M-1
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芸能 2013年09月02日 15時30分
キャバクラ店長で修行! 個性派が大集合『あら-1』芸人
荒々しくも、おもしろい。そこに少しの“クズ感”を見られるのが、『あら-1グランプ2013』のファイナリストの特徴だ。その代表格は、螢(ほたる・とろサーモン久保田 with フクロトジ川口)のとろサーモン・久保田和靖だろう。 2008年には、大阪の由緒あるコンテスト「第38回 NHK上方漫才コンテスト」で最優秀賞を受賞し、以降は毎年、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』(終了)の優勝候補にもっとも近い上方漫才師と注目された。 しかし、意を決して上京したおよそ3年前から、仕事が減少。妻に愛想を尽かされ、離婚。妻は現在、東京・町田市のガールズバーでアルバイトをしている。 その昔は、風俗店やキャバクラの店長。当時、磨いた話術は玄人受けするため、今年に入ってからは、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系列)から声がかかった。いよいよブレイクか? と期待されたが、ひな壇に座らせてもらえたことは、いまだにない。 現況を憂い、仲間の悪口を言う。そのストレス発散の場になっているのが、都内にあるスナック・螢。後輩のフクロトジ・川口徹道に愚痴っていたことを『あら-1』のネタにしたため、コンビ名をスナックの店名にした。 バツ1になった今は、生活費の足しにと、銀座のホステスから犬の散歩をして5,000円のこづかいをもらうことも、しばしば。腕のある漫才師なので、そろそろ本気が見てみたいが…。 いっぽう、『あら-1』に人生を賭けていたのは、番組創成期から出場しながらも、ほかの番組からいっさいオファーが来なかった女性ピン芸人・メグちゃん。同トーナメントで優勝したら、20歳から17年間交際している男性にプロポーズしようと決めていた。ところが、Bブロックを制しながらも、ひと回り以上も年下の無名女性芸人にその座を奪われた。 福祉士の彼との結婚が、また遠のいてしまったことを憐れんだ東野幸治は、「番組で結婚式をやろう!」と提案。その言葉にメグちゃんは、この日2度目の涙を流したが、もし実現すれば、あらびきパフォーマーの結婚式がネットで生配信されるのは前代未聞。その日はやってくるのだろうか?(伊藤雅奈子)
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トレンド 2013年08月30日 11時45分
NON STYLE 井上裕介が伝えたいポジティヴ・シンキング
「ついこの前ですよ。大阪の街を歩いてたら、3、4歳ぐらいの子にいきなりキックされて、『ベロベロベ〜』って、走って逃げられました。『やったな〜!』言うて、追いかけましたけど」。 NON STYLEの井上裕介。彼を取り巻く「キモい」、「生理的に無理」、「ナルシスト」といったネガティブな言語は、時に無礼な行動となって、その小さい身体を痛撃する。それでも井上は、笑っている。「悪がいないと、善は輝きませんからね」と、ポジティブに笑っている。 26日に発売された初のソロ単行本『スーパー・ポジティヴ・シンキング 〜日本一嫌われてる芸能人が笑顔でいる理由〜』(ヨシモトブックス)で井上は、笑うことができる理由を、今まで語ることがなかった幼少期の孤独感とともに、わかりやすく綴っている。この“わかりやすく”が、本著のキーワードだ。 「最初は20代、30代の男性に向けた本で…っていわれたんですけど、断固として拒否しました。芸人らしさを入れたかったし、小学生が読んでもわかる本にしたかったから。全世代が理解できなくても、たとえば10代の女の子なら、この10ページだけはめっちゃわかる! と、そういう本がいいんで」 井上を作動させているのは、単純にして明快ななにか。