホリプロに籍を移してからブレイクしたのは、スピードワゴン。名古屋時代、小沢一敬はバツイチ、井戸田潤はマグニチュードとして、別のコンビで活動。しかし、互いに解消してコンビを組むと、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』で決勝戦に進み、井戸田が発する「甘〜い」のフレーズでブレイク。女優・安達祐実の夫になるという夢も掴んだ(現在は離婚)。 「悔しいです!」のザブングルも、名古屋芸人。最近の露出は、やや控えめ。売れたあと、長い安定期に突入するのも、名古屋系の特徴なのかもしれない。(伊藤由華)
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芸能 2013年10月19日 11時00分
いよいよ本戦サーキットがスタート『THE MANZAI 2013』みどころ
20日(日)からついに、『THE MANZAI 2013』の本戦サーキットがスタートする。予選1回戦、2回戦で好戦績を収めて認定漫才師50組になった猛者たちが、12月下旬に開催予定の決勝大会に進出するために競う、最後のサーキット。11月24日(日)の東京・ルミネtheよしもと大会までの全5戦で、トータル上位に食い込んだ12組が、決勝大会へのチケットを手に入れる。1年のラストを締めくくる、恒例の年の瀬イベント。そこで、本大会の“鑑笑”ポイントを紹介しよう。 まずは、千鳥。昨年'12年は予選をトップ通過し、アルコ&ピースと並んで準優勝した本格派。今年4月には、浪速漫才の最高峰といえる『第48回 上方漫才大賞』で大賞を受賞して、その実力がようやく認められた。レギュラー出演していた『ピカルの定理』(フジテレビ系列)は残念ながら終了したが、漫才とコントの両方ができることを証明したのは、大きな収穫。あのKinKi Kidsの堂本剛も、彼らを応援している。 同じことは、アルコ&ピースにもいえる。9月の『キングオブコント2013』でもファイナリストに名を連ね(結果は8組中7位)、漫才とコントのメジャーコンテストで、決勝舞台を踏んでいる。最近は、トーク番組にも引っ張りだこ。安定打数を誇っている。 ネタより、そのキャラクター性が突出しているのは、トレンディエンジェル。“若ハゲ”という哀愁ある風貌を逆手に取って、'12年の決勝大会では異質な笑いをゲット。3月には、『オンバト+ 第3回チャンピオン大会』(NHK総合)で、第3代目チャンピオンに輝いている。 コンテストつながりでいうと、長寿バラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系列)にレギュラー出演中のジャルジャルは1月に、『第34回 ABCお笑いグランプリ』で初優勝。サンミュージックが誇る正統派漫才師の三拍子は7月に、『第3回 あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞〜金メダル次世代芸人大集合!』で優勝している。 ほかにも、『M-1グランプリ』を機に知名度を高めた東京ダイナマイト、銀シャリ、NON STYLE、モンスターエンジン。そろそろ結果を出したいキングコングやHi-Hiも、勝ち残っている。認定される12組は、いったい誰か。日曜日、東京・ルミネtheよしもとで鳴らされる決戦のゴングが、待ち遠しい。(伊藤雅奈子)
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芸能 2013年09月04日 15時30分
人気芸人に歴史あり えっ? 次長課長に社長?
コンビ解消の過去を、芸人は「バツ1」と呼ぶ。ブラックマヨネーズやフットボールアワー、南海キャンディーズなど、『M-1グランプリ』を機にスターになったコンビも、じつは“バツあり”だ。 M-1史上最大の奇跡といえる、敗者復活戦からの優勝を達成したサンドウィッチマンは、元トリオ。センターが細身で、その男性の両サイドを大きな男(伊達みきお&富澤たけし)がサンドするというのが由来だ。センターはのちに、脱退。サンドは、トリオからコンビになった。 同じ例は、次長課長。大阪の吉本総合芸能学院(NSC)在学中に、河本準一と井上聡が組んだころは、次長課長社長の3人組。のちに、社長役の男性が脱退して、2人で再スタートをきった。 今夜(4日)、最終回をむかえる『ピカルの定理』(フジテレビ系列)にレギュラー出演しているモンスターエンジンは元、にのうらごというトリオ。地元の関西を拠点にしていたが、ひとりが脱退。その数時間後から、西森洋一と大林健二は現在のコンビを名乗って、再スタート。翌08年、“暇を持て余した神々の遊び”が広く知られ、同年末、『M-1』で決勝戦に進出。翌09年と11年には、『キングオブコント』の決勝舞台も踏み、コンビになって大成した。 同コンテストの09年度覇者である東京03は、合体して勢力を増したパターン。豊本明長と飯塚悟志は元、アルファルファというコンビ。角田晃広はプラスドライバーというトリオだったが、角田のほうの活動休止を機に、アルファルファに加入。“演劇トリオ”という明確なコンセプトを打ちだして、現在の名前に落ち着いた。 ネプチューンも同様。原田泰造と堀内健がフローレンスとして活動していたところに、ジュンカッツを解散した名倉潤が加入。フローレンスZとしてトリオ芸人になり、のちにネプチューンに改名した。 シリーズラストとなる今回。芸人の過去を知ると、今後より一層、テレビを楽しく見られるかもしれない。(伊藤由華)
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