それは戦略的と思われがちだが、じつに容易な二者択一だ。 「笑うか泣くか、どっちかしかないんやったら、笑ってるほうが楽しい。仕事があるかないかのどっちかやったら、あるほうが楽しい。じゃあ、“ある”にするためには、どうすればいいか。人気者はたくさんいるけど、嫌われ者は出ていない。だったら、そっちに進もうと、自分が幸せになる小さな二択を選んだだけです」 「悪口の独占企業」と笑い飛ばせるのは、鉄の心臓の持ち主だからではない。成長していく過程で身につけた、生き残るための術である。路上漫才で辛酸をなめ、『M-1グランプリ2008』で悲願の優勝をはたすも、脚光を浴びたのは、敗者復活戦から準優勝に食いこんだオードリーだったという現実を目の当たりにして、逆境をバネに、イジリをエサに、悪口を活力に変換して見せたのだ。 「相方(石田明)のように、“スーパー・ネガティヴ・シンキング”な人間には、理解できない本です(笑)。でも、明日もう1日いいことがあるかもしれないと思って過ごしていけば、1年、2年はがんばれるし、考え方ひとつで人生はいくらでも楽しくなる。その人生を送るには、信頼できる仲間が必要なんだよと、そんなメッセージが伝わればいいなぁと思います」 読了すると、「井上が嫌い!」と断言できなくなってしまった自分と対面できる。そんな可能性も秘めた、1冊だ。 (伊藤雅奈子)【プロフィール】井上裕介(いのうえ・ゆうすけ) 1980年3月1日生まれ、大阪府出身。2000年に石田明とコンビ結成。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。
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芸能 2013年08月28日 15時30分
人気芸人 売れる前の以外なパートナー
テレビタレントとして大成したお笑い芸人。もちろん、苦労・下積み・無名時代を経験して今があるわけだが、当時は、意外な相手をパートナーにしていた例が少なくない。たとえば−−。 名司会者としてその地位を築きつつある今田耕司。デビューした1985年ごろには、吉本興業のタレント養成学校・NSCで出会った同期のほんこんと、ダブルホルモンズというコンビだった。ほんこんは、骨付きカルビ。今田は、上ロースという芸名だったが、泣かず飛ばずでコンビ解消。ほんこんは板尾創路と組んで、漫才師・130Rになり、今田はピン芸人の道に進んだ。 雨上がり決死隊の蛍原徹も、デビュー時は同じく同期のコラアゲンはいごうまんと、ホワイト&ホワイトというコンビだった。解散後、コラアゲンは何度も相方を変えてはコンビを組んだが、売れることはなく。今は、ノンフィクションスタンダップコメディという芸風で、体験したことを漫談芸にしている。螢原の相方はご存じ、宮迫博之だ。 『M-1グランプリ』で2度も決勝に進出している実力派・東京ダイナマイト。現在は松田大輔とハチミツ二郎だが、松田はデビュー時、温泉こんにゃくアクロバットショーという5人組だった。このとき、同じメンバーだったのは、青木さやか。のちに、青木が友人だったハチミツを松田に紹介し、トリオで東京ダイナマイトが誕生する予定だった。しかし、青木は方向性に共感できず、今に至った。 複雑なのは、ケンドーコバヤシ。デビュー後は、同期のユウキロック(ハリガネロック)と、松口VS小林を結成。互いに大好きなプロレス技を用いた芸風だった。解散後は、同じく同期の村越周司と、モストデンジャラスコンビとして活動。ボケとツッコミの概念をつぶした無秩序な芸風だったが、人気コンビに至らず。村越は現在も、ピンとして芸人を続けている。 ちなみに、人気沸騰中のゴールデンボンバーのボーカル・鬼龍院翔も、元はコンビ芸人。チョコサラミというコンビ芸人で、相方はしずる・池田一真だった。今の池田は、村上純と芸人を続けている。 歴史がある芸人たち。シリーズラストとなる次週は、人数編成を経て今がある、売れっ子たちを紹介していこう。(伊藤由華)
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芸能 2013年07月24日 15時30分
炎上しない講習を受けていた超高速漫才師・ウーマンラッシュアワー村本大輔
村本大輔。超高速漫才師・ウーマンラッシュアワーのボケのほうだ。『M-1グランプリ』が開催されていたころ、最高責任者の島田紳助が絶賛したことで、その知名度が全国区になった彼ら。早口ながらもいっさい噛まない村本は、上方漫才界の次代を担うと目された。しかし…。綻(ほころ)びだらけの人格だった。 村本は、現在の相方・中川パラダイスに出会うまでのおよそ8年間で、相方を10回も替えている。歴代の相方は解散後、ほぼ芸人をリタイヤ。村本と出会って、人間不信になったのだ。以来、村本に名づけられたキャッチコピーは、「芸人にもっとも嫌われている芸人」。掘り下げると、まさに下衆な実話が噴出してくる。 大阪の劇場・5upよしもとの楽屋で、天竺鼠・川原克己のヒートテックを盗んだことがある。自作自演でブログを炎上させ、ランキングが急上昇したタイミングで、DVDの発売告知を載せたこともある。関西ローカルの番組で、女の子の部屋に付いていくと、怖い彼氏が出てくるというベタなドッキリに引っかかると、「誕生日前に放送されると、ファンからのプレゼントが減る」という理由で、放送日をズラすよう、頼んだこともある。 さらに呆れるのは、ファンに手を出すことだ。しかも、自分のファンだけでは飽き足らず、事務所や劇場に届いたジャルジャルやモンスターエンジン宛のファンレターを盗み、連絡先が書かれていたら、コンタクトをとるという姑息さだ。 最近は、「人妻が好き」というツイートを、意図的にあげた。すると、フェイスブックを通じて、「一夜だけでもいい」という人妻からメッセージが届き、ふたりと同時に事を進めた。ところが、双方への返信を間違って送ってしまい、「よしもとを訴える」と脅される騒動に発展。この不測の事態を、どう回避したか。なんと、ふたりを無料でライブに招待したのだ。 若手の分際で、悪行三昧の村本。見兼ねたよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、ツイッターやブログ、フェイスブックが炎上しない講習会を、村本だけのために開いたという。(伊藤由華)
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芸能 2013年07月03日 15時30分
もはや大使ヲタ!! 引っ張りだこのサンドウィッチマン
おなべと、殴られたボクサー。伊達みきおと、富澤たけし。サンドウィッチマンは決して、美形といえない。どちらかといえば、テレビに出られる風貌の、“ギリギリセーフ”なタイプ。“モテ男”とは、ほど遠い。 しかし、『M-1グランプリ 2007』(終了)で優勝、『キングオブコント 2009』で準優勝の腕前は、ダテではない。漫才とコントはもちろん、司会、ひな壇などのすべてで及第点を突破できる、オールラウンドプレイヤーだ。 今月6日に公開される映画『それいけ! アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ』では、ゲスト声優として参加。同作の昨年は復興、今年はそのつながりで希望をテーマに製作されたが、東日本大震災以降、宮城県出身のふたりは復興支援に尽力している。その活躍が評価されての、大抜てきとなった。 テレビ出演が増えた今も、漫才ができる舞台、地方営業をちゃんとこなしているのも、業界関係者から依然として評価が高い理由。そして、「大使マニア」を自称するその数が、今なお増加しているのも、地元に支えられている結果だ。 宮城県内だけでも、みやぎ絆大使、松島町観光親善大使、喜久福(抹茶クリーム大福)親善大使、みやぎ夢大使、ベガルタ仙台仙台市民後援会名誉会員、宮城ラグビー親善大使東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使など。ちなみに、楽天イーグルスの 始球式には7回も招かれているが、7回とも打たれているとか。 さらに、宮城県を飛びだして今年は、静岡県・富士つけナポリタン親善大志にも就任。街、食、スポーツの広告塔としても引っ張りダコのふたりは、実力で“完全セーフ”なポジションを確立したのだ。(伊藤由華)
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芸能 2013年06月12日 15時30分
なるほど! お笑い芸人“物”ジンクス
住むと売れる。持つと売れる。そんな“物”が、お笑い芸人の世界には、存在するという。 たとえば、都内・中野にあるワンルルームマンションの201号室。のちに、別名「住めば売れるマンション」といわれた同室に1993年、入居したのは木村祐一。それまで仕事はゼロに近かったが、日本テレビ系列『ダウンタウンDX』の構成作家に大抜てきされて、現在の活躍につながった。 同室を翌年、譲り受けたのは雨上がり決死隊の宮迫博之。東京では無名だったが、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(同)の主役に大抜てき。この活躍が認められ、初の全国区レギュラー『ワンナイR&B』(フジテレビ系列)が決まった。 その5年後に入居したのは、宮川大輔。舞台役者として活動していたが、『人志松本のすべらない話』から声がかかって、シリーズ化とともに大ブレイクした。 ちなみに、現在住んでいるのは、しあつ野郎。売れる気配は、ない。その理由は、宮川のあとに入居した水玉れっぷう隊・アキが、壁を塗り替えたためだといわれている。 高級ブランドのボッテガ・ヴェネタの財布で運をつかんだのは、今田耕司。持ったあとに、思いがけない仕事が舞い込んだため、次長課長・河本準一にプレゼント。こちらも仕事が右肩上がりになり、懇意にしている後輩・パンクブーブーの黒瀬純に継承した。すると、『M-1グランプリ 2009』で優勝した。 いっぽう、インテリアデスクで幸運をゲットしたのは、山崎弘也。「もしや…」と半信半疑で、同じ事務所のゆってぃにプレゼントすると、『爆笑レッドカーペット』(終了/フジ系)を機に大ブレイク。のちに、Hi-Hi・上田浩二郎に譲ると、『THE MANZAI 2011』の最終決戦でインパクトを残し、昨年ブレイクした。 物にも多幸が宿るようだ。(伊藤由華)
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芸能 2013年05月22日 15時30分
無欲でスベる岡田、それを操る増田との凸凹コンビ・ますだおかだ
増田英彦と岡田圭右で、ますだおかだ。今年がデビュー20周年の、メモリアルだ。最近は、ふたりがそろってテレビ出演することは少し減り、増田は地元の関西、岡田は活動拠点の東京で、それぞれがローカル番組のメインMCを務めている。芸人がキャスターをするという、最近の風潮に乗っている格好だ。 ふたりの出会いは、短期大学。男子にしては異例の短大に、1年浪人して入学したのは、岡田。すでにちょっと、おもしろい。いや。すでにちょっと、すべってる!? 上京するか、事務所を移籍するか、その岐路に立たされたのは、90年代後半。救ってくれたのは、『爆笑オンエアバトル』(NHK/現『オンバト+』)だった。 ネタブームの到来前、芸人たちが躍起になって、同番組への出場権をめぐってしのぎを削っていたころ、ますおかは一般審査員のジャッジで、満票を獲得。殿堂入りを果たした。 解散を考えたのは、00年前半。救ってくれたのは、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2002』だった。 ここで優勝できなければ解散と、胸に秘めていた増田にとっては、背水の陣。その想いが届いたのか、見事に優勝できた。決戦後、「テレビに出てる人だけがおもしろい人じゃない」と、涙ながらに語った増田のコメントは、その後、同コンテストを象徴するフレーズとなった。 卒業アルバムに、「将来は漫才師になりたい」と書いていたのは、増田。いっぽう、「無欲」と書いていたのは、岡田。絵に描いたような凸と凹。増田という有能な操縦士がいたから、ますおかは生き長らえたといっていい。(伊藤由華)
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芸能 2013年05月08日 15時30分
“第二のやすきよ”との呼び声も高いブラックマヨネーズ
ブラックマヨネーズは関西地方で、国民的兄貴だった。「だった」と過去形になったのは、現在はV6・岡田准一にバトンタッチされたからだ。 関西のみで流れているCM・ひたかたパーク(ひらパー)。同遊園地のイメージキャラキクター・ひらパー兄さんに、ブラマヨ・小杉竜一が09年に就任。子どもと戯れるCMは大好評で、翌10年には相方・吉田敬と2代目を賭けて選挙をして、入場者数を大きく伸ばした。しかし、今年、同園がある大阪府枚方市出身の岡田に2代目のバトンを渡した。 『M-1グランプリ2005』の優勝を機に全国的知名度となり、ひらパー兄さんで関西中堅芸人の長となったブラマヨ。その魅力は、神経質な吉田と“ツッコミの盟主”小杉が放つ、ケンカ仕立てのフリートークにある。 よしもとの機関誌『マンスリーよしもと』(廃刊)が発表する毎年恒例の「ブサイクランキング」で10年間、2位から5位にランクインしていた吉田は、移動中、自分が開けたドアで小杉が入ってきたら、「俺が使ったカロリーでラクすんな」と怒る。タクシーに乗った際、後部座席の“こんもり”に小杉が肘を置くと、「みんなのこんもりや」と怒る。 そんな吉田を芸人仲間は、「めんどくさい」と声をそろえる。しかし、嫌われないのは、ブサイクがゆえの実話がおもしろいからだ。モテモテのはずの今だが、最近遊んだ女性は“サモアの怪人”マーク・ハント(総合格闘家)にそっくり。19歳のとき、テレクラで出会って男女の関係になってしまった60代の老人は、内田裕也にそっくりだった。 この吉田によって運命が変わったのは、相方・小杉。吉田が主催する飲み会に来ていた美人が「小杉ファン」と公言したため、急きょ小杉を呼びだすと、のちに交際。3年前、小杉はその14歳年下美人との間に一男を授かり、パパとなった。いっぽうの吉田も同棲&年内結婚報道があったが、現在は白紙の状態だ。 2年前、M-1に続いて『上方漫才大賞』も受賞して、再び漫才の頂点に輝いた。今なお、仕事のオファーが絶えないため、“第二のやすきよ”との呼び声が高いのも、納得できる。(伊藤由華)
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芸能 2013年04月10日 15時30分
ビンボーとセレブが放つ盤石漫才コンビ「ハマカーン」…浜谷は合コンで「下衆の極み」飲み!
ハマカーンの露出が、規定通りに増えている。『THE MANZAI 2012』で優勝。盤石な漫才、浜谷健司が放つ「下衆の極み!」という定番フレーズが浸透し、現在は民放各局の有名番組へ出演行脚中だ。 ボケの神田伸一郎は、絵に描いたようなおぼっちゃま。実父は東大卒で、東大院修了。旧・通商産業省のキャリア官僚だ。姉は、セレブタレントにして実業家の神田うの。弟は元俳優で現在は、一般人だ。 家族は現在、うのが独身時代、都内一等地に建てた“パンスト御殿”で、悠々自適な生活を送っている。これにより、家族が住んでいた高級マンションが空き家になったため、伸一郎がひとり住まい。3LDKという恵まれた住居で、幼少期から変わらず貧乏知らずだ。 いっぽうの浜谷健司は打って変わって、赤貧芸人の道をしっかり歩んできた。無名時代は、仕事がないにもかかわらず、アルバイトは週に1度だけ。わずかな資金のすべてをパチンコにつぎ込み、同棲していた彼女に本やCDをBOOK OFFで換金させた。 本人も認める「クズ芸人」。その威力は、芸人合コンになると、レベルアップする。 合コンでは、左に座っていた女性のおっぱいを揉みながら、右に座っていた女性とキス。尻をまさぐるバージョンもある。また、キャミソールを着ていた女性には、みずからを「フック船長」と呼びながら、キャミの鎖骨部分に指をかけて脱がしたことも…。ストローを女性の胸にめがけて投げつけ、どれだけの距離が飛ぶかを競う“おっぱい槍投げ”なるゲームも発案した。 「下衆の極み」であり、「鬼畜の所業」でもあった浜谷。下衆な飲み会でいつも一緒に騒いでいたのは、同じく『THE MANZAI 2011』でブレイクしたHi-Hi(上田浩二郎)、『M-1グランプリ』(終了)で2度ファイナルに進出した東京ダイナマイト(松田大輔)、『R-1ぐらんぷり』の決勝舞台を2度踏んでいる岸学(どきどきキャンプ)。関東若手芸人は、おさかんなようで…。(伊藤由華)
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芸能 2013年03月22日 15時30分
バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(3/15〜3/21)
●第1位「2009年の夏に銀行の残高を見て、びっくりして、ファミマのATMで両ひざ付いた」(オードリー・若林正恭/フジテレビ系列『ボクらの時代』3月17日) 漫才日本一決定戦『M-1グランプリ 2008』で敗者復活戦から本戦出場をはたして、覇者のNON STYLEを超える売れっ子漫才師になったオードリー。人気座談会番組では、若林の希望である芥川小説家の平野啓一郎、芸人兼ミュージシャンのマキタスポーツに、本音をぶつけた。29歳までの9年間、テレビに出たことがなかった、相方の春日俊彰以外に友だちがいなかったことなどを話すと、マキタも、「10代のころは人と世間を呪っていた」と呼応。やがて、年収の話題になった。すると、若林は、「2008年の暮れがM-1で、2009年の夏に銀行の残高見て、びっくりして、ファミマのATMで両ひざ付いたことがあります。こんなもらっていいの? って」と、高額所得者になった瞬間を明かした。ちなみに、祝いとばかりに一番最初にしたことは、「すぐ、ソフトクリーム食べました」だった。●第2位「乱入しないでくれを俺のフィルターに通すと、乱入しろ」(江頭2:50/テレビ東京系列『現状打破TV』3月16日) テレビ業界の鬼才・テリー伊藤が総合演出を務めた、崖っぷちタレントを集めて現状打破させる単発番組。トップバッターは昨年、事務所騒動で騒がせ、紅白落選の憂き目に遭った小林幸子の現状打破ライブだ。熱唱後、客席から乱入したのは、事前に綿密な打ち合わせをした江頭2:50。開始前、テリーから、「幸ちゃんの大事なライブだから、乱入しないでくれ」と何度も忠告されると、江頭は、「乱入しないでくれを俺のフィルターに通すと、乱入しろ」と、らしいアンサー。結局、幸子が歌い終わったあと、お約束どおりにステージに上がり、黒パンツから花を一輪取り出して、「愛してます」と告白。続いて、取り出した宣材写真にキスして、丸めて食べた。デビュー50周年の小林にとって、いい船出になった…か!?●第3位「サラサラしょんべん出ますね」(チュートリアル・徳井義実/日本テレビ系列『しゃべくり007 春の男祭り2時間スペシャル』3月18日) くりぃむしちゅー、ネプチューン、チュートリアルによるトーク番組のSPは、IKKO、国分太一(TOKIO)に、まさかの長渕剛がゲスト。レギュラーMCが長渕に悩みを相談したり、長渕のハードトレーニングにMC陣が挑戦したりと、めったにテレビに出ないスターの魅力をあますことなく伝えた。そして、ミスをしたライブスタッフに、「落ち込め、もっと。以上!」と怒号を飛ばすDVDのワンシーンが流されると、くりぃむ・上田晋也は、「この現場にいたら、俺だったら失禁するね」とコメント。こわばった表情のチュート・徳井も、「サラサラしょんべん出ますね」と続け、長渕の最恐さに怯えた。(伊藤由華)
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